お笑いコンビ・チュートリアルの徳井義実(44)が設立した会社「チューリップ」が、2018年までの7年間で約1億2000万円の申告漏れを東京国税局から指摘された問題で、徳井が所属する吉本興業が24日、
公式サイトで詳細を報告。「所属事務所として深くお詫び申し上げます」と謝罪した。
■吉本興業のコメント全文
弊社所属タレント「チュートリアル徳井義実」が役員を務める法人についての税務申告漏れ報道につきまして、以下のとおり報告いたします。
徳井は個人会社として株式会社チューリップ(以下「チューリップ社」)を2009年に設立しました。役員は徳井一人だけであり、タレント活動に基づく収入はすべてこのチューリップ社に入れ、
徳井はチューリップ社から役員報酬を受領しております。
この度のチューリップ社の税務申告漏れの状況は以下のとおりです。
まず、チューリップ社は2015年分についての税務申告はしておりましたが納税(振込)をしていない状況が続いておりました。これによりチューリップ社は2018年9月頃に税務調査を受け、その結果、
2016年乃至2018年の申告漏れの指摘を受けると同時に、2012年乃至2015年の税務申告において経費として計上していた旅行費、衣服代等の一部が否認されました。
チューリップ社は、以上の申告漏れ及び否認を受け、2018年12月に税務署からの指導に従い修正申告し、重加算税も含み追徴課税額として約3700万を納付しております。
以上の内容につきましては、納税意識の希薄さから徳井が手続きを怠っていたものでした。徳井は、チューリップ社の税務処理を委任している税理士から申告について問い合わせを受けていたのですが、
対応を怠っておりました。
徳井は問題の重大性を自覚し反省しております。当社としても、所属タレントの税務申告について適切な情報提供を続け、税務意識の啓蒙を続けていく所存です。関係各位にご迷惑をおかけしておりますこと、
所属事務所として深くお詫び申し上げます。
この問題をめぐっては23日夜、徳井が大阪市内で会見し自ら説明。「私のだらしなさ、怠慢によりしっかりとした納税ができず、ちゃんと納税されてる方に多大なるご迷惑・不快感を与えたこと、本当に
申し訳ございませんでした」と深々頭を下げ謝罪した。記者から1億2000万円という金額の大きさを指摘された際には「客観的に見てとんでもない金額。一般の社会人では考えられない想像を絶するだらしなさ」と
自らの怠慢が招いた結果であることを認めていた。
オリコン
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20191024-00000324-oric-ent