「’20年夏に予定される東京五輪ですが……。実は、開催されない可能性があるんです。東日本大震災の発生を予測した、松原照子さんという予言者が指摘しています。全世界的に大混乱が起きるため、五輪どころではなくなるかもしれません」
こう話すのは、’19年に創刊40周年を迎えたミステリー雑誌『ムー』編集長の三上丈晴氏(51)だ。三上氏はこれまでにも、中国の有人宇宙船が周回軌道に乗ることや、ロシアへの隕石落下などを的中させてきた。
今回は、さまざまな予言や言説から’20年の世界情勢を予測。三上氏によると、第三次世界大戦が勃発する危険が高まっているという。
「ローマ教皇フランシスコは’16年7月に、すでに『第三次世界大戦が始まっている』とハッキリ明言しています。ローマ教皇は目に見えない大国間の経済戦争のことを指摘したと言われますが、’20年にはリアルな戦争に発展するかもしれません」
カギを握るのがドイツ銀行だという。
「ドイツ銀行はドイツ最大の民間銀行です。米国や中国、ロシアなどの大国と太いパイプがあり、金融派生商品などの取引総額は7500兆円を超える。
ドイツの国内総生産の19倍という、とてつもない金額です。そんな巨艦・ドイツ銀行が深刻な経営難にあえいでいます。
住宅担保ローンの不正販売で米司法省に約8500億円の罰金の支払いを命じられ、ドイツ第二の規模のコメルツ銀行との統合が破談になり収益率が悪化。
10年ほど前に108ユーロあった株価は、’19年12月段階で7ユーロにまで急降下しています。
破綻となれば、’08年のリーマン・ショック(負債額64兆円)の比ではないでしょう。
世界同時株安で、人類史上最悪の経済恐慌を巻き起こしかねません」
第二次世界大戦の引き金となったのも世界恐慌だ。ドイツの巨大銀行が破綻すれば、EUだけでなく米国や日本など各国への影響は計り知れない。全世界の治安が悪化し、各地で紛争が勃発してもおかしくないだろう。
さらに三上氏が注目するのが、ブルガリア人女性ババ・ヴァンガの予言だ。
「ババは’96年に86歳で亡くなりましたが、予言があまりも的中するため発言内容が国家機密事項になったほど。第二次世界大戦中、ヒトラーも戦略の参考
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20200101-00000001-friday-ent