ジャパン(750)、チャイナ(1000)に続く、東アジア連戦ツアーのコリアオープン(Super500)が、
25日より韓国ソウルで開催中。
ツアー3週目ともなると、格付けとポイントがやや落ちる事もあり、
有力選手のごく一部には、回避や辞退も見られるが、
東京五輪の出場権を争う日本選手は、A代表を中心にフル出場となっている。
27日は、各種目で二回戦が行われ、ベスト8が決まった。
【男子シングルスMS】
〇桃田賢斗 21-18 20-22 21-16 アンダース・アントンセン(デンマ)
〇西本拳太 10-21 21-16 21-11 リン・ダン(中国)
●坂井一将 19-21 17-21 チョウ・ティエンチェン(台湾)
桃田・西本のツートップがベスト8進出。
ただ両者とも、フルセットでやや苦戦した。
坂井も強豪続きに頑張ったが、及ばなかった。
【女子シングルスWS】
〇山口茜 24-26 21-19 21-17 チェン・シャオシン(中国)
〇奥原希望 21-16 21-15 イプ・プイイン(香港)
〇高橋沙也加 21-17 21-12 ツァン・イマン(中国)
●川上紗恵奈 21-10 19-21 16-21 ガオ・ファンジェ(中国)
山口が中国選手に苦戦したものの、奥原・高橋妹と共に、勝ち抜け。
川上は、復調気味で、格上のガオに敗れたものの、健闘した。
【男子ダブルスMD】
〇井上拓斗/金子祐樹 21-17 21-18 ダウガード/ソガード(デンマ)
〇保木卓朗/小林優吾 21-15 21-19 チェン・ヒュンリン/ワン・チーリン(台湾)
〇渡辺勇大/遠藤大由 18-21 21-8 21-18 オウ・シュアンイ/レン・シャンギュ(中国)
●園田啓悟/嘉村健士 21-18 10-21 9-21 キム・ギジュン/イ・ヨンデ(韓国)
3組が勝ち上がり、久しぶりに日本MD陣も好調なのだが、
トップペアのソノカムは、韓国のベテラン、イ・ヨンデ組に敗れた。
ヨンデは、北京金・ロンドン銅メダリストながら、まだ30歳。
若手育成重視のため、韓国協会から代表を引退させられていたが、
国際大会出場の権利はあるとして、裁判を起こし勝訴していた。
スペインマスターズの優勝に続いて、大きな結果を残しつつある。
【女子ダブルスWD】
〇福島由紀/廣田彩花 21-14 21-11 エフラー/ヘルトリヒ(独)
〇高橋礼華/松友美佐紀 21-17 21-9 リー・エナ/ソン・アヨン(韓国)
〇永原和可奈/松本麻祐 21-12 21-7 ペン・リティン/ユー・チェンヒュイ(台湾)
〇米元小春/田中志穂 12-21 21-15 21-14 ユー・シャオハン/タン・ジンファ(中国)
〇福万尚子/与猶くるみ 21-19 20-22 21-19 ハリス/プラジプタ(インネシ)
5組すべてがベスト8に勝ち上がった!
かつてタカマツに次ぐ位置だったフクヨナは、サクタカにも抜かれ、
日本の6番手、17位まで下がっていたが、11位のハリプラに粘り勝ち!
いまだ健在な所を見せた。
ヨネタナも中国の強豪に逆転勝ち。
明日は、タカマツvsナガマツの、チャイナOP決勝カードの再戦があるが、
それ以外は同士討ちもないので、すべて日本ペアが勝てば、ベスト4独占の可能性も。
【ミックスダブルスXD】
〇渡辺勇大/東野有紗 21-10 21-16 キム・ワンホ/ベク・ハナ(韓国)
●金子祐樹/松友美佐紀 18-21 21-19 21-23 デチャポル/サプシリー(タイ)
渡辺/東野が、韓国の強豪を一蹴。
日本ミックス唯一のペアとして残った。
【速報につき、前日までの記事】
https://www.badspi.jp/201809271132/