松坂復帰は5月以降か キャッチボール再開3月以降
[2019年2月15日19時50分]
「平成の怪物」のシーズン登板が、平成ではなく新元号下になりそうだ。
中日与田剛監督(53)が15日、ファンとの接触で右肩の炎症を起こしている
中日松坂大輔投手(38)のキャッチボール再開が3月以降になることを明言した。
「(2月中の再開は)まあ、ないでしょう。炎症が引くまで、自分の経験で言っても1週間や10日でさっと引くことはない」。
キャッチボール再開が3月にずれ込めば、開幕どころか4月中の1軍復帰は極めて難しい状況だ。
松坂は右肩を痛め、セカンドオピニオンでの検査、治療のため13日に沖縄を離れ、14、15日と県外で再検査を受けた。
しかし、この日は沖縄に戻れず、沖縄入りは16日夕。
再度の沖縄入り後に与田監督ら球団首脳に病状を報告するという。
西山球団代表は「明日(16日)、松坂君と話をして一番いい方法が何か考える。
どちらにせよ、復帰しても同じメニューはこなせない」。キャンプに同行しながらリハビリを続けるか、
沖縄県外に場所を移して治療を並行させるかは16日以降の判断となる。
昨年は1月末の入団テストに合わせ、肩を作った松坂。
キャンプイン2日目にブルペンに入るなど、精力的に動き、開幕直後の4月5日の巨人戦で先発した。
今年はスロー調整を掲げ、キャンプインしたが、まさかのつまずき。
平成の球界をリードしたレジェンドのシーズン初登板は、平成の元号が幕を下ろした後になるとみられる。【伊東大介】
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中日松坂(2019年2月11日撮影)