筑後の屋内練習場で軽めのキャッチボールをこなすと、ソフトバンク高橋純平投手(21)は4年目の今季に懸ける決意を口にした。
3球団競合の末、2016年に入団したが、昨季までの3年間で未勝利。
1、2年目は左脚や右肩の故障などに悩まされ、3年目の昨季はフォームを4度も変更するなど試行錯誤が続き、2軍戦で1勝6敗1セーブ、防御率6・46。1軍での登板機会はなかった。
右肘に痛みを抱えていた昨年11月のプエルトリコ・ウインターリーグは9試合で0勝2敗、防御率7・08。
「結果が出なかったことが全て」と振り返る。今オフに工藤監督に手渡された手紙には「今年が本当の勝負の年、今年が最後くらいのつもりで取り組んでこい」と書かれてあった。
「工藤監督が初めて参加した(15年の)ドラフト会議でくじを引いてもらった。それなのに、3年間何も貢献できていない」。
背番号47の大先輩でもある指揮官に恩返ししたい思いは強い。今季は県岐阜商高時代のフォームも参考にして、球速アップに取り組む。
年始は右肘の治療に専念し、15日に筑後の選手寮へ戻った。
「(宮崎春季キャンプ初日の)2月1日にはブルペンに入りたい。というか、入らないと本当にやばいと思う」。
調整のペースを上げ、「2・1」に今季に懸ける意気込みを示す覚悟だ。
◆筑後移転後の入団選手
ファーム施設が福岡市から福岡県筑後市に移転した2016年から18年まで、ドラフトで支配下15人、育成17人の計32人が入団。
投手は計16人で、1軍での登板経験があるのは高橋純、田中ら6人(古谷は出場選手登録も登板なし)。
1軍で勝利を挙げたのは18年育成4位から支配下を勝ち取った大竹だけ
野手は計16人で、1軍出場経験者は川瀬と茶谷(18年限りで退団)の2人(谷川原は出場選手登録も出場なし)。
野手で育成から支配下登録された選手はいない。19年入団組は支配下7人、育成4人の計11人だが、どうなるか。
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1/17(木) 11:45配信
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成績