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2018/05/11(金) 06:12:42.38ID:CAP_USER9しかし、サッカーの一大イベントであるロシアW杯は待ったなし! どんなにドタバタジタバタしようが、6月14日に開幕して日本代表は19日に初戦のコロンビア戦を迎える。西野監督は、どんな戦術で戦うつもりなのか? 非常に興味深いところだが、ひとつだけ“GK目線”で提案したいことがある。それは「4DFをベースにしながら、MF長谷部をリベロで起用する3DFを試してほしい」である。
■攻撃の起点にも
彼の主戦場はボランチだが、34歳という年齢に加えて持病である両ヒザ痛も癒えていないのだろう。17年のW杯最終予選後半戦から、パフォーマンスが低下している。
フランクフルトで奮闘する長谷部(C)共同通信社
3月のマリ戦、ウクライナ戦でもパスミスが目立ち、ピンチを招くこともあった。しかし、所属する独フランクフルトでは、3バックの中央で「リベロ」として出色のプレーを見せている。
ボランチで相手選手とマッチアップし、フィジカル勝負に持ち込まれると苦しいが、リベロでは持ち前のクレバーさを発揮。守備陣を統率しながらマイボールになったらスルスルッとポジションを上げ、攻撃の起点となっている。この役割を日本代表でも任せたい。
長谷部のリベロ起用には「不安定なプレーが多いCBをフォローすることでGKとの連係が良化する」という意味合いもある。現時点でCBのレギュラー候補は英サウサンプトンの吉田、浦和に所属する槙野だろうが、もし自分がゴールマウスを守っていたら、何度も「危なっかしい!」と叫びたくなるだろう。
2人ともポジショニングのミス、状況判断のミス、フィードのミスが多く、ストロングポイントである対人プレー、空中戦の強さを出し切れていない。長谷部が3バックの中央で絶妙なバランス感覚を生かし、吉田と槙野を「脇目もふらずに守り倒す」ことに専念させれば、日本代表の守備力は安定するだろう。
ロシアW杯の対戦相手は格上ばかり。劣勢が予想される。3バックを採用した場合、左サイドの長友、右サイドの酒井宏を加えた「5バック」で守る時間帯も多くなるだろう。この局面でも、リベロ長谷部の存在は心強い。ぜひ試してほしい。
日刊ゲンダイ 2018.05.11
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/sports/228744/1