11月17日 20時57分サッカー
日本サッカー協会は2020年のJ1の全試合でのビデオ判定導入を目指し、準備を進めることになりました。
ビデオ判定は、ピッチの外で映像で試合を見ている審判の情報を基に、主審がゴールの認定や悪質なプレーを判定するもので、誤審を防ぐことを目的にすでにFIFA=国際サッカー連盟の一部の大会や、ドイツやイタリアなど海外のリーグでも導入されています。
日本サッカー協会は、Jリーグを世界基準にするとともに海外で活躍できる審判を育成することなどを目的に、2020年にJ1の全試合でのビデオ判定導入を目指すことになりました。今後は機材の確保や人材の育成などを進め、来年の試合から試験的に導入するとしています。
ビデオ判定をめぐっては、今月10日にフランスで行われた日本対ブラジルの強化試合で、日本の吉田麻也選手のプレーがビデオ判定の末ファウルとなり、ブラジルに先制点につながるペナルティーキックを与えた例があります。
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20171117/k10011227441000.html?utm_int=news-new_contents_list-items_001