部室
愛「そりゃまた唐突な」
かすみ「歩夢先輩が人をからかいたいなんて珍しいですね。
何かあったんです?」
歩夢「うん。今日もね……」
回想
侑「歩夢は今日も可愛いYO!!」
歩夢「も、もう‼
ここ廊下なんだよ?
大きい声でそんな風にからかうのやめて//
他の人が見てるでしょ//」
侑「ふふっ。ごめんね?
でもちょっとやめられそうにないな〜」
歩夢「な、何で?」
侑「だって可愛いって言うと、恥ずかしがってる歩夢の可愛い顔が見られるんだもん。
癖になっちゃうよ〜」
歩夢「侑ちゃんたらー!」
侑「あ、あゆぴょんが怒った。
逃げろー」
歩夢「まてー‼」
⎛(cV„Ò ᴗ ÓV⎞からかう歩夢も可愛いYO!
歩夢「こんなことがあったの……」
かすみ「……惚気ですか?」イラッ
歩夢「ち、ちがうよぉ‼」
愛「でも歩夢ちょっと喜んでない?
本当はゆうゆにかまって貰えて嬉しいんじゃないの?」ニヤニヤ
歩夢「そんなことないから‼」
愛「え〜?
本当に〜?」
歩夢「本当にそんなことないって‼」
かすみ「早速からかわれてる……」
歩夢「もう‼私は真剣に悩んでるんだよ‼」
愛「ごめんごめん。
でも可愛い子はついいじめたくなっちゃうじゃん?
ゆうゆも愛さんと同じ気持ちなんじゃないの?」
歩夢「愛ちゃんたら‼」プンスカ
愛「悪かったって。
代わりにゆうゆをからかう方法考えるからさ。
愛さんのこと許してよ。
かすかすも一緒に考えようぜ!」
かすみ「かすかすじゃなくてかすみんですぅ〜!!」
歩夢(やっぱり愛ちゃんからかい上手だな)
愛「さて、と。
まず確認ね。
そもそも何で歩夢はゆうゆをからかいたいの?」
歩夢「それは私がいつもからかわれて恥ずかしい思いをしてるから、懲らしめたいっていうか……」
愛「なるほど。つまりゆうゆを辱めたい訳ね?恥だけに」
かすみ「なんか言い方エグくないです?」
愛「冗談だって」
歩夢「でもまぁそういうことになる、のかな……?」
愛「それだったら別に私達が協力するまでもないんじゃないの?
いつもゆうゆにからかわれてるみたいに、歩夢が可愛いって言い返せば良くない?」
歩夢「それはダメなの」
愛「何で?」
歩夢「私が、ゆうちゃんも可愛いよって言っても、それはないって言って相手にしてくれないの」
からかわれなくなったらそれはそれで寂しがりそうでかわいい
侑ちゃんが他の子をからかってたらヤキモチ焼いたりね
かすみ「なるほど、確かに言いそう。
でも実際侑先輩をからかうのって結構難易度高そうですよね。
先輩って基本恥ずかしがったりしない性格ですし。
かすみんほどじゃないにせよ充分可愛いのに、自分の可愛さに気付いてないし。
単純に可愛いって言うだけじゃ通用しなさそうって言うか。
……別のからかい方考えます?」
愛「いや手法はこのままで良いと思う。
最終目標は歩夢が感じてる恥ずかしさをゆうゆにも感じてもらうことだから、いつもゆうゆがやってるやり方でからかう方が対称性があって美しいし、歩夢の気持ちも分かりやすいはず」
歩夢「でもどうしたら」
愛「それは割に簡単なんじゃない?
普通に可愛いって言っても通用しないなら、もっと恥ずかしがるような、多少きわどい言葉をチョイスすればいい。
ゆうゆが自分の可愛さに無自覚なら、可愛いと思えるような具体例があると説得力があるかも」
かすみ「なるほど。
過激と具体性ですか。
……結局、どんなふうなことを言えばいいんですか?」
愛「そうだなー。
アタシだったらこう言うかな」
愛「ゆうゆってちっちゃいのにおっぱい大きくてエッチだねぇ」ニチャア
かすみ「う、うわぁ……」
歩夢「……愛ちゃん、今まで侑ちゃんのことそんな風に見てたの?」
愛「た、例えばだから‼
今にも包丁を持って襲いかかりそうな目で愛さんを見るのはやめて‼」
かすみ「ちっちゃいって言葉が絶妙にキモいです。
前々からそっち気があるとは思ってましたけど今確信に変わりました。
名字に宮が入ってる人って皆んなロリコンなんですかね?」
愛「……宮○勤扱いは流石に傷つくよ?」
愛「で、でも方向性は間違ってないでしょ⁉
無自覚なゆうゆに自分の体の魅力を分からせた上で、それを誉め殺しにして恥ずかしがらせる。
完璧なコンボじゃん‼」
歩夢「……」
かすみ「……」
愛「沈黙はやめてぇ‼」
かすみ「歩夢先輩、聞きました?
誉め殺しにして辱めるですって」
歩夢「うん聞いた。
なんか論理的に結論を導いてる感じが余計にキモいよね……。
そこまでにしてください、宮下さん」
愛「恥ずかしがらせるだから!!
さっきのは冗談だから‼
誓ってゆうゆに劣情を催してたりはしてないから‼」
歩夢「まぁ愛ちゃんの言うことは一理あるかも。試してみる価値はありそう」
かすみ「筋自体は通ってますしね」
愛「さりげなく椅子遠ざけるのやめよ?
アタシ、悲しいよ?」
歩夢「ごめんね?
半分冗談だよ」
愛(半分はガチで引いてるのか)
かすみ「それはそれとして歩夢先輩、侑先輩をちゃんと弄れそうですか?」
歩夢「うーん。方針はわかったけどちょっと自信ないかも」
愛「それはアタシ達でフォローすれば良いんじゃない?」
かすみ「どうやって?」
愛「丁度今小型カメラと集音マイクを持ってるから、私のワイヤレスイヤホンと組み合わせて歩夢につけよう。
かすみんと愛さんで現場の生映像と音声をパソコン上でチェックしながら、適切に指示を出せば何の心配もないっしょ!」
愛「?
どうした二人とも。顔真っ青にして」
歩夢「愛ちゃんこれ……」
かすみ「こんな都合よく機材があるなんて怪しいです……。
常備してる幼女盗撮用の奴なんじゃ」
愛「ち、違うよ‼
この前せっつーとゆうゆに頼まれて、家で使わなくなった食い逃げ対策の防犯グッズを持ってきただけだから‼
誓ってロ○コンじゃないよ‼」
夜・教室
愛『歩夢、準備出来てる?』
歩夢「準備okだよ」
かすみ『歩夢先輩聞こえますか〜〜。
可愛い可愛いかすみんですよ〜〜』
歩夢「ふふっ。
ちゃんと聞こえてるよ」
愛『ゆうゆはあとどれくらいで来るの?』
歩夢「さっきLINEで確認したら、もうすぐだって。
……来た」
(教室の扉の開く音)
侑「歩夢、お待たせ〜〜〜」
侑「ごめんねー、音楽科の勉強が遅くなっちゃって。
それで、どうしたの?
帰る前に私に話したいことあるんだよね?」
歩夢「うん」
愛 かすみ『え?』
歩夢「え?」
侑「?
どうかした?」
歩夢「う、ううん。
何でもない。
……ごめん、ちょっとそこで待ってて」
侑「分かったよ」
歩夢「……愛ちゃん、かすみちゃん、なに?
何か問題あった?」
かすみ『いや歩夢先輩、教室でからかうんですか?』
歩夢「違うの?」
愛『てっきり帰りに会話しながら、隙を見つけるのかと』
歩夢「え?
……ど、どうしよう。
侑ちゃんに、帰る前に話があるって言っちゃった」
侑「歩夢ー?
誰と話してるの?」
歩夢「な、何でもないよー!
……ごめん。
フォローよろしく」
かすみ(初っ端からグダグダですね)
太陽は既に沈み、月の提灯だけが学校に光の慈しみを投げかける。
昼間生徒で賑わっていた教室も静まり返り、少女二人の間には机と椅子以外何もない。
少し開かれた教室の窓から風がそよぎ、よしなに肌を撫でた。
歩夢の目的は侑を少しばかりからかうだけ。
しかしそれは人生で初めてのこと。
静寂は心を鎮めてはくれない。
そよ風は心を慰めてくれない。
そして月明かりも。
緊張しているのだ。
歩夢は己の心のざわめきをよく把握していた。
何と言って会話を切り出したものか、歩夢には分からなかった。
そんな歩夢の感情を読み取ったのか、侑の方から話しかけた。
「話したいことあるんだよね?」
声色は優しかった。
いや、どこか期待を滲ませているような気さえする。
その期待の正体が分からないまま、歩夢は上擦った言葉を紡ぐしかなかった。
「侑ちゃんって結構、すごく……いやかなり可愛いよね!」
侑「そんなことないよ。
歩夢の方が可愛いYO!」
ーーーーーモニター越し
かすみ「あちゃー。流石侑先輩、全然動じてませんね」
愛「こりゃあ強敵だね。
歩夢ー?
具体的に褒めるんだよ」
ーーーーー
歩夢「わかってるよ、愛ちゃん」
歩夢「ううん。
侑ちゃんは可愛いの」
侑「……どうしてそう思うの?」
歩夢「例えば……」
歩夢(ど、どうしよう。色々考えたのに全部忘れちゃった……)
ーーーーモニター越し
かすみ「歩夢先輩固まってません?」
愛「こりゃあアタシ達でフォローするしかないね」
かすみ「かすみん達が思う、侑先輩の一番可愛いところを教えてあげれば良いんじゃないですか?
それを歩夢先輩に言ってもらいましょう」
愛「そう、それな。
愛さんがゆうゆの中で一番可愛いと思うのは……」
愛「小さいところ!」
ーーーーーーーー
愛『小さいところ!』
歩夢「小さいところとか!」
ーーーーモニター越し
かすみ「先輩、最低です」
愛「本当すみません。
マジすみません。
咄嗟に思い浮かんだのが小さいところでした。
私は恥ずべきロリコンです」
ーーーーー
歩夢(愛ちゃんのせいで変なこと言っちゃったじゃん⁉)
侑「ふふっ、小学生までは私の方が高かったのにね?」
歩夢(あ、あれ?
意外に好感触?
まぁ疑惑持たれてる愛ちゃんじゃあるまし、小さいって言っただけじゃロリコンとは思わないか……)
侑「ねぇ、小さい時の頃覚えてる?
歩夢ってすごく怖がりでさ、いつも私の背中に隠れて歩いてたよね」
歩夢「も、もちろん覚えてるよ!
いつも侑ちゃんは私のことを守ってくれたよね」
侑「背は抜かれちゃったけどさ、歩夢のことはいつまでも、一生守りたいと思ってるからさ。
これからもずーっとよろしくね!」
歩夢「ゆ、侑ちゃん//」
@cメ*˶ˆ ᴗ ˆ˵三*˶ˆ ᴗ ˆ˵リ うおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお
精神面ではつよつよなのに肉体面はよわよわな侑ちゃん
かすみ「一生守りたいなんてプロポーズみたいです。
なんか侑先輩、ちょっと重くないですか?w」
愛「………」
かすみ「どうかしました?」
愛「なんか胸騒ぎがする」
かすみ「えぇ……。
そんな不安になるようなこと言わないでくださいよぅ」
愛「ごめん、かすみん。
ちょっと考えたいことがあるから、歩夢のフォローは暫く任せた」
かすみ「しょうがないですねぇ……」
愛(さっきからゆうゆの様子がおかしい気がする)
愛(教室に入ってきた時から妙に浮かれてる。歩夢が可愛いって言った時も、恥ずかしがってるというよりは純粋に喜んでる……?)
愛(そもそもことの発端からして、可愛いって言っても大した反応がないから歩夢がアタシ達に相談してきたんだ。可愛いに具体性を持たせてるとは言え、この反応はあまりに良すぎる)
愛(よくゆうゆの発言を吟味してみると、一生守るとか、おばあちゃんになっても可愛いって言い続けるとか、妙に人生をかけた重い発言が多い。
これらの発言の趣旨は一体なんだ?
歩夢に何かを伝えようとしているのかな……?
とにかく歩夢とこの先ずっと一緒にいると言いたいのか?)
愛(……嫌な予感がする)
歩夢「それにね、侑ちゃんの可愛いところはまだあるの」
かすみ『次はかすみんの番です。侑先輩はかすみんのことを可愛いって言ってる時が一番可愛いと思います⭐』
歩夢「皆のことを可愛いって言ってくれる侑ちゃんが、私にはとても可愛く見えるの」
侑「えー何それ?
私が可愛いって言ったら、私自身が可愛いことになっちゃうの?」ニコニコ
歩夢「そ、そうだよ」
侑「幼稚園で会った時から歩夢のことを可愛いって言ってるから、その時から私は可愛いのかな?」ニコニコ
歩夢「うん。ずっと可愛いって思ってた」
侑「おばあちゃんになっても歩夢のことは可愛いって言うつもりだから、おばばの私も可愛くなっちゃうねぇ?」ニコニコ
歩夢「私がおばあちゃんになっても可愛いって言ってくれるの?//」
侑「もちろん‼」ニコニコ
歩夢(よーし調子が出てきたぞ)
歩夢「そもそもね。自分で分かってないみたいだから言うんだけど、侑ちゃんの顔はスクールアイドルとしてやっていけるくらい可愛いの」
侑「え〜ホントかな〜」ニコニコ
歩夢「本当だよ。お目目はパッチリしてるし、表情がコロコロ変わる所が可愛いし、たまに幼く見えるのも、不意にすごくボーイッシュになってかっこよく見えるのも魅力的なんだよ」
侑「ボーイッシュって可愛いじゃなくてかっこいいなんじゃないの?」ニコニコ
歩夢「そ、そうかもだけど」
侑「じゃあさ」ニコニコ
歩夢「……なに?」
侑「歩夢にとって、私の顔って結構タイプ?」ニヤリ
歩夢「た、たた」
侑「た?」
歩夢「タイプだよ//」カァァァァ
侑「ふふっ、ありがと♪」ニコニコ
侑「いっそ将来は二人でアイドルのデュオでも組もうか?」ニコニコ
歩夢「え⁉」
侑「じょーだん」ニコニコ
かすみ(あれ?これ歩夢先輩からかわれてない?)
歩夢(うぅ……。主導権握られてる気がする……。
なんとか巻き返さないと)アセアセ
歩夢「侑ちゃんの可愛いところは他にもあるんだよ‼」
侑「うん。どんな?」ニコニコ
歩夢「夢のために一生懸命努力してるところとか」
侑「それは歩夢もだよ。スクールアイドルも勉強もコツコツ頑張ってる姿が素敵だよ」ニコニコ
侑「これからもお互いに高め合おうね」ニコニコ
歩夢「うぅ……//」カァァァァ
かすみ(完全に制圧されちゃってますね、これは)
歩夢(いつもより喜んでくれることは分かるんだけど……)
侑「」ホホエミー
歩夢(……ダメ。これだけ頑張ってるのに侑ちゃんの余裕が全然崩せない……。それにさっきから私ばっかり恥ずかしがってるじゃん//)
歩夢(……勝負をかけよう。もっと過激なことを言って侑ちゃんを恥ずかしがらせるんだ)
歩夢「あ、あのね‼」
侑「なーに」ニコニコ
歩夢「侑ちゃんは小ちゃいのにおっぱいはロケットみたいな形をしてて凄くエッチだとおも…ぅ……//」
侑「え?」
かすみ『え?』
愛『え?』
男の俺は、男から突然ちんこがロケットみたいだと言われたら最大限に警戒する
ロケットおっぱいとか、チチをもげ思い出して笑っちゃう
>>23で防犯グッズを持ってくるように頼んだあたりがあやしいのかな 歩夢(焦りすぎて変なこと言っちゃった……)
侑「歩夢、私のことをそんな目で見てたの?」
歩夢「うぅ……」
ーーーーーー
かすみ「あー、やっちゃいましたねこれは。幼馴染といっても流石にドン引きですよ」
愛「……」
かすみ「帰りに歩夢先輩にコッペパンでも奢ってあげましょう。少しは慰めになるかも」
愛「ちょっと待って」
かすみ「え?」
愛「ゆうゆ、笑ってる」
侑「……ふふっ」
侑「あははははは」
歩夢「ゆ、侑ちゃん?」
侑「いきなり何を言い出すかと思ったら、私の胸の形がエッチってふふふふふ。
歩夢面白すぎwww」
歩夢(あ、あれ?意外と上機嫌?)
侑「私の身体ってそんなにエッチかな?」
歩夢「い、いや。言葉に語弊があったっていうか。でも魅力的だとは思う//」
侑「そっかそっか。でも幼馴染にそんなことを思うなんて、歩夢って意外とムッツリさん?」
歩夢「うぅ、違うよぉ……//」
侑「じゃあさ、触ってみる?」
歩夢「何を?」
侑「私のおっぱい」
歩夢「ええええええ‼‼⁉」
侑「暗いし、今なら誰も見てないよ?」
歩夢(ごめん、侑ちゃんは知らないだろうけどかすみちゃんと愛ちゃんに見られてるから……)
かすみ『絶対ダメですからね‼』
歩夢「か、かすみちゃん」小声
かすみ『ここで触ったら確実に変態さんですよ‼』
歩夢「わ、わかってるよぉ」
愛(いくら幼馴染でも自分の大切なところを触らせるなんてする……?)
愛(アタシ達がゆうゆをからかおうとしてるのがバレた?
それで逆にアタシ達をはめようとしてるとか?)
愛(いやそれはおかしい。この短時間で、音楽科にいたゆうゆがアタシ達の計画を知れるはずが無い)
愛(かすみんが裏切ってゆうゆに連絡したか?
いやアタシが見ていた限り、部室に入ってからは一度もスマホをいじってないはず。歩夢が裏切った可能性は、考慮しなくていいか……)
愛(先入観を捨てろ。ゆうゆの立場に立って考察するんだ)
愛(ゆうゆ視点だと、今日突然幼馴染に帰る前に話があると誘われた。そこには歩夢がいて、緊張してるのか雰囲気が忙しなく見える。辺りには人一人いない夜の教室で、2人きり。さらに殊更自分を可愛いと褒めてくれる)
愛(このシチュエーション……まさか⁉)
愛(正直状況証拠から導いた推論で自信はない。論理も穴だらけ。……でもこれならゆうゆの全ての言動に説明がつく)
愛(かなり可愛い勘違いだけど、これはゆうゆと歩夢の友情に亀裂が入りかねない‼)
愛さんの読みは的確そうだけど、放っておいても丸く収まりそうでもある
歩夢「そうやって私が触ったら変態扱いしてからかうつもりなんでしょ!私、知ってるんだから!」
侑「ふふっ。……まあね?」
侑「このまま歩夢の方からしてくれるまで待っても良いんだけど……。
ちょっと焦ったいな。
ねぇ、歩夢。
私のこと好き?」
愛『歩夢、その質問に答えるのは待って‼』
歩夢「え?好きだよ」
愛(一手遅かった……!?)
歩夢「え?え?」
侑「……良かった。
じゃあさ」
侑「私と付き合わない?
そのために私をここに呼んでくれたんだよね……?」
おつです。ここで切るのか。このまま順当に終わる感じではないのかな
@cメ*˶ˆ ᴗ ˆ˵リ ブブーン キキー!
O/ O二⌒)
/ ̄ヽ/|\) / 三
/ ./ |. |/ _/
| / / / T
ヽ_ / (ン〈/"|`ヽ
/\ | | 三
| /
ヽ_ / キキーッ!
/)
/ /
@cメ*˶ˆ ᴗ ˆ˵リ / / 侑ちゃあああああああああああああああん
/ _二ノ
// /
(_二二二二二つ🌸
/ @cメ*˶ˆ ᴗ ˆ˵リ
-=≡ /⌒( ヽ/⌒ヽ/\
-=≡ ./⌒ヽ, / \ \ \\ ヽ/⌒ヽ,
-=≡ / |_/__i.ノ ,へ _ / )/ \\/ .| /ii
-=≡ ノ⌒二__ノ__ノ  ̄ | / i / .\ヽ |./ |i
-=≡ ()二二)― ||二) ./ / / / ()二 し二)- ||二)
-=≡ し| | \.|| ( ヽ_(_つ | |\ ||
-=≡ i .| ii ヽ、つ i | ii
-=≡ ゙、_ ノ ゙、 _ノ
歩夢(え?私、侑ちゃんに告白された⁉)
かすみ『何が起こってるんですか⁉どうして侑先輩が歩夢先輩に告白してるんですか⁉』
愛『ごめん、かすみん。ちょっと静かにしてて。それと歩夢は落ち着いて聞いて欲しい』
歩夢「う、うん」
愛『ゆうゆはね、歩夢が告白するために呼び出したんだと勘違いしてる』
歩夢「な、何で⁉」
愛『歩夢が可愛いって言う度、すごく機嫌良かったでしょ?
あれ、歩夢をからかうために余裕を見せてた訳じゃないんだ。
本当に、純粋に、心から嬉しかったんだよ。
ゆうゆはさ、歩夢が告白する前に、告白する理由を並べてくれてると思ってたんだと思う』
歩夢(だからあんなにニコニコしてたんだ……)
愛『一生守るって言ったり、おばあちゃんになった時の話をしたり、やたら将来のことを話したりしてたでしょ?
あれはこれからもずっと側にいることをアピールすることで、歩夢が告白しやすいようにする心遣いだったんじゃないかな。
あなたと私はずっと側にいる=告白しても断りませんよ、って伝えたかったんだと思う』
歩夢(そんなロマンチックな暗号で想いを伝えての!?//)
愛『胸触るって聞いた時も、本当に初めてを捧げる覚悟だったんだよ。
それでも中々歩夢が告白しないから……』
歩夢「焦ったくなって自分から告白したんだ……」
侑「……今すぐに返事が出来ないなら、いつまでも待つよ。
そんなに急いでもないしさ」
歩夢(嘘……焦ったくなって自分から告白するくらいせっかちな癖に……)
侑「当たり前だけど、付き合えないなら断ってくれればいいから。あんまり気負わないでね」
歩夢「……一つだけ聞かせて。
告白するのってどんな気持ち?」
侑「……恥ずかしくて死んじゃいそう//」カァァァァ
歩夢(可愛い)
かすみ(可愛い)
愛(連れて帰りたい)
日付変わったらすぐ続きが来てた。侑ちゃんつよつよなわけじゃなかったんだな。可愛い
可愛いって言われてる時の侑ちゃんの気持ち想像すると最高にかわいいな
続きのレスも貼ろうと思ったけど貼れなかったわ
アスタリスクだろうなぁ
愛『一緒に謝ろう、歩夢。誠心誠意謝ればきっと許してくれるよ』
かすみ『かすみんもそっちに行きます。先輩を止めなかった責任がありますから』
愛『……歩夢聞いてる?』
ダッ
侑「歩夢⁉」
歩夢「一生大切にする。絶対に幸せにする。私も侑ちゃんが好きだから」
侑「ふふっ。また私、押し倒されちゃったね」
愛『あ、歩夢?w』
かすみ『やりやがりましたよこの女』
愛『一緒に謝ろう、歩夢。誠心誠意謝ればきっと許してくれるよ』
かすみ『かすみんもそっちに行きます。先輩を止めなかった責任がありますから』
愛『……歩夢聞いてる?』
ダッ
侑「歩夢⁉」
歩夢「一生大切にする。絶対に幸せにする。私も侑ちゃんが好きだから」
侑「ふふっ。また私、押し倒されちゃったね」
愛『あ、歩夢?w』
かすみ『やりやがりましたよこの女』
侑は、歩夢に机の上に押し倒された。
窓から射す月明かりがぼんやりと少女の可愛らしい顔を照らした。
侑の顔は柔い光で青白く見えたが、頬には程よい赤みがさしており、生気を忘れない。
期待と気恥ずかしさの合わさった表情が、歩夢には愛おしかった。
「触るね」
歩夢は制服のワイシャツの上から侑の形の良い豊かな胸に触れた。
「んっ」
侑の背筋がビクンと伸びた。
これが侑にとって、他人を受け入れたことによる初めての性感だった。
「……見ないで」
押し倒されて以来ずっと見つめあっていた二人だが、侑の方が恥ずかしさに耐え切れなくなった。
両腕を歩夢の首の後ろに回し、顔をその肩に出して隠そうとする。
「だめ」
歩夢は残酷に、侑の身体を元の位置に強引に戻した。
その間も当然胸を弄ぶことはやめない。
侑の頬にはさらなる赤みがさしていた。
「……いじわる」
困り眉で唇を噛みながら、侑は言った。
「あ」
侑が短い悲鳴を上げた。
歩夢の腕がワイシャツの下に潜り込んだからだ。
服の上からだけで飽き足らず、直接嬲ろうと考えたようだ。
ブラジャーと肌の隙間に指を滑り込ませ、張りのある柔らかな乳房を自由に扱った。
「ん…あっ………あんっ……」
愛おしい幼馴染から切ない喘ぎ声が漏れるのを聞いて、歩夢は気を良くした。
固くなった蕾を爪先で刺激してやると、その度に侑は仰け反り、快感に悶えた。
「歩夢……唇が…んっ…寂しいよぉ……」
表情を淫らに蕩けさせ、口づけをねだる。
幼馴染の女の顔に、歩夢は酷く興奮した。
「口の力を抜いてね」
「……うん」
二人は唇を交わす。
そして誰に言われるでもなく、舌を情熱的に絡めた。
水っぽい音と、時折ぶうという空気の抜ける間抜けな音がする。
侑は歩夢の後頭部に手をやり、決して離さなかった。
歩夢と侑はお互いを求め、何度も果てた。
家に帰る途中では痴漢プレイに興じ、帰宅した後は一睡もせず情事に耽った。
翌日、歩夢は愛とかすみに『学校で友人の見てる前でエッチした女』と死ぬほど弄られることになった。
完
以上で完結です。
痴漢プレイとあいかすの様子はいずれ書くかもしれませんが、現行のssがもう一つあるため近日中のお約束は出来ませんのでスレは落としてください。
よろしくお願いします。
>>90のあとの2レスも貼っておきます
-----歩夢の脳内会議・ウエハラファイブ
🌸cメ*˶ˆ ᴗ ˆ˵リ
@cメ*˶> ᴗ <˵リ
@cメ*◉ _ ◉リ
@cメ*༎ຶ ༎ຶ リ
@cメ*˶・᷅ - ・᷄˵リ @cメ*˶・᷅ - ・᷄˵リ 「侑ちゃんに謝ろう」
@cメ*◉ _ ◉リ「よくないなぁ…こういうのは………」
@cメ*◉ _ ◉リ「侑ちゃんが告白してくれたんだよ?このチャンスは逃さないよ」
@cメ*༎ຶ ༎ຶ リ「此方も抜かねば……無作法というもの…」
@cメ*˶> ᴗ <˵リ「私達両思いだし別によくなーい?」
@cメ*˶・᷅ - ・᷄˵リ 「愛ちゃんとかすみちゃんも見てるよ!」
@cメ*◉ _ ◉リ「侑ちゃんと付き合えるメリットと、愛ちゃん達に見られるリスク。前者の還元の方が明らかに大きいよね?ローリスクハイリターンだよ?」
@cメ*˶・᷅ - ・᷄˵リ 「純情を弄ばれた侑ちゃんがかわいそう」
@cメ*˶> ᴗ <˵リ「これからたくさん幸せにしてあげればよくなーい?」
@cメ*༎ຶ ༎ຶ リ「幼馴染で…恋人とは…いとおかし……」
@cメ*◉ _ ◉リ「結論を出して、議長」
🌸cメ*˶ˆ ᴗ ˆ˵リ「ふふっ」
🌸cメ*˶ˆ ᴗ ˆ˵リ「私は侑ちゃんを信じている。
私達は選ばれし幼馴染の子‼︎」
🌸cメ*˶ˆ ᴗ ˆ˵リ「上原の民だ‼︎」
🌸 cメ*◉ _ ◉リ 🌸 cメ*༎ຶ ༎ຶ リ 🌸 cメ*˶・᷅ - ・᷄˵リ
🌸 cメ*˶> ᴗ <˵リ「おおおおおおおおお‼︎‼︎‼︎」
おつでした。規制されても完結ありがとう。愛さんの不安当たらなくてよかったね。ぽむは脳内会議でも表情豊かだなあ
乙。ウエハラファイブかわいいな
徹夜の濃厚エッチも凄そう…
🌸cメ*˶ˆ ᴗ ˆ˵リ 最高だね。>>95もいずれ見たいな @cメ*˶˘ ᴗ ˘˵リ まだまだ
@cメ*˶- ᴗ -˵リ たくさん
@cメ*˶・᷅ - ・᷄˵リ 仲間が
@cメ*´•̥ _ •̥ リ いるよ
@cメ*˶ˆ ᴗ ˆ˵三*˶ˆ ᴗ ˆ˵リ 動いてるのも
₍₍ @cメง*˶ˆ ᴗ ˆ˵リว ⁾⁾ いいよね
⎛(cV„Ò ᴗ ÓV⎞ どの歩夢もかわいいYO!
ぽむAAは表情差分だけですごい数になりそう
他にも色々見たことある