経済学者の高橋洋一氏が3日、自身のユーチューブチャンネルを更新し、上脇博之神戸学院大教授と郷原信郎弁護士が兵庫県の斎藤元彦知事とPR会社社長を公選法違反で刑事告発したことに言及した。
高橋氏は「(上脇氏と郷原氏は)いわば告発する常連で、告発した記事は多いが、受理されたというのはけっこう少なくて、立件されたというのはほとんど聞いたことがない。誰かが受理率と立件率を計算してくれたら面白い」とチクリ。
一方で、自身もテレビ番組に出演し、この手の話題でカンカンガクガクとなる状況に「最終的に誰かが告発してくれたら答えはすっきり分かるということを言ってきた。法律解釈がおかしいと言っても答えるのは面倒くさいし、捜査当局でもない」と刑事告発されたことには歓迎した。
ただ、タイミングに対しては「ちょっと早いかな」とも。「(NHK党の)立花さんが(元県民局長の)公用PCの中身をちょろっとずつ外に出しちゃっている。困る人もたくさんいるんじゃないかな。テレビ局も報道できない状況になる。そうすると告発があれば、あとは司法に手に委ねるということで一つの区切りになる。テレビで兵庫県知事の話が急速にクールダウンしている。しぼんでいるでしょ。全然ワイドショーも取り上げなくなった。テレビ局も救われた」と告発の背景と今後のテレビ局での扱いに与える影響を指摘した。
https://www.tokyo-sports.co.jp/articles/-/326018