『力こぶ』
―――穂乃果の部屋―――
穂乃果「ねえ、海未ちゃん!」
海未「?」
穂乃果「海未ちゃんは、いろんな武道を習ってるんだよね?」
海未「ええ、まあ……」
穂乃果「じゃあ、腕に力こぶとか作れる?」
海未「一応作れますよ?」
海未「ほら」ムキッ
穂乃果「おお!」
穂乃果「海未ちゃんすごーい!」モッギュー
海未「///」
『胡桃割り』
―――穂乃果の部屋―――
穂乃果「う〜〜ん!どうやって割れば良いんだろ?」グッ グッ(胡桃を握っている)
海未「何を割るのですか?」
穂乃果「この木の実だよ!」
海未「胡桃ですか?」
穂乃果「うん!この胡桃の殻を漫画のように素手で割りたいんだけど、中々堅くて……。やっぱり無理なのかなぁ……」
海未「ちょっと胡桃を借りますね」
穂乃果「胡桃をどうするの?」
海未「こうするのです」バキャッ
穂乃果「胡桃の殻を素手で握り潰した!?」
穂乃果「海未ちゃんすごーい!」モッギュー
海未「///」
『溝』
―――道端―――
女性「困ったな……」
穂乃果「どうかしましたか?」
海未「……」
女性「車が道路の側溝にはまっちゃって……」
穂乃果「海未ちゃん!何とかならないかな?」
海未「わかりました。ちょっとよろしいでしょうか?」
女性「?」
海未「ふん!」グオッ(車を持ち上げる)
女性「ええぇっ!?」汗
穂乃果「おおお!?」
海未「車を側溝から出しました。これで大丈夫ですよ!」
女性「あ、ありがとう……」汗
穂乃果「海未ちゃんすごーい!」モッギュー
海未「///」
『消しゴム投げ』
―――公園―――
カラス「カァーッ!カァーッ!」ビシッ ビシッ(子猫をいじめてる)
子猫「ミ〜!」泣
親猫「フシャ――ッ!」(カラスに威嚇)
穂乃果「!カラスが子猫をいじめてる!」
海未「ふっ!」ヒュッ(カラスに消しゴムを投げる)
ビシッ(カラスに消しゴムが命中)
カラス「カァッ!?」バサササ(逃走)
穂乃果「カラスが逃げた!」
親猫「ニャ〜〜!(ありがとうございます)」
子猫「ミ〜〜!(助けてくれてありがとう)」
穂乃果「海未ちゃんすごーい!」モッギュー
海未「///」
『モグラ叩きゲーム』
―――ゲームセンター ―――
穂乃果「海未ちゃん!」
海未「ん?」
穂乃果「モグラ叩きゲームをやろうよ!」
海未「良いですよ」
穂乃果「まずは、穂乃果からやるね!」
海未「頑張って下さい!穂乃果!」
〜〜〜数分後〜〜〜
穂乃果「190点か……、もうちょっと点数を取りたかったな〜〜」
海未「次は私ですね」
穂乃果「海未ちゃん!ファイトだよ!!」
海未「はあぁぁぁぁぁ!!!」ズドドドドドド……
穂乃果「おおぉぉぉ!!?」
〜〜〜数分後〜〜〜
海未「ふぅ……」
海未「得点は、999点ですか……。このゲームの最高値のようですね」
穂乃果「海未ちゃんすごーい!」モッギュー
海未「///」
『跳躍』
―――道端―――
海未「穂乃果!はやく走らないと学校に遅刻しますよ!」タタタ
穂乃果「はぁ、はぁ、海未ちゃん待ってよ〜〜〜」泣 タタタ
海未「ことりは一人で先に学校へ向かいました。今のペースでは先に学校へ向かった、ことりに追い付けませんよ?」タタタ
穂乃果「はぁ、はぁ……、もう……、駄目……」ヨロヨロ
海未「……仕方ありませんね。穂乃果、私に抱きついて下さい」
穂乃果「え?う、うん……」モッギュー
海未「しっかりと、私につかまって下さい!」ドウッ(高く跳び上がる)
穂乃果「わわっ!?凄い跳躍!!?」汗
―――学校・校門―――
ヒュウゥゥ……
海未「ふっ!」シュタッ(着地)
穂乃果「うわ!」シュタッ(着地)
海未「学校に到着したようですね!」
ことり「あれ?何で遅れて来た穂乃果ちゃん達が、ことりよりも先に学校の校門の前にいるの?」汗
海未「ことりですか。おはようございます!」
穂乃果「あ!ことりちゃん!おはよう!」
ことり「う、うん……。二人とも、おはよう……」汗
海未「どうやら、間に合って良かったです!」
穂乃果「海未ちゃんすごーい!」モッギュー
海未「///」
穂乃果「それじゃ、行こっか!海未ちゃん!」モッギュー
海未「ここは、学校なんですから離れて下さい///」赤面
穂乃果「えへへ♪」
おわり