博多・天神エリアから電車で1時間足らずで行ける「太宰府天満宮」は、年間約800万人もの参拝客が訪れる、福岡きっての人気観光スポット!
学問の神様として知られる菅原道真が祀られていて、初詣や受験シーズンは学生や家族連れで特ににぎわいます。
太宰府天満宮は境内だけでなく、参道もとてもにぎやか!老舗のお土産屋から新参カフェまで、さまざまなお店が軒を連ねています。
また「九州国立博物館」や「だざいふ遊園地」といった、エンターテインメント性の高いスポットもあります。
学生やカップル、親子三世代。多様なシーンで楽しめるのが太宰府天満宮の魅力です。
太宰府天満宮は梅の名所としても、とても有名。境内には、約200種、6,000本もの梅が植えられています。
毎年2月中旬から3月上旬にかけて見ごろを迎え、境内には紅白の可愛らしい梅が咲き誇ります。
実は、境内にこれほどにも梅が多いのには理由がありました。
菅原道真は生前、梅をこよなく愛していました。幼少期から親しんでいた和歌や漢詩でも、梅が登場する作品がいくつも残っています。
梅の花 紅の色にも 似たるかな 阿呼がほほに つけたくぞある
ふる雪に 色まどはせる 梅の花 鶯のみや わきてしのばむ
東風ふかば にほひをこせよ 梅の花 あるじなしとて 春なわすれそ
特にこの「東風ふかば〜」という歌は、菅原道真が太宰府へと左遷されるとき、自宅の庭の梅の木を想って詠んだもの。
「春風が吹いたら、香りを風に乗せて届けてくれよ、梅の花。主人がいないからといって、春を忘れるなよ」という意味です。
そしてその想いが届いたのか、京の都から一晩で太宰府まで梅の木が飛んできた、という伝説が「飛梅伝説」です。
現在、太宰府天満宮の境内にあるご神木「飛梅」が、まさにこの伝説の梅の木なのだそう。
飛梅は境内の梅の木の中で、一番早く開花するんです。
菅原道真が梅に対する想いが伝わってきますね。境内に梅が多いのにも納得です。
境内では梅以外にも季節を感じられる花木が見られます。
四季折々の自然が、歴史ロマンに彩を添えてくれます。季節を変えて何度も足を運びたくなりますね。
新元号「令和」の典拠となったのが、万葉集の「梅花の歌三十二首の序文」だったことをうけ、
「令和の聖地」として福岡県太宰府市にある太宰府天満宮に注目が集まっている。
序文が、8世紀前半に「大宰府」で開かれた「梅花の宴」の時に詠まれた歌32首につけられたもので、
また太宰府天満宮が、「天神様」として親しまれている菅原道真公と「飛梅」伝説で知られる梅の名所だからだ。
2019年4月1日昼、菅義偉官房長官が新元号は「令和」に決まったと発表すると、ツイッターには新元号関係の様々な反応が寄せられた。
典拠に関する情報に関しては、この序文が「天平2年(730年)正月」に、当時の大宰府政庁の長官(大宰帥)だった大伴旅人の邸宅で開かれた
梅花の宴の際に詠まれた歌32首につけられたものだと解説する情報がいくつも見つかる。
また、太宰府市の地元関係者の中にも典拠との関係がすぐにピンと来た人が多かったようで、ツイッターには、
「令和の聖地として福岡の太宰府天満宮がめちゃ混みしそう」
「元ネタの地は太宰府らしいから太宰府天満宮ますます人気でるね」
といった指摘が相次いだ。
実際、大宰府政庁跡の史跡そばにある「大宰府展示館」には、大伴旅人の邸宅で開かれた
「梅花の宴」の様子を博多人形を使って再現した模型が展示されており、公式サイトでも紹介されている。
さらに、「学問・至誠・厄除けの神様」として親しまれている太宰府天満宮は、
「えん罪によって大宰府に突然左遷」され、当地で亡くなった菅原道真公の墓所の上に社殿を造営して、
「その御神霊を永久にお祀り」している神社で、全国で約1万2000社ある「天神様」を祀る神社の「総本宮と称えられている」。
延喜19年(919年)に勅命により立派な社殿が建立されたという。
梅の名所としても名高い太宰府天満宮は、道真公を慕って都から一夜で飛来したと伝えられる「飛梅」をご神木として今も大切にしており、
現在約200種・6000本の梅が植えられている。
主な梅の見頃は「2月半ばから3月上旬」だが、4月に入ってからも楽しめる遅咲きの種類もある。
最近では、年間約1000万人の参拝客が訪れているが、「令和の聖地」として認知が広がれば、ますます多くの人が訪れることになりそうだ。
ハリーポッター世代の子、ハリーポッターの白魔術したい子は、大神社、中神社に聞いてみろ。