6/30(土) 14:12配信
川崎から磐田に移籍したFW大久保嘉人(36)が30日、川崎市の等々力陸上競技場で行われた川崎のファン感謝デーに来場。ファンに別れを告げた。オープニングのメインステージで壇上に立ちあいさつした。
「自分の口から報告できればと思い、きょう来させていただきました。出戻りで戻ってきて、半年で出るのは申し訳ないと思いますが、この年で、止まれないと思い、前に進まないと行けないという気持ちが強かったのでこの決断をしました」
昨季F東京に移籍し、今季復帰したばかり。それだけにオファーを受けてから「3週間以上悩んだ」という。「試合に出ていなければと思う。やれるところまでやりたいなと」。あと19ゴールに迫った、Jリーグ通算200ゴールという目標もある。出番を求めて、J5クラブ目となる新天地に活路を求めた。
「まだまだ、やれる自信もありますし、その中でオファーをいただき、チャレンジすることで記録が達成できる可能性もありますし、そこに向かって頑張っていきたいと思います。違うチームになりますけど、応援よろしくお願いします」
「泣かないように」気をつけたあいさつを締めくくった。温かい拍手と声援を一身に受けた。この日は磐田の練習を免除されて川崎を訪れた。「(磐田に)感謝しないといけないですし、普通は移籍したらこういうところに来られない。こうやって(ファンが)聞いてくれますし、ありがたい気持ちでいっぱいです」。新天地と古巣への感謝の思いを胸に、もうひと花咲かせる。
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