立憲民主・枝野幸男代表、初の定例会見で乃木坂、AKB饒舌に語る 生駒里奈さん卒業「仰天。残念」
立憲民主党の枝野幸男代表は31日、国会内で初めての定例記者会見を開いた。
初めてということで新聞、テレビのほかインターネットや海外メディア、フリー記者らも多数詰めかけた。「政治とカネ」の問題について
はなぜか慎重で歯切れが悪かったが、この日に人気アイドルグループ「乃木坂46」メンバーの生駒里奈さん(22)が“卒業”を発表した
話題を振られると一転、得意のアイドルネタで饒舌となった。
枝野氏は記者会見で、茂木敏充経済再生担当相の秘書が選挙区の有権者に線香を配布した問題について問われると「予算委員会でどう詰め
ていくか国対中心に進めているので、現時点で私が予断を与えるべきではない」と慎重な言い回しに終始した。
希望の党の玉木雄一郎代表は30日の記者会見で、茂木氏について「出処進退を自ら判断するべきだ」と批判していた。しかし、枝野氏は
記者から「少し歯切れが悪いのでは」と問われても「党内で担当者がチームを組んで検討、調査しているのに私がそのチームを差し置いて頭
越しに何かを申し上げるのは組織論としてよくない」と述べるにとどめた。
一方で政界屈指のアイドルオタクとして知られる枝野氏は、生駒さんの話題となると打って変わって口がなめらかになった。日刊スポーツ
が31日に報じた生駒さんの卒業について「びっくり仰天した。率直に言って残念だなという気持ちが大きい」と、まずは感想を語った。
その上で「多分、(個々のメンバーを応援する)『個人推し』では白石(麻衣)さんや西野(七瀬)さんなどの推しの方が多いのかもしれ
ないが、乃木坂といえば生駒さんだというのが共通認識だと思うし、創生期の厳しいところを支えてきた功績はものすごく大きいと思う」と
の見解を披露した。
詳細に感想を述べた枝野氏だが、それもそのはず。枝野氏は経済産業相だった平成24年10月、経産省主導で開催された日本のコンテン
ツ産業の国際展開を促進するためのイベントで生駒さんと同席。乃木坂46が昨年12月30日に「インフルエンサー」で初めてレコード大
賞を受賞した際、ツイッターでそのイベントに触れた上で「その時は失礼ながら『こどもたち』との印象でしたが、立派なアーティストに成
長しレコード大賞おめでとうございます(*´ω`*)」と投稿していた。
《生駒さんは24年2月にCDデビューした乃木坂46の1〜5枚目のシングル曲の「センター」を担った中心メンバー。枝野氏がカラオ
ケで愛唱する5枚目のシングル「君の名は希望」のセンターでもある》
さらに話題は乃木坂46と同じく秋元康氏がプロデュースし、これもまた枝野氏がカラオケで多く歌うAKB48にも波及。昨年末のNH
K紅白歌合戦を最後にAKB48を卒業した渡辺麻友さん(23)について「AKBのひとつの時代が終わった象徴だと思う。多分、初期『
神7(セブン)』がこれでいなくなったと思う。少し上の先輩に前田(敦子)さんらがいたからどうしても陰に隠れるような、ちょっと割に
合わないような立場で気の毒だと思っていた」と饒舌に語った。
《神7とは一般的に、AKB48のシングル曲のメンバーをファン投票で決める「AKB48選抜総選挙」の第1回目(21年)と第2回
目(22年)でともに上位7位に入ったメンバーをさす。渡辺さん以外は、前田敦子さん、大島優子さん、篠田麻里子さん、高橋みなみさん
、小嶋陽菜さん、板野友美さんで、全員が卒業した》
http://news.livedoor.com/article/detail/14237507/