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希「オカルト好きな私と見える後輩」 [無断転載禁止]©2ch.net ->画像>3枚
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うちの名前は東條希!音ノ木坂学院の3年生!
前回までのうちと真姫ちゃんのお話は
ひょんなことからシックスセンスを持っている真姫ちゃんと出会ったうちは真姫ちゃんを強引にうちの部活に勧誘
そして真姫ちゃんをうちが所属するオカルト研究部に入部させることに成功!
しかし、そんな喜びもつかの間、うちが住んでるマンションで怪事件が発生!なんとそれは悪霊の仕業による事件だったんよ
うちもその悪霊に襲われたんやけど、真姫ちゃんや真姫ちゃんの友達の星空凛ちゃんと小泉花陽ちゃんの活躍もあって無事に除霊に成功
オカルトは好きだけど、実際にそういうことに遭遇するとやっぱり怖いのもんやね
でも!それで、うちが懲りた訳でもトラウマになった訳でもないし
むしろ真姫ちゃんや他の皆に何かがあった時に少しでも役に立てるように強くならないといけないと思ったんよ
だからオカルトについてはこれからもまだまだ研究していかないとね?
この物語はそんな変わったうちとシックスセンス持ちの真姫ちゃんとのお話です
真姫「.....誰に向かって言ってるのよ、希」
希「まぁ、こういうのはお約束やん?」
#2
希「夏だー!!」
真姫「そうね、夏ね」
希「夏休みだー!!」
真姫「そうね、夏休みね」
希「合宿だー!!」
真姫「そうね、合宿.....合宿?」
希「どこかに行きたーい!!」
真姫「どっかに行きたいって...それって合宿じゃなくて、ただの希の願望じゃない」
希「細かいことはええやん!うちは真姫ちゃんと合宿をしたいの!」
真姫「合宿したいってどこに行くのよ」
希「ふふふ、山に海!夏といえば合宿だよ!真姫ちゃん」
真姫「...さっきから、この暑い時期になんか暑苦しいわね希」
希「むっ!そういう真姫ちゃんはちょっと冷たすぎない?」
真姫「だってこの時期に山や海なんて絶対に混んでるじゃない...私、人混みって嫌いなのよね」
希「もーノリが悪いな真姫ちゃんは」
真姫「そもそも貴方は受験生でしょうが、勉強は?」
希「こ、細かいはええやん!」
真姫「貴方ねぇ.......」
真姫「そもそもなんでいきなり合宿なのよ...また、いつものただの思いつき?」
希「え、えっと...そういう訳じゃないんやけど...」
真姫「じゃあ、なんなのよ」
希「っ、だって.....」
真姫「だってなによ?妙に歯切れが悪いわね」
希「友達と過ごす夏休みなんて久しぶりだから.....その....高校最後の夏休みだし」
真姫「.........」
希「真姫ちゃんが言うようにうちは受験生だけど、思い出がほしいんよ!」
希「最後の夏休みくらいは楽しい夏休みの思い出くらい作ったって、バチは当たらないかなって思ったんよ」
希「でも、その、真姫ちゃんが嫌ならええんよ、無理には誘わないから....」
真姫「........」
真姫「はぁ....わかったわよ」
希「え?」
真姫「それでどこに行くのよ?」
希「どこって、真姫ちゃん...いいの?」
真姫「あんなことを言われて断れる訳ないじゃない...あれで断ったら、私がただの冷血な人じゃない」
希「ご、ごめん.....」
真姫「今更何を謝ってるのよ、ほら!夏休みだって長いとはいえ、休みに限りがあるんだから早く決めるわよ」
希「うん!」
凛「凛も真姫ちゃん達と旅行に行きたいにゃー!!」
花陽「わ、私も!」
真姫「!?凛に花陽?いつの間に」
凛「抜け駆けはずるいにゃー!凛も皆と旅行に行きたいにゃ!」
花陽「り、凛ちゃん!真姫ちゃんと希先輩はそんなつもりで言ったつもりは!」
真姫「....賑やかな旅になりそうね」
希「そうやね」
真姫「というか...なんで夏休みなのに二人は学校にいるのよ」
凛「え、えっとそれは......」
花陽「花陽は凛ちゃんが補習だって言うからその付き添いで、アルパカさんのお世話もあったし」
真姫「補習?」
凛「か、かよちん!」
花陽「あ!ご、ごめん!凛ちゃん」
真姫「凛?」
凛「え、えっと........」
真姫「...........」
真姫「まぁ、ちゃんと補習を受けたならいいわ」
真姫「凛も勉強ばっかりじゃ、辛いだろうし」
凛「ま、真姫ちゃん.....真姫ちゃんが珍しく優しいにゃ」
真姫「珍しくって...それはどういう意味よ」
凛「だっていつも、凛のテストが悪いといつも怒るじゃん」
真姫「それは貴方の事を思って言ってるのだけど....」
凛「真姫ちゃん....」
真姫「まぁ、いいわ...けど次また、補習とかだったら容赦しないからね」
凛「う、うん!わかったにゃ!」
希「真姫ちゃん随分優しいやん」
真姫「随分ってなによ、せっかくの夏休みなんだから楽しんだほうがいいじゃない」
凛「うん!うん!そうだよね!」
花陽「海に行くなんていつぶりだろー」
凛「凛は小さい頃に潮干狩りって行ったくらいにゃ!」
真姫「.........」
希「ん?真姫ちゃん?」
真姫「思い出、作るんでしょ?」
希「!........そうやね」
凛「ねぇねぇ、それでどこ行く?海?山?」
花陽「う〜ん...どっちも楽しそうで迷っちゃうね...」
希「ふふふ.....」
真姫「何、笑ってるのよ、希」
希「キャンプ場なんてどう?」
凛「キャンプ?」
希「そう、山の中でコテージで優雅に過ごす?どう?」
花陽「キャンプ場か....でも虫とか花陽は苦手だし...」
凛「凛は山でも海でもどっちでもいいにゃ」
真姫「...........」
希「夜は...外で飯盒炊飯とかしてカレーを作るってのはどう?」
花陽「!?」
真姫「花陽を物で釣らない、それとキャンプ場って絶対にあれの影響でしょ」
希「!?あ、あれってなんのこと?」
真姫「その後ろのマスク....使う気満々じゃない」
希「え!しまったはずなのになんで」サッ
真姫「ほら」
希「!真姫ちゃん、うちを騙したね!」
真姫「キャンプ場なら毎日ゲームでやってるでしょ」
花陽「あ、そういうことね....」
凛「最近、夏休みでサーバーが重くてやってないにゃー」
花陽「よく考えたら、この夏休みの時期に観光地でこれから宿なんて取れるのかな?」
真姫「そう、それが一番の問題よ」
凛「あ!」
真姫「何よ凛、いきなり大きな声を出して」
凛「真姫ちゃん、そういえば前に別荘があるって言ってたよね」
真姫「あぁ...そういえば言ったわね」
凛「その別荘に泊まるっていうのはだめかな?」
真姫「う〜ん...どうかしら?パパが言いって言えば使えると思うけど...」
希「パパ?」
真姫「!...と、とにかく聞かなきゃわかんないの!」
希「わかった、じゃあうちが海と山でうちらが行けそうな範囲で調べておくよ」
花陽「花陽も一応調べておきますね」
真姫「私も使える別荘があるか、調べておくわね」
凛「じゃあ....凛は...」
真姫「凛、貴方はちゃんと宿題をやっておくのよ」
凛「真姫ちゃん、凛を子供扱いしすぎじゃない?」
真姫「補習を受けた人間が何を言ってるのよ」
凛「むー.....」
真姫「後で困っても私は手伝わないからね、ちゃんと計画的にやっておくのよ」
凛「はーい.....」
希「〜♪」
真姫「随分とご機嫌ね」
希「だって皆とこうやって旅行なんてできると思ってなかったんだもん」
真姫「そう...」
希「真姫ちゃんはどうなん?」
真姫「え?」
希「真姫ちゃんは楽しみじゃないの?」
真姫「まぁ、それなりには....」
希「もう、素直じゃないんだから」
真姫「貴方もそうでしょ」
希「ふふふ....」
真姫「一か所だけ使っていい別荘が空いていたわ」
凛「本当!?」
花陽「よかった...どこも空いてる場所が評判が悪いとことか、高いとこばっかだったから」
希「ならそこに決まりやね、ありがとう真姫ちゃん」
真姫「別に....」
凛「で、そこは海?山?」
真姫「海よ」
希「よし!ビーチバレーをやろうよ」
凛「凛は夜に花火がやりたいにゃ!」
花陽「そうだね!夜はカレーとかがいいなぁ」
真姫「皆そんなにはしゃいじゃって....」ソワソワ
希「真姫ちゃんも楽しそうな顔してるよ?」
真姫「えぇ!?」
真姫「と、とにかく!今度週末には掃除も終わって別荘が使えるから!」
凛「やったー!皆で海にゃー!」
花陽「友達だけで泊まりで旅行に行くなんて初めてかも」
真姫「まぁ、私もそうかも」
希「うちもー!!」
凛「凛もー!!」
希「凛ちゃん!水鉄砲とかも持って行かない?」
凛「面白そうにゃー!!撃ち合いしよー!!」
真姫「...賑やかになりそうね...」
花陽「ふふ、そうだね」
希「さて....ついに明日やね」
希「荷物もOK!目覚ましもOK!!」
希「..........」
希「ちょっと前までは友達と旅行なんて考えれなかったよ....」
希「ありがとう...真姫ちゃん、凛ちゃん、花陽ちゃん」
希「さて....そろそろ寝ないとね、明日は早いし」
希「..........」ゴソゴソ
希「............」
希「............」
希「....!!興奮して寝れない!!」
王都先生の為に声優SSを書け!
穂乃果「八月三日は」凛「ハサミの日!」 [無断転載禁止]©2ch.net
http://fate.2ch.net/test/read.cgi/lovelive/1501768997/ 絵里「八月」亜里沙「四日は」雪穂「箸の日?」穂乃果「橋の日!」 [無断転載禁止]©2ch.net
http://fate.2ch.net/test/read.cgi/lovelive/1501924633/ あの酒〇和男氏も大絶賛!?
王都先生の神最新作!!!
真姫「.............」
花陽「おはよー真姫ちゃん」
真姫「あ、花陽、あはよう」
凛「んー...zzzz」
真姫「凛は眠そうね....」
凛「んー.....」
花陽「凛ちゃん、今日が楽しみ過ぎてあんまり寝られなかったみたいで」
真姫「小学生か!」
凛「だって.....」
花陽「あれ?希先輩は?」
真姫「まだ来てないのよね、まさか寝坊かしら?」
希「おはよーーーー!!!」ブンブン!!
真姫「!」
花陽「あ、希先輩だ」
凛「朝から元気にゃ....」
希「ごめんごめん、待った?」
真姫「いえ、まだ集合時間の15分前だし、たいして待ってないわ」
希「そっか、あれ?凛ちゃん元気がなさそうだけど、具合悪いの?」
花陽「あ、それは...」
凛「ただの寝不足にゃ....」
希「ふ〜ん....」
真姫「凛も子供よね、旅行程度で寝れないなんて」
希「.....旅行程度?」ピクッ
真姫「そうよ、それで興奮して寝れないなんて小学生かって言いたくなるわよ」
希「...........」
真姫「希?」
希「ふ〜ん....そっか、真姫ちゃんはそんなこと言うんだ」
真姫「え、何よ希」
希「別にー.....」ムスッ
真姫「別にって、どう見ても不機嫌そうな顔してるじゃない、貴方」
希「元からこんな顔だもんー」ムスッ
真姫「もう...朝からなんなのよ」
希「..........」ムスッ
真姫「?」
花陽「真姫ちゃん」コソコソ
真姫「何?花陽?」
花陽「希先輩の目を見て」
真姫「目?」
花陽「そう、特に目元」
希「.......」ムスッ
真姫「...そういうことね」
花陽「そういうことだよ」
真姫「はぁ....面倒な人ね...」
真姫「希」
希「...何?」
真姫「その....」
希「........」
真姫「悪かったわ、私も今日の旅行とっても楽しみだわ」
希「!」
真姫「その...ほら、私ってキャラ的に楽しみっていうキャラじゃないし」
真姫「でも今回は行くから思いっきり楽しむつもりよ、だから希も機嫌を直して?希が機嫌が悪いと行く意味がないじゃない」
希「うん....」
真姫「トランプとかお菓子とか色々用意してきたから、新幹線の中でも退屈はさせないわよ」
希「ごめん、真姫ちゃん...ちょっとうちも大人気なかったよ」
真姫「うん、じゃあ行きましょう?」
希「うん!」
真姫「........」スッ
希「真姫ちゃんのカメラ持ってきたんやね」
真姫「まぁ、旅行だし...写真は思い出を形にできるからね」
希「そうやね、いっぱい写真を撮ろうね!」
真姫「そうね」
凛「ねぇねぇ、皆でトランプしようよ!」
希「お!ええやん!旅行らしくていいね!」
花陽「皆でトランプするなんて久しぶりかも....」
真姫「皆、子供みたいにはしゃいじゃって」
希「じゃあ、真姫ちゃんはやらないってことで...」
真姫「!」
真姫「ちょっと待ちなさいよ!誰もやらないなんて言ってないでしょ!!」
真姫「また負けた....」
凛「真姫ちゃん弱いにゃー」
真姫「た、たまたまよ!」
花陽「大富豪ってはまると中々、大貧民から抜け出せないからね」
希「それでも真姫ちゃん三連敗だけどね」
真姫「つ、次こそ勝つわ!」
真姫「.........」
花陽「ま、真姫ちゃん、そんなに落ち込まないで」
希「そうそう、人間、得意なこと、不得意なことが誰にでもあるんだから」ドヤッ
真姫「...........」イラッ
希「いひゃいよ!真姫ひゃん!!」
真姫「あら、希のほっぺもちもちしてて引っ張りがいがあるわね」むにむに
希「いひゃいよー.....」
花陽「新幹線で食べる駅弁とかって美味しいよね!」
凛「うん!!」
希「これも旅行の醍醐味やね」
真姫「そうね...のどかでなんかいいわね」
花陽「この釜飯美味しいです!!」
真姫「ご飯を食べたらもう一度勝負よ!!」
凛「えー、まだやるの?」
希「真姫ちゃん相変わらず負けず嫌いやね」
希「ええよ、受けてあげるよ」
真姫「そうこなくっちゃ!」
凛「凛はちょっと飽きちゃったにゃ」
希「でも次からは最下位には罰ゲームを受けてもらおうかな?」
花陽「ば、罰ゲーム?」
真姫「...どんな罰ゲームよ」
希「負けたらこれで落書きとかかな?」スッ
凛「ペン?」
希「安心して水性だから」
真姫「面白いじゃない!!やってやろうじゃない!!」
花陽「えぇ!?」
真姫「............」
花陽「真姫ちゃん......」プルプル
凛「だ、だめだよ!真姫ちゃんを笑っちゃっ.....」プルプル
希「あーすっきりした!!」
真姫「....なんで負けるのよ」
希「ふふふーほっぺのお返しや!」
真姫「っ....あーもう!!なんでよ!!」
希「カードがうちに真姫ちゃんのカードを告げるんや!」
真姫「なにそれ!!意味わかんない!!」
希「あ、そろそろ目的地に着きそうやね!」
真姫「なんで....」ブツブツ
凛「.........」
花陽(真姫ちゃんってポーカーフェイスかと思ってたけど、意外と顔に出ちゃうタイプだったんだね)
希「えい」パシャ
真姫「!?」
真姫「な、何を撮ってるのよ!!希!!」
希「まぁまぁ、これも思い出やん?いつもクールな真姫ちゃんのこんな顔なんてめったに見れないだろうし」
真姫「消しなさい!!」バッ
希「いやん♪真姫ちゃんに襲われる〜」
真姫「ちょっと!誤解を招くようなことを言うんじゃないわよ!」
希「いやーん♪」
真姫「..........」むにー
希「うひのほっへはおもちゃじゃひいんよ」
凛「あ!見て外!!」
花陽「え?あぁ!!海だ!!」
凛「綺麗にゃー....」
真姫「そうね....」
希「そろそろほっへを離してくれないかなー?」
>>39 あれは番外編みたいなものだから これが一応本編の続編かな
希「おぉ.....」
花陽「改めて思うけど真姫ちゃんって....」
凛「お嬢様なんだね....」
真姫「何を言ってるのよ、貴方達は」
希「この家に住みたいレベルなんやけど....」
真姫「馬鹿なことを言ってないで、入るわよ」
凛「はーい」
花陽「中はどんなお家なんだろう?」
希「あ、ちょっと!置いていかないでよ!」
真姫「部屋は何部屋かあるから適当な部屋を使って頂戴」
凛「リビングも広いにゃー」
花陽「しゃ...シャンデリアがある....」
希「おぉ!!このソファーめっちゃふかふかやん!!」ポフッ
凛「あー!!凛も凛もー!!」ダッ
真姫「こら部屋の中で暴れないの!」
凛「ふかふかにゃー!」ポフッポフッ
希「そうやろ?」ポフッポフッ
真姫「もう!小学生か!!それに希は上級生でしょうが!!」
希「先輩は禁止だよー」
真姫「っ......」イラッ
花陽「これは...高級炊飯器......!」
真姫「花陽も炊飯器なんか見てないで凛を止めてよ!」
真姫「...........」むに
希「ごめんなひゃい....まひちゃん」
真姫「全く....」
凛「日に日に真姫ちゃんが希先輩に対しての気遣いがどんどん無くなっていってる気がするにゃ」
真姫「いいのよ、希が自分で言ったんだから」
希「?」
真姫「先輩禁止なんでしょ?」
希「うち完全に真姫ちゃんに尻に敷かれてるやん....」
希「まぁ、真姫ちゃんはお尻も大きいから仕方ないか!」
真姫「.........」スッ
希「え?」
凛「あ」
真姫「..........」ブンッ
希「」
希「痛い....」
真姫「じゃあ、とりあえず今日は買い出しとか荷物の整理をしちゃいましょう」
凛「えー海は行かないの?」
真姫「う〜ん...今の時間を考えて泳ぐにも時間が中途半端だし...それに夕飯とかこれからここで何泊かはするんだから食料も必要だし」
凛「え?用意されてないの?」
真姫「そこまでしてくれなかったわ、それくらいは自分達でしなさいってママが」
花陽「ママ?」
真姫「お母さんが!!だから後で買い出しとか行くから誰か手伝って」
凛「それなら凛が!ラーメン買ってー真姫ちゃん」
希「うちもいきたーい!真姫ちゃんお菓子買ってー」
真姫「...留守番させるわよ?」
希「真姫ちゃん、うちらに最近風当り強くない?」
凛「優しくしてほしいにゃー!」
真姫「貴方達ねぇ....」
花陽「ね、ねぇ!真姫ちゃん」
真姫「何?花陽?」
花陽「どうせなら皆で行かない?そうすればいっぱい買っても重くないだろうし」
真姫「花陽....」
真姫「ほら見なさい!これが優しさよ!」
希「..........」
真姫「何よ希」
希「そんな生意気な事ばっか言う子は....」スッ
真姫「ん?」
希「わしわしMAXやーーー!!!」
真姫「ちょ、な、あ....や、やめなさいよ!!!」
真姫「もう!」プンプン
凛「希先輩やりすぎだよー、真姫ちゃん怒ってるよー」
希「あはは....つい」
花陽「真姫ちゃん、買い出しできるところはここからどれくらいかかるの?」
真姫「う〜ん...歩いて20〜30分くらいかしら」
希「そこそこあるんやね」
凛「じゃあ、暗くなる前に買い物行っとこうよー」
真姫「そうね、夕飯の準備とかもあるし」
花陽「う〜ん...やっぱりこの時期だけはあって、ビーチは混んでるね」
真姫「だから明日は朝早くから海に行きましょう?それならそんなに混んでないだろうし」
凛「明日はいっぱい泳ぐにゃーー!!」
希「凛ちゃんは元気いっぱいやね」
凛「あれ?」
真姫「どうしたの?凛?」
凛「ほら、あっちの少し離れたビーチを見てよ」
花陽「ん〜?」
希「あれ?あそこのビーチだけ人がいない...?」
真姫「私有地なのかしら?」
凛「いや、もしかしたら!穴場なのかもしれないよ!」
希「う〜ん...たしかに入りずらそうな場所ではあるけど....」
「貴方達、あのビーチには行ってはだめよ」
真姫「!」
花陽「だ、誰?」
「................」
希「この金髪のお姉さん誰?真姫ちゃんのお知り合い?」ヒョコ
「!!......」
真姫「...いえ、見覚えのない人ね」
凛「え、じゃあ!」
花陽「ふ、不審者?」
「ちょ、ちょっと待って!そんな怪しいものじゃないわよ!」
凛「だっていきなり話しかけてくるなんて怪しいにゃー」
「怪しくないって!私はここの地元の街で花屋をしている者よ」
花陽「お、お花屋さん?」
「そうよ、今は配達の帰りっていったところかしら?」
真姫「その花屋が私達の何の用かしら?」
「まぁ、忠告というか警告というか....さっき貴方達が見てたビーチのことでちょっとね」
凛「警告?」
「そうよ、なんであのビーチには人がいないか教えてあげるわ」
真姫「..........」
「あのビーチではね、何年か前から事故や事件が多く起きてね」
「そんな事ばかり起こるもんだから、あそこのビーチは呪われているって言われているの」
希「......!!」
「私は見てないけど、幽霊を見たっていう人もいるそうよ」
花陽「ゆ、幽霊!?」
凛「真姫ちゃん!出番にゃ!」
真姫「なんでよ!」
「噂では長い髪の女の人の霊が這いずりながら追いかけてきて海に引きずりこもうとするそうよ」
花陽「ひぃ!?」
希「悪霊ってことなのかなー?....」
「............」ジッー
希「ん?どうかしましたか?」
「!い、いえ!なんでもないわ」
希「?」
「..............」
「だから悪いことは言わないから、あそこには近づかないことね」スタスタ
「...忠告はしたからね」バタン
ブロロロ
凛「あ、行っちゃった」
花陽「うぅ.....」
真姫「花陽、何怖がってのよ、あそこにいかなきゃいいだから」
花陽「そ、そうだね」
希「でも気なるよね、その噂」
真姫「....希?」
希「わ、わかってるよ!!行かないから!!」
真姫「わかればよろしい」
真姫ちゃんはカメラこんなん使ってそう
やっぱり埋め茸面白いSS発見器の才能あるな
見事に今狙われてないSSって他のレスも一切ない微妙なSSばっかだし
>>52訂正
「だから悪いことは言わないから、あそこには近づかないことね」スタスタ
「...忠告はしたからね」バタン
ブロロロ
凛「あ、行っちゃった」
花陽「うぅ.....」
真姫「花陽、何を怖がってるのよ、あそこに行かなきゃいいんだから」
花陽「そ、そうだね」
希「でも気になるよね、その噂」
真姫「....希?」
希「わ、わかってるよ!!行かないから!!」
真姫「わかればよろしい」
大型スーパー
真姫「さて...夕飯はどうしようかしら?」
希「焼肉!!」
凛「ラーメン!!」
真姫「貴方達に聞いた私が馬鹿だったわ」
花陽「カレーとかはどうかな?なんか合宿みたいでよくないかな?」
真姫「いいわね、人数分も作りやすいし、さすがね花陽」
花陽「えへへ....」
希「むむ.....また花陽ちゃんばっかり...」
凛「こうなったら買い物かごにお菓子を混ぜてやるにゃ」
希「おぉ!ナイスアイデア!」
凛「手伝うふりして混ぜてやるにゃ」
真姫「さて....にんじんとたまねぎと.....あとは...」
凛「はい!真姫ちゃんカレールー持ってきたよ」
真姫「ありがとう」
凛「甘口と辛口どうする?」
真姫「あー....花陽は辛口大丈夫?」
花陽「そこまで辛くなければ....」
真姫「じゃあ....一応甘口で」
凛「はーい」スッ
希「じゃがいも持ってきたよー」
真姫「あら、希まで、二人共急に真面目になったわね」
希「む!うちはいつでも真面目だよ!!」
真姫「はいはい」
希「もう........」スッ
真姫「とりあえずこんなもんかしら?」
凛「ねー真姫ちゃん」
真姫「なに?凛?」
凛「花火は?」
真姫「あぁ、そういえばそんなこと言ってたわね」
凛「花火皆でしたい!!」
真姫「別にいいけど、売ってた?ここに?」
凛「さっき、あったからちょっと持ってくるにゃ!」ダッ
真姫「まるで子供ね、本当に」
花陽「凛ちゃん!急に走ったら危ないよ!」
真姫「対してこっちは親といったところかしら?」
ピッピッピッ
真姫「!あれ?カレーのルーの下に板チョコが....こんなの入れた覚えはないのに」
ピッピッピッ
真姫「今度はポテチ?さては凛、希、貴方達仕込んだわね」
凛「チョコは隠し味に使うから隠しておいたにゃ」
希「うちも”じゃがいも”を入れただけだよ」
真姫「なにトンチみたいなことを言ってるのよ」
凛 希「いえーい」
真姫「はぁ....まぁ、これくらいはいいか....」
花陽(真姫ちゃんってなんだかんだ言って甘い?)
希「お、重い.....」
凛「り、凛もにゃ....」
真姫「そりゃ、お米と飲み物とかだからね」
花陽「凛ちゃんごめんね?花陽がそのお米が欲しいって言ったから....やっぱりそれは花陽が持つよ!」
凛「大丈夫にゃ!かよちんの為にならこれくらい!」
花陽「でも...」
真姫「いいのよ、かごの中に何個もお菓子を混ぜ込んだんだからこれくらい働いてもらわなくっちゃ」
花陽「よいしょっと」
凛「かよちん!いいよ手伝わなくて!かよちんも荷物あるでしょ!」
花陽「私の荷物は軽いから大丈夫だよ、早く帰って準備しよう?」
凛「かよちん.....うん!!」
真姫「相変わらずね花陽は」
希「..........」
希「.........」ジッー
真姫「なによ」
希「いいなー....」
希「.........」ジッー
真姫「.........」
希「..........」ジッー
真姫「はぁ.....わかったわよ」
希「え!なになに?」
真姫「わかり切ってるはずなのに、すっとぼけちゃって」
希「ふふふ....」
真姫「ほら!その代わりにこっちの空いた方の手で持ってよね」
希「はーい」
真姫「よいしょっと」
希「ねぇ、真姫ちゃん」
真姫「何よ」
希「こうやって二人で持って歩いてるとなんか新婚さんみたいだね」
真姫「!?は、はぁ!?」
希「あ、真姫ちゃん赤くなった!かわいいー」
真姫「か、からかないでよ!!」
「...............」
真姫「!?」
真姫「....気のせいかしら?」
希「どうしたの?真姫ちゃん?」
真姫「いや、なんか視線を感じて...」
希「視線?」キョロキョロ
希「うーん...周りには誰もいないけど」
真姫「気のせいかしら?」
希「そうかもね...あ」
真姫「どうしたの?希?」
希「いや、ほらさっきお姉さんが言ってたビーチ、ここからちょうど見えるんよ」
真姫「本当ね、でも相変わらず人気がないわね....」
希「ねぇ...真姫ちゃん」
真姫「肝試しならだめよ」
希「!真姫ちゃんなんでわかるん?まさかシックスセンスの力?」
真姫「貴方の行動パターンなんて予測済みよ」
「..........」
希「....なんで花陽ちゃんはライスがお茶碗なの?」
花陽「聞かないでください」
凛「かよちんは昔からこうなの」
希「そっか...まぁ、いっか」
真姫「ちょっと野菜の切り方が歪だけどこれはこれでいいわね」
凛「凛もお野菜切るの頑張ったにゃー」
希「そうやね、なんかこういうのって楽しくていいね」
真姫「そうね、じゃあ食べましょうか」
「いただきます」
「ごちそうさまでした」
真姫「意外と味も悪くなったわね」
凛「凛の隠し味のおかげだよ」
真姫「はいはい」
花陽「さすが高級炊飯器...お米がいい仕上がりでした」
希「花陽ちゃんは本当にお米が好きなんやね」
花陽「はい!」
凛「ねーねー花火やろうよー」
真姫「わかってるわよ、でもちゃんと食器とか片付け終わってからね」
凛「はーい」
花陽「バケツにお水汲んできたよ」
真姫「ありがとう、花陽」
凛「よーし、まずは何からする?打ち上げ花火?それとも手持ち花火?」
真姫「テンション高いわね」
希「まぁまぁ、真姫ちゃんは楽しくないの?」
真姫「そんなことはないけど....」
希「...........」チラッ
凛「...........」コクッ
真姫「そりゃ...皆で花火なんてそんなにしたことはないから...楽しくないってことはないけど....」
ヒョイ
真姫「え?」
バチバチバチバチ!!!
真姫「!きゃあ!!」ドサッ
真姫「痛たた....もう、なんなのよ」
凛 希「いえーい!!」
真姫「!貴方達の仕業ね!」
希「真姫ちゃん知ってる?」
凛「これってねずみ花火っていうんだよ」ヒョイ
真姫「そう言いながらこっちに投げるのやめなさいよ!!」
バチバチバチバチ!!
真姫「きゃああ!!や、やめなさいよ!!」
希「う〜ん...いい表情やね、真姫ちゃん」にやにや
真姫「っ〜!!覚えてなさいよ凛!!!」
凛「えぇ!?なんで凛だけなの!?」
花陽「普通の手持ち花火もいいけど、線香花火もいいよね」
真姫「そうね、風情があっていいわね」
花陽「夏ってかんじだよね、本当に楽しいね!」
真姫「こうやって過ごすのもたまにはいいものね」
花陽「ふふふ....」
希「前が見えねぇ....なんでうちだけ...」
凛「希先輩ははめをはずし過ぎにゃ」
希「だってー」
凛「でも凛も希先輩と悪戯ができて楽しいですよ!」
希「凛ちゃん....うちらいいコンビになれそうやね」
凛「そうですね!!」
真姫「全く...希ったらすぐふざけるんだから」
花陽「あはは...でも真姫ちゃん、楽しそうな顔してるよ?今」
真姫「え!」
花陽「希先輩の事が好きなんだね、真姫ちゃん」
真姫「そ、そんなことはないわよ!!」
花陽「そうなの?でも...あれ?でも前に渡した手紙に.....」
真姫「な、なんで手紙の内容を知ってるのよ!!」
花陽「え?だって、希先輩が」
真姫「っ〜〜!!!!」
希「凛ちゃん、そろそろこの目隠しを外してくれない?なんか怖くなってきた」
凛「えー...でも、真姫ちゃんが外すなって」
真姫「希ーーーーーー!!!!」
希「な、なに!?」
凛「真姫ちゃんがこっちにすごい表情で走ってくるにゃ!」
希「は、早く外して!!うちの本能が逃げろって言ってる!!」
凛「わ、わかったよ!!」スッ
希「ありがとう...!!お、鬼や...鬼がこっちにくる!!」ダッ
凛「あ!希先輩置いていかないでよ!!」ダッ
真姫「待ちなさーい!!!」
真姫「はぁ...はぁ....見失ったわ....」
真姫「というかここはどこよ?....どこかの海岸なのはわかるけど」キョロキョロ
真姫「はぁ...少し私もクールじゃなかったわね、周りも見ずに走り回るなんて....」
真姫「それもこれも希のせいよ...なんであの手紙のことを喋るのよ」
真姫「そりゃ書いたことは本当だけど、あれは希ともう会えないと思ったから書いただけであって...別に希のことなんて」
「..........」
真姫「!!」クルッ
「............」
真姫「...なんだそんなとこにいたの?希、というか!よくもあの手紙のことを喋ってくれたわね!」プンプン
「............」
真姫「希?」
「.........ゆるせない....」
真姫「え?」ゾクッ
「ゆるせない.....!」
真姫「!?まさかこの感じは!!」
「...........」スッ
真姫「あ......」バタン
真姫「」
「...........」
希「ふぅ....疲れた....」
凛「もう!希先輩のせいで怖い目にあったにゃ」
花陽「あ!皆、戻ってきたんだね」
希「あれ?真姫ちゃんは?」
花陽「戻ってきてないけど...一緒じゃないの?」
凛「ううん、凛達は真姫ちゃんから逃げてたから、一緒じゃないよ?」
花陽「そっか...真姫ちゃんどこまで行っちゃったんだろう?」
凛「ねぇ!多少、この周りは人気があるからって言ってもこの時間で海を歩き回るの危険だよね?」
希「そうやね...一応念の為に皆で真姫ちゃんを探しに行こうか」
花陽「うん!!」
凛「了解にゃ!」
希「おーい真姫ちゃーん!!」
凛「どこにいるにゃー!!」
花陽「真姫ちゃーん!!」
希「いた?」
花陽「ううん...」
凛「どこに行っちゃったの?真姫ちゃん....」
希「怒ってどっかに行ったとかは....ないよね?真姫ちゃんの性格上...
花陽「うん、真姫ちゃんはそんなことで姿を消したりはしないと思う...」
凛「どうしよう....」
希「...........」
希「...うちのせいや」
凛「希先輩?」
希「うちが真姫ちゃんをからかったりしたから....真姫ちゃんが....」
凛「それを言うなら凛だって!!凛だって....」
花陽「二人共.....」
凛「.........グスッ」
希「...........」
「こんな時間にこんなところで何をしてるの貴方達」
希「!!」
花陽「貴方は....」
凛「買い物の途中であったお姉さん!」
「何かあったの?」
希「実は友達が....」
凛「いなくなっちゃったんだにゃ!」
「いなくなった....どの辺で?」
凛「えっと、たしか途中まではあっちの方まではついては来てたんですけど」
「あっちの方って....まさか.....」
花陽「どうかしたんですか?」
「私が昼間に言っていたことを忘れたの?」
希「!!まさか...あっちの方角って!!」
「例のビーチの方よ」
希「真姫ちゃん!!」ダッ
「あ!待ちなさい!!貴方!!」
希「はぁ...はぁ...真姫ちゃん....」
凛「希先輩!!!」
花陽「ま、待ってください!!!」
希「うちのせいで真姫ちゃんが危険な目に、うちのせいで危険な目に...」
「止まりなさい!!」
希「うちのせいで!!」
「落ち着きなさい!!」ガシッ
希「!?っ、離してください!!」ブンッ
凛「ふぅ...やっと追いついたにゃ」
花陽「はぁ...はぁ...早いよぉ...皆....」
希「は、離して!!は、早く真姫ちゃんを探さないと!!」
「いいから落ち着いて!無暗に動いても危険なだけよ」
希「でも....でも!!!」
「貴方がその、真姫って子を助たいなら落ち着いて、そんな状態じゃ!助けられるものも助けられないわ」
希「っ.....」
「それにもしかしたら、そこに行ってないかもしれないし、貴方まで危険な目にあってしまったらその子を探すこともできなくなるわ」
希「...........」
「一旦落ち着きましょう?私も探すの手伝うから」
希「はい.....」
花陽「真姫ちゃん.....」
凛「..........」
希「.........」
「..........」
凛「あのー...その、ちょっと質問なんですけど...いいですか?」
「なにかしら?」
凛「お姉さんはなんでこんな時間にこんなところにいたんですか?」
「...........」
花陽「り、凛ちゃん!!」
凛「あ...ごめんなさい...変なことを聞いちゃって....」
「私も探してるのよ」
花陽「え?」
「私も....大切な人をずっと探してるの」
凛「探してる?」
「えぇ...実は私の大切な人もね、あのビーチで行方不明になったの」
花陽「え....」
希「.........」
「その日、私とその子はささいなことで喧嘩をしちゃってね...それで泣いて走っていく彼女を追わずに立ちすくんでしまったの」
「あの時の事を思い出すたびに後悔して自分のことが嫌になるわ」
「なんであそこで手を離してしまったんだろうってね....」
凛「じゃあ...お姉さんはずっとその人を探して」
「そうよ...あのビーチは霊感がない私でもわかるくらいあの場所はやばいとこなの」
「だから私はオカルトについて色々と勉強をした、この歳になってオカルトを信じてるなんて馬鹿だと思うかもしれないけどね」
希「.........」
花陽「でも、その...お言葉を返すようですけど、なんでその人がそのビーチでいなくなったって断言できるんですか?」
花陽「もしかしたら、違うところに家出してる可能性もゼロじゃないですよね?」
希「そうだよ....真姫ちゃんと違ってその人はそのまま違うとこに行っただけかもしれないやん」
「声を聞いたのよ」
凛「声?」
「えぇ、最後にあの子の声を聞いたのは電話で私に助けを求める声だったわ」
「『助けて!!』ってね....あんなあの子の脅えきった声を聞いたのは」
希「........」
「私が現場にかけつけた時には彼女の携帯がビーチに落ちていただけだったわ」
花陽「そんな....」
「警察にももちろん相談したわ、でも単なる家出だろうって片付けられてしまったわ」
凛「そんなの冷たすぎるにゃ...」
「それも仕方ないのよ、あのビーチでは似た事件が何件も起こっていてね、街の人もあのビーチになにかがあるっていうのはわかっているのよ」
「でもそれをどうにかしようとしてもどうしようもないし、いい解決方法もないから、諦めているのよ...もちろん信じていない人もいるけどね」
花陽「諦めるなんてそんな....」
「だから私は貴方達に忠告したのよ」
凛「でもそれなら!入れないくらいにしておけばいいのに」
「したわよ、でも不思議と何日もすると設置したはずの柵やバリケードが破壊されているのよ」
「まるで誰かが入り込めるようにね....」
花陽「っ!!」ゾクッ
「だから今じゃ何もないし、誰も近づかない、そんな場所なのよあそこは」
希「なら!!そんな場所なら早く行かないと!!真姫ちゃんがもしそこにいたら!」
「いたらどうするの?」
希「いたらって...そんなの連れて帰るに決まってるやん!」
「どうやって?」
希「どうやってって...そんなの無理に引っ張ってでも抱えてでも連れて帰るよ!!」
「そう....でも始めに言っておくわ、貴方みたいにそう言って帰ってきた人は見たことないわよ」
希「なんでそんなことを知ってるん!!嘘に決まってるそんなの!!」
「嘘じゃないわ...だから誰も帰ってこないって噂が立つんじゃない」
「誰かが戻ってきていればそんな噂はデマだって話になって噂でもなんでもなくなるじゃない」
希「〜っ!!だとしても!!うちは!!!」
「まるで昔の私みたいね....」
希「だって...真姫ちゃんは....真姫ちゃんは...うちの....」
「.............」
「はぁ....わかったわ、ここで会ったのも何かの運命かもしれないし」
「貴方の容姿に免じて手伝ってあげるわ」
希「....はい?」
「似てるのよ、貴方...あの子に」
希「あの子?」
「貴方達はどうする?」
凛「え?」
「自分で言いたくはないけど、こんな見知らぬ人を信じろとは言わないけど...どうする?」
花陽「.....そんなの...」
凛「もちろん....」
花陽 凛「行きます!!」
「わかったわ、じゃあこの賢いかわいいお姉さんに任せなさい!」
真姫「...........」
「.............」
真姫「の......ぞ.....」
「まだ...逆らうの?.....」
真姫「.............」
「大丈夫だよ?私がずっとそばにいてあげるから...」
真姫「っ........」
「ふふふ.........」
真姫「...........」
「おかしいわね....」
花陽「どうしたんですか?」
「進めないのよ、この先に」
凛「何を言ってるんですか....急がないといけないんですよ!」ダッ
「あ、走ったりすると」
ドシン
凛「痛ったいにゃーー!!」
花陽「え?凛ちゃんどうしたの!?」
希「..........」スッ
希「まるで見えない壁みたいなものが張られてるみたいやね....」コンコン
「まるで結界みたいね...」
花陽「でもそうなっているってことは.....」
「あのビーチで何かが起こっているってことよ」
希「...真姫ちゃん....」
「さて...困ったわね、こんなことは初めてだわ...」
凛「希先輩!何かないんですか!!結界を壊す方法とか!」
希「そんなん...うちだって知ってたらもうやってるよ!」
凛「っ〜!!じゃあ!凛達はこのまま何もできないってことなの!?」
「落ち着きなさい、破れるかはわからないけど、昔、破り方を少し聞いたことがあるわ」
花陽「ど、どんな方法なんですか?」
「電話や、御守りやパワーストーンでもいいわ、それを使って破ることができるって話を聞いたことがあるわ」
凛「電話ってそんな力があるの?」
「さぁね?でも大事な時に邪魔をしたりするのは電話だったりしない?」
花陽「それはそうかもしれないですけど....」
希「うち、真姫ちゃんに電話かけてみるよ」
希「...........」
プルルルル
希「............」
凛「本当に効果があるのかな?」
花陽「さ、さぁ....?」
ガチャ
希「!!真姫ちゃん?」
凛「え、繋がったの?」
花陽「ずっとかけても誰も出なかったのに...」
「........」
『...........』ザザーー
希「波の音?.....真姫ちゃん聞こえてる!?」
『っ........ぁ....』
希「真姫ちゃんどうしたの?どこにいるの?」
『邪魔を....するな....』
希「!!」
希「誰や!あんたは!!!うちの真姫ちゃんをどうしたんよ!!!」
「皆、結界が弱くなってるわ!どうやら相手に干渉できたみたいよ!!」
凛「よし、かよちん行こう!!」
花陽「うん...でも、希先輩が」
希「どこにいるんよ!!真姫ちゃんに何かしたらただじゃおかないからね!!」
『.........』ガチャ
希「もしもし?もしもし!?」
凛「希先輩!早く!結界が弱くなったにゃ!」
希「なんの幽霊かしらんけど、うちに喧嘩を売るなんていい度胸やん....」
希「絶対に退治してみせる!!」
凛「今更なんですけど、なんでこのビーチだけがおかしなことになってるんですか?」
花陽「たしかに、昔何かがあったんですか?」
「.......古い話なら一応聞いたことがあるわ」
凛「どんな話なんですか?」
「昔、失恋をした女の人がここで亡くなったって話よ」
花陽「失恋.....」
「えぇ、しかもその亡くなり方が不自然というか不気味でね」
希「不気味ってどういうことですか?変な亡くなり方だったんですか?」
「その人は浅瀬で溺死してたのよ、膝くらい深さの浅瀬でね」
凛「それってもしかして誰かに溺れさせられたんじゃ!」
「その可能性はないらしいわよ」
花陽「どうしてですか?」
「周りに足跡が全くなかったのよ、その人以外の」
希「............」
「しかも、足跡というよりはその人が這いつくばって海に向かう跡しかなかったそうよ」
花陽「そ、それって!」
「そう、まるで自ら命を絶つみたいみたいにね」
凛「なんでそんなことを....」
「さぁね?この話も人から聞いた話だからどこまで本当かはわからないけどね」
「でも、その人が亡くなってから不思議なことや事件は起き始めたそうよ」
希「なら、解決方法は簡単やん」
「え?」
希「うちらがその幽霊を成仏させればいいだけの話やん?」
「まぁ、それはそうだけど...まさか、貴方...霊能力者なの?」
希「ううん、違いますよ」
「違うんかい!」
希「でも知識ならあります!」
「知識って....貴方、知り合いに霊能力者でもいるの?」
希「いますよ?だから今度はうちが助ける番なんよ」
「!....成る程、そういうことね」
凛「希先輩!」
希「なに?凛ちゃん?」
花陽「先輩だけじゃないです!私達だって!」
希「!...そうやね、力合わせて今回はうちらが真姫ちゃんを助けよう!」
「今回はって....貴方達、ゴーストバスターズかなんかなの?」
希「どうやろ?うちらにはシックスセンスもないし」
凛「でも実績ならあるよ?」
「実績?」
花陽「悪霊を倒したことがあります!」
「へぇ......って!えぇ!?」
希「驚いてないで早くいきますよ!」
「...なんか急に元気になったわね」
「それにしても、嫌な雰囲気ね、辺りは暗いし」
凛「でも今日は月があるから真っ暗じゃないですよ!」
「まぁ、それはそうなんだけど」
凛「?」
花陽「それで希先輩何か秘策はあるんですか?」
希「え?」
花陽「花陽は今回旅行だったから、そんな対策グッズなんて持ってきてないんで.....」
花陽「なにか武器はないんですか?」
希「あ!....武器!そう!武器やったね、うん」
希(しまった!頭に血が上ってて何にも持ってきてないよ!)
希「お、お守りなら...」
凛「他は?」
希「え、えっと......」
「役に立たつかはわからないけど、こんなのなら持ってるわよ」スッ
凛「ペンダント?」
「えぇ、たしかアメジストっていうパワーストーンが埋め込まれているペンダントよ」
花陽「アメジスト?......」
希「アメジストはね、昔から魔除けの効果があるってことで有名なパワーストーンやね」
希「古代ローマの時代からアメジストで作ったグラスで水を飲めば悪魔を追い払えるってくらい有名なパワーストーンなんよ」
凛「ならこれがあれば!」
希「効果は期待できるかもね」
「これってそんなすごいやつだったのね、さすがあの子がくれたものね」
花陽「あの子?」
「これはね、さっき話をしてた子からもらったプレゼントなのよ」
希「その人はいいものをプレゼントしたんもんですね」
「そうね、でも皮肉なものよね」
希「え?」
「この石は愛の守護石って呼ばれるくらい恋愛にはいい石なのに、私達にはダメだったみたい」
凛「もしかして、行方不明になった大切な人って」
「えぇ、まだ告白はしてなかったけど、私は好きだったわ、自惚れじゃなかったら彼女も私のことを多分、好いてくれたはず」
「まぁ、今となっては確かめようがないけどね」
希「............」
真姫「..........」
真姫(体が動かないわ....油断してたわ)
「.........」
真姫(この幽霊...どこか希に似ているわね)
真姫(...似てるからって油断したっていうのもあるけど、なんで私に執着するのかしら)
「許せない.......」
真姫(なにが許せないっていうの?)
真姫(情けない話だけど、希達に助けてもらうしかないようね)
真姫(...........)
「............」
凛「凛は霊感ないはずなんだけど、なんか....」
花陽「もしかして凛ちゃんも?私もなんか嫌なかんじがするんだよね...」
希「さすが結界を張れるだけはあって、霊力が強いみたいやね」
「これ以上、被害者が増えないようにしないとね」
「この辺が噂のビーチの辺りよ」
希「...さて......真姫ちゃんはどこに?」キョロキョロ
花陽「周りが暗くてよく見えないね....」
「...........」
凛「うーん......」キョロキョロ
真姫「............」
凛「!!あ!いたにゃ!」
希「真姫ちゃん!!」
真姫「..........」
凛「真姫ちゃん!助けにきたよ!」
真姫「...........」
花陽「真姫ちゃん?」
「なんか様子がおかしいわよ?」
真姫「.....の、ぞみ?」
希「!そうだよ!真姫ちゃん!うちだよ!東條希だよ!」
真姫「....にて」
希「え?」
真姫「.....に、げて!!」
希「!?」
希「真姫ちゃんどうしたん?早く帰ろ?」スッ
真姫「っ..........」パシッ
希「え?」
真姫「..........」
凛「真姫ちゃん!何をしてるにゃ!希先輩は真姫ちゃんを心配してたんだよ!」
真姫「....貴方....」
希「ま、真姫ちゃん?」
真姫「許せない........」ギロッ
希「!?」ゾクッ
「!なんかその子急に目付きが変わったわよ!?」
花陽「!見て!真姫ちゃんの後ろ!!」
凛「後ろ?」
「..............」
希「あ、あれがもしかして幽霊?」
「!?」
花陽「どうしたんですか?」
「い、いえ、ちょっとね?」
花陽「?」
希「あんたか!あんたが今回の件の首謀者やね!」
「.........」
希「うちらがあんた何をしたって言うんや!真姫ちゃんを返して」
「.........」
希「っ!!これでも食らえ!!!」スッ
「!?」
真姫「」ドサッ
希「真姫ちゃん!!」
「ぁ.....ぁぁ.....」
凛「かよちん!!今のうちに真姫ちゃんを」
花陽「うん!!」
「っ.....にがさ...」
「...........」
凛「お姉さん!早く逃げますよ!!」
「!えぇ...今行くわ!!」
「なんとか振り切ったみたいね...」
凛「希先輩のお守りが効いてよかったにゃ」
花陽「そうだね、でも真姫ちゃんが.....」
希「真姫ちゃん起きて!!」
真姫「.........」
希「真姫ちゃん!真姫ちゃん!!」ユサユサ
「ちょっと貴方、少し落ち着きなさい」
希「だって、だって真姫ちゃんが.....」
凛「かよちん周りはどう?」
花陽「えっと....」キョロキョロ
花陽「うん、今のところは大丈夫そうかな?」
「...それにしても起きないわね....この子」
希「っ....起きてよ...起きてよ真姫ちゃん...」ポロポロ
凛「希先輩.....」
花陽「なんで真姫ちゃんは目を覚まさないの?」
「もしかしたら呪いかもしれないわね」
凛「の、呪い?...そんなじゃあ、真姫ちゃんは...」
「呪われて起きないかもしれないわね....」
花陽「そんな...せっかく助けてきたのに....」
「..........」
希「うちのせいや.....」
希「うちがこんな旅行を計画したばっかりに....」
「だから自分を責めるのはやめなさいって」
希「でも!!そう言っても....」
「やめなさいって言ってるの!!!!」
希「!?」ビクッ
「貴方はまだ目の前に助けられるかもしれない大切な人がいる!」
「それなのにうじうじ自分を責めて、自分を責めて何になるのよ!」
希「だ、だって......」
「だってじゃないわ!そんな弱音を吐く暇があるなら足掻いたらどうなのよ!!」
凛「お姉さん!!いくらなんでも言いすぎだよ!!」
花陽「凛ちゃん!!」
凛「かよちん!なんで止めるの?だっていくらなんでも言い方が.....」
花陽「お姉さんをよく見て」
「っ........っく......」ポロポロ
凛「え?」
凛「なんで、姉さんが泣いてるの?だって責められてたのは希先輩の方だよ!」
花陽「凛ちゃん、お姉さんの恋人さんは.....」
凛「!!...そっか.....その、ごめんなさい」
「ぐすっ....いいのよ、私の方こそいきなりどなっちゃってごめんなさい」
希「..........」
「嫉妬しちゃったのかしらね、貴方達に」
花陽「嫉妬?」
「さっきも言ったけど、私の恋人は希ちゃんに似てるのよ」
希「...うちに?」
「えぇ、そんな貴方が必死になって違う子を助けようとしてるもんだから、つい重ねちゃって」
「なんで私は一人なんだろうってね」
凛「きっと、あの幽霊を倒したらお姉さんの恋人も戻ってきますよ!」
「そうね.....でもね......」
「あの幽霊、私の恋人にそっくりだったのよ」
花陽「え!?」
凛「それって...でも!元々、幽霊がいたんだから!違いますよきっと!」
「どうかしらね?取り憑かれてしまってそうなってしまった可能性が高いかもしれないわ」
花陽「な、なんでお姉さんはそんな悪い方向に考えるんですか!」
「理由はあるわ、まず見た目が瓜二つすぎるわ、それと彼女は霊感がある子だった」
「私には見えたことはなかったけど、行く場所によって気分が悪くなることもあったりしたわ」
「結界の破り方を教えてくれたのもあの子だったわ...そしてこのペンダントくれたのも」
希「........」
「私はもう手遅れだけど、貴方はまだ取り戻せるかもしれないかもしれない」
「だから!諦めないで!!私の分まであがいてよ!!」
希「そ、そうは言われても...どうすればいいんよ....」
希「うちだって、うちだって真姫ちゃんを助けたいよ!!」
希「でも、どうしたらいいか...うちだってわからないんよ!!」
希「どうしたら...どうしたら.....」
「戦うしかないわよ」
希「戦う?幽霊にどうやって?」
「このペンダントを貴方に渡すわ」スッ
希「!でも...このペンダントは....」
「今、これを使うべき状況にあるのは貴方達よ」
「だから使って...そしてあの子を救ってあげて?」
希「..........はい!」
「うん!その目よ!やってやりましょう!」
希「凛ちゃん、花陽ちゃん、真姫ちゃんをお願い」
凛「希先輩、まさか一人で?」
花陽「ダメですよ!!先輩がいなくなったら真姫ちゃんや私達は!」
「私も行くわ、役に立てるかわからないけど」
希「お姉さん....」
「それに恋人なら最後までいてあげるのが恋人ってもんじゃないかしら?」
希「........」
「そんな顔をしないで、私は今できることをするだけなんだから」
「さぁ、行きましょう?呪いが長くなってしまったら解けなくなってしまうかもしれないわ」
希「そうですね....わかりました」
花陽「希先輩、気を付けてくださいね」
凛「何かあったらすぐに連絡してくださいね!」
希「ありがとう、二人共」
希「..........」チラッ
真姫「..........」
希「.....行ってくるね真姫ちゃん.....」
真姫「.........」
希「絶対に助けてみせるから!」
「じゃあ、これを渡しておくわね」スッ
希「はい、ありがとうございます....」
パァーーー
「!?」
希「え!?な、なに?」
「ぺ、ペンダントが光ってる?」
スンッ
希「あ、あれ?」
「き、消えた?...今のは一体....」
希「お姉さん、このペンダントは本物かもしれませんね」
「え?...あ!そうね、そうかもしれないわね」
希「これならもしかして、本当に....」
「そろそろさっきの場所に着くわね」
希「どっからでもかかってこいっていうんよ!」
「ふふふ、頼もしいわね」
「いないわね.....」キョロキョロ
希「いないなら探すまでなんよ」
「でも、闇雲に探しても危険だわ、注意していきましょうね」
希「はい、そうですね」
希「..........」テクテク
「..........」テクテク
希「.........」キョロキョロ
「...........」テクテク
希「っ.........」イライラ
「...........」テクテク
希「あー!!もう!!どこにいるんよ!!」
「このビーチのどこかにはいると思うけど」
希「隠れてないで出てこーい!!!!」
「ちょ、ちょっと、そんなに叫ばなくても.....」
希「だって!こっちは早く真姫ちゃんを助けたいのに、もたもたしてられないよ!!」ダッ
「あ!急に走ったりしたら!!」
希「!?」ガクッ
希「うわあああああ!!」
「もう!!」パシッ
希「....あれ?」グッ
「もう...危ないじゃない」
希「あ、えっと、すいません....」
「全くもう.....」
希「えっと.....」
「どうしたの?」
希「助けてくれたのは嬉しいんですけど....」
「何よ?」
希「その....苦しいです....」
「あ.....」
「ご、ごめんなさい!!その!狙った訳じゃないの!!」
「その、貴方が転びそうだったから!そのつい!だから!そのえっと....」
「べ、別に!やましい気持ちとかないから!!たまたまだから!」
希「....ふふふ」
「え?」
希「お姉さんって意外と面白い部分があるんですね」
「....いきなり何を言ってるのよ、貴方」
希「だって、まだ何も言ってないのにあんなに慌てるんだもん」クスクス
「...助けてあげたのになによこの対応は...」
希「ふふ、ごめんなさーい」
「もう.....」
「っ............」ギリッ
「!........」ゾクッ
希「どうしたんですか?」
「いや、なんか寒気がしてね、気のせいかしら」
希「寒気?.......いや、気のせいじゃないですよ、それは」
「え?」
希「...待ってたよ、幽霊さん」
「............」
「!?」クルッ
「............」
「い、いつの間に背後に.....」
幽霊「ゆる....ない....」
「何かを言っている?」
希「............」
幽霊「ゆるっ....せない!!!」
「!?」ビクッ
希「何が許せないっていうんよ!!こっちも真姫ちゃんを元に戻さないと許せないよ!!」
「なに幽霊と張り合ってるのよ!!」
希「真姫ちゃんを元に戻さないっていうなら、退治してくれるわ!!」
幽霊「っ......かえさない....」ギロッ
「な、なんで私をにらむのよ!!」
希「どうやら幽霊はお姉さんの方に敵意が剥き出しみたいね」
「なんで私なのよ!!」
希「さぁ?」
幽霊「...........」ギロッ
希「!!今度はうち?...見境ないなぁ....」
「それにしても似てるわね....」
希「幽霊と彼女さん?」
「えぇ、あなたもかなり似てるけどこっちは瓜二つよ」
幽霊「ああああああああああああ!!!!!」
希「彼女さんってあんなに叫んだり、あんな恐ろしい顔をするの?」
「前言撤回よ、あの子はあんなことはしないわ」
幽霊「ゆるせない.....ゆるせ、ない」ユラユラ
希「また同じ事を言っているよ、この幽霊はしつこいなぁ....」
「一体、何が許せないっていうのよ....」
希「やたらお姉さんのことをにらんでるけど、お姉さんが何かしたんじゃないんですか?」
「えぇ...何もしてないわよ、私は」
希「..........!!」
「どうしたのよ、何かわかったの?」
希「仮の話ですよ?もしかしてお姉さんの彼女さんが憑依されているとしたら......」
「成程ね、それなら私を気にする理由はなんとなくわかるわ.....でも」
幽霊「............」ギロッ
「なんでこんなに怒ってるのよ、この幽霊は」
希「喧嘩別れしたから...とか?」
「仮にそれが理由だとしてどうするのよ、私に仲直りしろとでもいうの?」
希「!そうやね、それが一番だとは思いますけど.....」
「う〜ん....じゃあ、ダメ元でやってみるわ」
「ふぅ.......」
幽霊「ゆる...せない.....」
「聞いて!!!」
幽霊「..........」ピタッ
「今の貴方が私が探しているあの子かはわからないけど、私の話を聞いて頂戴!!」
幽霊「..........」
「私は逃げていた!貴方から!!」
「聞いて!今更かもしれないけど私はは貴方を愛していた!!....だから戻ってきて!!」
幽霊「............」
幽霊「っ......り.....」
「!?...まさか、本当に貴方なの?ねぇ、なんでこんなことになってしまったの?」
幽霊「...この...ゆうれい、は....しつれんした....ゆう、れいなの...」
「それは知ってるわ!でもなんで貴方が!そんなことになってるのよ!!」
幽霊「...だ、から、こいびとたちを...ねた、んでるの....」
幽霊「な、んで...たにんは、しあわせで...じぶんは、こうな...のかって...」
「そんなのただの逆恨みじゃない!!!」
幽霊「う、わたしのからだ....がいごこちがいいみたい、でもうからだが...いううことをきいてくれないの」
「なによ!それ!!私の....私の恋人を返しなさいよ!!」
幽霊「っ....あぁあああぁぁああ!!!!!!!!」
「!!どうしたのよ!?」
「う...わたしのせいしんも、はぁ...はぁ...、もうもたない....」
「うちを...この子を成仏させてあげて?」
「そ、そんな...ふざけないでよ!!なんで貴方が犠牲にならなくちゃいけないのよ!!」
幽霊「これも....うんめいなんよ.....」
「嫌よ!!!こんなの絶対に認めないわ!!!他に方法があるはずよ!!」
幽霊「わたしの...からだはあのひに....もう....」
「嫌よ!!聞きたくない!!こんなのあんまりよ!!」
希「お姉さん.....」
「返してよ...帰してよ!!!」
「..っ...り.....」
希「...........」
幽霊「そこの...あなた.....」
希「うち?」
幽霊「そう....あなた、よ」
幽霊「ふふ...ふふ....」
希「ど、どうしたんですか?」
幽霊「わたしが...こうこうせいのころにそっくりね」
希「そ、そうですか?」
幽霊「だから...つい、わたしもしっとしてしまったの....ごめんね?」
幽霊「だ、って...わたしがなんでとなりにいられなくて...あなたは、たのしそうにしてのかなって...」
希「で、でも!お姉さんは被害者じゃないですか!!元に戻るとかなんとかならないですか!!」
幽霊「そ、それはできないの...」
希「そんな....でも....」
「嫌よ...ここで貴方と別れるなんて嫌よ!!!」
幽霊「もう...じかんがない....さっきのこみたいなことが...またおきるかもしれない....」
「でも....それならここに誰も近づけないようにするから!!」
幽霊「おねがい...うちが....わたしがわたしで...あるうちに....おねが、い」
「っ〜!!!!!」
希「お姉さん......」
幽霊「おね....が、い.......」
「...........」
幽霊「は、やく........」
希「..........」
幽霊「あぁああああああああ!!」
「!?」
希「お姉さん!どうするの!?」
「どうするって.....」
幽霊「おねが、い....はやく!....」
「っ....」
希「お姉さん!!!」
「わかってる...わかってるけど.....」
幽霊「わかれは...いつかはくる....それが、すこしはやかっただけ....それでも....わたしは....あ、なたとであえ、て.....っ!!」
幽霊「お、ねがい!!!!」
「っ〜〜!!!希ちゃん!!!」
希「は、はい!!!」
「除霊の準備よ、最後くらいは....貴方のお願いにこたえてみせるわ....」
希「でも除霊って...どうやって....」
ピカーー
希「ペンダントがまた光った!?」
幽霊「それを....かけて....」
「...わかったわ....」
「はい......」スッ
幽霊「ありがとう......」
「..........」
幽霊「ごめんね?めいわくかけて」
「そんなことは......」
幽霊「わたしはいつでも.....貴方のそばに.....」スッ
「..........」
希「........」
「........ばか.....」
「...........」
希「..........」
\おーい!!!希先輩ーー!!お姉さーん!!/
希「!この声は....凛ちゃん?」
「.........」
凛「あ!二人共見つけたにゃ!真姫ちゃんが目を覚ましたよ!!」
希「!よかった....」
凛「ってことは幽霊退治は終わったってことですよね?」
希「うん...」
凛「そっか、つい慌てて走って伝えに来ちゃいました!」
「...........」
凛「あれ?お姉さんどうしたんですか?元気がないみたいですけど....」
希「今はそっとしておいてあげて」
凛「?......!...はい....」
花陽「あ!戻ってきた!」
希「!!真姫ちゃん.....」
真姫「世話をかけたわね....」
希「目が覚めてよかった....本当に....」
真姫「ちょっと、なに泣いてるのよ」
希「な、泣いてないもん!!」
真姫「どうだか?」
希「もう...うちすっごく心配してたのに....」
真姫「ごめん.....ただいま」
希「!....お帰り!」
「これで、事件は無事解決ってところかしら?」
真姫「あの...色々と迷惑をかけてすいませんでした」
「いいのよ、私も好きで首を突っ込んでやったんだから」
「それに....一応、これで一区切りすることもできたし」
真姫「そうですか...ありがとうございました」
「いえいえこちらこそ」
花陽「お姉さん元気ないね」
凛「うん...」
希「.........」
真姫「そう...やっぱり、あの幽霊はあのお姉さんの恋人さんだったのね」
希「まぁ、憑りつかれていたみたいだったけどね」
希「というかやっぱりってどういうこと?真姫ちゃん?」
真姫「襲われた時にあのお姉さんへの想いみたいなものが流れてきたのよ、私に」
希「スピリチュアルやね....」
真姫「嫉妬心が強かったけどね」
ザザーン
「...........」
希「でも...これじゃあ、お姉さんがかわいそうだよ」
真姫「なんで?」
希「なんでって...だって、恋人さんが!」
真姫「あぁ...そういうことね」
希「...真姫ちゃん、ちょっと冷たくない?」
真姫「ねぇ...後でちょっと付き合ってほしい場所があるんだけど、いいかしら?」
希「え?」
凛「あれ?真姫ちゃんと希先輩は?」
花陽「あれ?凛ちゃん知らないの?私も知らないよ?」
凛「もうそろそろ帰る時間なのにどこに行っちゃったんだろう?電話にも出ないし二人共」
「貴方達も大変ね」
凛「凛ちょっと、その辺探してくるね?」
花陽「じゃあ、私はここで待ってるね」
「私はちょっとその辺の浜辺に行ってくるわ」
花陽「あ!はい、わかりました」
ザザーン
「............」
「ねぇ、貴方によく似た子がもう帰るそうよ」
「なんか昔の貴方といるみたいで懐かしかったわ....」
「っく...なんでなのよ....なんで....」
「ばか.......」
「ごめんね?お馬鹿で?」
「.....え?」クルッ
「ただいま♪」
「........夢じゃないわよね?」
「こんな格好でごめんね?しばらくリハビリが必要みたいで」
「っ〜〜!!!ばか!!!」
「も〜う、何泣いてるんよ」
「だって...だって!!!」
「ただいま!!」
「っ...グスッ....お帰り!!!」
真姫「これで本当に一件落着ね」
希「まさか、あのお姉さんが生きていたなんて」
真姫「霊能力が強いって言ってたから気になってね、そしたら見事にビンゴだったわね」
希「身元不明で入院していたなんて、奇跡だね」
真姫「事実は小説よりってね....まぁ、これも私の能力ってところかしら?」
希「え?」
真姫「なーんてね?まぁ、長い間意識を失っていたからしばらくは車椅子生活だろうけどね」
希「そうかもしれないけど、あの二人の様子を見ればそんな心配はいらなそうやね」
真姫「そうね」
凛「あー!!こんな二人共いた!探したんだよ?」
真姫「ごめんごめん」
凛「あれ?...お姉さんのそばにいるのって.....」
真姫「二人っきりしてあげましょう?」
凛「本当だ、希先輩にそっくりにゃー」
希「そうかな?髪型も違うよ?」
凛「たしかに希先輩よりは落ち着いてる雰囲気かも、さすが大人!」
希「....凛ちゃん?それはどういう意味かな?」
凛「!かよちんのところに行ってくるにゃ!」ダッ
希「あ!待てーーー」
真姫「全く.....騒がしい人達なんだから....」
真姫「私も花陽のところに戻らないと」
「「..........」」
真姫「...........」
真姫「お幸せに」
希「真姫ちゃん早くー!!行くよー」
真姫「えぇ、今、行くわ!」
真姫「..........!」クルッ
真姫「おしまいよ」
グダグダでしたがこれでおしまいです
長々とお付き合いありがとうございました
最後まで楽しませてもらいました
乙
吸血鬼の方も楽しみにしてます
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