岡崎のライバル、グレイが決勝弾!
現地時間12月2日、プレミアリーグ15節が行なわれ、レスターは本拠地キングパワー・スタジアムでバーンリーと対戦した。
前節、強敵トッテナムから勝点3を奪取したレスター。それから中4日で迎えた今節は、4-4-2を採用したトッテナム戦から布陣を4-2-3-1に戻し、2列目の一角には若いデマライ・グレイを起用。日本代表FWの岡崎慎司はベンチから戦況を見守ることとなった。
先手を取ったのはレスターだった。開始早々の6分、右サイドでボールを持ったリャド・マハレズがアーリークロスを供給し、これを相手GKニック・ポープが弾くと、ルーズボールをグレイがポストに衝突しながらも、押し込んでネットを揺らしたのだ。
グレイの先発起用に応える一撃で、幸先よく先行したレスターだったが、プレミアリーグで直近5試合4勝1敗と好調の6位バーンリーに主導権を奪われる。
19分にベルグ・グドムンソンが強烈なボレーを放たれるなど、レスターはバーンリーに60%近いポゼッション率を許して決定機を創出されたものの、守護神のキャスパー・シュマイケルを中心とした堅守を披露。何とか1点をリードして前半を終えた。
迎えた後半、レスターは追加点を挙げるべく前に出るも、ビルドアップの段階でミスパスを繰り返して勢いに乗ることができない。
すると、バーンリーが再び反撃を開始する。60分にはカウンターからレスターの最終ラインを突破したジェフ・ヘンドリックが決定機を創出したが、またもシュマイケルに阻まれてしまった。
その後、一進一退の攻防戦となった試合は、しぶとく守るホームチームが速攻から相手ゴールを脅かす。72分には右サイドを突破したウィルフレッド・ディディのクロスボールをグレイがダイレクトで狙うも渾身のショットはポストに嫌われた。
惜しくも2点目とはいかなかったものの、岡崎のポジション争いのライバルであるグレイの殊勝な活躍もあり、バーンリーを押し込んだレスターは、試合終了間際の88分に、その俊英に代えて岡崎をピッチへ送り出して前線からの守備を徹底させる。
いわば、“逃げ切りの切り札”として、ピッチに投入された岡崎だったが、攻撃面で魅せる。
投入直後からエンジン全開の岡崎は、敵陣でハイプレスをかけてボールを奪取。そこからヴァーディーへと繋いで決定機を演出した。エースのシュートは枠を外れたが、日本代表FWはこのシーンでリターンを要求するなど、短い出場時間でも得点への貪欲な意識を露わにした。
そんな岡崎の奮闘も目立ち、終盤にパワープレーを仕掛けたバーンリーの猛攻を凌ぎきったレスターは、1-0で勝利。今シーズン2度目の2連勝を飾った。
12/3(日) 2:07配信
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20171203-00033279-sdigestw-socc
写真
現地時間12月2日、プレミアリーグ15節が行なわれ、レスターは本拠地キングパワー・スタジアムでバーンリーと対戦した。
前節、強敵トッテナムから勝点3を奪取したレスター。それから中4日で迎えた今節は、4-4-2を採用したトッテナム戦から布陣を4-2-3-1に戻し、2列目の一角には若いデマライ・グレイを起用。日本代表FWの岡崎慎司はベンチから戦況を見守ることとなった。
先手を取ったのはレスターだった。開始早々の6分、右サイドでボールを持ったリャド・マハレズがアーリークロスを供給し、これを相手GKニック・ポープが弾くと、ルーズボールをグレイがポストに衝突しながらも、押し込んでネットを揺らしたのだ。
グレイの先発起用に応える一撃で、幸先よく先行したレスターだったが、プレミアリーグで直近5試合4勝1敗と好調の6位バーンリーに主導権を奪われる。
19分にベルグ・グドムンソンが強烈なボレーを放たれるなど、レスターはバーンリーに60%近いポゼッション率を許して決定機を創出されたものの、守護神のキャスパー・シュマイケルを中心とした堅守を披露。何とか1点をリードして前半を終えた。
迎えた後半、レスターは追加点を挙げるべく前に出るも、ビルドアップの段階でミスパスを繰り返して勢いに乗ることができない。
すると、バーンリーが再び反撃を開始する。60分にはカウンターからレスターの最終ラインを突破したジェフ・ヘンドリックが決定機を創出したが、またもシュマイケルに阻まれてしまった。
その後、一進一退の攻防戦となった試合は、しぶとく守るホームチームが速攻から相手ゴールを脅かす。72分には右サイドを突破したウィルフレッド・ディディのクロスボールをグレイがダイレクトで狙うも渾身のショットはポストに嫌われた。
惜しくも2点目とはいかなかったものの、岡崎のポジション争いのライバルであるグレイの殊勝な活躍もあり、バーンリーを押し込んだレスターは、試合終了間際の88分に、その俊英に代えて岡崎をピッチへ送り出して前線からの守備を徹底させる。
いわば、“逃げ切りの切り札”として、ピッチに投入された岡崎だったが、攻撃面で魅せる。
投入直後からエンジン全開の岡崎は、敵陣でハイプレスをかけてボールを奪取。そこからヴァーディーへと繋いで決定機を演出した。エースのシュートは枠を外れたが、日本代表FWはこのシーンでリターンを要求するなど、短い出場時間でも得点への貪欲な意識を露わにした。
そんな岡崎の奮闘も目立ち、終盤にパワープレーを仕掛けたバーンリーの猛攻を凌ぎきったレスターは、1-0で勝利。今シーズン2度目の2連勝を飾った。
12/3(日) 2:07配信
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20171203-00033279-sdigestw-socc
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