3年間に渡ってドイツで己を磨いた武藤が感じるプレミアリーグ
今シーズンからニューカッスルに加入した日本代表FW武藤嘉紀は、初挑戦となるプレミアリーグをどのように感じているのか。本人が地元紙で胸の内を明かした。
今夏の移籍市場でマインツから950万ポンド(約14億円)でニューカッスルへと入団した武藤は、
今シーズン、全て途中出場ながら開幕から3戦連続出場と、ラファエル・ベニテス監督には、重要な戦力のひとりとして扱われている。
そんな日本代表FWは、8月25日に地元紙『Evening Chronicle』の取材に応じ、
「僕は英語を話せるけど、完璧じゃない」とお茶を濁しながらも、ニューカッスルでの格闘の日々を語った。
「クラブはファンタスティックだし、ここに来られたことに感謝している。ファンは素晴らしいし、とにかく良い結果を残してチームを助けたい。
これは大きなチャレンジだと思っているし、僕はこのクラブに貢献できると感じている。ゴールを決めて、結果に繋げたい」
2015年8月にFC東京からマインツに移籍する間際に、「チェルシーからもオファーを受けていた」と話す武藤。
しかし、「行きたい気持ちがなかったわけではないが、自分の成長を助けてくれるクラブに行きたかった」として、その誘いを拒否していた。
それから3年の歳月経て、憧れの舞台で戦いに挑んでいる日本代表FWは、3年間に渡って己を磨いたブンデスリーガとプレミアリーグの違いを口にしている。
「正直に言って、あまり大きな違いはない。ただ、ドイツではファンにオープンな日があるけど、ここでは、練習はファンと離れている。
イングランドでのトレーニングは、サッカーが中心に据えられているんだ」
よりサッカーに集中できる環境に身を投じ、そこで知将ラファエル・ベニテスの薫陶を受ける武藤。
「プレミアリーグで僕自身を試したいという大きな野心がある」と力説する26歳の点取り屋の、ここからの飛躍に注目したい。
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20180828-00046347-sdigestw-socc
8/28(火) 5:25配信