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2016/05/04(水) 10:01:54.49 ID:CAP_USER9
強化部が出席する経営会議
いわゆる「名」よりも「実」を取った補強は、毎週水曜日午前8時から行われる運営会社、アビスパ福岡株式会社の経営会議と密接に関連している。
出席を義務づけられているのは部長クラス以上。そのなかには、井原監督の横浜マリノス時代の盟友で、ほぼ同時期に強化部長に就任した鈴木健仁氏も含まれている。
現場を預かる強化部のトップが経営会議に出席するのは、Jクラブにおいて稀有なケースと言っていい。その意図を川森社長は「クラブの財政状況をともに把握してほしいとので」と説明する。
ときには午後1時すぎまで続く経営会議を介して、PL(損益計算書)とBS(貸借対照表)上におけるクラブ内のキャッシュフローを強化部も共有。金銭面を踏まえて新戦力候補をリストアップした結果が、オフの補強となった。
福岡市に本社を置くシステムソフト社が約1億円を出資して、約2800万円に膨らんでいた債務超過を解消。アビスパがJリーグ退会危機を回避させたのは2014年9月だった。
そして、クラブ経営をさらに安定させるために、システムソフト社の親会社であるアパマンホールディングスから取締役として川森氏が経営に参画し、昨年3月には社長に就任した。
所信表明で「地に足の着いた経営」を公言した、川森社長のもとで進められてきた経営改革。FC東京戦の前日にはアビスパ福岡株式会社の株主総会が開催され、2015年度の収支決算で純利益が前年度から3900万円増となり、2期連続の黒字となる4800万円となったことが報告されて承認された。
クラブの存亡危機から一転、ようやく増収増益路線を歩み始めたからこそ、無理をして「背伸び」をすることはできない。クラブ全体で立ち位置を共有しているからこそ、補強を最低限にとどめ、既存の戦力を底上げするスタンスで臨んだファーストステージだったわけだ。
全文
http://www.footballchannel.jp/2016/05/02/post150343/4/
いわゆる「名」よりも「実」を取った補強は、毎週水曜日午前8時から行われる運営会社、アビスパ福岡株式会社の経営会議と密接に関連している。
出席を義務づけられているのは部長クラス以上。そのなかには、井原監督の横浜マリノス時代の盟友で、ほぼ同時期に強化部長に就任した鈴木健仁氏も含まれている。
現場を預かる強化部のトップが経営会議に出席するのは、Jクラブにおいて稀有なケースと言っていい。その意図を川森社長は「クラブの財政状況をともに把握してほしいとので」と説明する。
ときには午後1時すぎまで続く経営会議を介して、PL(損益計算書)とBS(貸借対照表)上におけるクラブ内のキャッシュフローを強化部も共有。金銭面を踏まえて新戦力候補をリストアップした結果が、オフの補強となった。
福岡市に本社を置くシステムソフト社が約1億円を出資して、約2800万円に膨らんでいた債務超過を解消。アビスパがJリーグ退会危機を回避させたのは2014年9月だった。
そして、クラブ経営をさらに安定させるために、システムソフト社の親会社であるアパマンホールディングスから取締役として川森氏が経営に参画し、昨年3月には社長に就任した。
所信表明で「地に足の着いた経営」を公言した、川森社長のもとで進められてきた経営改革。FC東京戦の前日にはアビスパ福岡株式会社の株主総会が開催され、2015年度の収支決算で純利益が前年度から3900万円増となり、2期連続の黒字となる4800万円となったことが報告されて承認された。
クラブの存亡危機から一転、ようやく増収増益路線を歩み始めたからこそ、無理をして「背伸び」をすることはできない。クラブ全体で立ち位置を共有しているからこそ、補強を最低限にとどめ、既存の戦力を底上げするスタンスで臨んだファーストステージだったわけだ。
全文
http://www.footballchannel.jp/2016/05/02/post150343/4/