テレビ局といえどもひとつの会社組織であるため、基本的には一般企業と同様、さまざまな仕事があり、それぞれに小さなトラブルもついて回る。
しかし、スタジオや制作現場では、通常ではにわかに信じられないようなことも起こっているという。
関係者にテレビ局内部で起こり、表沙汰になっていない事件について聞いてみた。
「テレビ局で長く働いていて、一番多いと感じるのは盗撮ですね」(テレビ局関係者)
まさか盗撮とは……。驚くしかないが、それにはあらゆるタイプがあるという。
「関係するスタッフが加害者になっていることもありますが、無関係の人間がスタジオに入り込んで撮影していることもあります。
収録風景やオフショットを盗撮するケースが多いです。ただ、それよりも悪質なのが更衣室やトイレなどの盗撮です」(同)
たしかに報道される盗撮事件は更衣室やトイレでのものが多いが、同じことがテレビ局でも起こっているという。
しかし、なぜテレビ局内でこうした行為が横行するのか。
「ターゲットが女子アナや女性タレントだからです。売買目的で撮影する人やファンとしての強すぎる想いが爆発しているケースもあります。
アルバイトで局内の仕事に就き、この目的を達成している輩までいますから困ったものです」(同)
なんとも恐ろしい話だが、このような事態が起こった際には、どう対処しているのか。
「基本的には表沙汰にはしていません。警備担当は厳重注意されますが、撮影された側も大ごとになることを望んでいないためです。
また内部の人間が加害者の場合、何かと面倒なんです」(同)
たしかにテレビ局内で盗撮事件があったというニュースはあまり聞かない。多くは現場レベルで処理されているようだ。
しかし、すべてがうやむやになっているわけではないようだ。
「もちろん警察沙汰になることもあります。かつてはスタジオのトイレに盗撮用のカメラが仕込まれていて警察が捜査したこともありますからね」(同)
表沙汰にしたくない事情はあるのだろうが「加害者には社会的制裁を与えるべき」と考えるスタッフたちも多い。
そして、もうひとつの犯罪は盗難だという。
「テレビ局の社員ばかりではなく、制作会社やプロダクション関係者など多くの人がスタジオやタレントクロークには出入りします。
そのため、知らない人がいてもあまり気にならない場所なんです。
さらに本番が始まるとみんな本番の様子に注目しているので楽屋や前室などに誰もいなくなることがあります。
このようなときに“楽屋荒らし”が発生するんです」(番組スタッフ)
楽屋荒らしという言葉はよく聞くが、これは都市伝説ではなかったようだ。
「楽屋の鍵を閉め忘れたりするタレントさんも多いんです。タレントさんは大金を持ち歩くこともあるので被害額も大きいケースもあります。
ただ、犯人を特定できませんし、タレントさんも騒がれるのは御免ということで表沙汰にはなりません」(同)
こちらのケースも表沙汰にならないことが多いようだ。しかし、それでは犯罪者を野放しにするようなものだ。
今後は警察への通報を確実に行っていくべきだろう。
http://dailynewsonline.jp/article/1377294/
2017.11.19 09:00 トカナ
しかし、スタジオや制作現場では、通常ではにわかに信じられないようなことも起こっているという。
関係者にテレビ局内部で起こり、表沙汰になっていない事件について聞いてみた。
「テレビ局で長く働いていて、一番多いと感じるのは盗撮ですね」(テレビ局関係者)
まさか盗撮とは……。驚くしかないが、それにはあらゆるタイプがあるという。
「関係するスタッフが加害者になっていることもありますが、無関係の人間がスタジオに入り込んで撮影していることもあります。
収録風景やオフショットを盗撮するケースが多いです。ただ、それよりも悪質なのが更衣室やトイレなどの盗撮です」(同)
たしかに報道される盗撮事件は更衣室やトイレでのものが多いが、同じことがテレビ局でも起こっているという。
しかし、なぜテレビ局内でこうした行為が横行するのか。
「ターゲットが女子アナや女性タレントだからです。売買目的で撮影する人やファンとしての強すぎる想いが爆発しているケースもあります。
アルバイトで局内の仕事に就き、この目的を達成している輩までいますから困ったものです」(同)
なんとも恐ろしい話だが、このような事態が起こった際には、どう対処しているのか。
「基本的には表沙汰にはしていません。警備担当は厳重注意されますが、撮影された側も大ごとになることを望んでいないためです。
また内部の人間が加害者の場合、何かと面倒なんです」(同)
たしかにテレビ局内で盗撮事件があったというニュースはあまり聞かない。多くは現場レベルで処理されているようだ。
しかし、すべてがうやむやになっているわけではないようだ。
「もちろん警察沙汰になることもあります。かつてはスタジオのトイレに盗撮用のカメラが仕込まれていて警察が捜査したこともありますからね」(同)
表沙汰にしたくない事情はあるのだろうが「加害者には社会的制裁を与えるべき」と考えるスタッフたちも多い。
そして、もうひとつの犯罪は盗難だという。
「テレビ局の社員ばかりではなく、制作会社やプロダクション関係者など多くの人がスタジオやタレントクロークには出入りします。
そのため、知らない人がいてもあまり気にならない場所なんです。
さらに本番が始まるとみんな本番の様子に注目しているので楽屋や前室などに誰もいなくなることがあります。
このようなときに“楽屋荒らし”が発生するんです」(番組スタッフ)
楽屋荒らしという言葉はよく聞くが、これは都市伝説ではなかったようだ。
「楽屋の鍵を閉め忘れたりするタレントさんも多いんです。タレントさんは大金を持ち歩くこともあるので被害額も大きいケースもあります。
ただ、犯人を特定できませんし、タレントさんも騒がれるのは御免ということで表沙汰にはなりません」(同)
こちらのケースも表沙汰にならないことが多いようだ。しかし、それでは犯罪者を野放しにするようなものだ。
今後は警察への通報を確実に行っていくべきだろう。
http://dailynewsonline.jp/article/1377294/
2017.11.19 09:00 トカナ