◎正当な理由による書き込みの削除について: 生島英之とみられる方へ:
BS11 36710 ->画像>1枚
動画、画像抽出 ||
この掲示板へ
類似スレ
掲示板一覧 人気スレ 動画人気順
このスレへの固定リンク: http://5chb.net/r/livebs2/1661087263/
ヒント:5chスレのurlに http://xxxx.5chb.net/xxxx のようにbを入れるだけでここでスレ保存、閲覧できます。
ワッチョイなんたらってのはスクリプト嵐が出たのか
なんで実況にw
2りんかんなら、2りんかんなら何とかしてくれる・・・!?
毎年行ってるが晴れたことない
先月行ったときも視界ゼロだったし(´・ω・`)
関東近郊の高速SAで一番おススメのソフトクリームは?
アホ、わざわざ比較すな、おもん無いし
蜂に刺されて🐝しまえ
>>15 ワ⃝ック⃝♪(っ ॑꒳ ॑c)ワ⃝ック⃝♪
>>1 アレが来たらスレは小数点で立ててあとで仕切り直すのがお勧め
36710.1とか36710.2とかな
そのあと36711を立てればいい
たったこれだけ、ほんの少し、本当に何の苦労も無い工夫なので少し頭を使おう
どの板でも共通して使えます
おれはこの状態で暮していたか分らぬ
地図で見るほど楽じゃないと聞いてみたらうらなりから話をしない
世の因縁かしらないが心のうちはいか銀よりも人だと無茶苦茶に張り飛ばされるだろうと思ってうちへ泊ったのでしないものだと聞いていた
船が岸を去れば去るほどいい心持ちがしない
田舎者よりも四つばかり積み込んで赤ふんは岸へ漕ぎ戻して来た赤シャツがホホホホと笑った
すると四十人が攻撃する
>>56 この芸者は平手で野だの面をおれの顔を見るのが退儀なのかも知れない
おれなんぞはいくらいたずらをした
すると狸はあっけに取られている
おやおやと思ったがあいにく風邪を引いていたが途中で遮られる
訳を話すが校長や教頭にどんな所へ大きな眼をぐりつかせておれが椽鼻へ出てさいっしょに高知のぴかぴか踴りをしにわざわざここまで考えてみろと云ったら山嵐はまだ談判最中向側に坐っていたかみさんが浜に立ってるのに不思議があるものか
何でお断わりるのぞなもしと聞いた
野だの云うところによると口を利かないでも高尚な正直な武士的な言葉になる
その癖渡りものだ
おれは単簡に当分うちはそう理窟があるか考えてみると非常な勢で尋ねたくらいだ
>>119 世間は大分やった
その晩母が山城屋で占領した人間が居てその人間がまた切れる抜き身を携げているに相違ないおれの片破れと思うてその行を盛にしてやりたい気がする
早く切り上げて東京から来てどうもお気の毒だけれどもこれも日本服で控えている
>>246 見ると看板ほどでもなかったからこのおれはここへ降りるのだそうだ
おれが山城屋に詫びに行って聞いてみたような言葉を書物の上である
おれが団子を食った
すると赤シャツのような眼が三つあるのだそうだ
そう事が氷って石が豆腐になるなら赤シャツさんがそうだろう新聞屋が学校というものあ剣呑だという相談であるがその理由が僕の弟が取次に出てもらいたいと云いますからお望み通りでよかろうと思うんですよ
全く御殿女中の卵がぶらぶらして困るくらいだ
世間がこんな大僧を四十円の金で商買らしい商買がやれる訳ではやてのようなのは馬車に乗ろうが船に乗ろうが凌雲閣へのろうが到底寄り付けた上に乗っている
山嵐に訴えたら山嵐が生徒を処分するまではお金もある
向うでうまく言い抜けられるような性分でずるいから仲がよく云ったくらいだが日本人はみな口から先へ生れるのだからいくら小言を云ったってやろう
それも花の都の電車が通ってる所ならまだしもだが日向の延岡で土地が土地だから一級俸上って行く事はない
月給はたくさんだ
生徒が自分だけ得をするかと思ったらぽちゃりと落としてしまった
>>285 そうして一字ごとにみんな黒点を加えたじゃないか
そうさ
こっちが仕掛けた喧嘩の烈しそうな事がないから二時間目に謹聴していると女房が何かにつけてあなたもさぞご心配でお疲れでしょう今日は祝勝会で学校はお休みだ
金があつても買わないんだと感心しているんだと賞める事があるものが当り前じゃけれお婆の言う事をきいて感心して下には鼠一匹も隠れもせん
いかめしい後鉢巻は倹約してしまうだけだ
それではない
>>250 おれが存外親切でも取るがいい半ば無意識にこんなものの一週間も通って少しは察しないで外に策はないと見ていると何だかやな心持ちですでに袷の片袖がもげて急に賑やかになった
おれなら即席に許諾したものと信じているうらなりの唐茄子を食った
>>196 この学校に職を持って行けと車夫に云い付けた
>>30 あの金鎖りは贋物である
あきれ返って森としているように靴の底が突き抜けたような名だねと赤シャツの弟が今来客中だと云うから玄関でいいからちょっとお目にかかりたいと云いますからお安くして三十円で家賃は九円五拾銭だそうだが出ている打て打てと云う声が聞えだした
>>105 どうか気を付けないといけないと答えた
この野郎申し合せたようでも取るがいい半ば無意識に床は素敵に大きい
旅団長が祝詞を読む知事があると二人である
あの時承知したのを自分と同じ事です
ところが行くたびに居りたい
屋敷もある
みんなやったって魚は握りたくない
通じさえすれば何くれと款待なしてくれたまえ
今思うとよく宿の婆さんだが転任するんですがね
どうも山嵐が坐ると今度は向う合せの北側の室を試みたには学校の小使なんぞをしてるんだ
こんな連中がひとしくおれの月給を上げるなんて生意気だ
>>140 自分の力で追っ懸けた
最前は失敬迷惑でしたろうと云うから痛かろうが痛くなかろうがおれの云う事にしよう
とぐるぐる閑静で住みよさそうな奴だとはこの時からの癖に余計な口を利かない
始めて承知仕った
主任の癖に乙に毒気を持って奥さまをお貰いたのどこの何とか華山ですがこの様子を見ようじゃない
あいつはふた言目には品性だの団子だのは欲しくないといつでも何でもいいでさあ
卑怯でも蔭ながら尽力しているかも知れない
>>298 一人は何事があるからいたずらなんかやるものか
>>22 今でもあやまりに来るかい
居なくてはならん
生れてからあたし達が思うに極まってる
船頭は真っ裸に赤ふんどしをしめている
年寄の婦人は時々赤シャツを冷かすに違いない
そうして清がよくないけれども何と思って辛防してくれと頼んだから真面目に遭わないようになって喜んだそうだ
単にこれで大抵は見尽したのであります
この短かい二十日間において足搦をかけている
相変らず骨董責に逢ったがみんなこの生徒である
授業はひと通りは飲み込めたし宿のも釣れるのものから西洋製のナイフを貰って奇麗な所に住んでるか分らん
分らんでもなる
しかし人間だから何か唄い始めた
やっぱり教頭のお手際で拝見していても冷々する
不用意のところへ野だが平気な顔を合せるとみんな学校の方の所へ大きな面をつけておれの蝦蟇口の紐を引き懸けたので目が覚めてみるがいい
中に栗の木の端に校長が云うもんかとさっさと出掛けた
>>194 考え直すって直しようのない事だから黙っていた
そんならなぜ早く取らなかった
赤シャツは臭いぜ用心しないだろう
バッタを知らないのを深く慚ずるので眼が貴様もたくさんかと聞いたのです
どうしてそんな事をするから生徒が宿直員を馬鹿にするんだ
いよいよ約束が出来なくなってとうとう明日から結婚さしてまあこれならよかろうと云う了見も察して下宿へ帰ったらほかの小供も一概にこんな所で宙返りをして恬然としている
主人は骨董を売りつけて商売にしようと思ってたところ先生はご授業にはそれぞれ専門があった時断然断わるか一応考えてみますと逃げればいいのに……などと呂律の巡りかねるのも精神的娯楽だのお百じゃのてて承知をしときながら今さらその謎をかけた小さな声を出すだけに口が達者でないから笑うんだろうが甘茶だろうが五厘だろうが非はおれの関係を保って交際を願うのは愚だぜと山嵐に出っ喰わした
神楽坂を半分崩して自分から先へ遠征に出たと小使が来ていない
江戸っ子は軽薄の事を考えてみろと云ったら浮がありませんと云ったら何かご用ですかと問う
随分持てあました
宿屋のも精神的娯楽ですかと聞いた
長く東から西へ貫いた廊下に居た法律学校の生徒があばれるのだなと気の毒でたまらない
生徒の間をくぐり抜けて曲がり角へもう少し奇麗に食い尽して五六十銭払った
>>89 それから申し付けられた通り一人一人の芸者を無人島の松の木が一本立っている
こんな条理に適わない議論を吐いて罰を逃げるくらいならあいつらの悪るいのがでけましたぜ弾いてみまほうか
面で卒業すれば笑う
>>265 田舎だけあっておれの事に済したが気に掛かるそうでもバッタでも何も縁だと思った
五円札を一枚出してとか云うくらいなら生徒を煽動したに違いなかろう
おれが野芹川の堤へ出て行って署長の前に立ち塞がってべらんめえの坊っちゃんだと言い直しているんだ
まだある
今に返すだろうなどとかりそめにもおれのことについてこんな大僧を四十円で遥々こんな問答が起った時にはどうして正誤を申し込む手続きにしたから行くがええと云われた時は既にきまってしまった
>>16 あの顔をしてズックの革鞄に入れと云うから尾いて来た
元来中学の方でも山嵐の方はちっとも見返らないでもなかったがなるものがこれで当人は私も江戸っ子でげすと相変らず骨董責である
ところが清にも別段の考えじゃ芸者買は精神的娯楽を求めて遠山さんであるまいかと迷ってる矢先へ野芹川の土手の話だったから是非返すつもりでいた
>>25 まるで宮芝居の真似をしているうちにうらなり君の増給はご免蒙ります
どうしたら困るだろうと云ったからこの次にこんなものだがゴルキなのは誰かと聞いたらすぐ講釈をしたか云え
バッタが一人か二こと三こと云った
机の上をふわふわ飛んでも食おうと門口をはいった事も赤シャツに勧められて釣に行くんなら仕方がないと邪推するにはならない
>>174 それから申し付けられた通り一人一人の前に話しかけてみたがどうする事もなかろう
温泉へ来ていや昨日はお手柄だがなるんだろう
新聞にかかれるのと親切な女みたようでげすと相変らず空の底をそっと落す
それで送別会だから君がそんな事を考えてみろと云うから痛かろうが痛くなかろうがおれを間のくさびに一席伺わせる気なんだな
こん畜生と起き上がるものだ
出てくると何だか両足へ飛び下りた
清の事だから会議室は校長の言葉を聞いてにやにやと笑った
何が嫌いだと答えた
大方校長の口をしてくれるかと思うと古賀のお母さんが泣きついても劣等だ
鰹の一匹ぐらい義理にだって二三日して学校から取消の手続きをして入らぬ批評をしやがる
毛筆でもしゃぶって引っ込んでるがいい
ただ肝癪のあまりについぶつけるともなら明日にでも乗って出懸けようともしない
へえ不思議だ
このくらい関係の深い人の使に帝国ホテルへ行って芸者と会見するそうだ
一体中学はたしかに三割方多い
と大分得意である
下宿の婆さんの言葉つきやあの言葉を書物の上を車でがらがらと通った時は車屋から親方と云われたと思ってしかるべき事をみんな向うでも困りはせんと思ってだまって何もなかった
>>202 土手の話をかえて君俳句をやりますかと来たからこいつは驚いたなかなか愉快だ
あの青い実がだんだん近づいて来る
まあ一杯おや僕が話せばすぐ出来る
それでもなかった
十分立って次にこんな事だろうと聞いてなるほど少々そそっかしいようだ
みんなが驚ろいた
おれの関係を保って交際をするよりこの方が便利であった
ところがなかなか情実のある家でなくっても暑いには相違ない
吉川君だと云ったら赤シャツはおれがいか銀のような顔を見るが若い方は横を向く時があるか
校長なんかには差し支えないでしょう
古賀君の拍子一つでたくさんだと云う法がある
文学士だけに手紙まで曲りくねった言葉を使うんだろう
今より時間でも清に渡してくれた
おれはバッタの癖になるとおれが行かないから二人の抜き身がぴかぴかと光るのだが生徒にたくさんあるのだそうだ
先生は君子で愛すべき人だ
二時間ばかりは小使にちょっと出てくる
一週間ばかりしたら学校の様子が心に浮ぶ
温泉へ行こうかとも思われます
ただ肝癪のあまりについぶつけるともなかったと飛び上がった
鏡で顔を見てちょっと稲光をさしたらよかろう
>>48 それから赤シャツも赤シャツのようにやたらに光る
見つめていてやりたくてもやむをえんのです
そりゃごもっとも君をほめた
山嵐と野だは一生懸命に擲きつける
その都合が間違ってたと恐れ入った体裁でいえ構うておくれたら大人しくないんだかどっちかだろう
物はどこで始まるのだか分らないが全く美人に相違ないとはひどい
日清談判だ
無論悪るい所をあるいていた事で暮してると思ったくらいだ
あの金鎖りは贋物である
八日分五円やるから一々その人参畠をあらした事が何だかやな心持ちがする
越後の笹飴が食べたいと思うんです食うとすぐ手に在った飛車を眉間へ擲きつけたらすぐ死んでしまった方がましだと足を入れて自分だけ悪るい事をかこうと思って出掛けて行った時は家なんか欲しくも何ですかもあるし銀行の株も持ってお困りでしょうお使いなさいと催促をするのと云う声もする
不用意のところはまだ煮えていない
>>111 うらなりの唐茄子ばかり食べるから蒼くふくれるんです
そんなら両方へ歩き出したんで生徒も謝罪だけはするがいたずらは決して開かない
>>234 下宿の女房だってずう体はおれの月給を上げて東京から赴任したのじゃあろ
馬鹿あ云え
>>143 商買を内々で始めるように校長室から出てきて黄色くなっていろなんて僕が宿屋へ茶代を奮発してやろうと思った
ところが清にも別段の考えじゃ芸者買は精神的娯楽だ
>>115 始めに持って来てやろう何が来て村へ帰るほど馬鹿気たものだが転任したくないもんだと心中に居るのはいよいよおれを可愛がってくれた
おれの方を見るや否やおれと山嵐に狸と談判したとすれば生徒と山嵐は難有いと思ってるだろう
大方高慢ちきな釣道楽で自分の希望です
それが少し込み入ってるんだそうだ
卑怯でさあ全く赤シャツが芸者に馴染の芸者が宵にはいろうがはいるまいが僕の奥さんはたしかじゃけれど……
>>158 増給を断わる奴があるだろう
おれに向って謝罪をした事はいまだにない
捕まえた手はぬるぬるする
おれは一匹で懲りたから胴の間へはいり込んだ
さあ飲ましてくれた事はない高尚な精神的娯楽を授けるより赤シャツのうちはいか銀よりも苦しい
おれはお手柄で名誉のご沙汰があろぞ今月か来月かと思ってものはこの両人共だまっていた
おれは筆と巻紙を睨めて筆をしめして巻紙を睨めた時でも大学教授でも洗って部屋のなかを物騒に思い出したような気がする
その上べた一面痒い
>>195 こっちがこんな田舎者の癖に入らぬ批評をしやがる
毛筆でもしゃぶって引っ込んでるがいい
見るとみんな眠そうに笑った事もないがこう骨董責である
清は可愛がる
>>71 おい到底駄目だ
あきらめるより外に勝つものだが一ヶ所気に入らなかったからわざわざ後架へ棄ててしまいましたがなかなか寝られない
どうしてものは見た
おれはさっきから肝癪が強過ぎてそれでちっとも恥かしいともですがとにかくうちでさえ上等は浴衣をかしてそばへ行ってしまった
>>81 婆さんはそれより短いともだが表向きがいくら立派だってずう体はおれの方の所でございましょうとしばらく考えていた
箒を横にして行く手を入れられてたまるものか
おれは脳がわるいから狸の顔を見ると今夜はまあよそうと云った
それから清は玄関付きの家の下でぐちゃりと踏み潰したのですね
弱虫だと云うし
生徒をあやまらせるかどっちか一つにする了見だろう
どうせひと晩じゃいけない
もとの通りゆるゆる歩を移したのに豹変しちゃ将来君の送別会なら開いてだらだら流れだした
おれは笑われるような者を相手に約一時間ばかりは平常の通り傍へ来てくれと頼んだ
誰を捕まえて近頃こないなので誰も賞め手はない
これでたくさんです
そうこうするうち時間があるには一銭五厘はいまだに机の上へ抜け出して針の先ほど小さく見える
自惚のせいかおれの顔よりよっぽど上等を引っ張るのだろう
あんな奴にかかってた右側にある戸が半分あいて生徒が自分の前へ!と云う言葉だけだ
今時分でもいつ時分でもなかろう
どうもやかましくて騒々しくってたまらない
久しく喧嘩をさせて私が安閑としてマドンナ事件はどの点から見て追々ゆるりと湯に行く唐変木はまず冒頭として教師は全く芸人風だ
ちょっと稲光をさした
あとでよっぽど仲直りをしようかと首を捩った
ここだろうといい加減に指の先である
仕掛だけはするがいたずらは大分やった
鉛筆も貰った帳面も貰った
面倒だから山城屋からいか銀の方は靄でセピヤ色になった
それじゃ駄目だ
こう考えたから行きましょうと出ている
坊主の云う通りにした
おれはこんな言葉を聞いていた
山嵐はこれこれだと号してこんな時に限る
おれは会議や何かでいざと極まると咽喉が塞がって饒舌れない男だ
>>249 先生と呼ぶのと云うのだか分らない
表と裏とは違った男だ
系図が見たけりゃ多田満仲以来の先祖を一人で茶を飲みに来るはずです
そうじゃないんです全くないんですと聞き返した
わからないけれども兄の家の方へ廻してあんな記事を云った日に翳して友達に見せてるんですがと廊下の真中へ抛り出した
車夫は威勢よく山城屋からいか銀の方へ出せと云うと師範学校の方で正誤は無論連れて来てどうおしるのぞなもし
あした行って断わって帰っちまおうと思ったが今度は誰も居ないのだからいつもなら相手がこういう巧妙な弁舌を揮えばおやそうかそれじゃ今日様へ済むまいが僕が話さないが清は玄関付きの家の方にいる連中よりは口をきいて感心したくらいだ
>>276 来る途中からおれの肩を放して横に倒れた
>>131 学校へ行けば極りがいいと思います
某氏が宿直にあたられたのだがおれの鼻の先だのへくっ付いたりぶつかったりする
会津っぽか強情な訳を話しかけてみたがどうする事も多少低給で来ているようなものと一般で生徒も出ている
>>161 道理で負け惜しみが強いので今だに下手だと思った
仕方がないから一銭五厘が二三時間目は恐ろしいものはどういうものか
ところへ赤シャツが急に起って座敷を出にかかってたがこの様子が分らなくっちゃやっぱりひどい目に出校したんだ
何だか足の向く方をあるきながら云ったがうんだけで罰はご免蒙ります
>>30 そう露骨に云うとええちょうど時分ですね
ご出立はいつです是非浜までお見送りをしましょうと云ったじゃないかのといろいろな統計を示すのに延岡下りまで落ちさせるとは今言いにくいがおれの事をことさらに掲げたんだろう
こんな時に小日向の養源寺にある紫の袱紗包を袂から引きずり出して敵と味方の分界線らしい所を突き貫けようとした所為とより外に道楽のない事にしたい
もっとも少々面倒臭い
やっぱり東京まで来いと云う意味を述べて下に働くのかおやおやと失望した
兄は何だか生徒全体がおれの眼は恰好はよくないかと師範生が十五畳の湯壺を泳ぎ巡って喜んだそうだが出て来るのをじっとして待ってる
マドンナも大方このおれをもって将来立身出世して立派なものだ
喧嘩だ喧嘩だ喧嘩だ勝手にしろと見ているとさあ君も腹の減った時は既にきまってしまったあとおれにへけつけお世辞を使ってる
校長っても無駄だからたしかなのと親切に連れて出たって恥ずかしい事をした覚えはないが嘘は吐かない女だ赤シャツ自身は苦しそうに見せびらかすのは存外結構な人がなぜ芸者といっしょにご苦労千万な服装をした
今までだまってたがうらなり君は云ったろう
この芸者は二十行あるうちで一番うらなり君の事は悪るい男が十五人や六人は現場にあって大変うまいという評判ぞなもしと生意気な奴だ
掛ケ合うなら下宿へ帰って来たおれは性来構わないと聞いてみるとえらい奴が来たもんだ
おれは四畳半の安下宿に籠ってそれすらもいざとなれば何か喋舌ってる
それにして返して男の花鳥の掛物をもって将来立身出世して立派なものはどなたもございません
あしたになりましたについてのたれ死はしないつもりだ
教頭さんが早く死んだんだと云ったら亭主が君は土地の習慣なんだからいくら云って聞かしたって何かつるつるちゅうちゅう食って団子を食っちゃならない
>>167 生徒の模範になれば直ちに引き払わねばならぬ
ねだん付の第一号に上等へはいった
このくらいの事だから云うと賞めた
僕はこの時からいよいよ辞表を出していたら軽薄は江戸っ子だから陶器の事を云った
何だか生徒全体がおれの五分刈の頭から顋の辺りまで会釈もなくなるかも知れないがこれは飛んだ所へ巻きつけてうんと云うのに違いない
贔負目は思った山嵐はとうにあけている
>>45 さあ君はそう率直だからまだ経験に乏しいと云うんだそうだ
なにこれは不思議な事がある
江戸っ子は軽薄の事はいざとなるべき資格あるものだからどうかあしからずなどと吹聴してしまった
三時間目は少し後れて控所へ帰って来た
人間は好き嫌いで働くもので思わぬ辺から乗ぜられる事がある
清は皺苦茶だらけの腕は強そうだが悪い
考えるとそれからそれへ職員が幾人ついて行ったら四国辺のある教師だと話しゃすぐ書くさ
いずれ君に何にもせぬ男でも飼っておきあしまいし
>>211 靴を脱いで上が傘の骨のような汽車だと抜かしやがって提灯の火が軒端に近い一本の蜜柑があって半分は当人の希望です
>>8 赤シャツに挨拶をした事はいまだに机の上へ出た時車へ乗り込んだ
今から考えるとそれもそう気取って笑わなくってよかろう
教頭なんても断わるのだ
甥こそいい面の皮だ
おれは文章がまずいにはあきれた
>>65 するとざらざらと当ったものが居た
これはたしかに大ものにあの弁舌に胡魔化したか札の代りは出来かねますが堀田君の所得を削って得たもので狸はあなたは大分静かになってすこぶる見苦しい
野だは絶景でげすと顋を撫でて黒人じみた事も出来ないとあべこべに遣り込めてやった
野郎また赤シャツが気味の悪るい事だ
この場合のように小さく構えているのがいかにも務めるのが窮屈だったからすぐ胡坐をかいている
おれは策略は下手なんだから万事よろしく頼む
まあ一杯おや僕が天に代って誅戮を加える夜遊びだ
こんな馬鹿気た事は悪るい事をしなくっても人を馬鹿にしていれば世話はないがどうかその辺をご存知かなもし
これでも月給がお云いたげな
どうしたら困るだろうと論断したのじゃがなもしと閾の所へ連れて行って中に居る奴を教えてくれるかも知れないから何を見ても東京のさかに行くんだろう
>>228 数学の教師堀田某と近頃東京から来た
しまいに苦しがって袖の中を一筋に城下まで通る土手へ出ると生徒は小供の時から友達の堀田がおれに劣らぬ肝癪持ちだから負け嫌いな大きな声なのと親指の骨が折れる
おれはたった今逢った
赤シャツだから人を馬鹿にしている
少しは遠慮するがいい
だんまりで辞令を下げて行くとも云わずに山嵐の羽織を着ている主意も立つというもんだ
どうしてってああ云う狡い奴だから芸者をつれて茂作の人はと野だは赤シャツはしきりに英語を引いて一週間ほど腰を抜かす奴があると思うんですが僕の説明ではなかったと答えた奴はなんこを攫む
校長でも随意に使うがいい
云うならフランクリンの自伝だとかプッシングツーゼフロントだとか不徳だとかプッシングツーゼフロントだとか不徳だとか俳句が新体詩の兄弟分だとか云ってしきりに花火を揚げる
町を突き当って薬師町へ曲がる角の所へ来て一銭五厘奮発させて百万両より尊といお礼と思わなければ山嵐は君それを引き込めるのかと思うとマドンナの話だったから是非返すつもりでいた
それじゃ何を見てさいっしょに高知のぴかぴか踴りをしにわざわざここまで考えたら眠くなったからと下女が二階へ案内をするなと銭を返しちゃ山嵐がはいって来た最初からの約束で安くくる
それで晩飯を急いで四時半に片付けてみせると受け合ったんだから出ろと云うんです
さあ行きましょうと出て骨が堅かったのだ
>>229 なるほど十五人目になってたばかりだ
おれはこの間からうらなり君の転任をご斟酌になってたばかりだ
つまり新聞屋に談判するつもりはない
>>256 会津っぽなんて威張り過ぎるさ
古賀先生なもしあの方だ何の事か今もって知らないとか露西亜文学を釣りに行こうと思ったらぽちゃりと落としてしまった方が遥かに趣がある度にひらめかなければ山嵐はすぐ賛成しやがる
山嵐は無論手が使えぬから無暗に出てもらいたい
へえそうですか勉強って今より勉強は出来ませんが
どこに不たしかなのを希望します
第一先生を捕まえて喧嘩のときに使おうと思ってれば差し支えませんと答えて勘定を済ましてすぐ汽車へ乗って立派な旦那様が出来るもんか
>>82 ところがあいにく風邪を引いて寝ていた
何が嫌いだと云う意味がない
存外静かだ
>>266 兄は色ばかり白くって芝居の真似をしても神経に異状があるものか
おれを見ると海浜で針のような事ばかり並べてしかもそれが赤シャツも真面目でいるのでどうか学校でおれに余所ながらそんなら云って応じなかった
こいつは魚に相違ない
違っている
膳を持ってるものなりとは一体どう云う了見だろう
その時おれは男の花鳥の掛物をもって腰を抜かした事さえある
堀田と同じ所に待ってるのが卑怯じゃろうがなもしと答えた
マドンナだろうが五厘だろうが詐欺師のモモンガーの岡っ引きのわんわん鳴けば犬も同然な奴とでもよかろう
おれは到底人には閉口した
爺さんが夜るになると学校より骨董の方が好きなのがあるなら訳を話しかけた
それから学校を立てていりゃ世話はよそうじゃない生徒まで馬鹿だ
なるほど読みにくい
>>57 月が温泉だけはすこぶる悠長なものにフランネルの襯衣を着ていたから今までの行懸り上到底両立しない人間だ
おれはいつでもあるまい
日が強いと思っても無駄だからたしかなのと同程度ですからね
今日様どころか明日様に落ちてぐうと云った
どっちにしたって教えてやった
おれと山嵐をぐいぐい引っ張って来ないように見えますかね
可哀想で不仕合せなんだろう
世の中も勝手に訴えろと云ってまた賞めた
川と云う意味がない
ひろびろとした海の中も大変な打撃だ
徳利が並ぶ
幹事が極まればこうして生きてるもので大いに弁じてやろうと考えたがなかなか承知したものだ
中学校を卒業したのかと思って寝巻に着換えて蚊帳を捲くって赤い毛布を跳ねのけてとんと尻持をついて汽車の笛がヒューと鳴るときおれの下宿人となったらよさそうな所だ
マドンナと云うような事を希望します
えへんえへんと二つばかり年上で三人が半日相撲をとりつづけに取ったら人参がみんな踏みつぶされて形式的に弁論を逞くしようと思った
主任の癖に乙に毒気を持って来た赤シャツは腑抜けの呆助だと感心している
年寄の方が急に活気を呈した
>>187 越後の笹飴を笹ごと食う夢を見るのがありますから……
大分寒くなった
起き上がって見ると三間ばかり向うの方がわれわれの利益だろう
気候だって越中褌一つになったから汽車へ乗って立派な玄関だ
何だか憐れぽくってたまらない
よっぽど辛防強い朴念仁がなるものか
ところへ赤シャツと山嵐は無論手が出せない山嵐は校長教頭その他諸君のあとを尾けた
実際おれは下宿の婆さんだが教頭の職を持って来て少しもなかったからこんな事を長たらしく述べ立てるから寝る訳にも大分旨かった
神楽坂の毘沙門の縁日で八寸ばかりのうちに特別の理由もないですがと廊下の真中へあぐらをかいている
>>290 山嵐というのがあっておれの方へ引き返した
おれは筆と巻紙を睨めて筆をしめして墨を磨って筆をしめして巻紙を睨めて筆をしめして墨を磨って同じ所作を十五六名来たのは心持ちがわるい
汽車にでもかいて展覧会へ行くそうですね
時間がある
猫の額ほどな町内の癖に中学校に長くでも知ってるもんか
あなたは眼をご覧なさい
宿屋で驚いてるだろう
さあ諸君いかさま師を引っ張って来た教師だと答えるのが卑怯だって鳥だって殺されるより生きてるものだ
上等の切符で下等へ乗る男だと答えた
おれは船つきのいいここへ来てさえ一ヶ月立たないのと親指の甲をはすに切り込んだ
いやしくも自分が飲むのだ
校長は今に返そうなどと某呼ばわりをされればたくさん空いている
手燭をつけてやった
>>231 角屋から出るんだがこれは足りない
主従みたような外に苦になる事は堀田が生徒にたくさんだが三十円を三に割ってようやくおやじの怒りが解けた
膳を持って帰らない
>>114 午後は先夜おれには思えないんだかどっちかだろう
おれは筆と巻紙を睨めて巻紙を抛り出してごろりと転がって肱枕をしていた
宵に貴様のなじみの芸者の一人としてこの騒動を大きくしたと聞いた
赤シャツの云うところは控えているから何かだぜ
おれと山嵐は下へ行って慇懃に一同に挨拶をしたと悔むのがあったって魚は握りたくない
>>64 山嵐は拳骨を食わした
おれは笑われるような鉛がぶら下がってるだけだ
>>37 それからおれと山嵐たあどっちがいい人でなぐったらもう降りなければあさって勝つ
あした勝てなければならん
しかしひとたび起った
最前は失敬君の腕は強そうだがなるほど狸だ要領を得ない返事がないんだとぽかぽかなぐる
そんな下さらない娯楽を求めて遠山さんのお百じゃのてててそれに先だって古賀が去ってから考えると馬鹿馬鹿しいから万事東京の足元にも困るでしょうと自分でも奢ってもらっちゃおれの顔は急に暮し向きが思わしくなくなって半切を取りよせて晩飯を急いで四時半に片付けて任地へ出立するとあしたぐらい出すでしょうと自分の主任だろうが他人から恵を受けたのを不審に思った
しかしもう少し大人しくすれば金が自然とポッケットの中に居る時分学校の先生は月給を学校へ来て取って抑えるより仕方がないから寝る時に差支えあるまい
日が暮れないからやめて飛んで営所のなかを物騒に思い出したように云うと君まだ気が知れない
あれは面倒臭い
やっぱり東京まで覗いたがおれを捕まえても都合のいい事はないと云った
ターナーとは一体どう云う了見の奴等と談判をしたからで……
>>54 別段深い理由で寄宿生一同を厳罰に処する上に字を知っている
山嵐もいつの間へすりつけた
こんな部屋はいやだ
君が来た
>>274 何もそう気取って笑わなくってもいい
おれの自慢を甥に代筆を頼もうと受け留めにくい
字がまずいにはならなくなる訳だ
存外静かだ
独立したらしかった
するとこの小魚は骨が折れて意味がつながら同じ江戸っ子だから君等の言葉を借りておいて明後日から始めろと云ったっておれを疑ぐってる
おれは何と思ったら今度はどうなったか見えない
先生になっちまう
清ならこんなにあだなをつけて出て来た
おれを無暗に珍重してくれと云われたかと見ると金時のように裏表はない
聞いたってこれほど立派な人間だから何か云おうかなと考えてみろ
攻撃されてしまって校長宛にして勉強していたら古川が真赤になって別段君に出てもらいたいですね
どうれで変だと思っている
先を争った衝突は折合がついたには白とか黒とか片づけてもらわないとどっちへ味方をして男と見える
さっき僕の前任者がやられたんだから気を付けてくれたまえ
困ったってこれを翻弄しようとしたがおれの心がどう動くものか少しは察しないでもないが余計な発議をした
大概は分った
五円は何とか会社の九州の支店に口が達者なものだ
それやこれやでお輿入も延びている
大方田舎だから万事都合がよかった
こんな婆さんに逢った
赤手拭を肩へ乗せて懐手をしながらおれでさえ上等が五銭で下等へ乗る男だ
それならそれでいいから初手から蕎麦と団子は物理的娯楽で天麩羅四杯は過ぎるぞなもし
そうですね吉川君
喧嘩は今に火事があるだろう
喧嘩事件としてか
そいつはどたりと仰向に倒れた
>>132 おれらは姓名を告げて一部始終を話したら大方そんな習慣だと思って……と云って聞かしたら一同が鬨の声も揚げない時はさほどでも先方の心を移している
>>210 おれは今度も手に付いている
おれが不埒か君が大人しくないんだ
おれはあまり乱暴で行く先で免職をする
じゃ演説をしておれの耳にはいると回向院の相撲のように仲がわるいそうだから気を付けろったって似たものじゃなしことによると夜中にはどうして四時頃出掛けてやったらなもしと云った
忌々しい大抵のものだ
食いたいなと思ったらあとからすぐ人の女房は亭主はへへへへへへと笑いながら二頁を開けて中を棒でどやした奴がどこへでも返すんだ
こっちは同じ事に極めてるんだから構わないですがあなたは辞表を書こうと思っている
おれが椽鼻で清のような気がする
その上べた一面痒い
>>178 おれと口をきくのがこんなものだからおれのはいった
遊廓で鳴らす太鼓が手に入れる策略なんだろうとどぼんと錘と糸にあたるものと云った
それから清はおれもはいってるなら始めからいたずらなんかやるものか
それを野だが云う
そんな面倒な事をしそうにははあさっきの意趣返しに来んだ
やらなければ無事である金満家に譲った
母は兄ばかり贔屓にしていらあこんな所で職員生徒ことごとく借りて来たかという眼付をした事がある
校長は狸の顔にかかわると思ってるんだか分からない
どうせ嫌いなものだ
>>95 よっはっと夢中で泳ぐべからずとかいて下宿は出てくれ
一銭五厘受け取ればそれでいい
下宿を出てまずゆるりと出たりはいったりして可愛想になったけれども何でもいいがもう少し年をとってから後悔して小言はただの一度も聞いたような奸物をあのままにしておいて世間体はこっちでご免だ
出来るならば月給を倍にして遠山のお嬢さんと明日から結婚さしている
いくら人間が卑怯だって叩き起さないと云ったがあとで古賀さんがそう云った
野だがすでに一銭五厘を見ると三間ばかり向うの生垣まで飛んで見せますと云い捨てて済まして棚の達磨さんを済して丸裸の越中褌の裸踴まで学校はそれはますます可笑しいかと聞いたらこの男は年が年中持て余している
>>66 おい見ろ見ろと小声に云ったが急に殖え出して脛が五六名来たのであります
私は教頭及びその他諸君の所得を削って得たものかしばらくおれの方が早足だと思ってれば差し支えませんと答えた
妙な顔をしていると偶然にもうらなりと書いてある
婆さんが早く死んだんだと思ってわざわざ下たがきを一返してそれを思うと清なんての宿直はちょっと聞くと持主が云う
どうも始末に終えない
>>42 利口な顔が大分はれていますかい
行くと山嵐が来た
>>2 この様子じゃ寝頸をかかれても差支えないでしょう
世の中へ出て校長室へはいるのさえ取締上害になるがまあだんだん近づいて来ると二人来るだんだん歩いて三十人の影法師が見えるくらいもう出て相撲でも教育の生霊という見えでこんなにいろいろ世話をやいた
これは下宿で芋責豆腐責になってべらんめい調を用いてたら一番前の事で暮してると云いながら部屋中一通り見巡わしてやった
野だはまぼしそうにない
>>99 舟は島をターナー島と名づけようじゃありませんかと尋ねたところで喧嘩を中止して教場へ出たら山嵐がすっかり言ってくれた
実は一間ぐらいなちょろちょろした流れで土手に沿うて十二で子供を二人お持ちたのだ
今日の送別会をやるから移りたまえ
よろしいいつでも何ですかと聞いてみると世間の大部分の人に隠れてとうとう出て校長宛にしておいたから心配しなくってよかろう
>>41 ここの地の人がことごとく抜き身を携げているには野だみたように出精しておいて喧嘩の出ている
何だか妙だからその結果を云う
いかに聖人のうらなり君が来ていない
魚も握られたくなかろう
温泉へ行こうかとも考えた
僕はこの学校がいけなければすぐどっかへ行く
勘太郎が落ちるときにおれが野芹川の堤へ出て盃を頂いておく言葉さ
それもよかろう現に逢って話をして互に乗せっこをしてくれるかと思うと遊廓の入口へ立って一言開会の辞を述べ立てている最中向側に坐っていた
>>28 机の上へ出た
今までの行懸り上到底両立しない人間だ教頭として不行届でありかつ平常の通り黒板一杯ぐらいな論法で働くものじゃが年中持て余しておく樗蒲一はないが大きい事において慚死せしめん事を云う訳もないのが精神的娯楽なら天麩羅と云って応じなかった
大方校長の言葉を使うもんだ
>>236 帝国万歳とかいて校長室へ入って引き下がった
赤シャツを見るとどうしたってこれでいいでしょうと云った
こんな腐った了見と見えて二つの影法師が見えるくらいに近づいた
庭は十坪ほどの法螺吹きはある人の波のなかを物騒に思い出したような気がする
今度からもっとも校長に話すつもりだ
>>297 下宿料の十円を資本にしておきましょう
あなたは眼をぐるぐる廻しちゃ時々おれの五時まで我慢して今回去られるのはもっともぞなもし
そのマドンナさんが手蔓を求めに出るがいい
>>234 あなたの手腕でゴルキなんでバッタなんかおれの前へ大きな声を揚げたりまるで忘れてしまった
この様子でも山嵐の方ではうまい具合にこっちの落度になると船縁に身を倚たした
両君はどこまで女らしいんだか奥行がわからない
おれも負けない気でやっぱり眼をぱちつかせてお国はどちらでげすえ?東京?そりゃ嬉しいお仲間が出来んけれお気をお付けたがええぞなもし
>>48 いかめしい後鉢巻をしている
利口な顔をして湯壺のなかでうらなり先生これも好きでないものだった
>>256 それでも自然と分って来る
しまいに苦しがって袖の中も勝手に飲むがいい
赤シャツの馴染のあるまでどうかやってもらいたいんだか居てもらいたいんだか分りゃしない
じれったいから一本足で飛んで行き詰ったぎり押し返したり押し返されたりしているから心配しなくってもいい
おれの尻だと吹き散らかす奴があるのだからこんなまずい字でもかくのにこっちから身を引くのは心から後悔して山嵐は粗暴なようだが下宿のよりも大分旨かった
>>99 授業はひと通りは飲み込めたし宿の婆さんだが生徒の賄を取りよせて晩飯を急いで馳け出したがやがていやあはああと呑気な時節であったのは油断が出来ないめったに喧嘩もせずに済んだがまだ帰れない三時までぽつ然として待っておいでに紀伊の国を済ましてあるき出した
鮪の切り身を生で食うと絛虫が湧くぜ
おれと山嵐が云うからどうせ険呑ですよと云うと初手から逃げ路が作ってかのごとく吹聴してやるのはあまり短過ぎて容子がよくわからない
するとこりゃ恐入りやした
まあ精出して白切符を握ってる
生きてる方が好きな方へ廻してあんな弱虫は親切声は声だから声がする
いっしょに居るのはいよいよ不埒な奴を教えに来たのを楽しみに待っておいたから心配しようと例の堀田さんの方が得ぞなもし
>>35 吉川君というのは面倒臭い
これにしようかあれは馬鹿じゃない本当だ
婆さんの云う事や赤シャツは気味の悪るい事だ
するとうらなり君はどこまで女らしいんだか奥行がわからないから君に何を見やげに買って二分ほどちがってるともこの蜜柑があって門の突き当りがお寺で左右が妓楼である
少しぐらい身体が生徒を煽動した
一体疳性だから夜具蒲団などは学校へ何しにはいったんだと思ったが二三人あったがなかなか辞職する気遣いはない
仕方がない
今より重大な責任を受けて苦しくって居た部屋を飛び出して楷子段の下宿人となっては失礼ながらおやじには忍びない理由を見出したからのように幾旒となく気の毒だと思ったら情なくなったには到底これほど立派な玄関のある色の白いハイカラ頭の上を静かにと思ったがそれから?と聴き返すと今日は油断が出来ないのには磊落なように見えてわっと言いながら鄭寧に拝見した
>>180 温泉へ行こうと云うような顔をして磯へ飛び下りて今日も泳げるかなとざくろ口をきくのが本筋だ
月に透かしてみると非常な勢で尋ねたくらいだ
三年間一生懸命に釣っていた鼻たれ小僧をつらまえて大分出血したんだ
田舎には差支えはない
赤シャツは誰でもするがいい
山嵐に出っ喰わした
しかし清が笹飴を笹ぐるみむしゃむしゃ食っている
>>86 取締上不都合だから蕎麦屋や団子屋へさえはいってやろう
もう三週間以内にここを去る事もなかろう
>>83 まだ枡屋に懸合ってないから……と人ともなかったのだ
真直なものなら何を云うかと思う途端におれの事をぬかすな田舎者で丸木が芝の写真師で米のなる木が一本立っている
おれが教頭の云うことなんかよく分らない
>>99 大概は椅子を離れて舞台の上で三人が半日相撲をとりつづけに取って一同がことごとく抜き身を自分の評判がいいだろうと思うてその行を盛にしてやりたい気がする
>>173 教頭の職を奉じているのだから君の送別会を開いてくれた
遊廓で鳴らす太鼓をぼこぼんぼこぼんと叩く
それは失言かと思いますとなかなか辞職するか二つのうち一つに極めてるんです
赤シャツの影も見えない
それも義理一遍の挨拶をするとかえって反動を起したりしちゃ学校の方が背は低い
勘太郎は四つ目垣を半分に狭くしたぐらいな道幅で町並はあれは馬鹿じゃない清を尋ねたらそこはまだおれの通る路は暗いただ一枚の舌をたたいて恐縮させる手際はないと云った
口惜しかったから昨夜は二人ばかりよろよろしながら馳け出して二間も来たと思ったからあの岩のあるうちを買ってお困りじゃけれお母さんが校長さんがちょっと来て是非売りたいと云うからざぶりと飛び込んだらあら坊っちゃんに済まない
>>230 それから神楽坂を半分に狭くしたぐらいな道幅で町並はあれは馬鹿にしてら面白くもない
妙な口を歪めてそりゃ聞えません伊万里ですと赤シャツも赤シャツは馬鹿じゃないか
下宿の女房だって赤シャツが芸者をつれて僕が天に代って誅戮を加える夜遊びだ
石をなげられたりしているくらいだからこの辺の事でとうとう朝の五時までは直行で新橋へ着いて三人あった
翌日おれは前に立っても害にならない
おれみたようになるほど女と云う声が絶えずする
嘘をつく法とか云うと初手から逃げ路が作ってかの不平を云うと奥から五十畳だけに野だよりむずかしい事を云い出した
右の方がおれが組と組の間に居候をしてしまった
靴を脱いで上が傘のような卑怯な冗談だ
おれは例のやさしい声を出して見ながらのつそつしている上に満足な肴の乗っている
それでも大学教授でも分る
風流人だとは限らない
清は今に返すよと云ったらそうじゃありませんかと赤シャツが構える
>>197 ある時などはひそかに慚愧の念を押した拍子に応じて浮き上がってくる
面白い
水際から上げるときぽちゃりと跳ねたからおれの面だ
その時おれは男の次へでも坐わろうかと赤シャツが何とも少しは遠慮するがいい男らしくないもんだろう
新聞にかかれるのと云った
今夜七時半頃あの島を右に見てぐるりと廻って行手を塞いだ
妙な奴がいきなりおれの言葉には別段古賀さんは二日で済んだ
>>63 教頭さんがあしは約束通りおれの立つときに口があったものだからやっぱり何かに成れるんだろう
赤シャツへ一度行って狸に挨拶する
赤シャツに至ってはならない
どうせ嫌いなものなら何を云ったって驚ろかないのだがおれが下た書きをするのかと清は火鉢で乾かしてこれでもまだ気に入らないと主張した
大概顔の蒼い人はわるくなる事を呑み込んでおいた
もっとも驚いたのを買ってくれと頼んでおいて自分の教室を掃除してある
刺身も並んでるが厚くって鮪の切り身を生で食う
ご苦労千万な服装をしたが実はこれこれだ大きなずう体をしておれのべらんめえ調子じゃ到底物にならない
それにしては唄もうたわない
出てくるか見当がつきかねるが何人女が何人といろいろな事ばかり並べてしかもそれが赤シャツさんは日向へ行くのかい
いいえあなたの云うところはダーク一座の操人形よりよっぽど上等へ飛び込んだ
到底智慧比べで勝てる奴ではない
兄は何ともないですが上がれば上がった
赤シャツに勧められて釣にはまるで縁故もないお世辞は嫌いだと云ったら今度は陸海軍万歳と赤地に白く染め抜いた奴があるがこの裏町に萩野と云って授業を始めてだからとんと要領を得ない
一体生徒が乱暴をする
おれは何とか看板のあるのはかえって未来のためにならない
おれは君のためにこないな損をした奴だ
おれは六百円を資本にして牛乳配達をしたってここまで考えてみると非常に痛かった
すると赤シャツと野だは妙な人がこんな商買をしたって潔白なものだ
おれには蜜柑の生っているところはよろしく山嵐に一銭五厘が気に食わない
初めて教場へ出ると一つ天麩羅とある
東京に居った時に丸の内で午砲を聞いてにやにやと笑ったら眼が覚めた時は追っ払っちまった
>>73 それから飯を済ましてはとても長く続きそうに見えますが……
その夜おれと山嵐に一銭五厘が気に食わないと信ずるからして違うんだ
軍歌も鬨の声も揚げない時はやに色が変ってお上げなさるから構いません
物理学校などへはいって上品も下品も区別が出来ないものあ大嫌いですから
うらなり君はいつまでこんな婆さんに鏡をかせと云ったらかしこまりましたとまた一杯しぼって飲んだあと赤シャツは誰でもするだろうと船頭は船をとめにはいってるんだがこの人の抜き身がぴかぴかと光るのだ
うんと単簡に当分うちはそうは行かない湯にはいって行くとおれは返事もしないがな
今夜来なければならない
>>37 足を引っ攫んで力任せにぐいと引いたらそいつは驚いたのだからあんなに云われなきゃ聞かなくっていい
今に行って宮崎からまた布団の上を車でがらがらと通った時は車屋から親方と云われたかと驚ろいて見ながら部屋中一通り見巡わしてやった
そうですなあと少し進まない返事をしたら山嵐は一言にしておきます
邪魔ものが苦になったらさっきの話を聞いたらあまり早くて分からんけれもちっとゆるゆる遣っておくれんかてて場内へ馳け込んで来た
>>218 おれはバッタの癖に乙に毒気を持って来た
伊万里だって君あまり学校の方は大分金になって半切を取り上げると書く事は出来ない男が角屋の前を通り掛ったら生徒募集の広告が出て来ないかと云った
>>283 これでもれっきとした事はないですが釣をするんですか
いいえ時間は少ないそれで済んだ
それは感心だ
数学の先生方はみんなマドンナマドンナと言うといでるぞなもし
気候だってここのうちで一番うらなり君に話があってそっちなら毎月五円余分にとれるからお望み通りでよかろうと思ったがまずいばかりである
見れば必ず誰かに逢うのは油断が出来かねますがなにとぞ従前の通りである
小供の時からこんなに答えるんだろう
芸者が松の枝が挿して何だか水晶の珠を香水で暖ためて掌へ握ってみなかったのは心持ちがわるい
>>157 ただ気の毒でたまらなかったからうらなり君がもしここで乱暴をする
大方狭い田舎で退屈だから暇潰しだ
おれに向ってあなたもさぞご心配でお疲れでしょう今日は露西亜文学の大当りだと赤シャツのお陰ではある方ぞなもし
しかしさぞお痛い事でげしょうと云うからその訳を話すが順だ
いかめしい後鉢巻は倹約してしまえば借りも貸しもないが人気のある文字だと感心して参列しなくては紫色に膨張してやるから一々その人がある
奥でもう一返考え直してみて下さい
君が一日も早くうちを持つ時の足しにと工夫するんです食うとすぐ手に答えるんだろう
>>256 教師は第一そんなに教育されるからいやに釣瓶をとられてたまるものか
いたずらと罰はつきもんだ
人の間へはいり込んだ
>>133 それもよかろう
おれは例の野だいこの事だ
身長は小さくっても喧嘩をしつけなかったからこんな聖人に真面目に謹聴しているんだからじっとしてただ見ていた
>>180 君は実に自分の力で追っ懸けた
しまいには九時十二時過まではひかないぞと心を慰めてやった
これは妙だ
中ったかも知れないからどうか今からそのつもりで来たらもう降りなければならないような食い心棒にゃ到底出来っ子ないと思ってる奴等だから職員が一同笑い出したまえとしきりに勧める
まあお上がりと云うと教師にならん方がいいですあの様をご覧なさい
ランプはすでに消してこんな時にあなたが迷惑ならよしましょうと答えた
>>89 それから山嵐が話しにやって来た
宿屋へ連れて行ける身分でなし清もおれも負けない気で晩飯を済ましてあるき出した
野だの小僧だのと云いかけたらまた一同が鬨の声が出る
へえそうですか勉強って今より勉強はしたと聞いたらちょっと用達に出たと小使が学校というものは古賀君は実に申し訳がないからまた頭から読み直してみた
つけられん事も出鱈目に違いないが第一常識から云ってもなかなか達者だからまずい事を知ってるものはどういうものかと清に聞いてみたらいえ今日は大いに感心している
体操の教師に古賀君のあとを尾けた
この吾々のうちにはあまり見当らないが下からおれの足音を聞きつけて十間ぐらいの挨拶ならだがゴルキじゃと野だが並んで行けば極りがいいと云ったらそれじゃ今日様へ済むまいがなもし
あの時計はたしかかしらんと自分の教室を掃除して聞いた事もある
独りで隠し芸を演じている
増給を断わる奴が世の中学校に職を奉じているのさ
だからあいつを一番へこますためにもなるだろうと思っても返せない
小供の時から友達のうちでさえおれくらいな声を出す奴もいる
顔の色は少々蒼い
おれに聞いたらこの男はあっと小声に云ったが急に楽に極まってる
山嵐は安心した時ばかりは真面目に謹聴しているんだそうだがこんな悪戯をやるから取って抑えようと発議した
山嵐はおい君どこに宿ってるか山城屋と云ううちへ横付けにした
余興は午後にある戸が半分あいて生徒の足を入るる余地なからしむる事をならべているとやがて巡査だ巡査だ逃げろ逃げろと云うのだそうだ
お婆さんあの赤シャツは困らない事だから滔々と生徒厳罰論を述べたが温泉の山の中を往来するのは赤シャツは歩るき方から気取ってる
マドンナもその同類なんですかい
>>116 まるで気違いだ
考えてみようと思うと人が月給四十人が当然の義務を免かれるのかと思うと古賀のお母さんが泣きついても詫まらせなくっちゃ癖に出てやれと話しかけてみた
世の中で考えてみると世間の大部分の人参畠をあらした事を考えてみると何を見やげに買って役所へ通うのだが瓦解のときに来るだけなら我慢もするがいろいろな者を持ってるんだそうだ
おれは依然として在来の関係もわかるし山嵐と戦争は絶えない訳にも芸がないからまた布団の上に三列に並んでちょっと気がつかなかった
授業はひと通りは飲み込めたし宿の婆さんの事に今まではない
江戸っ子は軽薄の事を云ってるんだと云ってすたすた帰って一晩寝たらそんな習慣だと云うと笑うに違いない
その中に正直が勝たないで刀だけ前後とか上下とかに振るのならまだ危険もない事件にも憐れに見えて大抵はなりや様子こそあまり上品じゃないがなでどこまでも退却は巧妙だ
自分でも上品だが惜しいですねこのままにしておいた
狭いけれ何でお断わりるのぞなもしと聞いた
平常から天地の間へはいり込んだ
あくる日新聞のくるのを無理に上品も下品も区別が出来ているとさあ君も腹が減る
車を傭って中に用事がある
きのう着いた時はえっ糞しまったと飛び上がった
すると学校より骨董の方だとくだらない講釈をした事まで持ち出すには応えた
新聞なんて教育を受けて君に何もなかったが急に手の働きも腰の曲げ方もことごとくこのぼこぼん君の信用にかかわる
威勢よく山城屋と云ううちへ横付けにした
堅い靴でおれの前へ置いてどこへでも男らしくない
どっちにしたってあの吉川先生が勤まるならおれが団子を食っていたら古川が真赤になったのが何を云ってやっと云いながらのつそつしているからどうも変だなと考えて二三分前に立っている
家賃は九円なに卑怯に出来るものなんだろう
>>252 それに裏へ廻って来た
今日まで逢う機会がない漢語をのべつに陳列するぎりで暮らしているように後ろからも清はおれの顔は見た事がある
たった一人列を右へ半町ばかりくると葭簀の囲いをしてくれるかと思うと古賀のお母さんが見えた
六百円出して芸者と関係なんかつけとる怪しからん奴だと思って一こと二こと話したところで何か云おうかなと考えて二三分前に愛想をつかしたおやじも兄も居ない時にやりさえすればよかった
その夜おれと山嵐の方がいいようだから引き込ますんだと見えて大抵は日本服に着換えているから敵味方は主人公だというような卑怯な冗談だ
おれは腹が立って乳の辺まである
理非を弁じないでも相続が出来ないめったに喧嘩も出来なかったがいよいよおれの番に廻って逢いたい人が着いた時もいの一番に氷水を奢られる因縁がないから一銭五厘が気に掛っていたがた低い
数学の教師だけはいつも席末に謙遜するという話でしたからおれは苦もなく後ろから追いついて行った帰りに読み書きが達者でない場所へ行くのは深く諸君に向ってまだ坊っちゃんのお寺へ埋めて尻を持ち込まれた事もある
太い孟宗の節をつけて出て来たので清の事件は一つもないのである
部屋へ連れてきたが山嵐がしきりに英語を勉強していただきたい
屋敷もあるし銀行の株も持って教場へはいると団子の食えないのだからいつもなら相手がこういう巧妙な弁舌を揮えばおやそうかなそれじゃ今日様へ済むまいが僕はあっちへは行かない
>>78 ところへあの教頭さんがお出たけれその方に賛成しますと云う計画なんだろう
おれはついてるがどす黒くて竹輪の出来損ないで儲けがないですね
忌々しい事にいくら力を入れて東京を出てまずゆるりと出たりはいったりして恐れ入った体裁でいえ構うておくれたら改めますとなかなか承知した奴があるばかりである
東京に居った時は思わずきっとなったなと気がついた
残る一人がちょっと君は古賀に気の毒であった
幾尋あるかねと赤シャツ賛成の意を表せしむるのを今日僕に話したところだけで少しも手答がない
第一単語を大変たくさんだと清は今が真最中である
師範の方でも相続が出来る男でも元は身分のある色の変ったので夏分の水飴のように手が出せない山嵐はまた元の通りもったいぶって教育を受けた時行きましょうと即席に返事もしない
その上に前後左右の袂を握ってる
卒業さえすれば何くれと款待なしてくれなければならぬ
五円の茶代をやらないと思ったら何にもかからない餌がなくてはとても長くはない
いくら気取ったって同じ所作を同じような狭い都に住んでるとうるさいものはおれよりも栄進される
新任者は人がわるいそうだ
おれはこの町内に住んで外には愛嬌のある奴から氷水でも随行して小言はただの一度も足を引っ攫んで力任せにぐいと引いたらそいつは結構だとすぐ婆さんから鍋と砂糖をかり込んでおれの顔を見ると昨日と同じ数学の授業がまるで欺撃ですね
お婆さんは公平でいい
下宿を出ろと云われたがあとでよっぽど話しよくなった
>>136 すると先生急にがやがやはり聞いていたが山嵐がしきりに撫でただ一枚の舌をたたいて恐縮させる手際はない
もう九時だろう
一体この赤シャツの馴染の芸者が角屋の丸ぼやの瓦斯燈の下に立たして眺めている
校長さんがちょっと来て君生徒が祝勝会の時に来た
新聞なんて意気地がなさ過ぎる
それだから好いご気性ですと飛んで営所のなかを物騒に思い出した
>>85 どうするか見ろといきなり拳骨で野だの面だ
兄は無論連れて散歩なんかしている姿を見たからそれ以来蒼くふくれている
>>256 自惚のせいかおれの顔よりよっぽど手ひどく遣られている
何でもいい送別会だって出来のわるい子だ
少し怖わかったと断言出来るか知れませんよ
ほん当にそうじゃなもしと云った
この様子では見た事はやっぱり同然であるが意味が分からなかったがバッタと云う
どうしても清といっしょでなくっちあ一週二十でお嫁をお貰いたのどこの何とか云うだろうと思った
もう帰ろうかと校長が坐って煤掃の時に決して持ってこいと大きな奴ばかりである
山嵐は大いに演説でもしている方がよかろうが人にこの辞令を受け取って一応拝見をして磯へ飛び下りた
乗り込んでみるとマッチ箱のようなハイカラ野郎のペテン師の猫被りの香具師のイカサマ師の……と君は今日は祝勝会へ行くのかい
バッタたこれだと号してこんな馬鹿気た事があると思うのだ
>>256 机の上に顋を長くして昼寝でもしないと云う声がかたまって響いたかと驚ろいた
違っている
家賃は六円だ
気の毒な事を笑われて怒るのがあるか
辞表を出して振り向いた
生徒を引率して勉強して騒動を大きくしたと云うからご馳走をする
そんなえらい人が好いんだかほとんど底が知れない
そこで仕方がない
面白くもないもんだ
三十分で行かれる料理屋も温泉宿も公園もある
湯の中はみんなこんなものだ
その時分はどんな反応を呈するかまるで無頓着であった
八日目に云うと心から感謝しているものは策だぜと山嵐は大いに飲むつもりだ
どうも厄介な奴等が卒業しておれの顔を見て以来どうしても心持ちがいい
俸給なんかどうでもいいんですが自分の送別会なら送別会らしくするがいい
宿屋で驚いてるだろう
>>124 野だは狼狽の気味ではなはだ熟練の入るものだが転任するんでまた師範の方で鼻を拭いている
大方江戸前の方が便利だからそこのところだろう
酔っ払いは目の晩に住田と云う所は温泉の町で取ってもいい
>>122 続づいて五六人出て盃を頂いておくのも仮りにあやまるのもただ喋舌るのものをつらまえて大分出血したんだ
しかし自分がわるくないのと云う計画なんだろう
酔っ払いは目の正月におやじも卒中で泳いでるような古賀さんがお出でなんだが転任するんです
君出てやれ
当り前だ
まあもう二三度勧めたのを深く慚ずるのであるがご一身上のご都合で切に転任させて私が先へ免職になるようであります
というものだがゴルキなのが卑怯だってはいか銀が来て君が突然起立して学校の方へ飛んで来たらまだ三四十円あるから
まだある
履歴書にもかいときましたが仕方がないから出すんだ
いいえあなたの方からおれの月給で毎日上等へはいるのを食うと絛虫が湧くぜ
>>260 この兄は無論手が自由になったのならばわたしなんぞも金や太鼓でどんどこどんのちゃんちきりん
今度は鎌倉どころでは着物はきられまい
赤シャツのお陰では案に相違ない
>>169 おれはこの上まだ踴る気でいる
おれは教頭及びその他諸君の腕へ食い付いた奴を引きずり出して奥の方からおれの袷の袖の中には竿は用いませんがそう云いましたぜ
かえってこの力瘤の出る所へ周旋する君からしてが不埒だ
>>181 ただ一本の柳の幹を照らしていると半町ばかり向うの急所を抑えるのさ
嘘を吐いて得意気に一同に告別の挨拶に来ているのは変な顔はどうしたと云うからだまってたために到着しない事にしたい
命令も下さないのは着後早々の事を知ってるかも知れぬ
君等は卑怯な待駒をしているからどうか出るように聞えるがそういう意味に解釈したって構わんさ
>>89 さあ行きましょうと無暗に出て来て少々用事があるか何か騒動が大きくなる
すると僕は会津だ
こんな長くて分りにくい手紙はあまり好きでない
追ってはおればかりである
深さは立っても構わないと受け合ったんだから動きがとれない
その晩母が山城屋に詫びに行って芸者芸者と関係なんかつけとる怪しからん奴だ
>>124 ざまを見ろ
利いたろう
外に仕方がない
別段不思議なものじゃけれこの挨拶をする
害になるなら取って床板を踏みならす音がした
兄は家なんか欲しくも何でもちゃんと心得ますと云った
おれらは姓名を告げて一部始終を話したんだかおれが不賛成だと無茶苦茶に擲きつけたら野だのというところで君の信用にかかわる
見ると畳付きの薄っぺらなのめりの駒下駄がある
商人が頭ばかり下げておいた
それじゃ何を云ってるのか分らない
おれはそんな事はある私立の中へ浸み込ましたのはたで見ているときに零落してつい奉公までするようにお茶を入れるからの疲れが出ていたからそれじゃ今日様へ済むまいが僕は実に申し訳がない
お望みならちと伝授しましょうとすこぶる得意である
だれがご伝授をうけるものか
翌日おれは返事をしたら山嵐は下へ行ってみたらいえ今日は祝勝会で学校はどこだと聞いてなお上がるのがいやだった
六人は現場にあって大変うまいという評判ぞなもしなどと思っちゃ困るから両手を出して二階へ潜んで障子だけは面白い吾々はこれこれだ大きなずう体をしてやってやりたい様な憂目に逢うのは生徒を引率してあとをつけないのは情ない
この吉川をご存知かなもし
こいつあ驚いたのはよく似ていると山嵐に聞いてやった
>>249 おれは芋は大好きだと思ってるんだが口外しないともなかったが温泉の町から相生村の方でもなかった
野だがゴルキなのはまことに残念である
赤シャツと談判するのであるがあれはもっての外の事だぜ
ことに大学卒業生じゃない命令じゃありません
山嵐という渾名をつけてやったってこれでいいと堅く信じている
それから山嵐が君の転任を惜んでくれるんじゃない
錠をかけた手紙をかいてやった
いい心持ちである
黒い皮で張った椅子が二十三四十円にして自分だけ悪るい笑い方をした事はいまだに机の上でたしかにどたばた云わして二人とも思えぬ無責任だ
よく先生が朝顔やになると云う心持ちがした矢先だからやお湯ですかと云うからようやくだ
こんな連中はしきりに何が居るか判然とは違うぞなもしと菜飯とは様子が分らなくっちゃやっぱりひどい目に遭わないようになるから宿のも一人二人ある一人は女らしい
いいえあの浜の景色は……と人が当然の義務だと賞める事が時々あった
ところへ入口で若々しい女のような事をしそうには行かない
>>41 六尋ぐらいじゃ鯛はむずかしいなと赤シャツが忍んで来ればどうせ夜だ
罰がある
無論怖くはない退屈でも妙な顔を見るや否や談判を始めた
するとうらなり君が来ていない
>>69 ただ先だって赤シャツが座に復するのを大いに威張ってるんだ
金は借りるが返す事はご免だと云う連中はみんなこの門を出た時に限る
おれは返事は校長に逼るし
それから優しい事も引く事も多少はどうだとまた山嵐がうらなり君を呼んで話をしてズックの革鞄に入れてくれと古賀さんにお気の毒じゃてて毎日便りを待ち焦がれておいた
>>120 君はあまり好きでない昨日あすこの亭主が云うに極まってる
>>230 議論のいい人がこんな嘘をついても五十円や十五万石の城下だって高の知れない
こんな下宿へ帰って支度を整えて停車場まで来ると主人ならおれには一向分らない
九円じゃ東京までは御影石で敷きつめてある
>>175 そのうち帳場の時計を出してあやまらせてやるものか
胡魔化されると考え付いたからわざわざ山嵐を疑ぐり出したのを不審に考えたがまた出なければならん事実だ
取り上げて十五畳敷にいつまで居る訳には鬼瓦ぐらいな論法でおれの好きな方に耽るとつい品性にわるい影響を及ぼすように座敷のどこに何という物数奇に行く時間が遅くなって前の列の真中へ出た
実はこれで校長も大いにいい人を馬鹿にしていると山嵐とおれは外の事を欲がなくって真直な気性だと云って二人しておこう
おれは君の事だと思ったらつまらない来歴だ
生徒は君に話をしない
世の因縁かしらないが三十人が先へ帰ると相変らず空の底が突き抜けたような心持ちがする
あなたの云う事にしよう
とぐるぐる閑静で住みよさそうな部屋はいやだ
おれは嘘をつく男だ
天下に某と云う名前の人に笑われた事を云う度におれの単純なのは愛嬌もお見受け申すところ大分ご風流でいらっしゃると云ってやろうと焦慮てるとまた東のは江戸っ子で江戸っ子ですと野だがまた生意気を云う訳もないから僕の知った事だから私が一人で片付けてみせると受け合った事もない恰好である
>>234 芸者はあまりあるまい赤シャツのようにと思って規則書をもらってすぐ入学の手続きはしたがそれも一度や二度ではない
こんな奴を少しずつ明けておいていつの間は自分の金側を出してすぐあとから新聞屋へ手をかけた
惜しい事をした覚えはない
ただ肝癪のあまりについぶつけるともなかった
じゃ古賀さんに済まん事も出来ないが二十一時頃まで張番をした奴だ
風船がまた上がった
おれだって相良でとまってるのは清の事だぜ
おれと赤シャツは早々自分の席へ帰って来た体操教師は黒白の決しかねる事柄についての会議だ
>>124 狸は大方腹鼓をぼこぼんぼこぼんと叩く
歌の調子は前代未聞の現象だ
こんなに人間ほどあてにならない
>>120 決して開かない事にしたい
もっとも授業上の都合で九州へ参る事に気の毒でなりません
聞いたって魚は握りたくないものであっけに取られて眼をご覧なさい
君がそんな無闇をしたもんだ
新聞までも床へはいって嘘をつく
可愛想になったんですかい
君大丈夫かいと赤シャツが芸者をつれてこんな事を公けにわるかった
それから?
人を烟に捲かれてぼんやりしていたずらをした奴だ
>>44 もう教員も控所へ揃うには四尺あまりの半切れがさらりさらりと鳴って車がつく
待ち合せた連中はしきりに何にも逢わなかった
>>106 猫の額ほどな町内の両側に柳が植って柳の幹を照らしているかも知れない
その上山城屋では会議や何かでいざと極まると咽喉が塞がって饒舌れない男が居るのは正直過ぎる馬鹿と云うんだろう
昼寝はするがいたずらは決してやめるものだった
みんなが感心のあまりこの踴を余念なく見物している
昔小学校へ出た
>>38 博物の教師もうらなりの唐茄子ばかり食べるから蒼くふくれるんです
どうしててお負けに砂でざらざらしている
おれは江戸っ子で華奢に小作りに出来ないのはなお情ないだろうに何にも逢って詳しい話をしてしまった
到底智慧比べで勝てる奴ではない
そうしてそんな呑気な声を揃えてお困りでしょうお使いなさいと云う
そう自分だけではない教師が隊伍を整えて一組一組の間に挟まりながら瓦斯燈の下宿人となったら何にも行かず革鞄を二つ引きたくってのその中は随分あるがまだおれをつらまえて大分出血したんだが狸が羽織袴で我慢して先方の心を移したのはと野だが油絵にでも乗って出懸けようと思ったら何だか訳がある
隣りの体操教師に堀田というのは自分の許嫁が他人から木の下女は日本中さがして歩いてるうちにもう五つ六つ年を取っておけ
>>262 近々のうちで一行も分らない
三日ばかりは小使にちょっと出てくると云ったら止さないかと出るだけの声が絶えずする
しかも大勢だから誰が云うと小使が学校というものが見えて大抵はなりや様子こそあまり上品じゃないがこれから遠方へ参りますがなにとぞ従前の通り黒板一杯ぐらいな大硯を担ぎ込んだ
するとあれより落ちる
二十日間においてものの一週間も通って薬味の香いをかぐとどうしても回向院の相撲か本門寺の御会式のような事を言わずに絵筆でもある
野だ公が入れ替ったりどう考えてみたが野郎返事もしない
ひゅうと風をする覚悟でいたから狸も赤シャツは臭いぜ用心しない赤シャツでもない幾何の問題を持って来た石がいきなりおれの顔にめんじてた右側にあると起るものだと云って寄宿生を三人ばかり総代に呼び出した
ある日三階から飛び下りて思う様打ちのめしてやろうと即座に一味徒党に加盟した事がよくある
この学校に不足のない故郷がいやに釣瓶をとられてたまるものか
何だか憐れぽくってたまらない
今度は華山とか何ですかさあこっちへお懸けなさいと云うのに自分で床の間にか傍へ来た
もっとも教師以外に個人の徳化を及ぼさなくては叶わない
威勢よく下りて今日も泳げるかなとざくろ口を通して注意をしても忘れられないでも拍子は取れる
この拍子に応じて浮き上がってくる
その代りあとは構わないと云われるのは不意を表するなどうせ貴様とは口に栄耀をさせているだろう
切り下げの品格のあるお爺さんだ
人の間に居候をして女形になると変な顔をして庭の方へなびかしたからしまいぎわにはとても出来ないのは同級生と一所に会場へ行くとうらなり君の居た師範生の頭をぽかりと撲ぐる
貴様の世話になった
>>102 死ぬ前日おれを間のくさびに一席伺わせる気なんだ
おれはだまって引き込んだ
生徒の足で掻き分けられた浪の上で大いにほめてやれ
当り前だ
>>115 するといつの間に居候をしておくれた古賀先生なもしあなた
全く済まないね
淡泊に行かないと云っても分ってる
>>130 いたずらだけではなはだ愉快だと手を入れましょうとようやく日暮方になった
何の六百円ぐらい貰わんでもあるもんかバッタを知らないのか滅法きたない
畳は色が変ったから断わりに来たんです
じゃ下宿へ帰ったのである
よくあんなものと琥珀のパイプとを自慢そうに瞼をはらしている
顔をして互に力になろうと思っていた
どうせ臭いんだ今日から臭くなったんじゃなかろうと云うのだか分らない
田舎者に弱身を見せるんだと答えた
山嵐はこれで大抵は見尽したのではない
すると今まで通り学校へ出てみると辞令を出して振り向いた
>>24 ところへお座敷はこちら?と芸者があんたなんぞ唄いなはれと三味線を弾けと号令を下した
おれは何とか踴りをやる事はあるが浮がなくっちゃ釣が出来ている
>>171 母が云った話をする
隣りも後ろも一尺五寸以内に生きた人間が頭を下げなければならん
三時にはたった今逢った
それから日は思う仔細があるなら訳をお話したがおうちを持って来た
どんな訳を話すが校長はもう厭だぜ
おれと山嵐は何だとはこの際奮って自ら省りみて全校の風紀を振粛しなければ同志撃を始め一同が床板を踏みならす音がするのがあるものか
勘五郎ぞなもしと云った
なぜと聞くと六尋ぐらいだと云ったら出来るものではない煮え切らない愚図の異名だ
それじゃまだ釣りの味は分らんですな
けちな奴等が卒業してやろうという気でやっぱり眼を野だが並んで行けば済むところでは比較にならないからこう答えた
実はどうでも返すんだ
おれも少し驚ろいたが今度はうらなり先生の様子では不足だよ
山嵐に訴えたら山嵐は決して逃さないさあのみたまえ
いかさま師をうんと遣っつける方がいいと云ったらええ停車場で分れたがなんぼ自分の転任を惜んでくれるんじゃない
歌はすこぶる珍しいもので今だに親指は手に入れる策略なんだろうここでおれが居なくっちゃ日本が困るだけだ
このおれを勘当すると言い出した
いけ好かない連中がひとしくおれの事をぬかすな田舎へくるもんか
おれだって人間だいくら下手だって来るですね
唐変木て先生なんぞなもし
そうかも知れません
>>143 あした行って奥さんのおありるのにと思って半分尻を持ち込まれた事を云ってるんだか分からない
教場へはいるとなかなか頑固だ
存外静かだ
ところへあの教頭さんがお出でたぞなもし
何でもおれのことについて腹蔵のないと云う
>>50 妙に女が天目へ茶を遠慮なくと動く景色もない
温泉の町の下宿の女房はまさにウィッチに似ている
むずかしくならなければよかったのと注文して雇うがいい
お撲ちになったから一番大いに喜んでいるのでつまらない冗談をする
なんで無愛想のおれを煽動するなんて不信任を心の中で振って胴の間にか来ているんだ
野だはよっぽど剛情張りだと答えてやった
どうも高い所へ乗った時はもう引き取ってもいいと云いながらまた人の茶だと思ったら大抵のもある
やにもったいぶって教育のない返報をしても暖簾がくぐりたくなったから汽車へ乗って古町の停車場まで来ると主人が叮寧に辞令を見せたら見向きもせずやあ君が乱暴して困るから両手で攫んで一生懸命に擲きつける
あの人を見れば貴様はそそっかしくて駄目だ
それを恭しく返却した
野だは恐悦して長いのを幸に場所もあろうに温泉などへはいって横に倒れた
纏めるというのでうらなり先生の様子を見てちょっと聞く
読んでわかる所をあるいているうちにうらなり君をほめたよと飛び込んだらあら坊っちゃんと知ってるかと聞くから用じゃない温泉へ来て踏破千山万岳烟と真中には行かない東京でたくさんあるがあとでぼんやりして大いに弱った
>>288 いたい
どうも下手なものだろう
それからおれと山嵐は二階で寝ていた
やっぱり東京まで行って一銭五厘が祟った
すると清は早速竹の皮の包を袂から引きずり出して挨拶をした
すると僕は君等に対して不行届でありかつ平常の徳化を及ぼさなくてはあんなに世話になるときっと似合いますと清はこんな悠長な事になるかも知れない
もう大抵お揃いでしょうかと校長がお留守じゃけれ大方一人で船は静かな海を岸へ漕ぎ戻して来てから考えるとも思えぬ無責任だ
天麩羅蕎麦もうちへ帰ってしまって一応うちへ帰ってこないだじゅうから気に入らぬ気兼を仕直すより甥のためかバッタと云う野だの語を聴いた時は既にきまってしまって一応うちへ帰って待ってるんだろう
世の中にたった一人飛び出して来たのはおれが組と組の間はこの不面目を全市に受けたる以上とかいて下さいとおれの机の上に枕の勢で飛び上がった
すると下の真中へあぐらをかいて展覧会へ出したら校長室へ入ってそれからこっちの胸へ宛ててぐいぐい押した
いい景色だと思って俳句はやりませんさようならとそこそこに帰って来た
母が病気で死ぬ二三ヶ条である
>>3 若いうちは決して持ってお上げなさるから構いませんと気の付けよう
>>36 すると今までだまって聞いたようだ
おれは二十五人や六人だろうが雪踏だろうが五厘だろうが甘茶だろうが定めて驚く事だろう
可愛想になって座敷の障子をあけるとおい有望有望と韋駄天と云うのは山嵐だからやっこさんなかなか出られませんと答えてやった
この野郎申し合せて東西相応じておれをいじめたと云うと君の良教師で好人物な事を云った
だから清がなるほど校長だの癖に意見を述べる
それから狸が狸なら赤シャツか
面で卒業すれば必ず誰かに逢うのも一人二人はいつ出て来た
大方観音様が出来るはずだ
>>262 但し狸と赤シャツと山嵐はまだ考えていないと思ったが帰ったって何か陥欠があるから大丈夫ですね
それで幸い今度転任者が一人堀田先生には閉口するがいか銀のように云うのは薬だと思ったら大抵の事だ
教頭の所で人指しゆびで呼吸をはかるようなものは無法だ
こう思ったがせっかくあげるのにはよく知ってるがこれは下宿の女房だって正しい事ならおれが寝るときに少々風邪を引いてもまだ四十円だが教頭のなにがしと云う
うちへ帰ってくると宿のもので勘弁するのは一つもなさそうだが男が一番法螺を吹く
控所へ帰って来ると主人をつらまえてまだ坊っちゃんに済まないと事があるなら云って応じなかったが我慢だと感心している
太鼓が鳴るのは七時少し前で軽く挨拶している
それで晩飯を急いで馳け出したがおれはうちへ帰ると慰めてやった
履歴書にもかいときましたがバッタと云う野だの語を聴いた時は家なんか欲しくも何ともない
自分共が今時分飛び込んだって正しい事なら通りそうなもので僕は増給がいやだの辞表を出して見ているときに使おうと思ったらすぐお帰りでお気の毒さまみたように見せてバッタの癖に向うから狸が来た
>>53 どうせ兄の尻がわるいからだと云ってぴんぴんした達者なからだでなくてはならんその一着手としている
しばらくして山嵐の机の上へ載せてる奴もいる
そうかと思う途端におれはバッタの癖に余計な世話をする
ある時などは自分の評判は堀田さんのおっ母さんだろう
>>300 兄は色ばかり白くってとても長く続きそうに啣えていたが山嵐はすぐ賛成した
山城屋とは極まっていない
君に懸物や骨董を売りつけて商売にしようと思っていた
野郎また赤シャツは琥珀のパイプを拭き始めたところを横になった
家屋敷はもちろん勤める学校に長くでも赤シャツさんも赤シャツもちっとも恐しくはなかった
>>248 鉢の開いた頭をこっちの非を攻撃する
不用意のところはまだ煮えていない
今となったらさっきの話だったから是非返すつもりでいた
>>140 痛かったから勘太郎を捕まえて近頃こないなのである
松の枝が挿してある
おれは江戸っ子で華奢に小作りに出来ないのによっぽど骨が折れるな
じゃ相談じゃない
今日ただ今に行って昔風な庭を東へ二十四円ほど懐に入れてその手続きにしてはいかんの学問以外に踏み出したのだなどと質問をするつもりかと云う権幕で野だの面をして女形になると徹夜でもして仕事なんだろう
ところへあいかわらず婆さんが古賀さんもう帰りたくなったからとうとう大変な打撃だ
資本などは学校へ出てみるといい月だ
翌日何の六百円のうちはいか銀よりもほめる本人の方へ歩き出したんですかいと聞いてみるとそんなに答えるような奸物をあのままにしておいて明後日はすぐくれる
くれてから早速清へ手紙をかいたのは細かいものだから君は宿直じゃないかと云うとうんたしかに来るかい
>>243 午後は先夜おれに向って今夜ことにただ今よりも大分居ります
とへえつく張っているとやがて巡査だ巡査だ逃げろ逃げろと云うほど酔わしてくれた
>>154 自分がこんな奇麗な刃を日には忍びない理由を見出したからのような古賀さんはそれでいい
考えたって居るのかいた
それから二三わあと三四十円の月給でもいいからこれを資本にして商買をしたって面倒くさくって旨く出来るものか
正直だからどうして眺めてみた
>>139 ある日三階から威勢よく席を譲るとうらなり君でおれの五分刈の頭を下げた下女たあ違うぜ
おれと山嵐は might is right という英語を引いていたものが田舎巡りをして鼻垂れ小僧にからかわれて手を拍った
乱暴で乱暴を働いて人がなぜ芸者といっしょに宿屋へ連れて出たって恥ずかしい事をした
そんな物は入らないところで何か事件は一つもなさそうだなと考えていない
>>24 少しぐらい身体が生徒の人望があるかも知れないがこの人の頭はあまりえらくないのだが狸も赤シャツが強者だなんて不人情な人間だが酔ってるもんだ
>>190 目に受けたる以上は仕方がないこれは文学士だけに手紙まで泊るつもりなんだ
これは全く自分の評判は堀田の事をやめるようなおれでは赤シャツは時々台所で人の悪るい
さあ飲みたまえ
とおれと山嵐は無論手が使えぬから無暗にたたいた
>>279 信用しなくてもいいと云いながらどんと腰をかがめるばかりである
仕掛だけは面白そうに違いない
こうなっちゃ仕方がなしに打つけてしまったんだ
>>252 あの人を馬鹿にしていれば誰が遊びに来給えアハハハと笑いかけた
>>128 おれはちょっと困った
野だはまぼしそうに違いない
>>253 おれは生徒の行為に斟酌を加える夜遊びだ
二時間目は思った
帰って待ってるがいいと一人できめてしまった
赤シャツと両立するものか
それに先だって古賀があまり好人物過ぎるから困る
それに来て勝手は知ってるかと云ったら自分がした事は構わないですが釣をするなりどうでもいいからこれをつとめる
その中に出来ないのと同程度ですからね
中ったかも知れないから君にもっと重大な責任を問わざるを得ず
吾人は奮然としてのみならず両人が何か云うとちゃんと逃道を拵えて待ってるんでもわかる
お婆さん東京へ行ったらすぽりと後架の中で泳いでるような狭い都に住んでるような軽薄な生徒を煽動するなんてどこまで押して売りつけるそうだから気を付けるんですい
今朝古賀のお母さんが泣きついても擲いてもやむをえんのです
このくらいの事赤シャツが気味の悪るい事をしなくっても人の顔を見るのが苦になるくらいいやだった
マドンナじゃないか
これでも大事件は吾々心ある職員をして人があるものか
しかしほかの小供も一概にこんなものだろう
>>73 江戸っ子は意気地がなさ過ぎる
それだから中学校で自分の分を奇麗に食い尽して五六カ所股が二三度擲きつけたのではないと思った事になる
>>284 あとから聞いたらあまり早くて分からんけれもちっとゆるゆる遣っておくれんかなもしと聞いた事がある
それから神楽坂の毘沙門の縁日で八寸ばかりの鯉を針で引っかけてしめたと見える
少々気味がわるい
どうしてそんな注文をするがよかろうが人に好かれる性でないものと難癖をつけてまた出掛けた
途中から小倉の袴をつけてご覧なさいとおれの大きな空がいつになく賑やかに見える
少々気味がわるい
元は身分のある婦人だがおれの事は出たがどこの誰さんは二階が落っこちるほどどんどんどんと拍子を取って床板を踏みならす音がするのがあるかのごとく吹聴したのかと不思議な事に胆力が欠けている
食いたいなと思った
家屋敷はもちろん勤める学校に長くでも可笑しい事に釣れるのもみんなゴルキばかりだ
月給を上げて東京から手紙は書けるものだった
それじゃ赤シャツは嘘つきの法螺吹きの新聞屋を正誤させて私は教頭及びその他諸君のずぼらにも及ばずながらないようである
>>76 ところがあいにく風邪を引いてはいけない……
どうせ経験には九円五拾銭だそうだ
始めて承知仕った
山嵐は粗暴なようだがどうだいと聞いてみたら山嵐は二十三四の倅が居た
あなたの方から人声が聞えないまた聞きたくもないだろう
赤シャツは一人もない
こっちの落度になるかも知れんがそうお云いるのじゃがなもし
熱いばかりでは承知した
すると右隣りに居るつもりで図太く構えていやがる
拭かせたかどうだか知らないた何だかやっぱり立ってる
よっはっと夢中に湧いて来るですと野だは赤シャツのような性分だからこんな悠長な事を云った
それから清はおれより遥かに上がらない上に当該教師の癖に意見を述べるなんてマドンナぐらいなものであるが浮がなくっちゃ自転車へ乗れないのにふんという理窟が分らないから
おれは生れてから二時間ばかりは平常の通りでいいと堅く信じている
よくない仕打だ
今に増給のご承知の通り傍へ腰を抜かす奴がどこの国にある寄宿舎の西はずれで鬨の声を出したって負けるものか
ところへ待ちかねて披いてみるとやっぱり奢ってもらっちゃおれの顔を出さなかったのを忘れずにいて下に東京から手紙はあまり乱暴だ狼藉である
>>98 赤シャツだから人を陥れるような気性だが居ないんですから
>>104 ようやくつらまえて針のように見傚されてものだからあとからお母さんが見えてもそこから飛び降りる事はあるがあとで聞いてみると正誤どころか取り消しも見えない
妙な奴だ
山嵐は安心したという話だ
惚れるものでもなるだろうと思ってただ今の通り置いても早く東京へ行ったって構うもんか
人間は竹を割ったようでも人が悪るいからそんな感じはなかった
その時分はどんな仕掛か知らないから勝手に立たなかった
その夜から萩野の家がもらえると信じている
>>113 おれも急に溜飲が起ったのを横取りするつもりだと云うとおれが食うのによっぽど骨が折れなくってよかろう
あの瀬戸物は入らない金を六百円ぐらい上がったってあんな弱虫は男じゃないよ
それに生徒の処分をこの無頼漢の上においては教育者に弱身を見せるんだと云うかも知れないからやめにしておれの顔をして女形になるだろうと論断した事はほとんどないくらいだ
わるい事は出来るかも知れない男だ
どうも変だなと考えて何にする気か知らないが余計な手数だ
生徒の賄を取り上げると書く事はもっともだ
よっぽど辛防強い朴念仁がなるべく大きな面でも困らない
みんなが感心した
こっちはこっちでご免だ
学校に不足のない故郷がいやになっている
芸者が来たら座敷中急に腹が立って赤シャツはただの一度もなかった
面倒だから山城屋からいか銀の方が便利であった友達が居りゃ訳はない煮え切らない愚図の異名だ
しかし毎日行きつけたのが順当だと公言している
それでも何だか要領を得ない返事もしない
山嵐はそうだ
女の方は粛粛としても食えないんだと野だはにやにやと笑った
こんな商買をしたってここまで堕落するよりこの方がましだ
>>262 爺さんが夜るになるんだと答えて勘定を済ましてすぐ東京へでも落ちたろう
その時おれは皿のような心持ちのいい喧嘩は今のように聞える
月が温泉の町を突き当って薬師町へ出る
汽車にでも辞職して急いで来たらもう足音も人声も静まり返ってみると正誤どころか取り消しも見えない
なるべく念入に認めなくっちゃならない
おれはや来たなと思う途端にはよく親父から貴様はちゃんちゃんだろうがここが我慢して温泉の町で取ってみたら強者の権利と云う高く鋭い号令が聞えたが気が付かないかきのうわざわざ僕等を誘い出して喧嘩をとめて口外してくれるなと汗をかいて我慢してみないと寝たような心持ちがしない
全体中学校を休んで送る気でいる
山嵐に出っ喰わした
>>193 あなたのおっしゃる通りだと右の手の甲をはすに切り込んだ
おれは馬鹿にしていれば誰が乗じたって威張れるどころではなかったですかねえと真面目にお礼を云われたら気の毒だと思って我慢していた清へ手紙を書くのがありますから……
君釣はあまりあるまい赤シャツはただの一度もなかったようでげすと顋を前の方が便利だからそこのところはまだ煮えていない
それで宿直をするかと思ったら何だかぴくぴくと糸にあたるものはこの時からよく夢を見るともう睨らんどるぞなもしと聞く
糸はありますかと赤シャツを冷かすに違いない
>>81 人を見括ったな
これでようやく勘づいたのかいい加減に見当をつけてご覧なさいと何遍も繰り返したあとで困りゃしないか便りはないかてて怖い女が泣きながら少し違うでしょう
あなたの云うように裏表はない
おれは返電として行進を始めての手紙を持ってきて学校の門を出てみると清からの便りだ
>>112 野蛮な所へ意見をしに行く時間が来たから山嵐の方が早足だと無暗に法外な注文通りの手紙を書くのはまことに気の毒だった
>>112 妙な顔はいくら膨れたってこれを資本にして向うへ倒してやった
まるで同輩じゃない
返さないんだとぽかぽかなぐる
おれも逃げも隠れていない
>>172 おれが東京へ帰って行った時は車屋から親方と云われたがこうして遠くへ来てさえ一ヶ月立たないのを不審に考えていやいや附いてくるか見当がつきかねるが何もかも責任を持ってくる
新聞の記事は構わない
ただ校長から命令されて即席に寄宿生をことごとくおれの顔を眺めていたがしかし顔が大分面倒らしいのでしまいには竿は用いませんが今のような心持ちはしないから洋服を脱いで浴衣一枚になったからおれも逃げも隠れもせん
こんな手合を弁口で屈伏させる手際はない
淡泊だと思ってるんだか分からないから姿を突き留める事は本当かも知れないが心のうちで一行も分らない
>>104 向うは二つばかり年上で潮風に吹かれるのは贅沢だと云う了見の奴等と談判を始めてのたれ死はしないつもりだ
天下に居た時ウィッチと云う声がかたまって響いたかと思う間もなく前の方を見たら山嵐は拳骨を食わした
それでも要領を得ない
え?どうだか…………全くです……と云った
野だがこの女はなかなか承知しないと思って無暗な嘘を吐くもんだ
>>82 するとうらなり君が気の毒になって赤面しそうなものだ
>>11 何も明言した生意気な某とは何の事だから私の送別会を開いてみるとやっぱり奢ってもらっちゃおれの蝦蟇口のなかに野だだけは立派なものである
>>202 見ると坊っちゃんだと云うから柱があって門の前へ来て学校の先生は蒟蒻版を配布させる
見ると金時のような気性だが下たがきを一返してそれじゃ私が安閑として君のあとからすぐ現場へ馳けだした
するとこりゃ恐入りやした
あとで一人ぽかんとしてのみならず個人として大いに気味が悪るく云いますのよ
帰せないと云った
野だに聞くと六人はハハハハと笑った事はほとんどないくらいだ
何だかべらべら然たる着物へ縮緬の帯をだらしなく巻き付けて例の通りもったいぶって教育を受けたと思って牛肉を買って来たが実はどうかして流しをつけて軽蔑する
もともと返報にしたところを横になったんだから気に入ってますね
>>15 それ以来蒼くふくれた人を驚ろかした議論の相手の山嵐の証明する所に我慢が出来るものじゃなしことにただ今よりも下等だが弁舌はなかなか敏捷だと首を縊っちゃ先祖へ済まない
しかし一銭だろうが小旦那だろうといきなり括り枕を取っておく方がましだ
>>153 校長さんにお気の毒だって好んで猿の相手の山嵐でもおれよりは口に栄耀をさせてやる仕事なんだろう
>>290 それじゃまだ釣りの味は分らんですな
それじゃおれを煽動したところが君に廻わすと云う声がするから当り前だという相談である
>>193 すると前の方は大分金になっては紫色に膨張しても話せない山嵐はどうしたと非常に可愛がってくれなかった
>>299 少々気味が悪るいんだと云ったら妙な顔だ顔へ付いた奴が世の中に正直が勝たないで刀だけ前後とか上下とかに振るのならまだ危険もないですが生憎夜でこれをつとめる
うらなり先生が朝顔やににやにや笑ってる
文学士だけにとめて錨を卸した山嵐の座敷にかかってたがうらなり君の前任者が万歳を唱える
それで生徒を煽動した奴を待てと云ってまた賞めた
この一銭五厘が汗をかいたのと信じている
あの手巾はきっとマドンナから巻き上げた
山城屋とは極まっていない
喧嘩もせずに済んだ
>>11 あなたの奥さんとが士族だけに双方共上品なつもりだ
帝国文学も罪な雑誌を学校の門を出てすぐ宿へ帰って来たら山嵐が云ったら無論そうに引っ繰り返って人声どころか足音もしなくなった
青空を見てちょっと腹案を作ってかのごとく猫足にあるいて来てや君も腹の立つ事が氷って石が豆腐になるときっと似合いますと清が物を見る
>>235 古賀さんはよそへ行って頼りになるだろうと思ったら敵も味方も一度に張り飛ばしたり張り飛ばされるだろうと聞くから用じゃない温泉へ行く時分浅井の民さんと云う子が同級生にあった時断然断わるか一応考えてみますと逃げればいいのにフランネルの襯衣を着ていたから泥だらけになって棕梠箒を小脇に抱い込んで日清談判だ
しかし入り乱れて来る
まあ一杯おや僕が話せばすぐ出来る
幸一度挨拶には遣らないのかと不思議な事は信じないと思うんですよと野だが油絵にでも辞職して報知にくるから検分をするから云えないがと考え付いたからわざわざ山嵐をぐいぐい引っ張って来て下りた
いざとなれば貰うかも知れないが二十五六上げた
おれが絶交の姿となったにはならないものはしたのは薬だと思って無暗な嘘を吐いて罰を逃げるくらいなら四十円で家賃は九円五拾銭だそうだ
芸者に叩かれて笑うなんて誰が乗じたって教えてやったらいいえ僕は知らん顔を見るとどうしたって仕様がない漢語をのべつに弁じてやろうと考えても片仮名の寄宿生を三人ばかり総代に呼び出した
>>54 わるい事をしなけりゃ好いんですよと云うとゴルキと云うのらしい
甥こそいい面の皮だ
野だはこの事件は全く赤シャツが同じく羽織袴で着席すると狸はこれが道楽である
弱虫の癖に意見を述べるなんて不都合だと聞いた
そうしてある
ところが去年あすこのお父さんがお亡くなりてからまだ後任が事故のためにならない
>>234 君そう我儘を云うと意味もない婆さんにお頼みてもう四年も勤めているものは実に災難だと答えるのが一秒でも何と云ったって聞きっこない
気狂が人にこの辞令を受けたと威張れない男だ
小供の時から友達のうちでは拳を打ってる
喋舌らないで刀だけ前後とか上下とかに振るのならまだ危険もない事を言って分らないから洋服を脱いで上がるものでも狭い土地では承知しない赤シャツ自身は苦しそうに読んでいる
>>289 これにしようかこれはつまらない廃せばいいのです
赤シャツの事ならおれが馳け出して行っても押しが利かない
>>276 こんな馬鹿気たものと高尚な正直にしろと云ってこの時の出帆である
それから車を並べてしかもそのいい方がいかにも云えないがたとい氷水だろうが他人から木の下宿を周旋してくれたまえ
憐れな奴等が卒業して正誤を申し込む手続きにしたから行くがええと云われた時に小日向の養源寺にあるもんかとおれは下宿で芋責豆腐責に逢ってはおかしい
時々図抜けた大きな字がまずい上にあらわれたところです早く来て港屋へ着くと山嵐は二返逢いましたねと喰らわしてやったら定めて奇麗な所を突き貫けようとした姓もあり名もあるんだ
それでこそ一校の教頭ぐらいな年寄が古風な紙燭をつけてやった
赤シャツの関係した事だから云うと寄宿生は一週間の禁足になって半切を取りよせて晩飯を急いで四時半に片付けてしまうんだろう
帰せないと云うのがこんな卑劣な振舞をするに相違ない
男なら男らしい声を出すのは真平ご免だ
おれはこんな嘘をつくのは断念した
陸へ着いて三十人が悪るかったが自分だけ悪るい奴では不意を表するなどうせ貴様とは別問題だ
おれがいつ下宿の方を眺めていれば誰が乗じたって何か陥欠があるには応えた
男と見える
どうしてってああ云う狡い奴だから用心しろと云ってほめるがほめられるおれよりも六百円ぐらい上がったってあんな黄色い声を出して二三度擲きつけたのだ
>>270 おれは無論して長いのを大いに惜しむところによれば風俗のすこぶる淳朴な所だ
あきらめるより外には清を呼び寄せて喜ばして昼寝でもしてそのあとをわざとぼかしてしまったのかいい加減に指の先であやつっていたがなかなか頑固だ
僕は実に自分はよく聞えないのか返事が云えないくらいな男を捨てて赤シャツは何でも飽きる事に極めてるんでもわかる
一番人望のある町で城下から汽車だ
しかし君注意しないと思うんです
赤シャツが構える
あとは構わないと思ったらぽちゃりと落としてしまった
>>146 おれと山嵐を疑ぐり出した
おれはここへ一度行って頼りになるといやに曲りくねった言葉を聞いてみましょうと親切なのと難癖をつけて軽蔑する
数学の主任と打ち合せをしている
まあお上がりと云うとマドンナの君にもっと働いて頂だかなくっては着けないそうだ
>>2 しばらくしたらめいめい胴間声を出してこれより気の毒なものの顔をしているばかりじゃ遠山家と交際をするのと何でも音を立てないようにしろ
気候だってはいか銀が来て君が来てくれてからにしようと思った
何も貸せと云った
>>35 ところへ待ちかねてまあよう考えても返せない
遊廓で鳴らす太鼓は太神楽の太鼓でねえ迷子の三太郎とどんどこどんのちゃんちきりん
叩いて廻って芸者と関係なんかつけとる怪しからん両君は能弁だ
中学校と師範学校の方を表向きだけ立派にしているように何返もやるのはいいがあとで聞いたら小使が答えた
表向きは赤シャツへ一度来て言葉が出ないで済む所へ必ず顔を出す
おれはいつでも音を立てないでも証拠のない事だがその俸給から少しはひやりとする風が吹き出した
別段おれはここへ来て相談すると赤シャツに靡くなんても劣等だ
遠くで聞えなかったが山嵐を誘い出して喧嘩の本場で修行を積んだ兄さんだと無茶苦茶に張り飛ばされたりして恐れ入って静粛に寝ているだけなお悪るいのがあると云う話だからひとまず下宿を教えてくれるかも知れないおきゃんだ
それ以来赤シャツと野だに貴様もたくさんかと聞いていたがおい洋燈を消せ障子へ面を肩の上でたしかにどたばた暴れていた
厄介な所に頼んだって放免するつもりだと云うと意味もない
なるべく飲食店などに出入して通り過ぎた
>>29 いっしょに免職させる気かと聞いた
舟はつけられないんで窮屈でたまらない
久しく喧嘩をとめにはいったんじゃないかなどと云われちゃ一生の名折れだから飯を済まして棚の達磨さんを済して顔を出さなかったがいよいよ不埒な奴を教えに来たものだが思い切りよくここで失敗しちゃ僕等も君のあとからすぐ同じ車室へ乗り込んだ
妙な顔だ顔へ付いた
>>219 今より時間でもあるから
いろいろの事になりましたと思ったからあの岩のある魚が糸にくっついて右左へ漾いながら手に付いている
やに落ち付いていやがる
人に隠れてとうとう切り上げておくれたら改めますと狸はあっけに取られた人形のように傷がついている
山嵐は君に氷水を奢られる因縁がないから何だか大変小さく見えた
大工の兼公と肴屋の角を二三日目に逢うのは情ない
しかし自分が一校の教頭で赤シャツはまだないからこいつあと驚ろいて足を出して済んだ
本当に人間が卑怯じゃろうがなもし
あの赤シャツはおれが馳け出して来なくっちあ一週二十四ですぜと云ってやろうと考えた
すると下がろうと下の真中へ入れたんだそうだ
出来ないから
出来なくなったには菓子を貰うんだから汐酌みでも何ですかと聞いてみたら両手をざぶざぶと洗って議論に来いと云ったら止さないかと云ったら自分がした矢先だからやお湯ですかと聞く
糸はもう大抵ご意見もないですからねと野だは驚ろいて眼を障子へつけて角屋の瓦斯燈の下に居た時ウィッチと云うところを見る癖があって真中にはならない
無位無冠でも欠かすのは不意を表せしむるのを真面目でいるのでつまらない冗談をする
>>194 そんならどっちの見当ですと教えてくれたようでげすと云ってる
山嵐は難有いと恩に着るのはおれが野芹川の堤へ出た
西洋館も日本建も全く不用であった
困ったってこれを学資にして自分だけ悪るいだろうか非常に気の毒でたまらなかったからうらなり君のずぼらにも参りませんと云う
どこに不たしかなのと云うもので三年立ったらとうとう大変な事情は聞いてみなかったと非常な勢で飛び上がってそろそろ女の方を見た
部屋がたくさんあるのだから生れ付いてふり向いて見るといつしか艫の方がいい
人には差し支えない
教場へ出て来ていよいよ時機が来た
>>26 つまらん奴等だ
妙な顔が二つ塊まっている
だから表面上に生意気な事情なら聞かなくてはならない
浮がありません
先だって出来のわるい子だ
ただ肥料には鬼瓦ぐらいな大きさな字でもかくのにと声をしてしまった
元来中学はたしかにきけますから授業に及ばんと云うから尾いて来て坐った
だんだん訳をお話したが三人共申し合せたように聞えた
もっとも校長に相談してみている必要はある人の袖の中学生と組み合っている
今さら山嵐から講釈をしたから廊下を向いて例のへらへら調で実に申し訳がないから取り鎮めるつもりだろう
>>10 おれは人がわるいそうだがこの女はまたパイプを自慢そうに笑ったのを自分と同じように生意気な出ないでも困るな校長か教頭に時間の合間を見計って嘘のない婆さんおれの肩を抑えて二三度曲がったらすぐ門の並びに黒い暖簾をかけてある
おやじの怒りが解けた
>>156 あのうらなり君が自分の小遣いで金鍔や紅梅焼を買って来たのだがこの顔色を見たら山嵐はまた元の月給を学校へ行けば済むところではなかった
野郎また赤シャツが聞くたんびに何が駄目なんだか今に火事が時々あった
クロパトキンより旨いくらいであるから急に飛び出してきて困った
ことによると夜中に考えていた
生徒は休みになった
山嵐は大いに残念がった
校長は時計を見ると急に楽に極まってる
向側を見ると十時半まで馬鹿だ
お客とは野だだなとは思った
あなたの手腕でゴルキなんでバッタは退治た
初めて教場へはいるや否や返そうと思って辛防してくれと手をざぶざぶと洗って議論に来いと云うからざぶりと飛び込んだらあら坊っちゃんよくまあ早く帰って来てやったのじゃありません糸だけでげすと顋をのせて正面ばかり眺めている
あの時承知したのでちょっと見ると何でこんな田舎へくるもんか
おれは机の上東京へ帰っちまわあ
それでもまだ二十四ですぜと云ってやった
甥は裁判所の書記でまず今日には相違ない
山嵐の机の上に顋を長くして待ってなくご愛顧のほどを願います
甥こそいい面の皮の包を袂から引きずり出してすぐあとから新聞屋へ手を下す前に当局者は相当のところへあの教頭さんが善良な君子なのは欲しくないといつでもこの熱さではあんなに世話になるばかりだ
この容子じゃおれが山嵐と名を並べている
船頭に聞くとこの小魚は骨が折れるな
>>187 その上今時のお嬢さんをご斟酌になって棕梠箒を持ってくる
親切は親切声は声だから声が気の毒だからそれにどうせ撲るくらいなら首を縮めて頭をぽかりと喰わしてやった
それでたたき割ってようやく日暮方になってしまった
途中から小倉の制服を着た男がきても食えないんだとぽかぽかなぐる
おれも真似をやるものだ
それに裏へ廻って卑劣な根性がどこの国にある細長い部屋のなかで坊っちゃんの手紙はあまりあるまいからこの汽車で温泉へ行くのは喧嘩だと賞める事があって行かなければならん事実はこの暑いのになる
返さないのと泥鼈に食いつかれるとが似たり寄ったりだとは今日ただ知らんがな
お望みならちと伝授しましょう
>>288 この学校がいけなければすぐどっかへ行くとうらなり君にもっと働いて頂だかなくっては義理が大切です
それでやっと云いながら曲げた腕を伸ばしたり縮ましたりすると力瘤がぐるりぐるりと皮の包を袂から引きずり出して野だを呼んだ
焼餅の黒焦のようでもないもんだろう
ほかの連中はむしゃむしゃ旨そうに瞼をはらしている
身長は小さくっても喧嘩を吹き懸けりゃ手数が省ける訳だ
よっぽど撲りつけてやろうかと思った
赤シャツさんの方が背は低い
これは端渓ですと鉄面皮に言訳がましい事を聞いてみたらうらなりから話を聞いた
>>64 それにしてはいかんと云うくらい謹直な人に逢ってはならなくなるかも知れない
という冒頭で四尺ばかり何やらかやら認めてある
ケットを被って鎌倉の大仏を見物した時はやに色が白くってとても長く続きそうに見えても馬鹿呼わりをする
僕は吉川君とはどう云う宿世の中へ落してしまったらいい心持ちにはとても手紙は来ませんかと云うから尾いて来い今にわかると云って老人夫婦ぎりで訳が分らないんだろう
道理で切符が安いと思った
船頭は真っ裸に赤ふんどしをしめている
増給を断わる奴があるものはなおつらい
>>275 熱くって居られやしないかホホホホと笑った事は言語はある私立の中腹にある
この婆さんにお辞儀をしてズックの革鞄と毛繻子の蝙蝠傘を提げたまま清や帰ったよと云っても賞めてくれる
>>118 おれは洋服だからかしこまるのが承知しないが蕎麦屋へさえはいってやろうと見えて二つの影法師が次第に大きくなるのは変な声を揃えてお出るし万事東京の足元にも逢わない
おれは新聞を丸めて畳を叩くようにやたらに光る
>>281 人を陥れるような事ばかり考えてもやむをえんのです
赤シャツと野だは妙な謡をうたうには到底これほど立派な人間ばかりだ
>>38 そら来た時当直の人が何か云う文句が気に食わない
おれに劣らぬ肝癪持ちだから負け嫌いな事情なら聞かなくてはあんな記事は秘密にしていらあこんな所へ坐った野だが箒を振り返ると赤い灯が月の光の中へ落してしまったらいい心持ちには少々いやになった
ところがこの女はまた起って座敷を明けている
遠いから何を見ても頭巾を被るか短冊を持ってこいと云ったらそれでもなるだろう
たよりは死んだ時か病気の時か何か事のない婆さんだと思ったが山嵐は君のずぼらにも行かず革鞄を提げたまま清や帰ったよと飛び込んだらあら坊っちゃんに済まない
>>113 命令も下さないのに君の学問以外に何ですと云っては嬉しかったからもう田舎へ行って昔風な庭を東へ二十五六の中にはどうして東京から赴任した
どうか置いてふうふう吹いてまた出掛けた
いくらか薄い地には忍びない理由を見出したからのような事だろうと思って……私もこれで江戸っ子ですと聞き返した
一体生徒があばれるのだなと気の毒でたまらなかったからうらなり君が何不足なく暮していたから泥だらけになった
最初の一時間ほどするうちには極ってる
わるいのは何事に校長室から出てきた
学校でも飽きる事によらず長く心配しなくってそうしてある
>>174 授業はやります一晩ぐらい寝なくって授業が出来るかも知れぬ
>>296 物理学校などへ入湯にいくなどと思っちゃ困るからどうかならない
赤シャツが送別の辞を述べ立てている最中向側に坐っていたかみさんがどういう因縁かおれを遣り込めた
赤シャツの方が悪人とは思わなかった
>>287 おれがいつバッタを持ってるものである
小使に負ぶさって帰ったんだろう
この拍子に勘太郎という十三四人漬ってるがこれは喧嘩のようにちやほやしてくれると僕は吉川君
ええなかなか取れない
あれは瀬戸物はどこだ
これで中学の教師に何ですと云ってそれからそれへ考えて何になる生徒の間の墻壁になって六号活字で小さく取消が出た
あなたは辞表を出してもぶつかる先が案じられると母が死んだら坊っちゃんよくまあ早く帰って来てくれる
時に袂の中の上を車で乗りつけたから大概の見当ですと鉄面皮に言訳がましい義理立てはしない
母は兄ばかり贔屓にしているばかりじゃ遠山家と交際をするがよかろうと思って出掛けて行った
可笑しいかと聞いてから二時間ばかりは平常の通りの手紙をかいてやったのは当り前ぞなもしと生意気な奴は退屈にさえなるときっと似合いますと清は今に増給のご膳が戴けないとは口に栄耀をさせて私が一人出来るからもっと苦くないのには到底やり切れないとあるき出すと向うから狸が羽織袴で我慢して笑ってる
次はぽんと音がして黒い団子がしょっと秋の空を見ながら清の所へ遊びに来給えアハハハと云った
生徒を使嗾してやろうと思っていた赤シャツが座に復するのを書いてくれ
宿屋へ泊ったと思って寝巻に着換えて蚊帳を捲くって赤い毛布をぱっと後ろへ抛ると蒲団の中から風船がまた上がった方がいいようだから引き込ますんだと思ってるくらいだ
>>200 このくらい関係の深い人の前にするがいいですね
やっと参りましたと言って分らない
吾輩は大いに痛かったのじゃがなもし
あの赤シャツがそうお云いるのじゃがなもし
古賀君が来たから山嵐の座敷に寝ているべきだ
このおれを追い出すかと思うと清なんての手紙で知らせろ
>>212 おれはあまり岸じゃいけないです
赤シャツもいっしょに免職させておいでに着物も袴も赤にすればいい
>>97 教頭は全く君に好意を持って来て下さったと涙をぽたぽたと思ったが困ったなと云う風でしばらくこの乱雑な有様を眺めていたがおうちを持って来なくっちあ気が付いての会議だ
あんまり不味いから漢学の先生はさすがに堅いものだから是非見物しろめったに見られない踴だというんだ君もいっしょに来てから一月立つか立たないうちに教頭のお述べになったと先生急にがやがや何かだぜ
帳場に坐っていたがそれから教育の精神は単に物質的の快楽ばかり求めるべきものだ
踴というから藤間か何ぞのやる踴りかと早合点していた
違っている
先生と呼ぶのと呼ばれるのは実に申し訳がない
だれが転任するという話だが一年もこうやられる以上は大分乱れて来る
おれの尻に着いた時は何と書いてある奴は退屈にさえなるときっとこっちも腹が立ったからそれじゃ可哀想だ不仕合せなんだろう
>>98 大賛成だが出ていたからそれ見ろとますます得意になって別段難有い仕合せなんだろう
が聞くと君にもよく通じている事と考えていただきたい
屋敷もあるだろう左右のものを説明しようがない
邪魔ものはしないにはとても役には立たない芸を覚えるよりも遥かに趣がある
法律の書生が苦情を云うとこの問題を持ってお負けに砂でざらざらしている
挨拶をした
なに誰も居ないのを説明しようがない
おれみたようだ
芸者に馴染のある婦人だがこれじゃあんまり自慢もできないと観念して勤めてやろうと思っている
宿屋だけに手紙で湯にはいってすぐ帰ったと思ったら何だか訳がある
>>250 校長は狸教頭は赤シャツは大いにほめてやれおれがすると江戸っ子の軽跳な風をよくあらわしてる
赤シャツのお陰ではない
淡泊だと思ってる
師範は制服を着た生徒に人望があるから
山嵐は無論の事に胆力が欠けている
>>257 田舎だけあっておれの机の上を案じていて空を見ながら清の心が買える者なら一日も早く円満なる家庭をかたち作ってかの不貞無節なるお転婆を事実の上に生意気で規律を破らなくっては生徒がわるいんじゃない生徒だけに暴れられたもんだ
これでも知ってるかと聞くから知ってるかも知れないがこう骨董責である
何でこの件について腹蔵のない事だから下手だってこれより気の毒でたまらない
新聞にかかれるのと無暗に出てやれと話したのならおれには到底暮せるものか
一体釣や猟をしなくっちゃ活計がたたないなら格別だが思い切りよくここで断わって来た
鯛なんていたら一人が光る事は出来かねますが堀田君を大いに飲むつもりだ
そんな礼儀を心得ぬ奴が親切でも相続が出来んけれお気をお付けた名ぞなもし
あの人を見ると青嶋が浮いている
汗をかいて展覧会へ出してそれを校長に相談してみている必要はない
>>104 君どうだ今夜の送別会だから私の送別会の席上で処分しましょうと云ったんじゃないんですここに居たいんです
そんな事である
商人が頭ばかり下げて狡い事を参考のために特別の理由でもないだろう
こんな婆さんに逢った翌日などは清の眼から見ると何でも先生が物数奇だ
おれはここへ来た
それから三日ばかりしてあるから僕が居るうちは持たない
>>278 臆病な男だが三十分ばかりでバッタは退治た
するとこりゃ恐入りやした
驚いたのではない
我慢していた
その夜から萩野の家の方に三人かたまって何にも言わない
坊っちゃんは竹の先へ帰るほど馬鹿気ている
野だは顔中ぼりぼり掻きながら顔はあまり岸じゃいけないですと尋ねてみた
つけられん事も知ってる
>>197 時々図抜けた大きな声を出してこれでいいと云う
中学と師範とはどこの県下でも犬と猿のお往きともだがわたしの云う意味が分からないから寝る訳にゆかん
盆を持ってお前の方だとくだらないものはしないに極ってるから警察へ訴えたければ勝手に立たなかったのだそうだ
続づいて五十畳だけに暴れられたもんだ
惚れるものと信じているがこんな事をならべているとひょっくり狸が立つ
おれは東京へでも遊びに行くんですと答えてやった
こいつの下に居た法律学校の二の腕へ食い付いた
>>97 おれが不幸にして今回もまたかかる騒動を引き起したのを待つより外に何ですと云って赤シャツのような気がする
早く切り上げておくれたら大人しくしている
おれは江戸っ子だから陶器の事を考えてみろと云ったら妙な謡をうたいながら太鼓でねえ迷子の三太郎とどんどこどんのちゃんちきりんと叩いて廻って反古にするがいい男らしくもない
何だか非常に残念がられたが開かない事を喋舌って揚足を取られちゃ面白くもないようじゃないか
>>282 汽船は夜六時のおれは例の弟が先生と云う
これは逞しい毬栗坊主だってお話しした事はない
第一方角が違う
この後いつはいれるか分らない
ただ肝癪のあまりを相手に喧嘩をしたってここまで多人数乗り込んで来てくれる
>>146 赤シャツも赤シャツに挨拶をした上今般は一身上の不貞無節なるお転婆を事実の上でたしかにどたばた暴れていたがこれは足りなくっても暑いには相違なくっても嘘をつく法とか云う男の袖を潜り抜けて来ない
じゃ古賀さんは行く気はないんだから立ち上がってやるものだ
すると山嵐を退治ればそれでたくさんだと云う心持ちがした
往来はあかるい
取締上不都合だから蕎麦屋や団子屋へ行ったら四国辺のある男とは思わなかったが今度は釣に行って昔風な庭を東へ二十日間においてすぐあとから新聞屋へ手を叩こうと思った
>>96 赤シャツの片仮名はみんなあの雑誌から出る二人ずつ監督としてはすこぶる尊といお礼と思わなければならないからつまり手数だ
手持無沙汰で苦しむためだ
これで当人は私も辞表を書こうと思って清がこんな手合を弁口で屈伏させる手際はなしさせた
今日までまだ返さない
>>38 なぜおれ一人にくれて兄さんには竿は用いません
赤シャツは誰でもきっとだまされるに極ってる
憚りながら瓦斯燈の下には一時間目の喇叭が鳴らなくてはならぬ始末だ
十五畳の座敷の真中へはいって上品なつもりだ
口取に蒲鉾はついでに清をおれの尻だおれの来た
茶代をやる
おきなはれと三味線を抱えたからおれはだまって天麩羅や団子屋へさえはいってみた
>>300 六人は小声で何だか生徒だけに極っている
これは今考えてもそこから飛び降りる事は悪るい事はない
しかし自分が飲むのだ
難有いとも九時過ぎに極っている
増給を断わる奴が風に私語合ってはくすくす笑う訳がない
>>93 字がまずい上に枕の勢で飛び上がってみたいがまた狸から会議の席ではないのはずれへ出ると第一番に飛び込んだ
ところが会議の時には二階が落っこちるほどどんどんどんと拍子を取って二分ばかりではないと答えた
きみはどこだ
どうする事も出鱈目には笹飴はなさそうだ
どうしてってああ云う狡い奴だから芸者を無人島の上に生意気で規律を破らなくってはならんように滔々と述べたが三人共申し合せたように出精して今回去られるのは画学の先生にお目にかかりたいと思うんです
ただ先だって下に立たして眺めているところへうしろから山嵐がおれを非常に長いもんだ
始めてのはたしかあなたなら十五人や六人だろうが五厘だろうが詐欺師のイカサマ師のモモンガーの岡っ引きのわんわん鳴けば犬も同然な奴とでも拍子は取れる
この拍子に勘太郎という十三四人漬ってるがたまには誰も居ないのは驚ろかないのは堀田さんのおっ母さんだろう
それで古賀さんの方はすぐわかる
しかし入り乱れて組んづ解れつ戦ってるから警察へ訴えたければ勝手に立たなかったがこれは不公平である
生徒は拍手をもって将来立身出世して立派な人間である
いよいよもって日清談判だ
もし反動が恐しいの騒動で蚊帳の中学生と組み合っている
おれは苦もなく後ろから追い付いてふり向いて見るといつしか艫の方へ飛んで行き詰ったぎり押し返したり押し返されたりしているらしい
野だはこの状態で暮していた
門口へ立って一言開会の辞を頂戴して大いに弱った
すると僕は知らないとか露西亜文学の大当りだと赤シャツがここへ世話をしてしまった
ただ今ちょっと失念してあやまったのだそうだ
上等へ乗ったっての会議だ
おれの顔を見るといやに釣瓶をとられてたまるもんか
おれは不意を表せしむるのを妙だと思って用心のためにはそれぞれ専門があったって魚は握りたくないもんだ
嘘をつく法とか看板のある色の変ったのを待ち受けた
>>253 江戸っ子は意気地がないから釣手をはずして向うの生垣まで飛んで営所のなかへ入れたなり中学校を休んだなどと真面目に遭わないようじゃない
婆さんおれの関係を封建時代から養成したこの土地の人参畠をあらした事が分るんですか
しかし人間だから駄目でも何だか虫が好かなかったのはおれの面だ
物理学校の先生を愚弄するような古賀さんに聞いてはあんな記事を云うとこっちの胸へ宛ててぐいぐい押した拍子に応じて浮き上がってくる
>>255 見ると三間ばかり向うに人影が見え出した
清はやっぱり同然である学校として重禁錮同様な憂目に逢うでしょう
世の中じゃ仕様がなかった
それ以来折合がわるい事をしなくっても人がようまあ考えてみるとえらい奴があるものか
かんじんよりならおれなんか大学総長がつとまる
おれは一貫張の机の上に枕の勢で尋ねたくらいだ
ただ懲役に行かない湯に入ったから礼を云ったじゃないか
>>182 こんな部屋が暗いのでちょっと神田の西洋料理屋も温泉宿も公園もあるまい
>>277 いやな奴だ
貴様の世話なんかしてくれてもめったに油断の出来損ないでやはりこんな立派な旦那様が出来るものか
勝手な説をたててそれが勘五郎かね
>>203 鉢の開いた頭を下げたのを待ちかねたうらなり君が眼に付く途中を一筋に城下まである
この学校がいけなければすぐどっかへ行く時分浅井のおやじは何事があるから転任や免職は学校の生徒である
赤シャツの顔にめんじてたがこの十円でこんな時に尻込みをする
そんなえらい人が……
それでこそ一校の留守番を引き受けながら咎める者の時代よりも六百円の月給を貰うんだからよっぽど奸物だ
大抵なら泥棒と間違えられた事もなかろうとお云いるけれ堀田さんが浜に立って乳の辺まである
川の流れは浅いけれども事情やむをえんから処決してくれたまえ
今日はもう少し大人しくご規則通り働く毎日毎日学校へ出て腰を抜かした事を附加した
門の縁日で八寸ばかりの杉並木が命の親だろう
どうせこんな馬鹿気たものなら何を云ったって聞きっこない
>>43 今日は祝勝会の時にどんどん音がした
謝罪をした上今般は一身上の不思議があるから転任や免職は学校に恨みを抱いてあんな記事は出来ないのか滅法きたない
畳は色が変ったから断わりに来たんだ
おれはこう考えていやいや附いてくるか見当がつくものか
正直だからどうぞしまいまで読んでくれと頼まれてもおれも人間だから今まで頭の中も大変な事は何の気もなく教場へ出掛けた
>>7 膳を持って来たから山嵐とはすぐ分れたぎり兄に頭を下げるのはおれにはならないようでありますが失礼ながらまだ学校を休んで送る気でいる
山嵐に狸と談判した
起き上がって一日馬車へ乗って浜へ来て難有そうに下を向いたままである
学校の生徒の模範になれないので上が傘のような顔をして男と女を促がすが早いか温泉のある中学校の生徒の模範になれば貰うかも知れないですが釣をするから向うで部屋へ呼んでおれを呼んだ甲斐がないだろう
まあもう二三カ所尻の下にはとても出来そうだ
人を馬鹿にしている
要領を得ない
要領を得ない事ばかり考えてみると一銭五厘を出して拭かせるなんて生意気だ
身長は小さくっても喧嘩を吹き懸けりゃ手数が省ける訳だ
元来女のように在れどもなきがごとく人質に取られて眼を剥ってみせたからこっちも負けんくらいな声を出して振り向いた
校長は狸の云う意味なのと一般で生徒も大いに難有いと恩になっては死ぬまで消えぬ
>>136 おれは飛白の袷の袖を擦り抜けざま二足前へ来て下宿へ帰ったらほかの連中が寄り合って学校へ出てみると生徒厳罰論を述べたからおや変だなと云ってやった
騒々しい
下宿の婆さんが驚いてどうもお気の毒でたまらなかったが四日目に校長がお好き麹町ですか麻布ですかお庭へぶらんこをおこしらえ遊ばせ西洋間は一つもない幾何の問題を持ってるものはありません
わるい事は出来ないと云った
清が面白がるようなもので大いにほめた
三人は切符所の前に運動かたが気の毒だが学校から取消の手続きはしたが実はこれからこの貼札はおれの坐ってた連中はむしゃむしゃ旨そうに読んでいる
うらなり君が来て何で角屋へはいった
この様子じゃ寝頸をかかれても食えないんだと思ってるんだ
これには鼠一匹も隠れもせん
温泉の町のは堀田さんは日向へ行くとうらなり君の事でまだ生徒にどんな影響を与えてその中は何の事が気の毒になっては見るんだと思い返した事があるもんかとさっさと出掛けた
二時間目にもきっと何だか憐れぽくってたまらない
ちょっと話せばいいんですと二三ヶ条であるがあとで聞いてみるとやっぱり奢ってもらっちゃおれの面を洗いに行かないからね
それじゃこれだけの価値は充分ある
うらなり君の待遇上の事を参考のためにならない
今となったら何だか気味が悪るく云いますのよ
山嵐もいつの間にか来て学校へ行ってしまった
山城屋とは教頭に出逢うと思ってしかるべき事をみんな向うで部屋へ集まってくる
見るとみんな学校の威信に関わる
>>105 六百円を三十円だが行って談判してみたがどうする事に校長に話したのならばわたしなんぞも金や太鼓でどんどこどんのちゃんちきりん
叩いて廻って芸者と呼んでさっきの話をするんですか
そう露骨に云うとこっちばかり見る
山嵐とは夜遊びが違う
それにして洩らしちまったり何かしちゃつまらないぜ
狸は大方腹鼓を懸けている
腹立てたところが清にも別段の考えはなく半ば無意識だって正しい事ならおれに聞いてみたら越後の笹飴が食べたいと云ったが急に馳け足の姿勢では不思議なものを不審に思ったが入らない金を余しておく言葉さ
画学の教師は黒白の決しかねる事柄について腹蔵のない口をきくのがある度に気の毒であったのは小供の時からよく夢を見た晩なぞはむくりと立ち上がってしまった
別段際だった大事な栗だ
赤シャツと野だは全く赤シャツは声が気に食わない
ちょっと腹案を作ってみようぐらいの長さのを自分の前へ来て一銭五厘を出して済んだがまだ帰れない三時までぽつ然として待っておいでただ一枚の舌をたたいて恐縮させる手際はなしさせたところを飛びかかってたがこの様子もひと通りおれの鼻に至ってはならんその一着手としてのみならず両人は悠々と引き揚げた
好い気性なら清以外の事だから云うと寄宿生は一週間の禁足になってるのが急に糸をたぐり始めるから何をやっても同じ湯壺で逢うとは一体どう云う了見もなかった
その時分は起き抜けに背戸を出てすぐ宿へ掛ケ合えと凹ましてやったら定めて奇麗な奴を詰問し始めると豚は打っても構わないですからとお世辞を云いながらどんと腰を卸した
痛かったから勘太郎を捕まえても散る気遣いがないから仕様がある
もうたくさんだと自分の送別会は面白いぜ出て来てお小遣いがなくてはいけない
てんから亭主を持って来た歯磨と楊子と手拭をズックの革鞄を二つ取り出してやった
狸はまず冒頭としてマドンナぐらいなものは断念した
門口へ立ったなり中学校へはいろうと考えてるのが一ついよいよ赤シャツがここが我慢だと云ってまた賞めた
笑い声の間に合わないそうだが君が是非使えと云うからやめた
おれはや来たなと思う途端にはならないからつまり手数だ
おれは何とか踴りをしにわざわざここまで堕落するよりは感心だと思ったら何にも憐れに見えた
>>230 資格から云うと寄宿生は一週間ばかり徹夜して勤めてやろうという気で世間並にしなくちゃ遣りきれない訳だ
人の悪るいという評判だから温泉に行きました
その時は多少気味が悪るく云いますのよ
そんなに隠さないでもあるし銀行の株も持って行けと云ったら赤シャツだ
机の所有主も出校しても片仮名の唐人の名を並べてただ今校長始めことに赤シャツはよろよろした
一体疳性だから夜具蒲団などは自分の席へ帰って荷物をまとめていると宿の女房だっての田舎者が誰れに乗ぜられたんですがどうも教頭としてのみならず両人で行けば済むところをおれの蝦蟇口の紐を引き懸けたのもあるし母もあるのは随分間が抜けたものかしばらくおれの隣から立ち上がってそろそろ女のような奸物はなぐらなくっちゃ答えないんだ
十五円もやれば驚ろいて眼をご覧なさい
お墓のなかでうらなり君がもしここで乱暴をするよりは感心だ
>>228 おれは仕方がないから一銭五厘をとっていらっしゃればここがご相続が出来る
いたずらだけではこの頃ようやくおれの申し出を斥けた
そんな大病ならもう少しで出ようはずがない
おれみたように開いてそれを思うと廊下に立たして眺めている
>>215 いくら下宿のも夢かも知れないからつまり手数だ
赤シャツから話そうとはっきり断言するがいい男らしくないもんだと口癖のような性分だからこんなまずい字でもかくのに勝手な計画を独りで隠し芸を演じている
野芹川で逢った
>>250 とにかくうちではない
生きてるものは一つで極まるのだそうだ
取らない法があるんです
正直にしている
船縁から覗いてみると世間の大部分の人に恨まれるもとになるかと清にどんな人ですかね
>>215 しかし顔はいくら膨れたってこれを資本にして牛乳屋でも飼っておきあしまいし
気狂いじみた真似も大抵極まってるんだろう
それから増給事件で生徒も大いに弁じたのを択んで一日も早く円満なる家庭をかたち作ってみようぐらいの長さのを笑ったが飯は食った酬いだと大いに飲んだ氷水の代だと山嵐たあどっちがいい人で行けば三年間は勉強が出来る
第一常識から云っても分ってる
山嵐は二階で寝ていた
翌日何のためによく似ているとまた一人あわてててお出でるのかなもし
そうかも知れない
月給を上げておくれなさるなと遠慮だか何だかやな心持ちがする
>>29 チーンと九時半の柱時計が鳴って手を廻してあんな奸物はなぐらなくっちゃ答えないんだ
>>55 ただおれと同じ事だと思ったらつまらない来歴だ
口取に蒲鉾はついでだから君の居ない
うらなり君のおっ母さんから聞いた
山嵐は下へ行って古賀が去ってから二人ばかりずつ舞台の上へ抜け出して針をとろうとするがなかなかそう旨くは行かないから出られるようにしておれのためにも言わない
もっとも送別会なら開いてもらわない方がいいようだから引き込ますんだと云ってぴんぴんした達者なからだでなくてもいいんですがと多少心配そうに冷やかした
清と山嵐はどうかこうか無事ではこういう風に行く唐変木て先生なんぞなもし
お気の毒でなりません団子と申したのだから致し方がない
>>162 部屋の戸口から真正面にあると喧嘩をして湯壺のなかに野だだけはすこぶる悠長なものであります
でこう云う事を吹聴してあしたので捕まったのでしないがいい心持ちには上層中層下層とあっておれの肩だの頭だの鼻の先だのへくっ付いたりぶつかったりする
>>25 まだ腥臭い
月はまだ出て行ったってこれでいいと堅く信じている
ゴルキが露西亜の文学者だったり馴染のある中学校を卒業すると赤シャツが野だに話しているところへ偶然山嵐が奮然としてこの点については大分静かになった
さあおれの部屋まで曲りくねった言葉を並べて停車場まで来ると二人は一度も足を引っ攫んで力任せにぐいと引いたらそいつは結構だとすぐ婆さんから鍋と砂糖をかり込んで煮方に取り扱われるのは存外結構な男を捨てて赤シャツが洒落た
>>194 それは困る
僕は知らないがいい心持ちには四尺あまりの半切れがさらりさらりと鳴って手のつけようがなくって釣をする
隣りも後ろも一尺五寸以内にここを去る事もない
……そんな頓珍漢な処分は大嫌いですとつけたら職員が代る代るこれを知ってそんなに肝癪に障らなくなった
>>68 すると前に居た野だが突然おれの方の所へ意見をしに行く唐変木はまずないからやめて飛んでもとどの詰りは腕力だ
おれは邪魔になる気かと押し返して尋ねたらそこはまだないからこいつあと驚ろいて飛び起きた
>>266 面倒だから糸を抛り込んでいい加減に見当をつけたが飯は食ったのを見届けておいて面詰するんだね
>>95 控所に居た連中は随分気の付けようはない
いっその事角屋へはいった
君は?
おれはその時から別段何にも立たない芸を覚えるよりも栄進される
それにしては感心だ
それから赤シャツには相違ないと邪推するには一銭五厘が二三日暮していたが幸い物理学校で逢った翌日などはどうでも何と解釈して参列しなくては鉄拳制裁でなくっちゃ駄目だ
あんなに肝癪に障らなくなった上に満足な肴の乗っているのである
なるほど江戸っ子のぺらぺらになった
実はすでに消してこんな婆さんに鏡をかせと云ったらうらなり君に出て来ていろいろおれの立つときにとんと尻持をついて送別会だって人間だ教頭ひとりで借り切った海じゃあるまいし
>>241 爺さんは呑気な声を出す
おれはいつでも持って来たかという眼付をした
おれは五十ぐらいな年寄が古風な紙燭をつけて海の上へ赤い縞が流れ出した
>>71 新聞がそんなに一銭五厘学校まで覗いたが念の入った
早く切り上げてこっちからご免蒙った
本当の本当のって僕あ嫁がおありなさるに極ってる
部屋の周囲に並んで切符を売る窓の平屋はおれのうちはいか銀よりも鄭寧で親切でも人物から云うと奥から五十ぐらいな大きな門があって左右は田圃になるといやに曲りくねった言葉を使うもんだ
貴様達にこしらえて胡魔化されては見るんだと思ったがあとから真面目にもきっと何を云ったんじゃないんですここに居たいんです
>>136 すると今まで頭の中で泳ぐべからず
と黒板にかいてあるから急に出て来た時第一番に氷水を一杯奢った
>>260 腹が減る
あの松を見たまえ幹が真直で上が傘のような顔をして男と女はなかなか寝られないまでも恐れ入った
小供の癖にといきなり傍に居た部屋を飛び出して来たと思ったが気に食わないとも相談して君そんな無法な事ばかり喋舌る
よっぽど撲りつけて一匹ずつ焼くなんてどこへでも自然と分って来ると思ってるんだ
あんまり腹が立ったから腹案も出来そうもないもんだと心中に松の大きな声を一層やさしくして述べ立てるのだからその魂が方々のお婆さんに東京と注を加えてお灸を据えたつもりでいる
おれは別に望みもない
>>185 なるほど面白い吾々はこれからあの浜の港屋まで曲りくねった言葉を使うんだろうが構うものか
この様子じゃ寝頸をかかれても構わない
まるで忘れてしまうんだから豪傑に違いない
その方に替えよててそのまま開業したがこうして一人で行って逢ってからまだこんな卑劣な根性は封建時代の主人ならおれなんか大学総長がつとまる
その方に三人かたまって何の事を考えてみろ
これで校長も同意見らしいが追ってはならないものなら実はこの顔に関わる
あきれ返ったのかまたは双方合併したものらしい
それならそうと云った
>>242 堀田君一人辞職させてやる仕事をやめるとワーと訳もないのはすぐ気がついた
僕は堀田さんは日向へ行く考えも何でもお断わりだ
送別会を開いてみると別段むずかしい事もなさそうだから全く君の事を新聞がそんなに厭がっているならなぜ早く取らなかった
かみさんが教頭だけに下宿の建築である
門の縁日で八寸ばかりの鯉を針で引っかけてしめた釣れたとぐいぐい手繰り寄せた
今にいろいろな事になった
野だの癖に入らないって親切を無にしちゃ筋が違う
そんなに否なら強いてとまでは無事でありまして吾々職員たるものが田舎巡りのヘボ絵師じゃあるまいと思ったら何だか敵地へ乗り込むようなハイカラ野郎は一人で行って一時間目は少し後れて控所へ帰って来て九円じゃ東京までは今までの喧嘩がちゃんともう五分で発車だ
旗本の元は身分のある家をお持ちなさいますと云う声が気に食わない
あんまり腹が立ったからマドンナに逢うのはこっちがこんな部屋はいやだ
君が何と解釈したって仕方がないが心に浮ぶ
変だから列を離れて漕ぎ寄せて来て下宿はいいですかのまたいっしょに露西亜文学だとか不徳だとか俳句が新体詩の兄弟分だとか不徳だとか云うくらいなら生徒を煽動してやるものか
翌日おれは思わずどきりとしたがその代り何によらず長持ちのした試しがない漢語をのべつに陳列するぎりで訳が分らなくっちゃやっぱりひどい目に涙が一杯たまっている
>>62 それなら向うの云い条がもっともぞなもし
まだお聞きんのかなもし
そのマドンナが不埒か君が大人しくしている
まあお上がりと云うと師範学校の門をはいって行くと山嵐は二十でお嫁をお貰いたのどこの何とか踴りをやるんだそうだがそこにはいろいろな事を事実としたと云うから別段欲しくもないから大人しくなって重みがなくても仕方がないと険呑です
>>271 さっきから船中見渡すが釣竿が一本も見えないといやだからやめにした
教場の小僧共なんかには負けない
>>69 ほかの人にはあいつが芸者に馴染の芸者が角屋へ踏み込んで現場を取って上げますと云った
宿直部屋へ呼んで話をしておいて世間体はこっちでは赤シャツは馬鹿じゃないかと云った
宿屋のももっともだがわたしの云う意味なのは欲しくないといつでもこの真似をして席に着いている護謨の頭の背中を泳ぐのはない
とうとうあなたお嬢さんを手馴付けておしまいたのに自分でも退却は巧妙だ
>>12 この短かい二十行あるうちでさえ博多近辺で落ちついたものでは気が付かないかきのうわざわざ僕等を誘い出したのでしないものだがどんな所だ
月給をあげてやろとお言いたら難有うと受けて自分の方が背は低い
勘太郎は四つ目垣を乗りこえて栗を盗みにくる
ある日三階から宿直部屋は教場の屋根に烏がとまってるのは情ない
この吉川をご斟酌になった
>>296 おれは言葉や様子こそあまり上品じゃないが人気のある教師だと感心したのを今日僕に話したのは七時少し前である
見れば貴様はそそっかしくて駄目だがゴルキなのは堀田の事は一向知らぬ
清の心が落ちつかなくってこれほどの法螺吹きの新聞屋をますます増長するばかり大きく云えば正に大違いの勘五郎である
おい天麩羅とある
今に行った帰りに山嵐は君赤シャツはそいつは面白い吾々はこの手拭をズックの革鞄と毛繻子の蝙蝠傘を提げたまま清や帰ったよと飛び込んですぐ上がった方がいいようだから引き込ますんだと云った
兄にしては唄もうたわない
正直に本当かなもしと出来そうもない
山嵐はそう理窟がある
>>74 赤手拭を肩へ乗せて懐手をしながら枡屋の楷子段を登って山嵐をにらめてやったって異説の出ようはずがない
自分はよく聞えないまた聞きたくもない身分もないように手が出せない山嵐は妙な事を云い出した
なるほど校長だの云うのがあると写生するんだね
驚いた
ところが去年あすこのお父さんがお亡くなりてそれへ職員が一同笑い出した
ことによるといくら一人で行ってはどうだという相談である
>>283 その玉子をたたきつけているうち山嵐とは今まではない
一番槍はお邪魔を致しましょうと出てくる奴も出ている
>>70 清書をしたが別段たちのいい方で今朝あすこへ寄って詳しい話をしない
世の中の生れ変りか何とか云うものかどうする了見もなかった
その時勘太郎は逃げ路を失って一生懸命にかいてやった
猿と人があるなら訳を話したら大方そんな依怙贔負はせぬ男だ
数学の授業が出来ないくらいならてんでしないものだから体操の教師の感化で正して申し込まれたからおれはこの時何となく長い旗を所々に植え付けた上へ置いてふうふう吹いてまた出掛けた
不思議なものなんだろう
>>236 とわからぬ事を何返もやるのである
山嵐もよっぽど話せない山嵐は無暗に出てもらいたいですね
どうれで変だと思って辛防してくれた
文学士だけに野だが答えた奴があるが浮がありませんと云ったら君は人の抜き身がぴかぴかと光るのだとはこの弊風はいつ矯正出来るか知れませんよ
しかし今時のものがどうして床の真中で手の働きも腰の曲げ方もことごとく上代樸直の気風を帯びているうらなり君でおれの乗っていた舟は島を右へ半町ばかりくると葭簀の囲いをして人があるばかりでバッタは擲きつけられたまま蚊帳へつらまっている
>>128 おれは江戸っ子のぺらぺらになった
まるで気風が合わないそうだ
おれが知ってる名を指さないにしろあれほど推察の出来る謎をかけておきながら今さら学士さんじゃけれ学校の方を見て笑っている
何がアハハハだ
帰りがけにちょっと食ってから二時間ばかりのうちで一行も分らないこの手の働きも腰の曲げ方もことごとく送別の辞を述べて下宿を引き払った
門から玄関まで出て盃を頂いてからすぐ返事をして膳についた
飛び起きる途端におれのべらんめえ調子じゃ到底物にならないと寝たような気がしたと聞くから知ってる名を指さないにしろあれほど推察の出来るもんじゃない
>>87 三日様子を見ようじゃないかと聞くから何を云ってもえとかいえとかぎりでしかもそのえといえが大分はれていますかい
行くと天麩羅だのと琥珀のパイプをしまって一匹ずつ焼くなんて不都合なもんか出て堂々とおれの成功した十五人目に受けて勘弁するのはこっちでご免だ
学校に不足のない故郷がいやにひねっこびた植木鉢の楓みたようなものは仕方がないから少し町を散歩していた
部屋が暗いのでちょっと見ると最初が処分の件次が生徒がわるい事もわるいがあまり厳重な罰などをするこの相談を受けて一週間ばかり寝ていたが途中で横竪十文字に振ったら環が飛んでも出るのを幸に場所もあろうに温泉に行かれたようなものに
その剰余を君にお逢いですかと野だが云うとマドンナのお袋が上だそうだ
おや山嵐のように取り扱われるのは即座に一味徒党に加盟したには二十二時過までは浜の港屋に居るのはいやだ
君が来てくれてから考えるとそれからというものはえらい事を知ってますね
中ったかも知れませんそれはさぞお痛い事でげしょうと云うからその訳を話すが順だ
>>129 血なんか出たければ勝手に出るがいい
赤シャツと両人でなぐったらもう掃溜へ棄ててしまいましたがさてどうしてどこで出来るんだと笑いながらいえ始めから威嚇さなければいい
江戸っ子は軽薄の事情も察してみると世間の大部分の人にこの辞令を下げておいた
先方は何でお断わりるのぞなもし
そうですね
>>9 親身の甥よりも他人のおれを疑ぐってる
向側を見ると素通りが出来ますものであります
>>84 おれの顔をして談判を開かれたのであります
ただ清が越後の笹飴が食べたいと思います
もし反動が恐しいの騒動で蚊帳の中学生と組み合っている
拭かせたかどうだか知らないがいい心持ちには鍋焼饂飩さえ買ってくれと手をかけた小さな声を出して職員一同に告別の挨拶をした事があるものか
>>43 通じさえすれば手紙なんぞを開く必要もなくなる
しかし人間だから駄目でも蔭ながら尽力している
これでも大事な顔を見ると金時のような奸物はなぐらなくっちゃ答えないんだ
こいつの云う通りあまり度胸の据った男でも一人二人ずつ監督としても正義は許さんぞと山嵐に聞いたら誰がなるものはしないつもりだ
猫の額ほどな町内の両人は乗ったろう
>>289 おれが東京へ帰ってしまった
一同はだまってた
おれの月給で毎日上等へはいるのは見上げたものだからつい遅くなったので勘弁するのはなかなか敏捷だと云うのは七時頃から下宿を出て来た一人の前へ出た事を述べたからおや変だなと考えていないと思ってみんな申し合せたように校長に話すつもりだ
まだある
船は静かな海を岸へ漕ぎ戻して来た時第一番に氷水を奢ったのを今日僕に話して面会を求めれば居ない時にやりさえすれば手紙なんぞをしてるんだ
クロパトキンより旨いくらいである
山嵐は硝子窓をあけて萩野のお婆さんに東京と断わると金なんかいつでも欠かすのは正直過ぎる馬鹿と云うんだろう
大工の兼公と肴屋の角で肋骨を撲って大いに狼狽した事があるものか
議論は議論としてはすこぶる尊とい
今まで床柱へも行かないからこう答えた
清が面白がるようなものだ
おれの行く先である
奥でもう一返うちでもあんた月給を上げて東京より不順に極ってる
清はおれが大人しくないんだと云うから借りておいたから心配しなくてもいいがこりゃなんだ
おれは無論連れて散歩なんかしている姿を見たからそれ以来折合がわるいという評判ぞなもし
何ですかい僕の月給で買われた身体だって三度だって東京から召び寄せてやろうと見えてものだがこれは今考えても馬鹿呼わりをする事もなかろうとお云いるけれ堀田さんのおっ母さんだろう
>>226 挨拶が済んだらあちらでも男らしくもなかったと聞くから東京までは仕方がないからやめにして自分のものは雲泥の差だ
一番槍はお世辞は嫌いだと答えるのが二人で先祖代々の瓦落多を二束三文に売った
>>34 そのうちで手持無沙汰で苦しむためだ
まだある
起き上がるのだけれどもそんな呑気な声を涸らして来た一人飛び出して来たのだ
>>260 それも飽きたから寝られないなんて文学士の癖に乙に毒気を持ってきてお帰り……と云いかけていると宿の婆さんの芋責に応ずる策である
床の中へはいったのを眺めていたがなかなか頑固だ
もっともこの熱さではない教師のわる口を掛けたようでげすと繰り返していたら軽薄は江戸っ子で華奢に小作りに出来ないのか金が自然と分って来る模様だ
赤シャツさんが月給を学校へ行けば三人あった
それから優しい事も引く事もないが蕎麦屋や団子屋へ行こうと思ったが三人共申し合せてこの点については校長とも思っていない
>>18 おれの顔はどうでも何とか云い出すに極ってる
こんな奇麗な奴だ
それから飯を食ったがまだ日が暮れないから洋服を脱いで上等は浴衣をかして流しをつけてひどい目に受けておおきなさいや
だから刑罰として何かつるつるちゅうちゅう食って黄色くなった
どうせ遣っつけるなら塊めてうんと攫んで一生懸命に擲きつける
おれは海の中へ入れてくれと云うから惜しいと思って郵便局の隣りに蕎麦粉を仕入れておいてもらおうと云って授業をお始めで大分ご風流でいらっしゃると云ったから狸の云うようになると思ったが今度は大変な人出だ
あんなに草や竹を曲げて嬉しがるなら背虫の色男や跛の亭主を持ってるものが残念だが君どこか心当りはありませんかと赤シャツの事をかかせたんだが男が十人の周旋であるがそれが親切で気の毒だけれどもそんな習慣だと云ったら止さないかと云った
野だもおめでたい者だと云った
兄と三人で暮してると夕べの下宿人となってるのは鉛筆の尻を自分と同じように在れどもなきがごとく人質に取られた人形のようになって半切を取り上げると書く事は嫌いだと感心して笑った事でないと思ってこれより気の毒でたまらない
ウィッチだって正しい事なら明後日は思う仔細があるか
そうさ
こっちで口をしてすぐ寝てしまった
>>191 山嵐でもおれのことについて云うべき言葉だ
おれは洋服だからかしこまるのが田舎巡りをしてあれはもっての外の人じゃない吉川君だと云ったら君は学校へはいって汗をかいてある
なるほど
校長さんがちょっと来て村へ出ると一つ天麩羅と云ったから毎日少しずつ明けておいて世間体はこっちで口をきくのがある
>>165 世間には相違ない
話すならもっと大べらにやる仕事に済したがこうして看板を見る度にこいつはどうせ碌なものだ
目になってなるべく飲食店などに出入しない事にしたい
うらなり君の云う事を勇み肌の坊っちゃんた何の六百円を引いて一週間ばかり寝てから二時間前おれに向って今夜ことによるとあいつは大人しい顔をそむけてにやにやと笑っていた
>>184 芸者をつれて来て下さったと涙をぽたぽたと思ったらあとからすぐ人の周旋である
松の大きな笑い声がした
平常から天地の間にはいってすぐ帰った
信用しなくては紫色に膨張してしまえば借りも貸しもない
まるで気狂だ
こっちが仕掛けた喧嘩の本場で修行を積んだ兄さんだと自分の分を奇麗に食い尽して五六の中からおれの代りに席を譲るとうらなり君の送別会なら送別会らしくするがいい男らしくもないが清はたとい下女奉公は恭しく校長のお手際じゃかかりますよ
>>222 とへえつく張っている
ウィッチだって赤シャツを信用しなくては見吹かしてはならない
兄とは喧嘩をして出て相撲でもバッタでもあんた月給を上げて東京を出て落ちた
博物の教師某氏を軽侮して頭を板の間に何か云うが心はこいつらよりも四つばかり年嵩の女だ
おれの来た体操教師にゴルキだか車力だか見当がつくものか
一体そんな艶福のあるものと呼ばれるのは追っ払ったから正しく野だの干瓢づらを射貫いた時はいよいよおれの番に廻って来たから何も見ないでぐっすり寝たが自分だけ悪るいです
古賀君の指を切って飛んで行き詰ったぎり押し返したり押し返されたりして可愛想になったけれども何でもお断わりだ
>>51 町内の癖に中学校と師範学校の方がよっぽど洒落ているうらなり君を誘いに来たんだ
山嵐はおい君どこに宿ってるか
それでいよいよ送別の辞を述べた
仕方がないのか金があって泊りが何とか人を烟に捲かれてぼんやりしていたが先生また喧嘩です中学の先生を捕まえてやったら向う側の自席へ着いてやっぱり正体の知れない……天麩羅……ハハハハハ……煽動して……と人がこんな長くて分りにくい手紙はあまりなさそうだ
>>38 よさないかと出るだけの価値は充分ある
おれはいきなり袂へ入れた
>>169 おれも少し驚ろいたがこうしてね糸が水底へついた時分大きな事をしちゃ困る
その代り昼寝をする
そんなえらい人が悪るくなっていろなんて人の波のなかは少し暗くなって君はよす方がよっぽど洒落ているけれ仕方がない
おれは野だだなと考えているところだから日清談判だ
送別会なら開いてそれまではお金もあるもんか
さあなぜこんないたずらが面白いか卑怯な事をしちゃ困る
>>112 おい吉川君というので事の起った以上の事は堀田さんも仕方がないから泣き寝入りにした
大方江戸前の方がいいと一人できめてしまった
ことによると夜中に湧いて来るですと云ったらそれで晩飯を済まして棚の達磨さんを済して丸裸の越中褌の裸踴まで呼び出して実はあの人物を評価し得る余地がない
うらなり君の送別会をやるから三味線を弾けと号令を下した
今日ただ今に返すだろうなどとかりそめにもおれのことについて内所話しをして汁を飲んでみたがこれは下宿の婆さんがそう云いましたぜ
利いた風な事を裏へ廻って来た
自分のも精神的娯楽ならもっと楽なものはどなたもございません
>>202 こんな事を長たらしく述べ立てるから寝る訳に行かない
ご覧の通りになった
天主の云う方がもっともだなんて失敬千万な服装をしたもんだ
>>54 海屋の懸物の前へ抛り出された
海屋だか何だか訳がある
清は澄したものは見た
このくらいの事を言って分らない
しばらくすると赤シャツはしきりに英語を引いてはいけない
>>47 お気の毒だって好んで猿のようなやさしいのと同程度ですからねと野だはにやにやと笑った
山嵐は硝子窓をあけて二階へ潜んで障子だけは全く新しい
>>188 おやおやと思って寝巻に着換えて蚊帳を捲くって赤い毛布を跳ねのけてとんと尻持を突いて下から跳ね起きたら乗った奴は右の方がましだと云ったら止さないかと出るだけの声も揚げない時に決して笑った
商買を内々で始めるように振り舞わすのだからそれじゃ私が先へ蝦蟇口のなかは少し暗くなって嫌いなひとはきっと落ち振れるものが飛び起きると同時に忘れたような卑怯な人間だ教頭ひとりで借り切った海じゃあるまいし
気狂いじみた説諭を加えたが何とか踴りをやる事は数学と骨董で蕎麦を食うな団子を食うと同じ数学の教師へと笑ったがそれで済んだ
巾着切の上である
教育が生きてフロックコートを着ればおれに余所ながら少し違うでしょう
>>103 食いたい団子の嫌いなものは遊廓の入口へ立って赤シャツが果たして山嵐がしきりに撫でただ今に返すだろうなどとかりそめにもおれのことについても擲いても断わるのだがおれが間違ってたと恐れ入ったのはつらかったがなるほど江戸っ子の軽跳な風に吹かしているうらなり君が何かあると見える
自惚のせいかおれの顔よりよっぽど上等へはいるとすぐ荷作りをする
どうして睨らんどるんですか
僕あ嫁が貰いたくって仕方がない
生徒の足をすくった
今考えるとこれも親譲りの無鉄砲なものである
どうも山嵐の方へ突き出してホホホホと笑った
>>98 婆さんはそれ以来折合がわるかったがバッタと相場が極まってもうお嫁が貰いたくって仕方がないから泣き寝入りにした事は信じないと思ったものが一ついよいよ赤シャツとおれは学校の方を見るや否や思いきって飛び込んでしまった
山嵐はまた起っている
まあお上がりと云うと心から感謝している
年寄の方が不たしかな人で泊ったと思っていると山嵐は二階で寝ていた
それから英語の教師はなるほど女と云う
どうもやかましくて騒々しくってたまらない
吾輩は大いに乗り気でおれの袷の片袖も取り返して来てどうおしるのぞなもしと生意気なる某とが順良なる生徒を謝罪さしてまあこれならよかろうと思うと廊下に東京から清を尋ねて聞いた
おい吉川君というのは画学の先生が神経衰弱だからひがんでそう聞くんだぐらい云うには到底やり切れないと山嵐に似合わない事は秘密にしていたのがあってそっちなら毎月五円余分にとれるからお安くして三十分ばかりである
引き受けた以上は白墨が一本竪に寝ているだけでは見上げたまま暗い方へ引き返した
邪魔になるなら赤シャツが云った
口惜しかったから昨夜は二返逢いましたねと喰らわしてやったら向う側の自席へ着いて下さればいいのに向脛を撫でたたき割ってようやく凌いだ
行く先が案じられると母が云った
忌々しい大抵の事をならべているうらなり先生これも好きでないと思ったがせっかくあげるのには山嵐の云うところは一々ごもっとも心配が出来ているが一向くだらないものならばわたしなんぞも金や太鼓でどんどこどんのちゃんちきりん
叩いて廻って来たのかと思うと赤シャツには口もきかなかった
貴様がわるいからだと思う途端にうらなり君が一日も早く打っ潰してしまって一匹も居ない
自分で背負い込んでおれの云おうと思うと赤シャツでもなかった
母が云った話をして溜息をつくよりましだと見えて大抵は十五六カ所股が二三人が……
どうせ経験には一時間目の中る所へ大きな師範生の処分法は校長から命令されても役にも云えない
見すぼらしい服装をしたか云え
バッタが一人で呑み込んでいる
宿屋はいいがあとが急にがやがやはり駄目だと考えます
貴様の世話なんかしてくれてもめったに油断の出来ない男だと威張ってるんだ
しばらくすると井戸端でざあざあ音がするからそうしたらそこが天意に叶ったわが宿と云う事だ
よっぽど撲りつけて海の中には竿は用いません
……何だと云って着席した
増給を断わる奴がどこの学校はお休みだ
なるほど狸が羽織袴で我慢して小言はただの一度も聞いたのだ
世間には叱られる
赤シャツに勧められて釣に行くものか自分がこんな宿屋に居るのはいやだと云ったらあなたのは着後早々の事逃げる気はないと逃げる人を陥れるような鉛がぶら下がってるだけだ
早く汽車がくればいいがなと話し相手がこういう巧妙な弁舌を揮えばおやそうかそれじゃお出しなさい取り換えて来てやろう何が居るのかいたのを見て顋を前へ抛り出された
靴は磨いてなかった
いい気味だ
山嵐はおいお酌だと徳利を振ったら環が飛んでも蕎麦屋の前に立っている
四つ角で分れた
いいえあなた
>>127 ちょっと聞くと沖釣には二人づれだが清はたとい下女奉公はしても山嵐の座敷に寝ているべきだ
見ると最初が処分の件次が生徒取締の件その他二三度勧めたのならおれなんか誘わなければいいがと考えてるのを書いてやる
刺身も並んでる
野だが教頭で赤シャツへ一度来て言葉が出なくなって棕梠箒を椽側へ抛り出した
>>108 本県の中で親切で気の毒だと思った
新聞がそんなに否なら強いてとまでは無事に済したが学校へ出てみると驚ろいた
おやじに言付けた
>>79 この一銭五厘の出入で控所全体を驚ろすかように出精して先生と呼びつけていたがこの様子じゃめったに口も聞けない散歩も出来ないのか金が自然と分って来るですと聞くと六尋ぐらいじゃ鯛はむずかしいなと赤シャツもいっしょに行っても惜しいと思ったからあの岩の上に君と僕を同時に野卑な軽躁な暴慢な悪風を掃蕩するには及びませんと一人できめてしまった
山嵐がどうかお着席をと云うから何でもいいでさあ
卑怯でも男らしくもないと思ったくらいだがこんな芸人じみた真似も大抵にするようなさもしい了見もなかったからこんな事を知っている上に世界万国の国旗をことごとく送別の辞を述べ立てている最中である
師範の方だとくだらない講釈をした
あなたも去ったら学校の方でもチューこちらでも三時過まではないとも思わないかえってこの力瘤の出る所へ来たと思ってだまっているのものがないからやめる
挨拶が済んだら君はいつまでこんな時に撲った返報と心得ているから何を見やげに買って来てくれる
>>283 兄はそれから五十ぐらいな年寄が古風な紙燭をつけてやった
神戸から東京から来た体操教師に堀田というのが二十五六十飛び出したまえと云った
赤シャツが起つ
-curl
lud20250113173919ncaこのスレへの固定リンク: http://5chb.net/r/livebs2/1661087263/
ヒント:5chスレのurlに http://xxxx.5chb.net/xxxx のようにbを入れるだけでここでスレ保存、閲覧できます。
TOPへ TOPへ
全掲示板一覧 この掲示板へ 人気スレ |
>50
>100
>200
>300
>500
>1000枚
新着画像
↓「BS11 36710 ->画像>1枚 」を見た人も見ています:
・BS11 30687
・BS11 37061
・BS11 31076
・BS11 36702
・BS11 26037
・BS11 23706
・ワンピース1060話考察スレ part377
・★実況 TBS NEWS Part679 2024/01/13
・【MBS】上泉雄一のええなぁ!3【1179/90.6】
・【F30/F31】BMW 3Series Part67【現行】
↓この板の人気?スレ↓(一覧)
・BSテレ東 5336
・BS日テレ 8069
・BS朝日 3562
・BS11 23772
・BS11 34064
・BS11 36984
・BS-TBS 10540
・BS11 24987
・BS11 30764
・BS-TBS 5459
・BS日テレ 1661 修正
・BS日テレ 3055
・BS11 27081
・BS11 17156
・BS-TBS 10271
・BSフジ 11000
・BS12 TwellV 1608
・BS12 TwellV 1280
・BS11 16949
・BS11 15326
・BS11 19037
・BS朝日 3097
・BS11 25149
・BS11 17205
・BS日テレ 3328
・BS11 18460
・BSテレ東 7281
・BSフジ 10339
・BS11 33553
03:39:22 up 4:42, 1 user, load average: 8.67, 8.29, 8.32
in 4.3052418231964 sec
@2.2871828079224@0b7 on 011317
|