池田純矢が作・演出を手掛ける、“エン*ゲキ”シリーズ5作目となる最新作「- 4D -imetor」(フォーディメーター)の上演が決定。ダブル主演を務める生駒里奈と池田が、上演決定に際してコメントを寄せた。
「エン*ゲキ」は、池田が自身の脚本・演出により「演劇とは娯楽であるべきだ」という理念の下、誰もが楽しめる王道エンターテインメントに特化した公演を上演するために作られた企画。
2015年に第1弾「君との距離は100億光年」、2017年に第2弾「スター☆ピープルズ!!」、2018年に第3弾「ザ・池田屋!」、2019年に第4弾「絶唱サロメ」がそれぞれ上演されてきた。
そして第5弾が、2020年5月に東京・大阪で上演される「- 4D -imetor」に決定した。
本作は「量子力学」をテーマに、壮大なスケールで繰り広げられる謎解きミステリー。四次元世界と超能力を“イリュージョンマジック”で魅せる、新感覚の体感型演劇となる。以下、生駒と池田からのコメントを紹介する。
■ 生駒里奈コメント
エン*ゲキシリーズの作品は、まるでショーを見ているようなのに、それでいてお芝居も強く伝わってくる。
自分の“やりたいこと”に近いと感じていました。経験したことのないいろいろなジャンルで、いろいろな人と触れ合って新しい挑戦がしたいと思っていたタイミングで声をかけていただき、“やらない”という選択肢はなかったです。
今作の台本を読んで、難しいと感じた部分はありましたが、これをショーとして成立させられたらきっと「面白かった!ワクワクした!」と感じてもらえるはず。
私が演じる主人公は、活発で使命感にあふれた力強い女の子だと思っていたのですが、読み進めていく内にとてもすてきな女性像に変わり、最初と最後で印象がガラリと違いました。今までに演じたことのない役柄で、これまで通りでは足りない、もう一つ成長しなければ届けられない。でも、必ずそこに到達したいと思いました。
お芝居を始めてから、作品を通して自分の印象を更新し続けたいと思っていますが、今作でもさらに新たな姿をお見せできると思います。
そして“アトラクション・エンターテインメント”の部分は、誰が見ても驚けて、誰が見ても面白くて、知識がなくても、お芝居のことが分からなくても、安心して楽しんでいただけると思います。
私のことを応援してくださっている方にも、初めましての方にも、絶対に面白かったと思わせてみせますので、ぜひ期待していてください!
■ 池田純矢コメント
2015年、無謀な挑戦から始まったエン*ゲキシリーズも5周年、5作目までやってきました。
立ち上げた当初はこんなにもコンスタントに作品を発表できるようになるとは夢にも思っておりませんでしたが、心強い仲間たちと、何よりもお客様に支えられ、こうしてまた新作を発表できる事に唯々幸せを感じます。
そして、満を持して…と言いますか、雪崩が崩れ落ちるようにと言った方が正しいかも知れませんが、今作ではついに自身の作品で主演の一人を務める事となりました。怖いです。恐ろしいです。誰か助けて!(笑)
と手を伸ばした先には、生駒里奈さんという百人力の天使がほほ笑んでおりました。こんなにも強力な相棒を主演に迎える事ができ、「嗚呼、神様はギリギリでまだ僕を見放していなかった」と胸を撫でおろしたのを覚えています。
今作はミステリーが一つの鍵となっております。ホームズにはワトスンが、ポワロにはヘイスティングスが居たように、ミステリーと相棒は切っても切れない関係。
やるからには覚悟を決めて、生駒さんと共に心に残る名コンビを作り上げたいと思います。
そしてもう一つ、イリュージョンを駆使した“アトラクション・エンターテインメント”が今作の鍵となっています。
なんのこっちゃねんと思われる方が大半だと思いますが…大丈夫です。どうぞ大いにご期待下さい。
劇場という空間がお客様にとって“面白い”ひとときでありますように、真心を込めてお届けします!(ザテレビジョン)
12/13(金) 5:00配信 ザテレビジョン
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