不屈の精神で大腸がんから1軍復帰を果たした阪神・原口文仁捕手(27)が6日、西宮市内の球団事務所で契約更改に臨み、200万円ダウンの2800万円(金額はいずれも推定)でサインした。
「球団からは戻ってきてくれて、ありがとうと言っていただいた。金額はダウンです。復帰してから試合も思ったほど出れなかったし。1軍は結果がすべて。今年は金額のことは頭になかったですから」
原口は1月に大腸がんを患っていることを公表し、手術とリハビリを経て1軍復帰。昇格した6月4日のロッテ戦に代打で出場し適時二塁打。同9日の日本ハム戦では代打サヨナラ打を放ち、7月のオールスターでも2試合連続本塁打をマークした。
43試合で打率・276、1本塁打、11打点。残した数字以上に、不屈の精神とひたむきな姿勢がプロ野球ファンの心を打ち、シーズン後、セ・リーグ特別賞に選ばれた。阪神の「特別賞」受賞は10年に連続フルイニング出場のプロ野球記録を達成した金本、シーズン最多安打記録のマートンが受賞して以来(当時は連盟特別賞)だった。
原口は「出場試合が自分としても物足りなかった。80試合は出ないと。来年に向けて前を向いていく。レベルアップを図って取り組む」と来季の活躍を力強く宣言していた。
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20191206-00000174-spnannex-base
「球団からは戻ってきてくれて、ありがとうと言っていただいた。金額はダウンです。復帰してから試合も思ったほど出れなかったし。1軍は結果がすべて。今年は金額のことは頭になかったですから」
原口は1月に大腸がんを患っていることを公表し、手術とリハビリを経て1軍復帰。昇格した6月4日のロッテ戦に代打で出場し適時二塁打。同9日の日本ハム戦では代打サヨナラ打を放ち、7月のオールスターでも2試合連続本塁打をマークした。
43試合で打率・276、1本塁打、11打点。残した数字以上に、不屈の精神とひたむきな姿勢がプロ野球ファンの心を打ち、シーズン後、セ・リーグ特別賞に選ばれた。阪神の「特別賞」受賞は10年に連続フルイニング出場のプロ野球記録を達成した金本、シーズン最多安打記録のマートンが受賞して以来(当時は連盟特別賞)だった。
原口は「出場試合が自分としても物足りなかった。80試合は出ないと。来年に向けて前を向いていく。レベルアップを図って取り組む」と来季の活躍を力強く宣言していた。
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