大阪府堺市の路上で20代の女性を刺したとして大学生の男が殺人未遂で現行犯逮捕されました。
女性は搬送先の病院で死亡が確認されました。
26日午後10時40分ごろ、堺市西区の路上で通行人の男性から「男が女を刺している」と警察に通報がありました。
警察が駆けつけたところ路上で20代の女性が血を流して倒れているのが見つかりました。
女性は上半身を複数回刺されていて、病院に運ばれましたが、その後、死亡が確認されました。
現場には血の付いた刃渡り35センチほどの包丁が残されていて、警察は近くにいた、堺市西区の関西学院大学4年の山本巧次郎容疑者(23)が刺したことを認めたため殺人未遂の現行犯で逮捕しました。
調べに対し山本容疑者は女性を自身の交際相手だと話していて、「恨みがあった」などと供述しているということです。
警察では女性の身元の確認を急ぐとともに、容疑を殺人に切り替えることも視野に捜査しています。