4年前の当時は23人中18人が継続組だった
ハリルジャパンが国内外組を含めた代表戦に臨むのは、昨年の11月以来。
ブラジル、ベルギーとの連戦以来というわけだが、当時の代表メンバーから誰が継続して呼ばれ、外れたのか、ここでは検証してみる。
まずは継続組。GKは川島、東口の2名。
DFは昌子、車屋、長友、酒井宏、槙野、遠藤航(昨年11月はMF登録だった)、酒井高(追加招集)の7名で、
Fは森岡、山口、長谷部の3名。
FWは原口、杉本、久保、大迫の4人。合計で16人だった。
3月のベルギー遠征では3月20日時点で27名が招集されたわけだが、その半数以上──
具体的には約59パーセント(酒井高が追加招集される前は58パーセント)が前回と同じ顔ぶれということになる。
今回外れたメンバーは、GKが西川、DFが吉田、三浦、MFは井手口、倉田、長澤、FWは乾、興梠、浅野という顔ぶれだった。
怪我の吉田はさて置き、常連組の浅野、ハリルジャパンで主力に定着しかけていた井手口、エイバルで決して不調ではない乾の落選は意外だった。
一方で今回招集されたのは前述した16人の他に、GKの中村、DFの宇賀神、車屋、植田、MFの柴崎、大島、三竿、FWの本田、小林、宇佐美、中島の11人だった。
この中でフル代表初招集は中島だけである。
ちなみに、ザックジャパン当時の13年11月に行なわれた欧州遠征に選ばれたのは23名。
GKは川島、西川、権田、
DFは森重、今野、伊野波、吉田、長友、内田、酒井高、酒井宏、
MFは山口、遠藤保、高橋、長谷部、細貝、本田、
FWは香川、岡崎、清武、乾、柿谷、大迫という顔ぶれだった。
それから4か月後の14年3月の親善試合でも23名
(川島、西川、権田、森重、今野、駒野、伊野波、吉田、長友、酒井高、酒井宏、山口、遠藤保、青山、齋藤、細貝、清武、本田、香川、岡崎、大迫、工藤、豊田)が招集され、
13年11月のメンバーから継続して呼ばれたのは18人だった。約78パーセントのメンバーが13年11月の時と同じ顔ぶれだったのである。
こう比較すると、ハリルホジッチのメンバー選考は大胆という見方もできる。
なお、4年前の3月シリーズに選ばれ、今回(18年3月)も招集されたのは川島、森重、長友、酒井高、酒井宏、山口、本田、大迫の8名だった。
3/20(火) 12:00配信 サッカーダイジェスト
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