〜で、あるからして、『///』と『///』が結合する。
そして『///』が刺激されると『おたまじゃくし』が放出され、それが女性の『たまご』と──
菜々(うう…、やっぱり保健体育の授業は苦手です…///)
菜々(先生の話が全然耳に入ってこない…)
これが『///』行為。皆さんには英語の『///』や、さんまが広めたとされる『///』って単語のが分かりやすいかしら──
菜々(いけない…って思った単語にノイズが入る)
栞子「この行為をマスターベーションというのですか。毎日してるのに知りませんでした。」
『///』──これは俗に言う『ウインナーさん』、『///』は『マンゴー』。
先生の若い頃は、テレビでも『ウインナーさん』は放送禁止用語じゃなかったんだけど、今はピー音が入るようになっちゃったわねえ。
小学生くらいなら男の子の『ウインナーさん』なんて平気で映してたわよ。
っていうかこの組み合わせ、生ハムメロンみたいね──
菜々(ちょっとだけ分かる言葉は、小学生の時に保健室の先生が『からだのお話』で一緒に教えてくれた言葉に変換される)
菜々(こんなの私だけなのかな…)チラッ
クラスメイトA「───」
クラスメイトB「──」
菜々(皆さん、涼しい顔して聞いてる…)
菜々(やっぱり私が子供っぽいだけなのだろうか…?)
菜々(このままでは…期末試験、保健だけ赤点になってしまう…)
菜々(さすがに高校のテストで『///』を『おたまじゃくし』と回答して通るわけない──)
菜々(はぁ…どうすれば…)
──そうそうこれも説明しなければね。マスターベーション…
菜々(!?)
菜々(なんでしょうこの言葉…!)
菜々(すっ、と胸に入ってきた。しかも、必殺技みたいでかっこいい…!)
菜々(保健体育の授業にも、こんなに熱くなれる時間があったなんて!)
菜々(…その目に焼き付けなさい!我が体の奥底より覚醒める秘められし力、マスターベーション!)
菜々(こ、こんな感じかな?)
──ということ。分かったかしら?
菜々(し、しまった!つい頭のなかが暴走して、先生の説明を聞き逃してしまった!)
──私も若い頃は、これでよく自分を昂らせてたわ。
菜々(昂らせる…。やはり、これはリミッター解除的な、あるいは自己強化系の人間の潜在能力のようなもの…?)
菜々(さすがに今の今で、もう一度先生に聞くのは憚られます)
菜々(後で教科書を復習しておきましょう)
──昼休憩・生徒会室──
菜々「ごちそうさまでした」
菜々「さて、残った時間で保健体育の復習をしましょう!マスターベーションです!」
菜々「保健の教科書…マスターベーション…あ、あった」
──自分の欲求が満たされない時、人間はマスターベーションをして、その欲求を解消あるいは昇華しようとします。
──自慰行為とも言い、主に思春期以降の男女の9割以上が経験済みと言われています。
菜々「…なんだかぼかされたような書き方がされていてよく分からない…」
菜々「ただ欲求を解消したり昇華する、というのは確かに昂りますね!」
菜々「ラノベやアニメでもよくある!主人公が困難な強敵を倒すために力を求めるあまり、その強すぎる欲求から力に溺れそうになる。けれどその欲求をコントロールした先に、真の強さがあると知り、主人公の隠された力が覚醒する展開!」
菜々「そうか!あの漫画も、あのアニメの主人公たちもみんな、マスターベーションをしていたのですね!!!」
菜々「はっ!まさか私も今、それをしているのでは?」
菜々「私はちょうど世間で言うところの思春期。苦手意識のある保健体育と向き合い、その意味を正しく理解しようとし、知識得て新たな私へと飛躍する!」
菜々「素晴らしい!私にもできた!やったーー!」
菜々「最高ですよ!マスターベーショーン!!!」
──そして生徒会室前では…
副会長「昼休みのうちに資料を纏めようと生徒会室に来てみたら──///」
副会長「会長が──壊れた」
──ドン引きしていた。
──同好会・部室──
せつ菜「おはようございます!」
侑「おはよう、せつ菜ちゃん!」
せつ菜「あれ?侑さん一人ですか?」
侑「うん。せつ菜ちゃんも早いね」
せつ菜「はい!私、今日は嬉しいことがあって、それを皆さんに報告したくて!」
せつ菜「ちょっとだけ小走りしてきてしまいました!」
せつ菜「校則違反なのは、内緒ですよ」テヘヘ
侑「あはは。分かった、内緒にしとく」
侑「で、その嬉しいことって?」
せつ菜「はい!私、今日ついに、保健体育が大好きになりました──!」
せつ菜「マスターベーションできたんです!!!」
侑「ぶっ!!!???////」
なんか無垢なせつ菜ちゃんって危なっかしくて保護してあげたくなるな
侑「───え?せつ菜ちゃん、今なんて?」
せつ菜「マスターベーションできました!!!」
侑「声が大きいよ!聞こえなかったんじゃないよ!」
侑「なんて言葉を口にしてるの!って意味だよ!」
せつ菜「え?私、何かおかしなこと言ってますか?」
侑「言ってるよ!と、とにかくその言葉は禁止!」
せつ菜「教科書にも載ってる言葉ですよ?」
侑「それ保健のでしょう!こないだまで苦手だって言ってたじゃん!」
せつ菜「それはその通りです。でも、誤解してました。こんな素晴らしい言葉を教えてくれるなんて」
せつ菜「私、今までの自分が恥ずかしいです」
侑「いや、絶対今のが恥ずかしいよ!」
せつ菜「そんな!侑さん、マスターベーションを否定するんですか!私の成長を、大好きを肯定してくれないんですか!?」
侑「だから、やめてって!ちょっと待って!一旦、落ち着こう!一旦、ね!」
──────
侑「せつ菜ちゃんはその…マス……ションをどういう意味だと思ったの?」
せつ菜「はい!自分の欲求をコントロールし、新たな自分へと成長することです!」
侑(うーん、当たらずも遠からずって感じ…?)
侑(そうか──。これがせつ菜ちゃんの暴走癖)
侑(たぶん、今は自分の解釈のマスターベーションをしたばかりで興奮状態なんだ)
侑(本来の意味で起こる興奮とベクトルが違うけど…)
侑「せつ菜ちゃん。それもある意味間違いじゃないんだけど、その回答じゃ保健のテストで丸はもらえないよ」
せつ菜「そ、そうなんですか…!?」
せつ菜「そんな…私、せっかく保健体育を好きになれたと思ったのに…」
せつ菜「では、マスターベーションの本当の意味って、いったい何なんでしょう?」
侑「侑さんは知っているのですか?」
侑「う、うん///一応、ね」
せつ菜「なら、私に教えて下さい!!」
侑「!!!???///」
侑「だ、大丈夫だよ!保健のテストなら自慰行為と書けば部分点くらいはもらえるって!」
せつ菜「いえ。私、このままではダメな気がします」
せつ菜「ここで正しく理解しなければ、私は真に保健と向き合えない。マスターベーションできないんだと思います!」
せつ菜「だから、お願いします!!!」
侑(うっ…。困ったなあ…)
侑(私だってうまく教えられるか分からない──)
侑(けど、せつ菜ちゃんがこんなに真剣にお願いしてくれるなら、それに応えなきゃ──!)
侑「──分かった。せつ菜ちゃんに本当の意味を教えてあげる」
せつ菜「本当ですか!?ありがとうございます!!!」
侑「ただし、今ここでは無理。そうだなあ──」
侑「今度のお休み、私の家に来ない?私も他の教科を教えてもらいたいしさ」
せつ菜「侑さんのお宅ですか?構いませんよ!嬉しいです!もちろん私も侑さんに勉強をしっかり教えて差し上げます!」
侑「ありがとう!それじゃあよろしく!」
侑「───あっ、私以外の前でマスターベーションって言うの禁止ね」
──そして休日・侑の部屋──
せつ菜「はい。そこの−3を左辺に移項して、式の中のプラスとマイナスを揃えましょう。そしてその後yにこちらの数字を代入するんです」
せつ菜「そしたら、式の中の数字と文字が整理されるので、これでxが求められますよ」
侑「はー、そういうことだったのかあ。さすが生徒会長、人に教えるのが上手いね」
せつ菜「生徒会長関係ないですよ。親の期待に応えなきゃ、って頑張ってたらこうなっただけで」
侑「──せつ菜ちゃんちは、親御さんが厳しいの?」
せつ菜「他の家庭の事を知らないのでよく分かりませんが、そうかもしれませんね。今でも漫画やアニメは親に隠してますし」
せつ菜「勉強の事でも保健や、その…せ、性教育について親が話してくれたことは、皆無と言ってもいいかもしれません」
せつ菜「──恥ずかしいことだ、って」
侑「──」
せつ菜「あはは、親や環境のせいにするわけではありませんが、私が保健体育を苦手なのは、その影響かもしれません」
せつ菜「漫画やラノベで…ちょっと…え…えっちなシーンが来ると、もったいない、作者の方に失礼だと思いつつ、飛ばしてしまうこともありますから」
せつ菜「そんな感じで、今日まで生きてきてしまいました」
せつ菜「へ、変ですよね。高校2年にもなって、こんな子供っぽ──」
侑「そんなことないよ」
せつ菜「──侑さん…?」
侑「ごめんね。私もこないだ、保健を好きになれて感動してるせつ菜ちゃんを、強く否定しすぎた」
侑「確かにこういうことは、TPOを大事にしなきゃだし、恥ずかしいって思うこともあるけど、あんなにダメ!っていうこと無かったな、って」
せつ菜「そ、そんな!私がいけないんです!また暴走して、人に迷惑を…」
侑「ううん。前に言ったよね、私──」
侑「せつ菜ちゃんが大好きだ、って」
せつ菜「───!///」
侑「私は──真っ直ぐに、全力で大好きを叫んで」
侑「私を夢中にさせてくれた、せつ菜ちゃんが好きなんだよ」
侑「あんなにキラキラしてるせつ菜ちゃんの大好きを、止めちゃいけなかったんだって、そう思うんだ」
侑「だから、私に協力させて。せつ菜ちゃんがもう一度──」
侑「保健を大好きだって言えるように」
せつ菜「──!」
せつ菜「──ズルいです、侑さん///」
せつ菜「かっこよすぎます…。ヒーローです」
せつ菜「────」キリッ!
せつ菜「お願いします!私にマスターベーションを、教えて下さい!!!」
──
侑「こっちはカーテン閉めたよ。部屋はちゃんと暗い。せつ菜ちゃん、準備できた?」
せつ菜『は、はい…。ですが、その…決心が…』
侑「大丈夫。ゆっくりで良いんだよ。私も最初は怖かった」
せつ菜『──いえ、行きます。私は脱ぎ捨てるんです!自分の殻を──!』
ガチャ
侑「────」
侑(ドアを開けて、せつ菜ちゃんが入ってきた──)
侑(上下白のフリルの下着だけを身に纏って──)
侑(綺麗──そうとしか言いようが無かった)
侑(その姿に情欲を抱くことは、禁忌に触れると言わんばかりに美麗)
侑(その仁王立ちは華奢な体躯に反して勇ましく、救世の聖女、あるいは神話の戦女神が如く)
侑(否、もはや既存の言の葉で形容できるかさえ、疑わせるほどの──圧倒的な美を思わせる肢体)
侑(大天使セツナエルが──ここに顕現した)
侑(──とかなんとか表現してみたけど、私、せつ菜ちゃんの貸してくれたラノベに影響されちゃったかな?)
せつ菜「どうですか…!」
侑「とっても綺麗だよ、せつ菜ちゃん」
せつ菜「ふふっ、ありがとうございます!」
せつ菜「服を脱げと言われたときは正直戸惑いましたが、侑さんも同じなら問題ありませんね!」
侑「そ、そうだね…///」
侑(さすがにせつ菜ちゃんを脱がせて、自分だけ服を着てるわけにはいかないもんね…)
侑「じゃあ、ここ。ベッドの上で一緒に、向かい合って座ろうか」
せつ菜「はい!」
──
せつ菜「ふふっ、侑さんもよく似合っていますよ。その黒の下着」
侑「えへへ///ちょっと気合い入りすぎかな?」
せつ菜「そんなことはありません!ただ──」
せつ菜「何故でしょう…。侑さんの姿を見ていたら、なんだか体が火照ってきて…」
せつ菜「さっきは覚悟が決まったと思ったのに、今になって恥ずかしくなってきました…///」
侑「せつ菜ちゃん、それはマスターベーションの準備が整いつつある状態だよ」
せつ菜「この火照りが…ですか?」
侑「うん。そのまま私のことをずっと見て」
せつ菜「え、え…でも、そんな、侑さんの下着姿をじろじろ見るなど…///」
侑「大丈夫──。私を見て…?」トロン
せつ菜(あっ…///)
せつ菜(今の侑さんの目と声、なんだか心に、強烈な感情が沸き上がってきそうだった…)
せつ菜(侑さんの体──魅力的です。背もお腹も幼児体型で、胸だけが大きい私よりも…)
せつ菜(少し羨ましい…)
せつ菜(ううっ、私は何を考えてるだろう///なんだかいけない気分になってきました///)
せつ菜(それに──なんだろう…)
せつ菜(体が汗ばんできて、しかも──)
せつ菜(私の……大事なところが──『マンゴー』が…じわりと…)
せつ菜(私の体に…いったい何が…)
侑「だんだん濡れてきたでしょう?」
せつ菜「は、はい…。どこがとは言いませんが…//」
侑「そこを触ってみて…」
せつ菜「え…!///そんな、ここでですか…!さすがに見られながらは無理です!///」
侑「それなら、私は後ろを向いてるから」フイッ
せつ菜「わかりました…」
せつ菜「──」
せつ菜(侑さん…背中も綺麗。少しだけ…触れたくなってしまう…)
せつ菜(い、いやいや今は違います。まずは言われたことを──)
せつ菜(──では、行きます!)
クニュ…
せつ菜(!!!!)
せつ菜(なんだろう…今の感覚、頭の中に電流が走ったような──)
せつ菜(も、もう一度……)
クニ…クニュ…クニュ…
せつ菜(……!!///////)
せつ菜(な、なんですかこれは…!?)
せつ菜(ふわぁ…体が、宙に浮きそう…)
クニュ…クニュ…クリッ…
せつ菜「ああっ…♡///」
せつ菜「───んむっ…!」
せつ菜「ゆ、侑さん!///今の声は、聞かなかったことに──!」
侑「それで良いんだよ」
せつ菜「え?」
侑「それがマスターベーションなんだ」
せつ菜「え、ええ…!!こ、これがですか!?///」
侑「そう。触ったとき、少しだけ気持ちよくなかった?」
せつ菜「は、はい///──けど、良いのでしょうか…」
せつ菜「自分の大事なところを…こんなにふうに触るなんて…」
せつ菜「もしかしてマスターベーションって…本当はいけないことなのでは…」
侑「そんなことない。とても大切なことなんだ」
侑「これは自分の欲求と向き合うことなんだよ」
せつ菜「自分の欲求と──向き合う」
侑「もう少し続けてみて?」
せつ菜「──はい///」
クチュ…クチュクチュ…
せつ菜(ああっ…///気持ちいい…///)
せつな(ぬるぬるが溢れてきて…体がさらに熱くなっていく気がする///…けど──)
クニュクニュ…クチュクチュクチュ…ピチュピチュ…
せつ菜(侑さんにこんな音を聞かれてしまってるなんて…恥ずかしい///)
せつ菜(こんなこと…絶対いけないことです…)
せつ菜(なのに…なんで…っ///)
せつ菜(こんなに気持ちいいことやめたくない、って思う自分がいる…)
せつ菜(このまま続ければ、どうなるのか知りたいと思う私がいる…)
せつ菜(これが…自分の欲求と向き合うということ?)
侑「続けてみてどう?まだいけないことだと思う…?」
せつ菜「少しだけ…。でもそれ以上に、もっと理解したい──」
せつ菜「好きになりたいと思えるようになりました」
せつ菜「保健のこと、本当のマスターベーションのこと」
侑「うん、それで良いんだよ」
せつ菜「けど──まだ少しだけ居る、これをいけないことだと思う私が、迷っています」
せつ菜「こんなに…自分に正直で良いのか…」
せつ菜「私、これを大好きになってしまいそうな自分が怖いんです」
せつ菜「自分が自分でなくなりそうで──」
せつ菜「本当に良いのでしょうか……」
侑「せつ菜ちゃん──」
ギュッ
せつ菜(侑さん、いつの間にかこちらを向いて──)
せつ菜(──私の手を握ってる…)
侑「初めてのことだもんね。最初は怖いよね」
侑「変わるのって不安だよね──」
侑「でも、どんなせつ菜ちゃんでも」
侑「せつ菜ちゃんはせつ菜ちゃんだよ。何も変わらない」
侑「せつ菜ちゃんは、そんな自分も、好きになって良いんだよ?」
侑「きっかけはマスターベーションの勘違いからだったけど──」
侑「保健を大好きになりたい。その心があれば、大丈夫だよ」
せつ菜「侑さん──」
侑「『なりたい自分を、我慢しないでいいよ』」
せつ菜「──!」
侑「私、『CHASE!』のこの歌詞が大好きなんだ」
侑「私が夢を見つけたとき、まだ耳に残るあの曲が、とても心強かったんだ」
侑「だから、ずっと思ってた」
侑「もしせつ菜ちゃんが自分を見失いそうな時は、私がこの言葉を、せつ菜ちゃんにかけてあげたいって」
せつ菜「───」
せつ菜「───くすっ…あははっ!」
侑「ご、ごめん!やっぱり、クサかったかな…?」
せつ菜「いいえ。やっぱり…」
せつ菜「侑さんみたいな人は、初めてです!」
ダキッ!
侑「うわっ!ちょっ///せつ菜ちゃんっ!?///」
せつ菜「見ていてください!私、マスターベーションを果たしてませますから!!」
────
クチュクチュ…クチュクチュクチュ…
侑(今──)
クチュ…クチュクチュ…
侑(せつ菜ちゃんが私の目の前で、ひとりでシている)
せつ菜「あ…///…あ♡…ああっ!///…あああっ♡」
侑(下着も脱いで、自分の大事なところを指で何度も弄ってる…)
侑(あのかっこいいせつ菜ちゃんが──こんなにも…)
侑(気持ちよさそうに身を捩りながら、目を閉じて──時折、私を切なそうに見つめて、快楽に浸ってる)
クチュクチュ…クチュ…クチュ…
せつ菜「あっ…♡あああっ♡///…気持ち…いいっ…れすぅ♡…ああっ♡」
せつ菜「わたし…どうれすか…♡ちゃんと…あっ♡できて…いますか///」
侑「うん。すごいよ、せつ菜ちゃん…」
せつ菜「ふふっ…♡…うれしいです///……ひゃん♡」
侑さん(───ああ…ダメだ…)
侑(こんなにえっちなせつ菜ちゃんの声と音を聞いたら──)
侑(私も…したくなっちゃうじゃん…///)
プチッ…スル…スルスル…しゅるっ
せつ菜「ゆ、侑さん?///」
侑「私もするよ。せつ菜ちゃんに、お手本を見せてあげる」
フニュ…フニュ…
クチュクチュ…クチュ…
せつ菜(侑…さん…♡胸まで…揉んでる…。そうか、空いてる手は、胸を触れば良かったんですね!///)
ムニュ…ムニュゥ…
せつ菜(ああっ…///これ…気持ちいい…それに…)
侑「はぁ…♡…あ、あ…あっ…♡ああっ//」
せつ菜(侑さんのマスターベーションを見てると、心強い。なんだか興奮してきました///)
せつ菜(必死に自分の胸を揉んだり、大事なところを触る手…もしあの手で私のこと、触ってくれたら…///)
せつ菜(──!////// 何を考えてるでしょう私は…!///)
せつ菜(ああっ♡なのに、何だかさっきより…体が敏感になって…っ♡…気持ちいいです♡///)
侑「はあっ♡…あ、あ♡…せつ菜ちゃん…気持ちいい?///…あっ♡」
せつ菜「はい…っ♡わたし…、嬉しいです…♡こんなこと、教えてもらえて…しあわせれす///」
侑「良かった…♡ああっ♡」
せつ菜「ゆう…さん…///…!」
侑「あ♡…ぃゃ…♡…な、なに?♡」
せつ菜「わたし…♡ゆうさんが…あっ♡…だいすきですぅ♡♡♡」
侑「────!!♡♡」
侑「ああっ♡せつ菜ちゃん…///わたしも…すきぃ!♡」
せつ菜「良かったです…♡だいすきを…さけべました…♡あっ♡」
せつ菜(───!!)
せつ菜「ゆう…しゃん♡なにか…あっ、しゅごいものが…来そうですぅ!きちゃいますぅぅ!♡」
侑「イきそう…なんだね!♡わたしが…て、つないであげる…///…いっしょに…イこう!♡」
せつ菜「は、はいっ♡2人なら…はぁ♡こわくありません!♡」
ギュッ
せつ菜「あ、ああっ!♡あああっ!♡あっ…くる…!あっ、あっ///あああっ!ああぁぁああ───♡♡♡」
侑「あっ…♡イ、く…イく…!あっ、ああっ!───っ♡♡……んっ…ああっ…///…ああっ…」
──────
────
──
せつ菜「侑さん…私、ちゃんとマスターベーション…できてたでしょうか?」
侑「うん。ばっちりだったよ。気分はどうかな?」
せつ菜「とっても…清々しいです。これが新しい私…」
せつ菜「今の私はもう、保健の授業も…アニメのえっちなシーンも怖くありません!」
せつ菜「大好きです!!」ペカー!
侑「──///」
侑「私も、せつ菜ちゃんのその笑顔が大好きだよ!」
せつ菜「えへへ、ありがとうございます!!」
侑「実はね、これよりもっとすごいことがあるんだよ?」
せつ菜「そ、そうなんですか!!??」
侑「あははっ!でも、それはまた今度ね」
侑「今はもう少しだけ、この余韻に浸っていようよ」
せつ菜「ふふっ、そうしましょうか」
せつ菜「──侑さん」
侑「なに?せつ菜ちゃ──」
チュッ
せつ菜「ありがとう。大好き」
──勘違いから始まった保健の勉強。
──私の大好きは、またひとつ増えた。
──いや、ひとつとひとりかもしれない。
──もし君が悩んだ時には、
──私が君の手を握るよ。
おわり
乙、最後まで書き切られたゆうせつSSは非常に貴重
心から感謝します
>>28
侑ちゃんを幼児体型にしたのナイス
寸胴ぽっこりお腹に黒下着とか最高かよ やりやがったなこいつは秀舌
冷たく閉ざした俺の心が融雪
止まらなねえ大好きの有節歌曲
ゆうせつ最高だと感じる痛切に
>>62
一瞬 秀吉 にみえた
西郷隆盛に続いて歴史上の人物きたかと 途中でピンポーンって呼び鈴鳴らないかドキドキしたw