公開された場面写真は、養護施設で暮らす・奈々役の清原が、裏稼業にも手を染める児童養護施設オーナー・北村役の安藤政信に詰め寄っている印象的なもの。ほかにも、父を亡くした主人公・明石幸次ら登場人物たちの切ない表情が切り取られている。主人公・明石役は、山田と旧知の仲である俳優の阿部進之介が務めている。
2017年の11月に秋田県で撮影が行われた同作は、プロデューサーの山田がロケ地の交渉、オーディション審査、スポンサーとの交渉などを自ら実施し、脚本にも参加している。オーディションで選ばれた清原のことを山田は絶賛。清原の群を抜く表現力に惚れ込んだという。
清原は、映画『3月のライオン』シリーズで演じた3姉妹の次女・ひなた、『ちはやふる −結び−』の我妻伊織役を好演。Netflixにて全世界配信中の「宇宙を駆けるよだか」に出演しているほか、待機作には映画『愛唄 −約束のナクヒト−』（2019年1月25日公開）が控えている注目若手女優の1人。
清原らのほか田中哲司、小西真奈美、佐津川愛美、渡辺裕之、室井滋、深水元基、藤本涼、笠松将、池端レイナ、山中崇、淵上泰史が共演する。メガホンを取ったのは『光と血』『青の帰り道』（12月7日公開）などで知られる若手監督の藤井道人。（編集部・梅山富美子）
2018年11月1日 7時00分
https://www.cinematoday.jp/news/N0104584
