クリスマスin高坂家
ドッワハハハ
穂乃果「ゆきほーチャンネル替えてー」
雪穂「自分で動きなよ」
穂乃果「リモコン近くにないんだもん」
雪穂「そんなんだから太るんだよ」
穂乃果「そっちこそ、今朝ベルトの穴ひとつズレたって騒いでたじゃん」
雪穂「うぐっ…わ、私はいいの!スクドルじゃないし」
穂乃果「ねー雪穂〜」
雪穂「……もぅ、仕方ないなー」
雪穂「この時間何か面白いのやってたっけ」
穂乃果「んー映画とか?」
『みなさんこんちか!解説の高エマちか夫です』
『え、高の字しか合ってない? まーそこらへんは気にしナイナイ』
『さぁ今夜の映画はあの大ヒットクリぼっちコメディ――』
『の、スタッフが製作したキッズアドベンチャームービーの傑作が登場です!』
『それでー、この作品の見所はですねー………』
『とりあえずハイライトをどうぞ!』
ルビィ「浦の星、廃校になっちゃうんだって!」
海辺の田舎街の仲良し腕白少女団“ヌーマーズ”
ある日メンバーの家の倉から出てきたのは――宝の地図!?
曜 「大海賊キャプテン・エリー?」
善子「ポンコツそうな響きね…」
花丸「胡散臭さが天井値ずら」
千歌「私たちで隠し黄金を見つけて統廃合を防ぐんだよ!」
千歌「いざ、宝探しの冒険へ!」
梨子「わ、私も〜〜!?」
内気な転入生を巻き込んで、少女達はチャリンコで大海原に漕ぎ出した
ルビィ「洞窟…まっくら」
花丸「昔北条氏の海賊城があった場所の近くだと思う…」
梨子「ひゃあ!? このピアノ人の骨で出来て…」ボロンボロン
善子「なにこのヌメヌメ――ってギャー!でっかいタコぉ!?」
曜「みんな、このトロッコに乗って!!」
行く手を阻む海賊の罠――そしてヌーマーズに迫る影
ダイヤ「まーた千歌さんがうちの子を連れておバカを始めたの」
ダイヤ「貴女にも捜索に付き合ってもらうわよ」
果南「お店の仕事あるんだけどなー」
鞠莉「なんだか面白そうデース!」
「あたちのじてんちゃかえちて〜!」
美渡「ハァ…ハァ…待ってろバカチカ」キコキコ
美渡「あんたらが厄介事起こすとこっちが志満ねえに殺されんの…」
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
??「ママ!これ本物の金貨ですっ」
??「ガキんちょ共の言ってたことはホントみたいにゃ」
??「そうと決まれば、お宝は私達にこりんぱな盗賊団が頂くわよ!」
四つ巴のお宝争奪戦――果たして海賊伝説と旅の行方は
千歌「これを最後の冒険になんてしない…」
ラブライブ!×グーニーズ この後す――
穂乃果「あーっ!替えなくてもいいのにぃ」
雪穂「何か違うんだよねー」
雪穂「夏休みのお昼とかにやれって感じ?」
穂乃果「それだと私が練習で見れないよ」
雪穂「雰囲気の問題だってば」
雪穂「折角のクリスマスなんだからさぁ…」カチカチ
雪穂「お、ラブストーリーだって。そうそうこういうので」
穂乃果「くかー」
雪穂「寝落ち早っ!」
・
・
・
これは刹那の愛に生きた二人の、ニトロ仕掛けの御伽話
せつ菜「――そしてこの場面の主人公の決め台詞がもう最高で!」
せつ菜「彼はいわゆるオタクなんですけど、格好良くて優しくて行動力もあって、ヒロインが惚れてしまうのも納得って感じで」
せつ菜「ご都合主義が過ぎると言われたりもしますが、観ていくうちに魅力的なこの二人を自然と応援したくなっちゃうんです!」
せつ菜「何より大好きなのは、このお話に何のてらいもなく“トゥルー・ロマンス”と名付けてしまうそのセンス!」
せつ菜「本ッ当に最高すぎます!!思わずヒロインと一緒に『なんてロマンチックなの!』って叫んじゃいそうに――」
せつ菜「……す、すみません!私また一人で熱くなって…」
愛「んーん、せっつーの話すっごく面白い!もっと聞かせてよ!」
地味なオタクショップ店員のハッピーバースデー
あまりに完璧すぎる一夜限りのプレゼントが
彼女の中に眠るRock'n'Rollな偶像に火を点けた――
せつ菜「愛さんはもう自由です……全て片を付けてきました……だから私と」
愛「せっつー……それって、なんて……」
愛「なんてエロマンガチックな展開なの…!!」
ハイスペオタク×世界ヘビー級ダジャレギャル=最凶バカップル誕生
中須刑事「バカ丸出しですねー」
中須刑事「出会って6時間でゴールインって。18時間後には切っちゃいけない方のゴールテープにインですよ絶対」
上原刑事「ううん。きっとこの二人は、もの凄く頭がいいんだと思う」
上原刑事「普通の人なら何十何百時間とかけて、それでも失敗したりするのに」
上原刑事「多分出会った時から、二人には分かってたんじゃないかな」
中須刑事「やっさんの雪玉を持ち逃げしたらどうなるかもですか?」
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
美里「知ってる? あなた達の祖先って、ロ〇アの×××が●●して(以下自主規制)」
聖良「……誰かを殺めるのは初めてです」
聖良「改元してからは、ですけど」
しずく「薫子さんと連絡が取れました。これから“セイントスノー”の引き取り手を見繕ってくれるそうです」
愛「ありがとー!やっぱ持つべきものは役者の友達だねー略してヤクトモ!」
彼方「クサだけに〜?」プカプカ
せつ菜「それにしてもこの動物ビスケット美味しいですね、皆さんもいかがでしょう?ワンちゃんだけは最後に私が頂きますけど」
しずく「それ私のオフィーリアです」
彼方「エモいよねぇマリワナビスケット」
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
果林「そしたら彼女なんて言ったと思う?」クスクス
果林「たった40秒の出番のために電話一本で内浦からはるばるご苦労様」BANG!BANG!
果林「さすがあそこの葬儀出張サービスは一流だわ。も一発オマケしちゃお」BANG!
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
璃奈「璃奈ちゃんボード『ガクガク』」
エマ刑事「顔面盗聴器なんて即事案過ぎて逆に怪しみが薄いから平気だよ〜」
中須刑事「でも歩夢先輩いわく相手はIQ180のボニーが二人なんですよね?」
上原刑事「『私たちに明日はない』……あの二人には当てはまらないかも」
出演:虹ヶ咲スクドル同好会、川本美里、鹿角聖良、小原鞠莉、黒澤ダイヤ、絢瀬絵里、矢澤にこ、and――
『また随分と弱気になってるのね、せっちゃん』
『やつらに見せつけてやりましょう。私たちのロックンロールを』
『愛と勇気のおとぎ話はハッピーエンドが鉄則でしょう?』
『忘れないで。人生はちょっとの勇気と』
せつ菜「情熱(ロマンチック)です…!」
警察、ヤクザ、マフィア、伝説のアイドル――フルハウスなゲストを見境なく巻き込むラヴタイフーン
トゥルー・ハッピーエンドへ続くバージン(血塗れ)ロードを疾走け抜けろ――!!
せつ菜「愛さん、大好きです!!!」
愛「アタシもメチャ愛してる!!!アイラブゆうー!!!」
ラブライブ!×トゥルー・ロマンス
――獰猛なLOVEだけが生き残る。
雪穂「だから違うってば」
穂乃果「いちおー雪とか舞ってたけど」
雪穂「あれは銃撃戦で飛び散ったコナと羽!そーいうのが見たいんじゃないのこっちは!」
雪穂「ああ…なんか悲しいんだけど」
雪穂「クリスマスの夜だっていうのに、テレビの中ですらこれだよ」
雪穂「愛はそこら中にありますよ〜とか嘘っぱちもいいとこじゃんか」
穂乃果「君まだ中学生だよね」
雪穂「おねーちゃんみたいになる頃には手遅れなの」
雪穂「はームカムカしてきた。今ならリア充死すべしとか言ってる人達の気持ちが分かるかも――なんて」カチカチ
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面接者氏名:津島善子
最終学歴:浦の星女学院中退
資格:第二種免許
「津島さん、うちは夜勤のみだけど大丈夫?」
善子「はいっ、昼夜ぎゃ…不眠症なので!」
----堕天使からタクシーに乗り換えた女
鞠莉「前の車を追いかけて、ハリアップ!」
善子「またあなた?」
----鋼鉄の棺で繰り広げられる人間模様
花丸「運転手さんはこんな怪談を知ってる?」
果南「10万あげるから今夜は私の専属になってよ」
曜「今からね、人を殺しにいこうと思うんだ」
----オムニバスな狂気は、次第に彼女をも蝕んでいく
梨子「最低!デートでこんな場所連れてくるなんて……危うく生贄にされるところだったじゃない!」
善子「結局引きこもる場所が変わっただけなのよ。自分の部屋かタクシーか」
善子「この街も同じ。誰もがシート一枚隔てた深い断絶を感じてる…」
ルビィ「年下相手に説教垂れて、まあ善子ちゃんが楽しいならいいんだけどね」モグモグ
善子「ふた月違いで言うわねコイツ……もう一枚奢ったげる」
ルビィ「えへへ、やった」
----痛いのは彼女? それとも世界?
【黒澤ダイヤに清き一票を】
善子「あいつね…」
『全警備員ヘ――シニヨン刈リノ女ヲマークセヨ』
「堕天シードライバー」
善子「それ、ヨハネに言ってるの?」
善子「私に言ってるのかって聞いてるのよ」
----静かな邪気が、夜の街を洗い流す
雪穂「すみませんでした」
穂乃果「どしたの突然」
雪穂「私、早くおねーちゃんと同じ高校生になりたい。手遅れになる前に」
穂乃果「おお、嬉しいこと言ってくれるじゃん」
穂乃果「ほれほれ、穂乃果のここにおいで〜」ポンポン
穂乃果「あ。その前にチャンネル回してね」
雪穂「言っとくけどなりたいのは高校生でおねーちゃんみたいにじゃないから」
穂乃果「またまたー照れ隠ししちゃって」
穂乃果「オトノキはいつでも雪穂を待ってるよー」ヨホホ
雪穂「…高校かぁ」
――
――――
2010年6月12日(土)
山田先生へ
私たちがこうしてせっかくの休日に登校しなきゃいけないのも当然の報いだと反省しています。
でも「自分が何者か」なんて作文を書くのは馬鹿げていると思うんです。
先生は先生自身の都合で、私たちが何者であるかを一言で決め付けようとしています。
私たちは
「優等生」
「お調子者」
「スポーツ馬鹿」
「不思議ちゃん」
「オタク」
ですよね?
自分たちでもそう思っていました。
今朝までは
希「ウチが何で今日ここに来たかわかる?」
にこ「さあね」
希「正解は――」
希「何もすることがないから!」
にこ「……はぁ?」
学年もグループもバラバラの五人に課せられた休日登校
凛「西木野さんのお弁当箱凄いにゃ…」
にこ「ぐぬぬぬっ」
真姫「〜♪」カパッ
穂乃果「……えーっと、この隙間なくカッ詰まってる赤くて丸いのって」
真姫「リコピンは身体にいいのよ?」
最悪なはずの土曜朝、
にこ「もー我慢の限界よ!気取り屋のお嬢サマに本当の料理ってものを教えてあげる!」
凛「え!!ここにあるお弁当未満の具材で本格的なランチを!?」
真姫「まずどうやってここを抜け出すのよ…」
希「ウチの八卦さんの出番やね」
穂乃果「よーし、そうと決まれば早速しゅっぱーつ!」
見知った校舎で、見知らぬ友人達とのステキなパーティが幕を開ける
穂乃果「土曜日の学校ってなんかいいよねっ」
にこ「模試の結果はサイアクだけど」
凛「図書室で踊って飛び跳ねるのサイコー!」
希「どうしてここまでしてくれるの?」
真姫「あなたがそうさせてくれるから、かしら」
絵里「あっつ!」バシャッ
絵里「神田川の底から汲んできたみたいなコーヒーだわ…」
穂乃果「やばい生徒会の人たちだ、逃っげろ〜!!」 にこ「あんた達は先に行ってなさい!」
凛「矢澤ぐんそー!!!」
絵里「このままだとロクな大人になれないわよ」
真姫「私たちも、親みたいになっちゃうのかしら…」
穂乃果「見て見て!こんなこと出来るんだよ!」
海未「私と父の話をしましょう」
凛「もしも一億円もらえるとしたら〜?」
希「ねえ…月曜に廊下で会った時、まだ友達だと思う?」
ラブライブ!×ブレックファスト・クラブ
にこ「ぬあんで私は土曜の午後にダクトの中這いずってんの!?」
明日からいつもの僕ら、明日から違う僕ら――。
穂乃果「いいないいなあ」
穂乃果「私も毎日図書室で歌ったりお昼にお寿司食べたりできたらな〜」
雪穂「おねーちゃんは十分愉快な学校生活送ってると思うよ」
穂乃果「そお?」
雪穂「本人は気付かないよね、こーいうの」
雪穂「で、何年か経ってから私にだらだら愚痴るんだよ。もっとあの時あーしてればって」
穂乃果「本当に中学生だよね君」
穂乃果「あでも大人になってからもこうして二人でまったりお喋りできたらいいよね」
雪穂「……それは、まぁ」
穂乃果「あ〜それでも羨ましいよぅ、穂乃果も毎日土曜登校したい!」
穂乃果「だって半ドンだよ?午前上がりだよ?最高じゃん!」
雪穂「ダメだこりゃ…」
雪穂(半ドンとか今時それはないって。おねーちゃんっていつの時代の人間?)
急募:タイムトラベラー 過去への同行者求む!
※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※
一緒に過去へ行ってくれる人を募集します!(本気です)
業務:時間旅行の補助等
給与:戻ってから応相談
持参するもの:護身用具(武器が望ましい)
宛先:○×町 海岸通り6-9
備考:安全は一切保証できません
絵里「次の取材はこれに決まりよ」
花陽「本当だったら素敵だと思いますけど」
ウソのようなホントの広告を元にした――
真姫「このスーパーって武器とか置いてる?」
真姫「あなたの広告の条件を満たしたいのよ」
希「真姫二等兵は素質がある!すぐ基礎訓練を始めよう!」
SF(すこしふしぎ)でおかしな人々の物語
真姫「あの人、本当に変よ」
花陽「科学者って感じじゃないよね」
風変わりな自称タイムトラベラーと
【オハラレーザー技研】
希「マシンに必要な部品がここにあるんよ」
真姫「……どうして私をパートナーに?」
不器用なカメラマンが切り取った
希「だからその箱を隠しておいたの。いつかタイムマシンが開発された時に備えて」
真姫「その頃のあなたに会ってみたいかも」
一夏の断片
――この夏、
絵里「あの子に会ってきたわ」
花陽「私は……別に今のままでも」
希「もう何年も誰かに見張られてて」
真姫「ちょっと、私には本当のことを言ってよ」
――止まった時計の針が、逆回りに動き出す
「未来は先の見えないハイウェイよ」
「タイムマシンはありまぁす!!」
「その暗闇を進むことを恐れないで」
「ずっと騙してたの!?」
「戻れるといいわね……あなた達の過去に」
ラブライブ!×Safety Not Guaranteed
――人生に、安全の保障無し。
雪穂「だから夏にやれい」
穂乃果「ほんとだよ。穂乃果も季節感狂ってきちゃった」
穂乃果「こんな時は真姫ちゃんだね」
雪穂「うん?」
穂乃果「真姫ちゃんはクリスマスの申し子なんだよ」
穂乃果「赤いしサンタだしニコ(ラス)大好きっ子で」
穂乃果「言ってたら私もクリスマスらしい映画が見くなってきちゃった」
穂乃果「ゆきほ〜何かやってない?」
雪穂「私はおねーちゃん専用のチューナーじゃないやい」カチカチ
雪穂「お、これ有名なシリーズだよね。クリスマスの」
穂乃果「もう始まってる!」
・
・
・
ガサガサ
果南(思ったより買い込んじゃったな。できれば軽トラ使いたかったけど)
果南(この渋滞じゃね。早朝から駅前で爆発事故なんていい迷惑――)
「――で……神の声を聞いたの…」
果南(あの人、下着姿でプラカードだけぶら下げて)
果南(何かブツブツ言ってるし。どこかの病院から抜け出してきたのかな)
果南「――ん? あれって、まさか…」
ダイヤ「……」【オタクとニートはブッブーですわ】
果南「うわ、ヤバい!」ダッ
果南「ダイヤ!!!」
果南「だよね?一体何やってるのそんな恰好で!」
ダイヤ「」プィ
果南「ちょっと!私のこと忘れたとは言わせないよ?幼なじみの松浦果南!」
ダイヤ「………カナン……?」
ダイヤ「――そう。貴女もフェニキアの民の末裔なのね」
ダイヤ「でもあの場所は私たちにくださるって、あのお方との約束なの。残念だけど其方にチャンスはないから出ていって?」シッシッ
ダイヤ「プルルルルル――2番ホーム、間もなく列車が参ります。白線の内側に下がってお祈りを――」
果南「……どうしちゃったの? 近頃めっきり連絡も取れなくて」
果南「まさか、あの事件のせいで……頭が」
ダイヤ「頭が痛いって言ったのよ。そしたら――司書さんたらこぉんなに目を丸くして」クスクス
果南「………髪、切ったんだね」
果南「ルビィを思い出すよ。習い事やめた時の」
ダイヤ「――……」
果南「よし、妹のことは覚えてるんだ?」
果南「聞いて。本気で病院入ってたなら知らないかもだけど」
果南「今のヌマヅでそんな看板ぶら下げてたらシャレにならないの。もしあの人らの目に「ヨォあれ見なさいヨ!」
果南「……遅かった」
黒人お嬢ギーク集団「」ゾロゾロ
果南(これは…食い合わせ悪すぎ)
ダイヤ「――果南さん」
果南「!!」
ダイヤ「お静かに。私は刑事です」
果南「知ってる…!良かった、ホントにおかしくなっちゃったのかと」
ダイヤ「フリです。実際その二歩手前だけど」
ダイヤ「今朝の爆発は事故ではなくテロ。その犯人が私にこれをやらせているの」
ダイヤ「要求に従わなければまたどこかを爆破すると」
果南「その前にここで殺されるよ!」
ダイヤ「背中にガムテープで警棒が」
果南「向こうはそれ以上に危ないもの持ってる」
ダイヤ「とにかくさっきの続きです、話を合わせて」
「あなた、ギークとニガーが嫌いですって?」
ダイヤ「頭が痛い、割れそうよ……毛根が沸騰して」
果南「こ、この人頭がかわいそうなんだよ。放っといてあげて」
「おシャラップ、スッポンビッチ」
「ここをどこだと思っていやがりますの」
「ワタクシたちのヌマヅわよメーン?」
果南「そっちがよそ者でしょ…」
「なんだァ?姫ェ…」
「やっちゃえイエッタイガー!」
果南「わ、ブレード…!やめなよっ……痛ぁ!?」
「藻女はすっこんでなさい!」
ダイヤ「果南さ――」
果南「は…? ちょっと、今なんて…?」
ベリベリ
果南「今ワカメ扱いしたやつ!怒るよ?」ブンブンッ
「このメスゴリラもブレードを…!」
「どこの檻から脱走してきたんですのっ!?」
ダイヤ「ちょ…なんで貴女が暴れるの!?」
ダイヤ「タクシー!止まって!」
キキィ――!
ダイヤ「早く乗って!運転手さ」
「ひぃぃ強盗〜!お巡りさーん!」ピュー
ダイヤ「くっ…!」
「お待ちなさいコラァ!」
「逃げんじゃねーですわ!!」ガシャン!
ダイヤ「飛ばしますわよ、捕まって!」
ブォォォォォ――
果南「ぐすっ…なんだよもぅ……言いたい放題言ってくれちゃってさ…」
ダイヤ「……泣きたいのはこっちよ」
『というわけで今夜の春色ロードショーはダイ・ハード3シャイーン!』
『ご存知世界一Unluckyな女が今回挑むのは、ヌマヅ全域を舞台にしたテロゲーム“アリサセッズ”』
『「鏡の国のアリス」のマザー・グースになぞらえた謎かけに答えないと、市内のどこかに仕掛けられた爆弾がドカーン!』
『制限時間とボム探しのオマケまでついて、硬度10にはちょっとキツいかもね?』
『そのハードラックが幸いしてシリーズ三作目にしてデカになった不死身女、黒澤ダイヤ』
『巻き込まれた相棒役に松浦果南――って二人だけで楽しんじゃってズルい〜!』
『もーあったまきた。精々このカチコチコンビを翻弄しちゃって!謎の犯人、アリサ・×××』
『ダイヤとアリサ、ついでに果南。鏡写しの2+1人が繰り広げるDieHardとその裏で進行するサスペンス』
『果たしてダイヤにゲームを仕掛けた犯人の真意とはっ? 二人ともグッドラッーク!が欠けてるのよネ…』
『「ダイ・ハード サン4ャイン Code;10.0」に繋がるスリルとアクション満載の前日譚。続きはこの後Soon!』
穂乃果「クリスマスじゃなくなったやつだコレ」
雪穂「ピンポイントでこれを流さんでも」
穂乃果「でもここからずっとクリスマス関係ないよね、このシリーズ」
雪穂「次のやつは冬の話だったよ、確か」
穂乃果「あれ…そうだっけ」
雪穂「今度観直してみる?」
穂乃果「その前にクリスマス映画!」
穂乃果「こーなったら意地でも見つけてやるんだから」
・
・
・
「見て、“吸血鬼”のお出ましよ」クスクス
エリ「……」
『――ネフ書記長の見解でした。さて次のニュースは今流行りのルービックキュー…』
ひとつの時代が終わろうとしていた北欧の彼の地で
エリ「死ねっ…みんな死ねっ、」
「なーにしてるの?」
ふたつの秘密が出会う時
「隣に越してきたリンって言います。よろしくね?」
白銀の雪肌に、真紅の温もりが通い合う
リン「リンって苦手なものが多くて困っちゃうの」
リン「朝のお日様でしょ、金属アレルギーだし、猫ちゃんも」
エリ「……いつまでそこに立ってるの?」
リン「人の家には招かれるまではあがっちゃダメって」
リン「おばあちゃんの言いつけなの」
『氷の下から発見された被害者は、いずれも喉元から血を抜かれており――』
「許して……これもあの子のため…」
エリ「只今帰りました、アリサおばあさま」
リン「モールス信号って言うの。これからは毎晩話せるね」
(リン――あなたに届いてる?)
(エリちゃん――そっちに入ってもいいですか?)
ラブライブ!×ぼくのエリ
トンツーツートン トントンツー…
(ねえ、この意味わかる?)
――愛と血は同じ色。
穂乃果「やっと冬らしいのが来ましたよ雪穂さん」
穂乃果「……おーい、雪穂ー?」
雪穂「へ? あうん、そだね…」
穂乃果「なに、吸血鬼役の子に見とれちゃってた?」
雪穂「べ、別に」
穂乃果「無理もないよねー私も感心しちゃった」
穂乃果「あそこまでキレーな子は中々いないよ、うん」
雪穂「だから違うし!それに綺麗って言うなら相手役の方が…」
穂乃果「へー雪穂ってああいうボーイッシュなのがタイプなんだ?」
雪穂「なに寝ぼけてんの。そっちが吸血鬼役でしょ」
穂乃果「ほえ?」
穂乃果「いやいやいや」
穂乃果「あの肌の白さ見たよね。それに金髪だよ?」
穂乃果「どう見てもエリって子が吸血鬼だよ。タイトルにもなってるし」
雪穂「それは日本昔話の見すぎ。この先が思いやられる単純さだよ…」
穂乃果「いいよ、この映画観ようよ。絶対穂乃果の方が正しいって分かるから」
雪穂「いいのかなー大口叩いて。後で吠え面かいても――あっ」
穂乃果「なに」
雪穂「……さっきの新作予告だった」
雪穂「公開日未定の」
ほのゆき「……」
雪穂「…」ボリボリ
穂乃果(お煎餅かじり虫になっちゃった…)
穂乃果(割と本気で観たかったのかな)
穂乃果「あ、雪穂見て!さっきと同じ人が映ってるよ!」
穂乃果「また予告だけど」
・
・
・
「コンコンコンコーン!絵里ちゃん起っきろー!コンゲームの時間だよっ」
狐たちの朝は早い――
絵里「お釣り、間違えてるわよ」
穂乃果「私が目印つけたお札、返してくれない?」 【釣銭詐欺】
ーーーーーーーーーーーーーーーーーー
絵里「大事な婚約指輪を失くしちゃって…」
絵里「見つけてくれたらお礼は何でもします!」 【リングの報酬】
ーーーーーーーーーーーーーーーーーー
穂乃果「このくじ当たってる!」
絵里「折半するからあなたが換金してもらえる?」 【ナンバーズ詐欺】
ーーーーーーーーーーーーーーーーーー
希「三枚のうち一枚がエース、見事隠し通せたらウチの勝ち」
絵里「カード遊びは本職じゃないのよね、占い屋さん?」 【スリーカードモンテ】
ーーーーーーーーーーーーーーーーーー
【当選詐欺】【骨董品詐欺】【銀行検査官】【浄水器】
【トゥエンティーズ】【マスタードディップ】【ジャマイカンスイッチ】
ほのえり「イエーイ」パシッ
この二人、まさに詐欺アーティスト
真姫「そうそう、見つかったわよ。あなたの妹さん」
生き別れの妹、来襲――
亜里沙「見ててねお姉ちゃん」
絵里「どこでこんなこと覚えてきたの」
穂乃果「たまには鏡見たら?」
絵里「この家のルールを決めましょう」
絵里「その1、おでん缶は洗剤で洗ってから捨てる」
亜里沙「その2、ツナ缶以外も食べること」
絵里「や、あのね」
亜里沙「その3、掃除は週三回でじゅうぶん!」
絵里「せめて日に一度で!」
穂乃果「もっとでっかく稼がなきゃ駄目だよ」
穂乃果「亜里沙ちゃんもいることだし」
絵里「……いいわ。ジャマイカンスイッチでやりましょう」
亜里沙「私にも手伝わせてほしいの」
希「まるでペーパームーンやね」
絵里「まやかしじゃないわよ……あの子は」
絵里「仕掛けるときに大事なのは?」
亜里沙「相手を間違えないこと」
絵里「いい子ね。さあ行きましょう」
「お姉ちゃんは詐欺アーティスト」
あなたもステキに騙される。
果南「ダイヤが攫われただって!?」
絵里「ダイヤが攫われたですって!?」
かすみ「取り戻したければかすみん達に協力し」
果南「いや!」BANG!
絵里「Дах」BANG!
今世紀最大の決斗!
果南「飛行機なんかに乗ってたら間に合わない!」ピューン
同一のゴール目指して
絵里「ソ連式の方が能率的よ」
二大怪獣が暴れ出した
(♪:伊福部昭)
果南「とにかく私を信じて協力して、OK?」
【ヌメヌメブルドーザー】 松浦果南
絵里「この向きでいいのかしら…」
【スペツナズ弱ナイフ】 絢瀬絵里
――――BOOOOOM!!!!!
絵里「ハラショー…」シュウウウウ
この威力!
果南「言っとくけど頑固さじゃ負けないよ。アニメじゃ加入を最後まで引っ張ったんだ」
名言なれした組合員のドギモを抜いた
絵里「試してみる? 私だって元最後発加入組よ」
人間プルトニウム同士の核融合――!!
栞子「勝った方が我々の敵になるだけです」
「カナンドー対エリンドーЯ」デェェェェン
??「お二方には精々潰し合ってもらいましょう…」
化け物のご利用は計画的に
穂乃果「なんかこの後ずっと予告みたい」ポリポリ
雪穂「そう…」ボリボリ
【WARNING】
この記録映像は3年前に製作されたものの諸事情により未公開だったものです
内容の一部に現在の基準と照らし合わせ不適切な行為、政治的発言を含みますが
当時の製作背景、編集者の意図を尊重しオリジナルのまま放映します
――これは真実のドキュメント
海未「こんにちわ!MIUの者です。中に入ってもよろしいでしょうか」
ノcノ,,■■■,,ノレ『ナにシに#たずラ? こコはマルのおウちず$よ』
海未「立ち退きの勧告です。皆さまには第10地区へ移っていただきます」
※※※※※※※※※※※※※※
DISTRICT-9 [予告篇]
※※※※※※※※※※※※※※
絵里「あの日、彼らは突然やってきました」【社会学者】
花陽「朝起きて空を見上げるとあの宇宙船が。今はもう慣れましたけど」【現地住民】
絵里「協議の結果、ここヨハネスブルグに外来種たちの隔離地区が設けられることに」
――今明かされるエイリアン居留地の実態
にこ「エビ共はこの国から出てけーっ!」【デモ参加者】
真姫「あの子たち見た目は海洋生物そっくりデッショー」【外科医・解剖学者】
希「エビさんの肉は万病の特効薬になるって、カードが言っとるんや」【祈祷・呪術師】
にこ「後から来た分際で図々しいったらありゃしない。私たちの食べ残しを漁るし平気で盗むし」
絵里「エビ絡みの違法取引で犯罪組織が台頭し、元々悪化していた治安はまさにカオス状態です」
――この事態に超国際機関(Multi-International United)が動く
海未「今回のプロジェクトは必ず相互の利益になると確信してます」【MIUエビ対策課長】
海未「移転計画は速やかに、かつ平和裏に実行されなければなりません」
海未「あそこにいるのが高坂大尉です。私の幼なじみで心強い味方です」
穂乃果「私たちはこの仕事に誇りを持っていますっ」【MIU実働部隊長】
ツバサ「エビを【ピー】してお金貰えるんだからサイコーよね」【同PMCオペレーター】
从c*■■■§『チカの%¥からでテくのダ!』
海未「ここにサインすればいいものをあげますよ」
凛「猫缶をやれば何でも言うこと聞くの。おバカさんだにゃー」【MIUセキュリティ隊員】
――しかし我々の目の前でそれは起きてしまった
親鳥「園田さんは優秀な職員でした。まさかあんなことになるなんて」【MIU南ア支部長】
海未「か、カメラを止めてもらえますか。ちょっと気分が優れなくて…」
絵里「彼女のしたことは人類に対する裏切りよ」
真姫「生きてるうちに【ピー】を摘出すべきだった」
凛「惜しい人を亡くしたにゃ……死んでないの?」
――いったい彼女に何が起きたのか
ことり「………ごめんなさい。今は言葉にならなくて」【園田氏の恋人】
『速報です。MIUの施設から隔離患者が脱走しました。逃亡者の氏名は園田――』
梨子「噂になってますよ。エビを色んな意味で味見したって本当ですか?」
海未「デタラメですっ、そんな破廉恥な真似はしてません!」
|c||σ.- σ||『やっと完成しましたわ。これで…』
⌒°( ・ω・)°⌒『ルビィたちのおうちにかえれる?』
海未「昨日からこの手が疼いて仕方ないんです…」
希「その腕を何とかしたいならヨハネ様の元へ行くしかないね」
海未「3年? 今3年って言いましたか!? 地球時間で!?」
|c||σ.- σ||『落ち着いてください、必ず約束は守ります!』
海未「もしもしことりですか? ああ、貴女の声が聞きたかった…」
『諦めないで、きっと助かる方法はあるよ。私からもお母さんに頼んでみるから』
親鳥「検体の居所が分かりました。至急部隊をD-9へ」
ラブライブ!×第9地区
今春、人類禁止区にて封印解禁
【警告】2020年――レプリカントは人類に宣戦布告!
2019年――アキバシティ
『今週の酸性雨・放射能灰降下予報』
希「キミもブレードライバーなんよね?」
花陽「二つじゃ全然足りません!」
メガコーポとアンドロイド――人間性の喪失した街で
ことり「捜査官さんは、本物の動物が欲しくない?」
親鳥「彼女もネクサスのニューモデルです」
剃刀の上を滑るように――人非人専任捜査官は今宵も駆ける
ツバサ「新型のレプリカントが六体よ」
ツバサ「クラスC−のあなたに全部狩り切れる?」
花陽(賞金と特別手当が出たら、ローンでアルパカさんが買えます)
花陽(今度こそ電気仕掛けじゃない、本物の…)
英玲奈「同業者のよしみで聞くが、君は自分自身を検査にかけたことはあるか?」
花陽「せーので同時にやってみましょう」
あんじゅ「私に絵を買ってくださらない?」
絵里「あなた達には信じられないようなものをこの目で見てきた…」
花陽(あと……四体……!)ゼェハァ
ことり「……ねえ、ひとつだけ聞いていい?」
ラブライブ!×ブレードランナー
電気羊はアルパカの夢を見る――
ベルギーで強奪されたダイヤモンドと、輸送中のレアDVDが音ノ木坂で消えた!
残された手がかりは飲み屋とノミ屋
ダイヤを追う貴石姉妹と迷探偵、横取りを目論むロシア武器商に厨二質屋
そこに賭けボクシングの選手団とその元締め、ギャンブルで一山当てたいバーテンや放火魔
メイド刑事にぶりっ子ペテン師一家も加わって、バカ騒ぎのピタゴラドミノが倒れ出す
入り乱れる27名+αのクライムオールスターズ
搾取する側とされる側、果たして最後に笑うのは――?
犯罪群像トラフィックジャム――「ラッシュライブ」 製作順延中
[速報――!!]
せつ菜「みなさん、ラブベガスですよ!」
[虹ヶ咲、早くも劇場版製作決定!?]
【オハラカジノホテル】
鞠莉「スクゥアイドゥを世界にアッピールするために、ニジガクの皆にはレースに参加してもらいマース!」
彼方「完全にバラエティのノリだね〜」
[ルール無用の777キロ、優勝者には2億円!]
果南「開始早々爆睡してない?」
鞠莉「あの子に2億賭けたんだけどナー」
歩夢「これ、カンヌ行きの飛行機だ…」
しずく「アイラブオードリーコンテスト会場行き、バスガイド代理の桜坂です」
愛「愛さんイズヒッチハイカー!ビッチじゃないよ」
『アルパカ買いませんか?ついでに抜け道教えちゃいます』
かすみ「ここどこーっ!?」
【無乳症患者の集い】
果林「待っ、ドンシューツミー!」
エマ「エマニエル・ムッソリーニ牧場…?」
璃奈「璃奈ちゃんボード『オエーッ』」
[車、特急、ヘリ、気球、牛にアルパカ、果てはロケット!?
何でもアリのサバイバルレース、あなたは誰に賭ける?]
せつ菜「嘘を吐く動物――人間たちの“ラットレース”」
せつ菜「でも私たちはスクールアイドルですから…!」
「ラブレース!」 開催決定!!
今夜の放送を記念して、クイズの正解者にお得な最新情報をプレゼント!
Q.さて何という作品の主役でしょう
・イメージカラーは青
・ヘタレでスケベ
・アホの子なのに万能選手
・グレー“アッシュ”ヘア
・ヒロインのCVが田野アサミ
・ヒロインの名前がルビー
※女体化時のシルエット
――前回のEvilDead惨死ャイン!!
森のコテージで合宿することになった新生Aqours!
曜「どひぇーあばら屋…」
ルビィ「ひいお爺ちゃんの代からあるんだって」
そこで見つけた怪しげな魔術書を朗読した途端
千歌「かんだ、えすとらた、あまんとす?」
花丸「それを声に出しちゃダメずら!」
地下に封印されていた邪悪な魂が甦ったのであります!
『ビィーヒヒヒヒヒッwwwいつまデも閉じ込めておケると思うなよぉォォ!↑!』
曜「こいつ!これ以上ルビィちゃんの声で笑うなぁ!」
次々死霊に身体を乗っ取られていく私たち
梨子ちゃんは森にレイプされ、私は襲い来る千歌ちゃんの首をチェンソーで切断した!
曜「ごめん千歌ちゃん…」ギュオオオオオオオン
そしたら生首と胴体が襲い掛かってきたからもう一度バラバラにした!
曜「ごめん千歌ちゃん…」ギュオオオオオオオン
やがて夜が明け、希望の朝日が死霊たちを浄化した
でもそれはほんの始まりに過ぎなかったんだ…
鞠莉「二ヶ月ブゥリね」
曜「なんでここに来ちゃったの!?」
ダイヤ「ルビィと連絡がとれず心配でしたの!」
果南「と…ところでその右腕は…」
曜「ちょっと死霊に乗り移られちゃってね、でもすぐぶった切ったから安心して!」
気違ったと思われた私は地下室に閉じ込められ、また忌まわしい夜がやってきた
死霊たちとの第二ラウンドだ!
ダイヤ「この音は!?」
曜「死霊が来る!また誰かの身体を乗っ取るつもりなんだ!」
曜「みんな気を強く持って!一瞬でも心の弱みを見せたら付け込まれるよ!」
曜「大丈夫、手を繋ごう!みんなで一緒に乗り切るんだ!」
果南「っ…」ギュッ
・
・
・
鞠莉「行ったの…?」
果南「やった、助かっ」
曜『ざァんねンでしたぁァァァ!!!イーッヒひヒヒwwww!↑↑!!』
ダイヤ「貴女が取り憑かれてどうするんですのおおおお!!!」
色々あって闘いはクライマックス!!
曜「この呪文を正確に唱えればあいつらを元いた場所へ送り還せる!今度こそ間違えない!」
曜「間違えたああああぁぁぁぁ」
邪悪な魂たちと一緒に時空の裂け目に吸い込まれた私は、
気が付けば剣と死霊の支配する中世暗黒時代に来ていたんだ…
第一部、2016年
第二部、紀元1300年
そして第三部、2030年――
曜「あのまま残ってれば王様になれたんだけどなー。千歌ちゃんそっくりのお姫様にも惚れられててさー」
聖良「童貞の妄想にしてはまあまあですね。本にすれば売れるんじゃないですか」
曜「したよ。あの頃は似たような話だらけでさっぱり売れなかったけど」
心神喪失者として故郷を追われた私は、辺境の地でスーパーの店員として一生を終えるはずだった
でもあいつらはそれを許さなかった…
ある晩、酔った勢いで死者の書を朗読した私は、再び死霊たちを甦らせてしまった!
聖良「最低ですよあなた!」
曜「ルビィちゃん…? なんで、死んだはずじゃ」
ルビィ「私と一緒に来て! 今度こそ死霊しゃんたちを滅ぼすの!」
善子「やめて! 14年前のことは忘れたいのよぉ…」
義手チェンソーに極短ショットガン
そして中世テクノロジーの結晶、機械海象鎧(オートメイルっちー)を身に纏い
三度、死霊軍団との闘いの火蓋が切って落とされた――!
うちっちー「グルゥヴィだね…」
巨大死霊『き゛さ゛ま゛何゛者゛た゛ッ゛!?』
キャプテン・ヨーソローVS死霊のはらわた!!!
聖良「少しはガッツのあるヴ○ギナだってところを見せてくださいよ」
曜「……なんかキャラ違くない?」
『はい、あなたのハートには何が残ったでしょうか』
『クイズの正解はトビマグ版クモ男の監督が送るホラーコメディシリーズ最新作』
『「キャプテン・スーパーマーケット〜死霊のはらわたリターンズ〜」でした』
『2015年から18年にかけてケーブルテレビやネット配信で全3シーズンが放映された本作』
『放送コードから全力で解放された日本語吹き替え版は各種動画サイト・レンタル店にて好評稼働中です』
『観ねえやつは……ぶっ○すぞ?』
『それでは次回をご期待ください。セイナラ、セイナラ、セイナラ』
穂乃果「終わった…」
穂乃果「結局二時間ずっとザッピングしてただけだったよ」
雪穂「高坂家あるあるだね…」
穂乃果「この曲さ」
穂乃果「嫌いじゃないけど気持ちが沈むよね」
穂乃果「休みはお終いだから早く寝なさいよって言われてるみたいで」
雪穂「うん…」
雪穂「ところでさ」
雪穂「今日って何曜日だったっけ?」
おしまい
思い付いたパロネタの嘘予告風メモが溜まっていたので一部放流&供養
一本書き溜めがあるので近々始めたいです
付き合ってくれた人ありがとうございました
ハムナプトラとか映画系のSSを書いてた人かな
気合い入ってて乙
凛ちゃんと絵里ちゃんの吸血鬼のやつ見たいな…
雪穂ちゃんと気が合うわ
>>86
君洋画系パロのSS全部にそういう事書き込んでるの? 乙 どれがSSになるか楽しみにしとく
>>89
このiPhoneあらゆるSSに同じこと書き込んでるから無視した方がいい トータルリコールの人かしら
ほのゆきの会話の空気感すごい好き