立憲民主党の枝野幸男代表=2020年3月5日、川田雅浩撮影
立憲民主党の枝野幸男代表は24日の党会合で、安倍晋三首相が「国会答弁で悪夢のような民主党と答えたことはない」と語ったことについて「本当の詐欺師、うそつきは、自分でうそを言ったり、詐欺をしたりしている自覚がない」と批判した。
枝野氏は、首相の発言について「あれだけ(国会答弁で)繰り返していたことを『国会で言ったことはない』という」と指摘し、「その場しのぎ、その場限りで、いろんなことをいいかげんに言い募り、その場を取り繕うことが積み重なっている」と首相の答弁の姿勢を問題視した。
首相は23日の参院予算委員会で「悪夢のような」との表現について「自民党大会などで申し上げている。国会答弁で答えたことはない」と語っていた。【野間口陽】
https://mainichi.jp/articles/20200324/k00/00m/010/184000c