止まらぬ新型コロナウイルスの感染拡大で、東京や大阪で再び飲食店の営業時間短縮要請が出された。年末の稼ぎ時に我慢を強いられる繁華街からは27日、理解する声がある一方、「大打撃、またか」と、恨み節も聞かれた。
同日から午後9時までの営業に短縮した大阪・ミナミの居酒屋「おだし」の店長、松二衛さん(41)は「もろに大打撃を受けるのは確定だ」と落胆。「稼ぎ時を迎えるたびに国や府から営業の制限を求められるのは残念でしかない」とこぼす。
8月にも府の休業要請に応じたといい、「どれだけ効果があったか検証や説明もせず、何度も要請されても」と批判。「客足も戻りつつあったのに。やれる対策はもうない」と語気を強めた。
南海難波駅近くの飲食店で、午後8時半ごろ時短を理由に入店を断られた女性会社員(45)は「騒ぐ若者がいない店でも一律なのは疑問」と不満げ。「制限はやむを得ない。我慢し続ける」とかみしめるように話した。
https://www.jiji.com/sp/article?k=2020112700979&g=soc
同日から午後9時までの営業に短縮した大阪・ミナミの居酒屋「おだし」の店長、松二衛さん(41)は「もろに大打撃を受けるのは確定だ」と落胆。「稼ぎ時を迎えるたびに国や府から営業の制限を求められるのは残念でしかない」とこぼす。
8月にも府の休業要請に応じたといい、「どれだけ効果があったか検証や説明もせず、何度も要請されても」と批判。「客足も戻りつつあったのに。やれる対策はもうない」と語気を強めた。
南海難波駅近くの飲食店で、午後8時半ごろ時短を理由に入店を断られた女性会社員(45)は「騒ぐ若者がいない店でも一律なのは疑問」と不満げ。「制限はやむを得ない。我慢し続ける」とかみしめるように話した。
https://www.jiji.com/sp/article?k=2020112700979&g=soc