西武が来季の投手部門のコーチに、球団OBの許銘傑(シュウ・ミンチェ)氏(40)の
招聘(しょうへい)を目指していることが分かった。2軍投手コーチの就任を打診していると
みられる。
許氏は2000年に西武に入団し、01年には11勝を記録するなど、先発や救援などで活躍した。
11年から登録名を「ミンチェ」に変更。12年にオリックスにFA移籍した。西武に12シーズン、
オリックスに2シーズン在籍し、日本通算301試合に登板して49勝49敗2セーブを記録。その後は
台湾球界でプレーし、今季は台湾・中信の投手コーチを務めていた。
今季は6月に森慎二投手コーチが多臓器不全のために急逝し、2軍から西口投手コーチが昇格。
その後、ファームの投手強化を清川コーチだけが担当していた。西武は既に来季の2軍投手コーチに
杉山賢人氏(48)の就任を発表している。
来季のリーグ制覇に向け、強力打線を生かすためにも、投手力強化が最優先課題。若手の底上げを図る
「切り札」として経験豊富な許氏に白羽の矢が立ったとみられる。
西日本スポーツ
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20171107-00010000-nishispo-base