プロボクシングWBA世界ミドル級タイトルマッチ(22日、両国国技館=報知新聞社後援)で、
同級1位・村田諒太(31)=帝拳=の挑戦を受ける王者アッサン・エンダム(33)=フランス=が15日、来日し、都内で会見を行った。
エンダムは5月の王座決定戦で判定2―1で村田を退け新王者となったが、不可解な判定が問題となりWBAの指令で、
互いに試合を挟まず直接再戦する異例のダイレクトリマッチに。
エンダムは「前回はダウンを喫したが、今回は相手に触らせない」と語り、誰もが分かる形での完全決着を宣言。
「私はフィニッシュするつもりでこの試合に挑むので、村田選手はしっかりと準備を整えてきて欲しい。
相手もしっかりとコンディショニングをしてきてくれないと素晴らしい試合にはならない。
私をダウンできないのであれば12ラウンドの末にまた私が判定で勝つ。
そうならなければ私が彼を倒して完全決着にしたい」と挑発するかのようなメッセージを村田に贈った。
◇村田―エンダム戦VTR 初回は村田がガードを固めてほとんど手を出さなかったが、前へ圧力をかけ続けた。
村田は3回以降に反撃に転じ、4回にはカウンターの右でダウンを奪取。
中盤には何度もエンダムをぐらつかせた。エンダムは初回から素早いフットワークで周回し、手数を多く出した。
ほぼ村田がガードで阻んだように見えたが、2人のジャッジはエンダムの優勢と判断。判定1―2で村田が敗れた。
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20171015-00000158-sph-fight
10/15(日) 17:55配信