昨年1年間に全国の警察が摘発した自転車の交通違反は2万5465件(前年比11%増)で、
記録が残る2006年以降、最多となったことが警察庁のまとめでわかった。
新型コロナウイルスの感染予防のため自転車を使う人が増え、取り締まりを強化した影響もあったとみられる。
自転車を巡っては、危険な走行で歩行者を死傷させる事故の多発を受け、各地の警察が重点的な取り締まりを実施。
10年の摘発件数は2584件で、この10年で約10倍に増えた。違反者には刑事処分の対象となる「交通切符」(赤切符)が
交付されている。
昨年の違反の内訳は「信号無視」が最多の1万4344件で、全体の56・3%を占めた。
次いで「遮断踏切への立ち入り」が6005件で、「一時不停止」が1804件、スマートフォンを操作する「ながら運転」などの
「順守事項違反」が972件だった。
自転車に衝突されて死亡または重傷を負った歩行者は前年比13人減の306人。
東京・池袋では昨年8月、コロナ禍で需要が増えた宅配代行サービスの配達員の男が、
20歳代女性に衝突して軽傷を負わせ、そのまま逃走。男は同11月、道路交通法違反(ひき逃げ)容疑などで書類送検された。
長引くコロナ禍で自転車のレンタルサービスなども広がっており、警察当局は交通ルールの順守を呼びかけている。
自転車の交通違反の摘発件数
ソース 読売新聞オンライン 02/18 23:33
https://www.yomiuri.co.jp/national/20210218-OYT1T50185/
記録が残る2006年以降、最多となったことが警察庁のまとめでわかった。
新型コロナウイルスの感染予防のため自転車を使う人が増え、取り締まりを強化した影響もあったとみられる。
自転車を巡っては、危険な走行で歩行者を死傷させる事故の多発を受け、各地の警察が重点的な取り締まりを実施。
10年の摘発件数は2584件で、この10年で約10倍に増えた。違反者には刑事処分の対象となる「交通切符」(赤切符)が
交付されている。
昨年の違反の内訳は「信号無視」が最多の1万4344件で、全体の56・3%を占めた。
次いで「遮断踏切への立ち入り」が6005件で、「一時不停止」が1804件、スマートフォンを操作する「ながら運転」などの
「順守事項違反」が972件だった。
自転車に衝突されて死亡または重傷を負った歩行者は前年比13人減の306人。
東京・池袋では昨年8月、コロナ禍で需要が増えた宅配代行サービスの配達員の男が、
20歳代女性に衝突して軽傷を負わせ、そのまま逃走。男は同11月、道路交通法違反(ひき逃げ)容疑などで書類送検された。
長引くコロナ禍で自転車のレンタルサービスなども広がっており、警察当局は交通ルールの順守を呼びかけている。
自転車の交通違反の摘発件数
ソース 読売新聞オンライン 02/18 23:33
https://www.yomiuri.co.jp/national/20210218-OYT1T50185/