円谷プロダクションとマーベル・エンターテイメントがコラボレーションし、新たなウルトラマンの物語を紡ぐコミックスを出版することが23日、開催中の東京コミコン2019で発表された。2020年に発行される予定。
ウルトラマンは1966年の登場以来、テレビや映画、コミックなどで50年以上にわたって広く愛され続けてきた。マーベル・コミックス編集長C.B.セブルスキーは「世界でもっとも人気のあるフランチャイズの一つとして、ウルトラマンは今日のポップカルチャー界で一番情熱的とも言えるファン層を築いてきました。(今回のプロジェクトを通じて)さらに多くのファンへ新たな物語をお届けすることをとても楽しみにしています」と意気込み。
続けて「マーベルと同様に、ウルトラマンは現実世界を舞台とした壮大な物語を通じて、世代を超え、ファンの心を虜にしてきました。そしてそれはもはや定番としてテレビ番組、映画、玩具、ゲーム、コミックやその他いろいろな形で愛されています。来年、ウルトラマンの新たな章をお見せできることにとてもわくわくしています」とコメントした。
円谷プロダクション代表取締役会長でCEOの塚越隆行は「このたび、80年以上に渡り世界中のファンに愛される魅力的なキャラクターやストーリーを生み出し、長くエンターテイメント業界を牽引されているマーベルとの取り組みを発表できることを大変嬉しく思います。マーベルとウルトラマンの新たなストーリーを開発し、世界中のマーベルファン、ウルトラマンファン双方にお届けできることを、私自身とてもワクワクしています。ぜひご期待下さい」とメッセージを送っている。
ストーリーや制作チームなどの詳細は後日発表される。(清水一)
2019年11月23日 16時18分
https://www.cinematoday.jp/news/N0112533