千歌の部屋
曜「…………」
千歌「…………」ｶｷｶｷ
曜（うわああああああああああああ）
曜（勇気だして告白したのに流されたああああ）
曜（これってもう終わりだよね？脈なしだよね？）
曜（ああああああああああああああああああああああ）
曜（告白しなきゃよかったああああああああああああああああ）
千歌（作詞してたから思わず流しちゃったけど……）
千歌（今のって告白だよね！？本気のやつだったよね！？）
千歌（これで勘違いだったら私、恥ずかしくて死んじゃうよ！）
千歌（もっとハッキリ言ってくれなきゃわかんないよ！！！）
千歌（なんか言ってよ曜ちゃああああああああああん！！！！）
千歌「…………い、今のってさ……その……」
千歌「こ、告白だったりする？なんてねー？あははー！！」ﾁﾗｯ
曜「な、ななな何言ってるのさ千歌ちゃん！そんなわけないヨーソロー！あははー！」
曜「私達、女の子同士なんだよー！！！」
千歌「だ、だよねー！！女の子同士とかないよねー！！！」
曜ちゃん童貞みたいに言われるけどちかっちも大概童貞だよね
童貞✖︎童貞カプ良いぞ
千歌（うわああああああああああああああ）
千歌（聞かなきゃ良かったあああああああああああああ）
千歌（絶対自意識過剰だと思われてるうううううううううう）
千歌（やっぱ女の子同士なんて変だよねえええええええええええ）
曜（あああああああああああああああああ）
曜（余計なこと言っちゃったああああああああああああ）
曜（そうだよねええええええええええええええええええええ）
曜（女の子同士なんてありえないよねええええええええええええ）
千歌「…………ならさ」
曜「うん……」
千歌「どうしたのいきなり？」
曜「えっ！？あっ、何が？」
千歌「何って……私のこと好きって……」
曜「そ……それは……」
曜「作詞に集中してる千歌ちゃんの横顔に見惚れちゃって……思わず……みたいな？」
千歌「…………あ、ありがとう」
千歌（なにそれえええええええええええええ）
千歌（なんでそんな恥ずかしいセリフは言えるのおおおおおお）
千歌（私どんな反応すればいいのおおおおおおおおおおおおおおお）
|c||^.- ^|| …………
ﾒﾉ＾ﾉ_ ＾ﾘ …………
曜（は、話逸らさなきゃ……！）
曜「えっと……今回はどんな曲にするの？」
千歌「……ラブソングにするつもり」
曜「ラブソング……」
千歌「ま、まだふわっとしか考えてないんだけどね……」
曜「そうなんだ……」
千歌「…………」
曜「…………」
曜「千歌ちゃんてさ……今、恋してるの？」
千歌「な、なんでそんなこと聞くの？」
曜「その……千歌ちゃん自分はラブソングなんか書けないって前言ってたから……」
千歌「あー……それはなんか照れくさくて……」
千歌「だいぶ作詞にも慣れてきたし挑戦してみよっかなー……って？」
曜「なるほどね……」
曜（質問はぐらかされちゃったな……）
千歌（言うべきなのかな……）
千歌（さっきの告白？に……今の質問……可能性……まだあるよね？）
千歌「…………」
千歌「あ、あとね……私、恋してるよ」
曜「えっ！？」
曜「ち、千歌ちゃん恋してるんだ……」
千歌「うん……」
曜「…………」
千歌「でもね……相手女の子なんだ……」
曜「！？」
千歌「おかしい……よね……」
曜「いや！全然おかしくないよ！」
千歌「でも曜ちゃんさっき……」
曜「あ、あれは！世間的にというか！普通に考えるとって意味で！？」
曜「私は別に……女の子同士でもいいなって思うよ！！」
千歌「そっかぁ〜……良かったぁ……」
曜「…………相手って……聞いてもいいのかな？」
千歌「…………」
千歌（きた！ここでさりげなく曜ちゃんだって気付かせてあげるから！）
千歌「んと……名前は恥ずかしいから言えないけど……」
千歌「どんな人かなら……」
曜「うん……知りたい……」
千歌「その子のことはね……小さい頃からずっと好きで……私の憧れで……」
千歌「運動がすごいできて……頼りになって……」
千歌「でも鈍感で……ちょっとへたれな所もあるんだけどそこがまた可愛くて……」
千歌「結構アピールしてるんだけど中々気付いてくれなくて……」
千歌「早くあっちから『ハッキリ』告白してくれないかなぁって思ってるんだ……」
曜「…………」
曜（運動ができて頼りになる鈍感でちょっとへたれな小さい頃からの千歌ちゃんの憧れ……）
曜（果南ちゃんかぁ〜〜〜…………）
曜「そっか……大変だと思うけど……千歌ちゃんの恋、応援するね……」
千歌「え？うん……ありがとう……」
千歌（き、気付いてないの？大分ヒントだしたよ？やっぱ私の勘違い？）
曜（やばい……涙でそう……）
曜「ごめん……ちょっとお手洗い借りるね……」
千歌「うん……いっといれ」
千歌「…………」
千歌（曜ちゃん……気付いた上で私に気を使ってるのかな……）
千歌（それとも曜ちゃんだし、本当に気付いてないのかな……）
千歌（はぁ……もう私からハッキリ言うしか……あ）
千歌（曜ちゃんのカバンからなんかはみ出てる）
千歌（雑誌？曜ちゃんにしては珍しいなぁ……）ｽｯ
千歌「！」
千歌「こ、これって……！」
雑誌「月刊百合女子！！今流行りのさりげない告白であの子の気持ちをチェックだYO特集！！」
千歌「曜ちゃん……！」
千歌「やっぱり私のこと……！」
千歌「えへへ……えへへへへ」
ﾄﾝｯ
曜「ただいまぁ……あ、その雑誌！」
千歌「あっ！これは、その！」
曜「千歌ちゃんも買ってたんだ……！」
千歌「曜ちゃんのだよ！！！」
曜「私のって……あっ、千歌ちゃん私のカバン勝手に！」
千歌「違うから！はみ出てたから気になって見ちゃったの！」
千歌「そんなことより！！」
千歌「曜ちゃん！」
千歌「さっきの……やっぱり告白だよね……？」
曜「…………そうだよ」
曜「私……千歌ちゃんのこと本気で好きなんだ……」
千歌「うん……嬉しい……私も好きだよ」
曜「でも……千歌ちゃんは果南ちゃんが好きなんだよね……」
千歌「不束者ですが……って、えっ！？」
曜「大丈夫……私のことは心配しないで……少し時間かかるかもしれないけど……」
千歌「ちょっとちょっと！」
千歌「なんでそこで果南ちゃんがでてくるの！？」
曜「？さっきの恋してる相手って果南ちゃんでしょ……？」
千歌「違うよ！あれは曜ちゃんのことだよ！！」
千歌「第一！果南ちゃんには鞠莉ちゃんがいるじゃん！！」
曜「千歌ちゃんなら大丈夫だよ……鞠莉ちゃんは凄い魅力的だけど……」
曜「きっと果南ちゃんは千歌ちゃんを選んでくれると思う」
千歌「うん……ありがとう」
千歌「じゃなくて！」
千歌「聞こえてたよね！？私のさりげない告白聞こえてたよね！？」
曜「え？告白？」
千歌「さっき言った私が恋してる相手は曜ちゃんだよ！果南ちゃんじゃないの！！」
曜「わ、私？」
千歌「うん！」
曜「渡辺曜？」
千歌「そうだよ」
曜「浦の星女学院高校2年1組28番の渡辺曜？」
千歌「……そうだよ」
曜「今、千歌ちゃんの目の前にいる渡辺曜？」
千歌「しつこいよ！渡辺曜他にいるの！？」
おい、それってYO！
私のことじゃんかアッアッアッアッ
曜「だって……まるで夢みたいで……」
曜「いまいち実感が……」
千歌「夢じゃないよ。確認してみて」
曜「千歌ちゃん、私のこと好き？」
千歌「す、好きだよ」
曜「私のこと愛してる？」
千歌「……愛してるよ」
曜「誰よりも？」
千歌「…………誰よりも」
曜「やっぱ夢だよこれ」
千歌「なにその確認の仕方！？私すっごい恥ずかしかったんだけど！！」
渡辺なのに出席番号28番ってやっぱ生徒少ないんだな
千歌「ほら曜ちゃん」ｷﾞｭｯ
曜「ち、千歌ちゃん！？」
千歌「暖かいでしょ？」
曜「う、うん……」
千歌「夢じゃないでしょ？」
曜「うん……」
千歌「曜ちゃんの心臓すごいドキドキしてる……」
曜「千歌ちゃんだって……」
千歌「なんかもう滅茶苦茶だね」
曜「そうだね……」
千歌「ある意味私達らしいのかな？」
曜「ごめんね……私が鈍感でへたれなせいで……」
千歌「そ、それは気にしなくていいから……私もへたれだし……」
千歌「でも……」
千歌「改めて曜ちゃんから告白……してほしいなっ」
曜「えぇっ！？」
千歌「ダメかな？」
曜「ダ、ダメじゃない……」
千歌「じゃぁお願い」
曜「…………わ、私。わわ渡辺曜、は、たかみんちか
千歌「待って」
曜「はい……」
千歌「曜ちゃん噛み過ぎ……」
曜「だってこんな近いし……頭の中いっぱいで……」
千歌「なら……私、目瞑ってるから行動で示して？」
曜「そ、それって……」
千歌「……」ﾝｰ
曜「ち、ちかちゃん？いくらなんでもそれは……」
千歌「アーアーキコエマセーン」
曜「…………本当にしていいの？」
千歌「……」ｺｸｯ
曜「…………」
千歌「…………」
二人は幸せなキスをして終了。
|c||^.- ^||素晴らしいですわ その後の話もあるんでは？
＿ノ⌒＼＿ノ |c||^.- ^|| はよ
／ ﾋﾟｼｯΣ（=====）
(＼ 彡 ( ⌒) )
⌒ﾟ(｀・ω・)ﾟ⌒ ／￣￣￣'し￣￣／＼
＼ ⊂ ） ￣￣￣￣| |￣￣￣￣
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し￣￣￣＼) .／ ＼
2年生は入試の時点で24人で梨子ちゃん転校してきたから
渡辺の出席番号はたぶん25番やで
>>68
だいたい転校生はその年の出席番号はケツになるんじゃね？
逆に言えば曜と梨子の番号は隣同士 >>68
検索したら28番でてきたんだよねぇ
初期設定かな？ >>70
最初の自己紹介だと出席番号26番渡辺曜ですって言ってる
28番の出所はわからぬ >>72
超初期の自己紹介画像が28番だわ
多分それがひっかかったんだと思う >>73
ググったけど26番って言ってるの一人しかおらんかったからこっちが間違ってたわｗ
勘弁カンベンカンボジア |c||σ.-σ|| 続きがないなら>>1が作ればいいんですわ ﾒﾉ＾ﾉ｡ ＾ﾘ 「煮えたラッコ鍋と高感度暗視カメラをベランダに設置したわ」
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