バスケットボールのプロリーグ「B.LEAGUE」の4年目のシーズンの開幕に先駆け、「B.LEAGUE TIPOFF CONFERENCE」が8月27日、東京都内で開催された。
冒頭、大河正明チェアマンがあいさつに立ち「昭和の野球、平成のサッカー、令和のバスケットボールとなれるように」と今シーズンのB.LEAGUEのシーズンコンセプトが「NEWNESS」となったことを発表した。
新しいことにチャレンジしていくという意気込みが含まれたスローガンで、それを象徴すべく「先出し開幕」として10月3日に「川崎ブレイブサンダースvs宇都宮ブレックス」が他の開幕カードより2日早く開催される。
この開幕戦においては「アリーナエンターテインメント」をテーマにB.LEAGUEが掲げるエンターテインメント性の追求に徹底的にこだわったものになるという。
大河氏は具体的には「Bリーグ史上最多の機材数による圧倒的な照明演出」「選手をより象徴的にフォーカス・シェープした本質的なシーンづくり」「来場者それぞれの観戦体験を尊重したアリーナエンタメ」の3つを挙げた。ダンサーの菅原小春がハーフタイムサポーターを務めることも合わせて発表された。
また今シーズンからVRでの試合配信を開始することから10月3日の開幕戦では来場者にオリジナルの「B.LEAGUE VRゴーグル」がモニター配布されるという。
今年のB1は川崎vs宇都宮線以外は10月5、6の両日に開幕。B2は9月20日に開幕する。シーズンに先駆け、地区別トーナメントカップ戦「B.LEAGUE EARLY CUP 2019」を開催。今年は初めてBリーグ全36クラブが参加。東北、関東、北信越、東海、関西、西日本の6地区で開催される。
この日はプレシーズンマッチを行っている琉球を除く17チームから17選手が登壇し、2年目のシーズンに向けての意気込みを語った。
開幕戦で対戦する川崎の藤井祐眞は「今シーズンはどんなチームが相手でも常にハードワークをして、相手以上のエナジーを持って戦っていきたい。バスケットを通じて勇気を与えられるようなプレーをしたいと思っている。ぜひそこを見てほしい」
宇都宮の田臥勇太は「僕たちはメンバーも変わらずに今シーズンをスタートできた。それをしっかりと強みに変えられるようにチーム全員でチャレンジしていきたい。そのためにはチームメイト、スタッフ全員、そしてファンの方々とともに信頼関係をしっかり築き上げていきたい。それにチーム名も変わったので新しいチャレンジをしていきたい」などとそれぞれ今シーズンの意気込みを語った。
田臥は今シーズン中に40歳になるのだが「まだ折茂大先輩が頑張っていらっしゃるので、頑張んなきゃいけないなと思っています」と話した。
そのレバンガ北海道に所属する折茂武彦は49歳。「この年齢になったら49も50も変わらないので、若い選手と一緒にしっかり練習をしてケガなくシーズンを迎えたい」などと語った。
8/27(火) 22:04配信 TOKYO HEADLINE WEB
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