3月には大手キムチメーカーが腐った白菜でキムチを作っていたことが発覚。
5月末には、学校の給食に使われたヨルムキムチ(大根の葉を使ったキムチ)の中から、カエルの死体が2度にわたって発見されるという事件まで起きている。
こうした不良食品にまつわる事件は、韓国を悩ます事件とも言えるだろう。
食品衛生法違反者が続出する韓国
ソウル警察庁反腐敗・公共犯罪捜査隊は10月19日、今年8月までに不良食品取り締まりで計3831人を検挙したことを明らかにしている。
詳しくは、食品衛生法違反の疑いで3484人、畜産物衛生管理法違反の容疑で200人、健康機能食品法違反で147人を検挙した。
韓国警察によると、過去4年間で毎年6000人以上が食品衛生法違反として検挙されている。
2018年には6319人、2019年には7059人、2020年には7025人、2021年には6390人が検挙されてきた。
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写真はイメージ
これには、韓国国内でも「口にするものだけに厳格な捜査態勢を整えて欲しい」「腐った食材を口にするリスクは恐ろしい」など、飲食物の衛生管理に異を唱える声が多く上がった。
腐った食材で作られた料理を口にする可能性は、日本でも決してゼロではないとはいえ、可能であれば避けたいものだ。
それだけに、韓国の食品業界全体で根本的な部分での改善を期待したい。
(文=サーチコリアニュース編集部)
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