昨年4月に交際宣言をした剛力彩芽と株式会社ZOZOの前澤友作社長。
剛力彩芽26歳、前澤社長43歳という年の差17歳の恋愛関係であること、人気女優と有名企業社長のオープンな交際であることに、大きな注目が集まった。
話題になるのは当然だとしても、引っかかるのが、剛力と前澤氏は「結婚」に至るのか、という点に大きな関心が寄せられ、さらには「果たして剛力は前澤と結婚できるのか?」といった見方をされているところだ。
今月23日には「FRIDAYデジタル」が、「結婚願望が強い剛力に対し、前澤は結婚に興味がありません」「ことあるごとに恋人である剛力の存在を匂わせることで、
はやる彼女をなだめてはいるものの、それもいつまで続くかわかりません」という芸能プロ幹部の証言を用い、
「猪突猛進に突っ走る剛力は、前澤を押し切って結婚に漕(こ)ぎつけることができるのか――」と報じている。
剛力と前澤氏が「結婚」するか否かに注目が集まる背景には、まず、かねてから前澤氏が「結婚はしない」主義の人物として知られていることが挙げられる。
「文藝春秋」(文藝春秋)2018年10月号のインタビュー記事でも、前澤氏は剛力との結婚について「ないです」と語っている。
前澤氏は、過去に交際していた女性2人との間に、3人の実子が誕生しているが、いずれも結婚には至らず、子どもたちを認知し養育費を払っており、関係は良好だという。
剛力とも結婚する気はないのではないか、そして剛力も妊娠したら未婚の母になるのではないか、などと囁かれ、剛力を“心配”する声が溢れているわけだが、
当の剛力がそのことをどう捉えているかはわからない。
剛力も前澤氏の価値観に賛同している可能性だってある。
また、交際をオープンにした以上は責任を取って結婚すべき、ということもない。
ネット上には、「長い目でみると女がかなりソン」「愛し合ってたら結婚ぐらい出来るだろ」「剛力より気に入った女性が現れたら、お払い箱になる展開」などなど、
交際相手の前澤氏と結婚が叶わなかった際、剛力がさも不幸であるかのような論調のコメントが相次いでいる。その根底に女性蔑視が潜んでいることがありありとわかる。
つまり、交際相手と破局し、結婚に至らなかった女性を「行き遅れ」「キズモノ」扱いする価値観が、彼らの結婚動向を“心配”しているわけである。
あらゆる恋愛関係が結婚や子作りをゴールとしなければならない、なんて決まりはない。結婚だけが真実の愛であり、破局した恋愛は偽者だった、なんてこともないだろう。
もし剛力と前澤氏がこの先、「お別れしました」と公表することがあったとしても、それをもって剛力が「キズモノになった」とか、
前澤氏が「責任を取らない卑怯者」などと断罪されるいわれはない。そもそも結婚=交際の責任を取ること、と言えるのだろうか。
剛力彩芽は女優という仕事をしており、主に日本の芸能界で活動している。
だが、プライベートの交際や破局などで「商品価値が落ちた」などと評価されるとしたら、そんな日本の芸能界の価値観自体がおかしいのではないだろうか。
http://dailynewsonline.jp/article/1669216/?page=2
2019.01.27 21:05 wezzy