2月27日、平昌五輪の男子フィギュアスケート金メダリストの羽生結弦選手(23)が、東京都内で行われた「日本代表選手団 帰国報告会」に出席。この中で、司会の松岡修造(50)が羽生選手を気遣う言葉をかけたことが話題となったようだ。
東京ミッドタウンで行われたこの報告会には、帰国した選手たちを一目見ようと、多くのファンが集結。中には前日から場所取りをする“徹夜組”まで現れるなど、すさまじい熱狂ぶりとなった。
報告会の中で、フィギュアスケートの選手団がステージに上がると、多くのフラッシュがたかれ、会場からは「ユヅー!」と大歓声。金メダルを胸にかけて登場した羽生選手は、笑顔で手を振ってファンの声援に応えていた。
そして、松岡からマイクを向けられた羽生選手は、大観衆を前にリラックスした表情で「リンクとは違って皆さんの顔も見えるし、すごくうれしいです」とコメント。さらに、松岡が「平昌まで行った人もたくさんここにいるんですよ」と言うと、羽生選手は「ありがとうございます」と感謝し、再び大勢のファンに向かって手を振っていた。
その後、松岡は「よけいなことを言いますよ」と前置きしてから、「ちょっと羽生さん、休んだほうがいいんじゃないかな」と、羽生選手の体を心配。続けて「(平昌五輪に)無理して出たのはよく分かるんですよ」と語りかけると、羽生選手は無言でうなずいていた。
そんな松岡の気遣いに、ファンも同意見だったようだ。ネットには「競技後もメディアに登場し続けて疲れてるだろうし、まずは休んでほしい」「松岡さん、あの場であらためて“休んでほしい”と言ってくれてありがとう」「五輪が終わったばかりなんだし、そっとしてあげようよ」といったコメントが続出。偉業を成し遂げたとはいえ、大ケガから復帰したばかりの羽生選手を心配する人はやはり多いようだ。
「TBSの安住紳一郎アナウンサー(44)も、羽生選手への気遣いを見せて話題になりました。安住アナが出演する情報番組の中で、視聴者からの質問を羽生選手に直接聞くというコーナーがあり、中には羽生選手のプライベートに関する質問もあったんですね。これを見た安住アナは“現役のアスリートに聞く質問じゃない”“答えなくていいのは答えなくていいと思います”とキッパリ。この対応には、称賛が多数寄せられました」(テレビ誌ライター)――羽生選手フィーバーは、まだまだ続きそうだ。
2018年03月06日 06時30分
日刊大衆
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