〈好きなだけ飲んで帰ってきていいから静かに帰宅して下さい/頑張って寝かしつけたのが水の泡〉――。育児を妻に任せっぱなしの世の中の「パパ」全員が身につまされるこの発言の主は、グラビアアイドルの熊田曜子(37)。しかし一つ疑問が。なぜそれを夫に直接言わず、インスタグラムに書き込んだの?
2012年に一般男性と結婚した熊田。3人の女児の「ママ」となった今も現役のグラビアアイドルとして水着姿を披露し続ける、その「プロ根性」は見上げたものである。そんな熊田がインスタグラムで夫への不満をぶちまけたのは、6月12日のことだった。
〈朝起きて一番にする家事が一口も食べてもらえなかったご飯の処理。食べるって言ったのに。このパターンもう100回は経験してるけどかなりのダメージ〉
この文章の下に添付された、何品目も並べられた食卓の写真には、手書きで大きな「×」が。そこからは静かな怒りが伝わってくる。
ちなみにこれが投稿されたのはインスタグラムの「ストーリーズ」で、その内容は24時間で消去される。期限付きの彼女の嘆きに対して、ネット上には「ひどすぎる、モラハラじゃない?」「私も旦那の食事の残飯処理係」などと、同情や共感の声が寄せられる事態となったのだった。冒頭で触れた夫への苦言も同時期に書き込まれたもので、
〈主人帰宅。もう少し静かに帰ってきてもらわないとみんな起きる〉
との投稿もある。そんな熊田が家庭内の愚痴を吐露するのは今回が初めてではなく、少し前には、こんな書き込みもあった。
〈明日一緒に夕食を食べましょうというお姑さんからのお誘い。予定が入ってるし義家族と会う約束は別日にあるからお断りしたらめっちゃ怒られた/しかも、朝から私の実母に私のダメ出し電話1時間/さらに30行くらいの長文ラインで実母も私も怒られてる/ふぅ〜しびれる〉
「狙い通り」
家族の不和を示唆するような投稿内容に、ネット上には「離婚への布石ではないか」と推測する声も。そこで先日、都内のイベントに登場した熊田に質問を投げかけたところ、本人は無言を貫くばかり。代わりにマネージャーが応対した。
――昨日は旦那様、ご飯食べてくれましたか?
「すいませんけど、話せません」
――ご家族との仲を心配する声も出ていますが?
「大丈夫です。ほんと、話せないので」
――旦那様やご家族は今回のことをご存じない?
「ちょっと、もう無理なので、すいませんね」
芸能ライターが言う。
「インスタグラムに姑や夫の不満をぶちまけて同情の声が多く寄せられたのは、熊田の狙い通り。彼女は以前、児童館に行った時に“大人1人につき子供は2人まで”というルールで入場を制限されたという出来事をブログに綴って話題になった。この一件で、身近な家族ネタが女性にウケるということを知り、味をしめたのでしょう」
無論、投稿された内容は事実なのだろうが、そこには「女性ファンを増やしたい」という思惑がうかがえるというのだ。
「旦那との不仲も、彼女からしたら“このエピソード、使えるな”くらいのものなのではないでしょうか」
と、芸能記者も言う。
「現在、いわゆるママタレは飽和状態なので差別化が大変なのです。正統派として君臨しているのが小倉優子。俗っぽさを売りにしているのが、木下優樹菜。そんな状況で、熊田がママタレとしての色をつけるために使ったのが、『嫁姑問題』というスパイスだったわけです」
ネット戦略のコンテンツは夫と姑。なるほど、やはり見上げた「プロ根性」だ。
7/8(月) 5:57配信 新潮
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20190708-00569509-shincho-ent
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