◇新春球界インタビュー
2019年のプロ野球は、どんな新しい風が吹くだろうか。「新春球界インタビュー」と題し、4回にわたってお届けする。
第1回は、西武から国内フリーエージェント(FA)権を行使して楽天に移籍した浅村栄斗内野手(28)が「移籍1年目」のシーズンを前に本音を語った。
打者として理想を掲げる成績や、新たな本拠となる仙台の印象など――。昨季の打点王が目指すのは13年以来の日本一だ。 (聞き手、構成・重光晋太郎、黒野有仁)
――新年、あけましておめでとうございます。少し時間がたったが、移籍が決まって迎える元日は違うのでは?
「決まるまでは生きてきた中で一番悩んだけど、今は少し気持ちが落ち着きましたね」
――改めて、仙台のイメージは?
「やっぱり、“仙台=牛タン”でしょう。大好物なので。焼き肉で食べる牛タンとは全く違う。初めて食べた時は衝撃的でした」
――新生活に不安はある。
「特にないですね。住んだことないけど、温かい人が多いイメージはあります」
――楽天生命パーク宮城の印象は?
「僕の中では好きな球場。天然芝なので、体の負担は少ない。不安はあるけど、逆にうまくなる要素の方が多いとプラスに考えています」
――楽天には西武時代の先輩だった渡辺直、岸がいる。
「自分という人間を知ってくれている先輩が2人もいてくれるのは、かなり心強いです。溶け込みやすいかなと感じています」
――2人からどんな言葉を掛けられた?
「直人さんは“僕が入れば楽天はもっと良くなれると思う”と。岸さんには“若いし、良いチーム。環境を変えてやるなら一番良いと思う”と言ってもらって、それぞれの言葉がうれしかったです」
――対戦相手としては楽天をどのように見ていた?
「昨季は、うまくかみ合っていないな、という感じを受けていました。先発の投手が豊富で良い打者もいる。そこに僕が入って、しっかりと役割を果たせれば」
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190103-00000071-spnannex-base
1/3(木) 10:00配信