善子「...」グテーン
善子「...」
善子「...」ゴロゴロ
善子「なしこのばか...なしこのばか...」
津島母「よしこー」パタパタパタ
善子「んあ?」
津島母「んなっ、なんて格好してんのあんた」
善子「いいでしょ別に〜」ゴロゴロン
津島母「そういえばさ」
善子「ん」
津島母「今日は梨子ちゃん、遊びに来ないの?」
善子「...」
津島母「?」
善子「知らない、あんな先輩」
津島母「どうした」
善子「...」プクッ
津島母「喧嘩でもしたの?」
善子「お母さんには関係ない」
津島母「あるわよぉー」
善子「ない」
津島母「あるある、ちょーある」
善子「ちょーないわよ!!」
津島母「昨日買ってきたケーキ、まだ冷蔵庫にとってあるみたいけど」
善子「ぎくっ」
津島母「なに、梨子ちゃん誕生日?」
善子「...」
津島母「そっか」
善子「ふんっ、せっかく準備したげたのに」ブツブツ
津島母「約束は」
善子「してたの!、でも...」
津島母「あーフラれてやんの」ニヤニヤ
善子「フラれてない!」
津島母「善子よりも男優先かな」
善子「ちがう!」
津島母「えー、そうかなぁ...梨子ちゃん美人だし」
善子「...」
津島母「まぁなんでもいいわ」
善子「んで、なんの用事?」
津島母「お昼ごはん、準備できるから来なさい、1時なるわよ」
善子「っ...と、ほんとだ」
津島母「なに食べたい?」
善子「チョコレートフォンデュ」
津島母「ん、チャーハンね」パタパタパタ
善子「...」
善子「...」
善子「なしこのばか」ボソッ
ピンポーン
「よしこー、ちょっと出てくれないー?」
善子「はいはい...ったく、人使いが荒いわね...」
テクテク
ガチャ
善子「はい」
梨子「こんにちは、よっちゃん」ニコッ
善子「っ!!」パァ
梨子「おぉ、すごい笑顔」
善子「むっ」ムスッ
梨子「わ、今度はすごいしかめっ面だね、...にらめっこ?」
善子「違うわよ!」
梨子「おじゃましていいかな?」
善子「...」
梨子「?」
善子「ん、どーぞ」プイッ
梨子「うん、おじゃまします♪」
津島母「あれー梨子ちゃん、いらっしゃい」ニコッ
梨子「よっちゃんのお母さん、こんにちは」ペコッ
津島母「今日も可愛いわね」
梨子「お母さまこそ」ニコニコ
津島母「んまぁ!」
梨子「お休みのところおじゃましてしまってごめんなさい...あの、これ」
津島母「おお、あのお店のプリン」
梨子「ご家族みなさんでどうぞ」ニコッ
津島母「そんな気遣ってくれなくても」
梨子「よっちゃんにはお世話になってるので」
津島母「逆でしょ、うちの娘が迷惑かけてるんでしょ」
善子「おーかーあーさーんーっ!」
梨子「そうですね」ニコニコ
善子「梨子ぉ!!」
津島母「ふふっ」
梨子「じょーだんだよ、冗談」
善子「2人ともいつからそんな仲良しになったのよ」
津島母「内緒よねー」
梨子「はい、内緒です♪」
善子「むぅむぅ!!」
津島母「梨子ちゃん、お昼食べた?」
梨子「あ、...いえ、まだです」
津島母「なら、その子の分といっしょに作っちゃうから、座ってて」
梨子「はい、ありがとうございます」ニコッ
善子「...」プクッ
梨子「よいしょっと」
善子「...」ムスッ
梨子「なに、よっちゃんまだ一人にらめっこの続きしてるの?飽きない?」
善子「してない!!なによ一人にらめっこって!!」
梨子「ふふっ、変なのー」
善子「ふんっ」
梨子「怒ってる?」
善子「うん、おこ」
梨子「可愛い」
善子「うぅ...///」
梨子「...」
善子「いやちがうちがうちがう」
梨子「ちがわないでしょ」
善子「ちがわない...くはないけど、...ん?わかんなくなった、なに、なに?」
梨子「よっちゃんって可愛いですよね、お母さま」
津島母「んー?善子かぁ...」
梨子「可愛いって言ってください」
津島母「可愛いわね!」
梨子「ほら」
善子「なにこれ、なにこれ」
津島母「でも梨子ちゃんのほうがもーっと可愛いわね、2倍くらい」
梨子「お母さまは3倍ですね」ニコニコ
津島母「梨子ちゃんのチャーハン、ウインナー特別にもう1個♪」
善子「あのねぇ!!」
梨子「ごめんねよっちゃん」
善子「...な、なに」
梨子「約束、守れなくて」
善子「...」
梨子「...」
善子「ふ、ふんっ、...リトルデーモンのこの程度のことを許せずして、堕天使なんかやってられないわ」
梨子「さすがよっちゃん」ニコッ
善子「作曲、遅れてたのならなおさらね」
梨子「おかげさまで間に合いそうです」
善子「当然よ、なんのために」
津島母「そうなの、梨子ちゃんが来ないからねー、この子ずーっとふてくされてたのよー」
梨子「へー」ニヤニヤ
善子「もぉお母さんっ!」
津島母「はい、お待ちどうさま」
梨子「わーっ、おいしそぉ!」
津島母「自信作でございます、お嬢様」
梨子「んーっ...香りがもう美味しいです!」
善子「...」モグモグ
梨子「こらよっちゃん、ちゃんといただきますしなさい」
善子「...いただきます」
津島母「おぉ」
善子「なによ」
津島母「梨子ちゃんは良い奥さんになるね」
梨子「ほんとですかぁ」
津島母「うちの善子をよろしくお願いします」ペコッ
梨子「こちらこそ」ペコッ
善子「ばか」モグモグ
梨子「そういうこと言わないの」
津島母「あーあ、お母さん怒った」
梨子「なんと」
津島母「決めたわ、お母さんは梨子ちゃんと結婚します」
梨子「告白されました、ドキドキです」
津島母「梨子ちゃん可愛いし、美人さんだし、礼儀正しいし」
梨子「それはよっちゃんも同じですよぉー」
津島母「そういうとこが好き!」ギュッ
梨子「きゃぁああああ!」ケラケラ
善子「だめー!」グイッ
津島母「おおっと」
善子「だめ!梨子は私のなの!」
津島母「あら、そうなの?」
善子「そうなの!」
津島母「そんなこと誰が決めたのよ」
善子「そ、それは...」
津島母「お母さんにだって梨子ちゃんを手に入れる権利はあるわ!!」
梨子「ごもっともで」
善子「いやおかしいおかしい!」
津島母「ほーん、なら梨子ちゃんに選んでもらいましょう」
善子「え」
津島母「あなたが梨子ちゃんのことをどう思ってようが、当の相手は全然かもしれないでしょ?」
善子「そ、そんなことない!」
津島母「ね、梨子ちゃん」
梨子「ごもっともで」
善子「り、りこぉ...」ウルウル
津島母「あ、反則よその攻撃、ずるよ、ずる」
善子「お母さんもやってもいいわよ」
津島母「対等ってわけね...腕がなる」コキコキ
梨子「いえやめてください」キッパリ
津島母「ちぇー」プクッ
梨子「ふふっ」
津島母「?」
善子「どうしたのよ、笑って」
梨子「ううん、今のお母さまの顔、...よっちゃんにそっくりだったなぁって」クスッ
善子「え」
津島母「なに善子、あんたいつも梨子ちゃんの前でこんなしかめっ面ばかりしてるの?」
善子「してないわよ!」
梨子「してます」
津島母「ほら」
善子「いや、...してるかもしれないけども!!」
梨子「でもごめんなさいお母さま、やっぱり私はよっちゃんを選びますね」
津島母「フラれました」
善子「そりゃそうでしょ」
津島母「悔しすぎる、お母さんだって可愛い女の子とデートしたいんだけど」
善子「歳、歳考えて」
津島母「あ?」
梨子「デートは結婚しなくてもできますよ」ニコニコ
津島母「善子、あんたの好きな子は天才なのでは?」
善子「デートもだめぇ!!!」
津島母「ケチねぇ」
梨子「けちですね」
善子「ケチとかではなく!!」
津島母「浮気は良くないわね」
梨子「デートくらいなら」
善子「むぅ」ムスッ
津島母「梨子ちゃん、だめよ好きな子の前でそういう発言は」
梨子「と、いいますと」
津島母「たとえ思ってたとしても、口に出してはいけません...」
梨子「なるほど、裏でやれというわけですね」
津島母「そうよ」
善子「なに言ってんのよ!!許さないわよ!!??!?」
津島母「ふふっ、じょーだんよ」
梨子「冗談、冗談冗談」クスッ
善子「いや全然信用できないんだけど」
津島母「善子、あんたが一番わかってるでしょ...」
善子「なにがよ」
津島母「梨子ちゃんは、絶対に人を裏切るようなことはしないわ...たとえ身内とのデートだって、断るわよこの子は」
善子「...」
梨子「さすが学校の先生ですね...見透かされてるようです」
善子「...」ギュッ
梨子「?」
善子「だめ、...だからね?」
梨子「信用されてないなぁ」
津島母「善子も、ちゃんと梨子ちゃんを信じてあげなさい」
善子「...」コクッ
梨子「まぁ、その不信感をよっちゃんに植え付けたのは他でもないお母さまですけどね」
津島母「あ、バレた?、さすが梨子ちゃん...私が見込んだだけのことはあるわ」
梨子「ありがとうございます♪、あっ、そーだ...今度一緒にショッピングなんてどうでしょう」
津島母「いいわね、デートね!」
善子「言ってるそばからコラーっ!!」
梨子「違いますお母さま、...よっちゃんも入れて3人で」ニコッ
津島母「ちぇー」ムスッ
梨子「...ぷっ...くくく」
善子「ねぇやめて???娘の顔真似やめてよ!?」
梨子「仲良しですね...津島家は」
津島母「今は梨子ちゃんもその1人よ?」
梨子「嬉しい...涙が出そう」
善子「そんな?そんなに??」
津島母「まぁ梨子ちゃんがいなくても仲良しだけども」
梨子「ちぇー」プクッ
津島母「似てる似てる」クスッ
善子「だから私の顔真似やめてって!!?!?」
津島母「さてと...」
善子「?」
津島母「善子、ちょっとお母さんのお仕事バッグ、とってきてくれない?...お皿洗っとくから」
善子「ん...わかった」テクテクテク
梨子「どこか出掛けるんですか?」
津島母「ちょっと学校に...テストの採点残ってて」
梨子「あー...」
津島母「あと...これ、善子母から梨子ちゃんへ誕生日プレゼント」
梨子「え」
津島母「びっくり?」
梨子「びっくりです!...これって」
津島母「善子と2人で行ってらっしゃいな」
梨子「はい、ありがとうございます!」
善子「んー、持ってきたわよ...?なにしてんの?」
津島母「梨子ちゃんに誕生日プレゼントをあげたの」
善子「え!?どうして!?!?」
津島母「好きな子にプレゼントを贈ってなにかおかしい?」
梨子「いえ、おかしくないです」
善子「いやおかしいでしょ!!」
津島母「まっ、そういうことだから...行ってくるわね」パタパタパタ
津島母「お留守番お願いね、梨子ちゃんは泊まって行きなさいね!」
善子梨子「はーい!」
バタンッ
梨子「あんなラフな格好で...」
善子「土曜だし、いいんじゃない?」
梨子「そういうものか...」
善子「...」
梨子「よっちゃん、お部屋行く?」
善子「うん、そうね」
梨子「よいしょっ」スタッ
善子「...」
梨子「ほら」スッ
善子「?」
梨子「手繋ごうよ、お部屋まで」ニコッ
善子「え、お家の中なのに?」
梨子「嫌ならいいですけど」クルッ
善子「つ、つなぐ...ぎ、たいです」スッ
梨子「うん、いい子いい子♪」ニギッ
善子「...///」
テクテクテク
-----
--
-
梨子「ふぅ...」ボスンッ
善子「...」
梨子「ねぇ、よっちゃん」
善子「なに?」
梨子「まだ怒ってる?」
善子「怒ってないわよ」
梨子「こっちおいで」ポンポン
善子「...」テクテク
梨子「お隣、どうぞ」
善子「ん」ボスンッ
梨子「いらっしゃい」
善子「これ私のベッドなんだけど」
梨子「ねっ、ねっ」ノゾキ
善子「な、なに」
梨子「...」コテンッ
善子「ちょ」
梨子「なに緊張してんの」
善子「し、してない」
梨子「ふふっ」
善子「わらうな!」
梨子「やっと2人っきりだね」ボソッ
善子「っっっ」ドキッ
梨子「?」
善子「ふんっ、お母さんとあんな仲良くしてたくせに」プイッ
梨子「大事だよ?こういうのは」
善子「大事って?」
梨子「好きな人のご家族さんだもん...イメージ悪くできないよ」
善子「...」
梨子「...」
善子「お母さん...リリーのこと、すごく気に入ってるみたい」
梨子「うん、良かった」
善子「...」
梨子「妬いてるの?嫉妬?」
善子「してない」
梨子「してるよー」
善子「してない!」
梨子「してる」
善子「なんでリリーにそんなことがわかるのよ!」
梨子「恋人だから」
善子「むぅ...」
梨子「よっちゃんのことは、なーんでも知ってるよ」
善子「ずるい」
梨子「なにが」
善子「私はリリーのこと...まだたまにわからないときがある」
梨子「努力不足」
善子「え?」
梨子「レベル不足」
善子「んなゲームじゃないんだから」
梨子「私レベル100、よっちゃんはレベル2」
善子「よっっっわ!!!わたし弱っっっ!!」
梨子「ふふっ」
善子「もぉなんなのよぉー」クスッ
梨子「さっきのは嘘」
善子「当たり前よ、私のレベルがそんな低いわけない」
梨子「ちがくて」
善子「え?」
梨子「私だって、よっちゃんのこと、なんでもは知らない」
善子「そなの?」
梨子「うん、わからないこといっぱいだよ...レベル2」
善子「ざこ」
梨子「あ?」
善子「なんでもないです」
梨子「だからかな、よっちゃんのお母さんが羨ましい...よっちゃんのことなんでもわかってる」
善子「そりゃ母親だし」
梨子「そうだけど」
善子「妬いてるの?嫉妬?」
梨子「かもね」
善子「貪欲な」
梨子「よっちゃんのことなら、一番になりたい」
善子「なんてやつだ」
梨子「さっきみたいにね、3人でお話しするの、すごく好きなの」
梨子「いつもと違うよっちゃんがそこにいるみたいで」
梨子「私の知らないよっちゃんがそこにいるみたいで」
梨子「お母さまに良く思ってもらうってのもあるけど」
梨子「でも本当は、ただ私がよっちゃんのこと、もっともっともっともっと、もーーーっと知りたいって、そう思ってるからあんな風にお話できてるんだと思う」
善子「...」
梨子「だからね、今日もまた、私のなかでよしこレベルがアップしたの」ニコッ
善子「...」
梨子「...よっちゃん?」
善子「ぱんち」ペシッ
梨子「痛い!」
善子「まだまだね、今のを避けれないようじゃ、所詮よしこレベルは高くても3ね」
梨子「怒っていいかな」
善子「うっ」
梨子「照れ隠しなのバレバレだよ?」
善子「こ、こっち見ないでー!!///」プイッ
梨子「...」グイッ
善子「っ!?」
梨子「目、とじて」
善子「ふ、ふんっ...」
梨子「閉じなさい」
善子「やだもん」
梨子「閉じないとちゅーするよ」
善子「したってするくせに」ボソッ
梨子「さすがよっちゃん」
善子「ばか」
ピトッ チュッ
梨子「んっ」
善子「んん...」
梨子「っはぁ...」
善子「...」ウルウル
梨子「うん、勝った♪」
善子「もぉ...ほんともぉなんだから...///」
梨子「可愛いなぁ」ニコニコ
善子「うるさい!ばかばかばか!」
梨子「さーてと、よっちゃんもいじめたことだし」
善子「なにする気」
梨子「じゃじゃーん!」
善子「え」
梨子「よっちゃんのお母さんから、これをもらったのでした」
善子「...!?、それ、チョコレートフォンデュのお店のチケット!!」
梨子「ふふーん♪」
善子「あっ、誕生日プレゼントって」
梨子「そうそう、これ」
善子「行こっ!行こっ!」セカセカ
梨子「どうしてよっちゃんと行くことになるの?」
善子「なんですと」
梨子「これペアチケットなの、よっちゃんのお母さんと私で2人なの、おっけー?」
善子「がーん!!」
梨子「残念...よっちゃんと行けないのでした、悲しいけど」
善子「やっぱお母さんとデートなんだ...私はいらない子なんだぁ...」グズグズ
梨子「ふふっ、冗談だよ」ナデナデ
善子「なによぉ!私で遊ばないで!!」
梨子「うるさい、プレゼントくれない恋人なんて知りません」
善子「んなっ、...お母さんめ、先手をとられた」
梨子「よっちゃんはくれないの?」
善子「くれる」
梨子「日本語おかしい」
善子「よる!夜にあげるわ!」
梨子「今がいい」
善子「だめ」
梨子「なんで」
善子「こう...夜にやる堕天使の儀式と共に...ぐぉーって感じで渡したい、どう?」
梨子「儀式いらないから」
善子「盛り上るからー!!」
梨子「見つけた、よっちゃんのそゆとこまだよくわからない」
善子「えー、興奮するじゃん」
梨子「しないでしょ、私は中二病じゃないので、まともですので」
善子「まともとは」
梨子「あ?」
善子「リトルデーモンのリリーも同族よ」
梨子「最っ悪...」
善子「すごい顔...嫌って気持ちがすごい伝わってくる」
梨子「はぁ...まぁいいけど...楽しみだなぁ」
善子「ほらほら!」
梨子「儀式はどーでもいい」
善子「なーんーでー!!」
梨子「んしょっ、しょーもないこと言ってないでそろそろ出掛けよっか」スタッ
善子「しょーもなくない!」
梨子「さっきのチケットのとこ、行かない?」
善子「あっ、ちょこ!!」
梨子「うん、まるで私にではなく娘に贈ったかのようなプレゼントだね」
善子「チョコレートは好きすぎる」
梨子「私とどっち好き?」
善子「チョコ!」
梨子「あーわかった、絶対一緒に行ったげない」
善子「冗談よぉ、さっきの仕返し」
梨子「は?いやいいけど別に...チョコのほうが好きでも良いですよーだ」クルッ
善子「やーんうそうそ!梨子のほうが好きです!とてつもです!」
梨子「...」ギロッ
善子「うっ」アセアセ
梨子「知ってるよ、そんなこと」
善子「えへへぇ」
梨子「私は嫌いだけど」
善子「だめ!!」
梨子「勝った」
善子「ほんっと意地悪!ひどい先輩です!!」
梨子「ほら、文句言ってないで立って」
善子「ふんっだ」
梨子「楽しみだなぁ」ワクワク
善子「お昼ごはん食べたばかりだけどいいの?」
梨子「デザートは別腹だから平気なのです」ドヤァ
善子「...そういうことしてるから体重増えただのスタイルがどーだの言い出すんでしょ」ボソボソ
梨子「なに?なんて???」
善子「なんでもないです」
梨子「あーもぉほんと怒った、私1人でいく、さよなら」テクテク
善子「あーん待ってぇ!」
バタンッ
「知りません、置いていきますこんな恋人は」
「あはは!リリーの顔、すごいしかめっ面だ、一人にらめっこだ」ケラケラ
「おばか!!!」
-----
---
-
津島母「ん、?」
津島母「善子からLINE...」ポチポチ
津島母「...」クスッ
津島母「あの子たち、もう食べに行ってる」
津島母「というか、誕生日ケーキ買ってきたこと忘れてるな善子のやつ」
津島母「帰ったら全部食べてやる...あー採点めんどくさ」カキカキカキ
津島母「...」
津島母「あんな可愛い女の子とデートとか、羨ましいわね」
津島母「あーゆうとこ、やっぱり私の娘なんだなぁ...ふふっ、なんてね」
おわり
`¶cリ˘ヮ˚)| やっぱり"ヨハリリ"なん堕天使ヨハネぇ
ラブライブ!板を代表するような良SS
とラブライブ!板を代表するようなゴミレス
ここまでのゴミssってなかなか見れないよキャラ捏造するならオリキャラでやればいいのに