4/27(土) 19:18配信
清武弘嗣が平成最後に見せたトリニータとの”深い絆”。試合後に語ったのは「感謝と苦悩」
「最終節でお互い良い状況で、また直接対決できればいい」
[J1リーグ9節]C大阪0-0大分/4月27日/ヤンマースタジアム長居
セレッソ大阪が4月27日、J1の9節で大分トリニータと対戦。スコアレスドローで試合を終えた。
この試合に特別な想いで臨んだのは、清武弘嗣だ。大分生まれで中学時代からトリニータの下部組織で育った清武は、試合前から「対戦がすごく楽しみです」と心待ちにしていたという。
2008年にトップチーム昇格を果たし、1年目からプロ初得点を決めると、2年目にはレギュラーに定着。23試合・3得点の活躍で、C大阪へと引き抜かれた。
清武にとってトリニータは、キャリアの原点なだけに古巣への想いは強い。試合後には「(大分サポーターが)すごく温かく迎えてくれました。セレッソや海外に行ってもずっと応援してくれているので、すごく感謝しています」と、恩を語る。
試合前のスターティングメンバー発表では、清武の名前が呼ばれた際に大分サポーターから拍手が送られていたのが印象的だった。
そんな清武だが、この日は圧倒的なパフォーマンスを見せられなかった。ボールを持てば巧みなパスセンスを披露したものの、相手の意表を突くようなプレーはなく、ゴールを生み出すことはできなかったのである。
結局C大阪は最後までトリニータのブロックを崩し切れず、リーグ3試合連続無得点。攻撃の形をなかなか見出せず、苦しんでいる状況だ。清武は言う。
「今年1年間トリニータが良い結果で終われることを願っていますけど、僕たちは今そういう状況ではないと思う。まずは僕たちが良い結果を残して、最終節でお互い良い状況で、また直接対決できればいいなと思います」
次のリーグでの対戦は12月7日。清武はC大阪を苦境から救えるか。大分での最終節で、その活躍に期待したい。
取材・文●多田哲平(サッカーダイジェスト編集部)
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20190427-00057758-sdigestw-socc
清武弘嗣が平成最後に見せたトリニータとの”深い絆”。試合後に語ったのは「感謝と苦悩」
「最終節でお互い良い状況で、また直接対決できればいい」
[J1リーグ9節]C大阪0-0大分/4月27日/ヤンマースタジアム長居
セレッソ大阪が4月27日、J1の9節で大分トリニータと対戦。スコアレスドローで試合を終えた。
この試合に特別な想いで臨んだのは、清武弘嗣だ。大分生まれで中学時代からトリニータの下部組織で育った清武は、試合前から「対戦がすごく楽しみです」と心待ちにしていたという。
2008年にトップチーム昇格を果たし、1年目からプロ初得点を決めると、2年目にはレギュラーに定着。23試合・3得点の活躍で、C大阪へと引き抜かれた。
清武にとってトリニータは、キャリアの原点なだけに古巣への想いは強い。試合後には「(大分サポーターが)すごく温かく迎えてくれました。セレッソや海外に行ってもずっと応援してくれているので、すごく感謝しています」と、恩を語る。
試合前のスターティングメンバー発表では、清武の名前が呼ばれた際に大分サポーターから拍手が送られていたのが印象的だった。
そんな清武だが、この日は圧倒的なパフォーマンスを見せられなかった。ボールを持てば巧みなパスセンスを披露したものの、相手の意表を突くようなプレーはなく、ゴールを生み出すことはできなかったのである。
結局C大阪は最後までトリニータのブロックを崩し切れず、リーグ3試合連続無得点。攻撃の形をなかなか見出せず、苦しんでいる状況だ。清武は言う。
「今年1年間トリニータが良い結果で終われることを願っていますけど、僕たちは今そういう状況ではないと思う。まずは僕たちが良い結果を残して、最終節でお互い良い状況で、また直接対決できればいいなと思います」
次のリーグでの対戦は12月7日。清武はC大阪を苦境から救えるか。大分での最終節で、その活躍に期待したい。
取材・文●多田哲平(サッカーダイジェスト編集部)
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20190427-00057758-sdigestw-socc