ガイアデルム「…」
グラン・ミラオス「確かに強力な古龍だ、流石はSBのラスボス担当なだけある」
ガイアデルム「では私を禁忌モンスターに?」
ライゼクス「不合格だ。禁忌モンスターにはしない」
ガイアデルム「何故です!?」
ライゼクス「I have a bad feel ing about this(嫌な予感がする)」
ガイアデルム「私を禁忌モンスターにすれば禁忌モンスター組にとって巨大な利益になります、この私の体型のように」
ライゼクス「ダメだ。入組を決めるのは我ら禁忌モンスター組なのだぞ」
ガイアデルム「そんな…」
ライゼクス「では、禁忌モンスター組は彼(ガイアデルム)を禁忌モンスターにはしないという方針で可決した」
ガイアデルム「私は『将来の星』です!判りますか?」
ライゼクス「それってお前の自己過信であろ?」
ミラボレアス「この新龍の未来は良く見えぬ…」
ライゼクス「偉大な英雄になるかもしれないし、破滅を齎す闇になるかもしれない、或いはその両方か…。まあ、個竜的には…どっちに転んでも面白いから別に構わないけどー、しかし…彼(ガイアデルム)のような逸材を腐らせておくのはこのモンスター界にとって損失だと思っている」
ライゼクス「なので、私の権限において、彼(ガイアデルム)を禁忌モンスターとする。禁忌モンスター組は…先程私が説得した」
ガイアデルム「…!?」
ライゼクス「ガイアデルム君、これから禁忌モンスターとしての看板ブランドと自覚を背負って戦い続ける事ができるか?」
ガイアデルム「はい、既に心構えはできております」
ライゼクス「良かろう。お前にはモンスター界の命運がかかってると思うのだ。その強力をもってしてモンスター界に恒久的な平和を齎してくれ」
ガイアデルム「ありがとうございます、大賢者マスター・ライゼクス様(御辞儀)」