https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190927-00034479-hankyoreh-kr
被害者103人、真相調査・公式謝罪要求し4月に韓国政府に請願 国防部、今月9日の回答で
「国防部保有資料には関連内容ない」 市民社会団体「被害者中心主義原則に則り調査すべき」
「私たちは何の武器ももっておらず、何の抵抗もしなかった私たちの家族が韓国軍により殺害されるのを目撃し、
韓国軍の銃と手榴弾を避けてかろうじて生き残りました。
私たちは被害者であり、同時に目撃者であり生存者です」
グエン・ティ・タンさん(59)は、韓国軍によるベトナム戦民間人虐殺被害者だ。
満7歳の時にベトナム・クアンナム省のフォンニィ・フォンニャット村で、
韓国軍に家族を奪われ左わき腹に銃弾を受けたが生き残った。
その日一日だけで74人の村人が虐殺された。
韓国軍は1964年9月から1972年までに31万2千人余りをベトナムに派兵したが、この期間の韓国軍によるベトナム民間人虐殺は80件余り、
被害者数は9千人余りに達すると推測される。
4月4日、グエン・ティ・タンさんを含む103人の被害者は、
虐殺被害に対する真相調査と公式謝罪、被害回復措置を要求し、韓国政府に請願書を提出した。
「数回の契機があったにもかかわらず、韓国政府は依然としてベトナム戦民間人虐殺の事実を認めておらず、
謝罪や名誉回復のための措置もまったく取られていない」ということだ。
ベトナム戦民間人虐殺被害者のベトナム人が、大韓民国の国家機関に提起した最初の請願だった。
公式回答期限の90日を遥かに過ぎた今月9日、国防部が一歩遅れて請願に対して答弁した。
「国防部の保有資料では、韓国軍による民間人虐殺関連内容は確認できず、
韓国側の単独調査でなくベトナム当局との共同調査が先行しなければならないが、
韓国とベトナムの政府間共同調査条件がまだできていない状況」という内容だった。
市民社会団体は反発した。礼を尽くした種々の表現にもかかわらず
「韓国軍がなぜ自身の家族を殺したのか、なぜ私を撃ったのかを明らかにしてほしい」という被害者の要求を、
韓国政府が公式に拒否したということだ。
韓国−ベトナム平和財団、ベトナムと韓国を考える市民の会など60の市民社会団体は26日午前、
ソウル市龍山区(ヨンサング)の国防部前で記者会見を行い、政府がより積極的に歴史問題の解決に乗り出さなければならないと要求した。
被害者103人、真相調査・公式謝罪要求し4月に韓国政府に請願 国防部、今月9日の回答で
「国防部保有資料には関連内容ない」 市民社会団体「被害者中心主義原則に則り調査すべき」
「私たちは何の武器ももっておらず、何の抵抗もしなかった私たちの家族が韓国軍により殺害されるのを目撃し、
韓国軍の銃と手榴弾を避けてかろうじて生き残りました。
私たちは被害者であり、同時に目撃者であり生存者です」
グエン・ティ・タンさん(59)は、韓国軍によるベトナム戦民間人虐殺被害者だ。
満7歳の時にベトナム・クアンナム省のフォンニィ・フォンニャット村で、
韓国軍に家族を奪われ左わき腹に銃弾を受けたが生き残った。
その日一日だけで74人の村人が虐殺された。
韓国軍は1964年9月から1972年までに31万2千人余りをベトナムに派兵したが、この期間の韓国軍によるベトナム民間人虐殺は80件余り、
被害者数は9千人余りに達すると推測される。
4月4日、グエン・ティ・タンさんを含む103人の被害者は、
虐殺被害に対する真相調査と公式謝罪、被害回復措置を要求し、韓国政府に請願書を提出した。
「数回の契機があったにもかかわらず、韓国政府は依然としてベトナム戦民間人虐殺の事実を認めておらず、
謝罪や名誉回復のための措置もまったく取られていない」ということだ。
ベトナム戦民間人虐殺被害者のベトナム人が、大韓民国の国家機関に提起した最初の請願だった。
公式回答期限の90日を遥かに過ぎた今月9日、国防部が一歩遅れて請願に対して答弁した。
「国防部の保有資料では、韓国軍による民間人虐殺関連内容は確認できず、
韓国側の単独調査でなくベトナム当局との共同調査が先行しなければならないが、
韓国とベトナムの政府間共同調査条件がまだできていない状況」という内容だった。
市民社会団体は反発した。礼を尽くした種々の表現にもかかわらず
「韓国軍がなぜ自身の家族を殺したのか、なぜ私を撃ったのかを明らかにしてほしい」という被害者の要求を、
韓国政府が公式に拒否したということだ。
韓国−ベトナム平和財団、ベトナムと韓国を考える市民の会など60の市民社会団体は26日午前、
ソウル市龍山区(ヨンサング)の国防部前で記者会見を行い、政府がより積極的に歴史問題の解決に乗り出さなければならないと要求した。