元おニャン子クラブのメンバーで演歌歌手の城之内早苗(51)が10日、先月リリースされたばかりの芸能生活35周年記念両面Aシングル「恋衣/あなたで良かった」のPRのため、大阪市北区の日刊スポーツ新聞社を訪れた。
「歌う時間は少なくなってきた。これまで以上に時間を大切にしたい」。
2年前、気管支炎を患い、一時声が出せなくなった。音程も、ろくに取れない中、「このまま歌えなくなったら、と不安に感じた」と語る。
10代でデビューし、50代を迎えた。「これから」の時間が少なくなる中で、「10代の頃のフレッシュな声は出せない。それなら、それに代わる声の深みやバリエーションを探さないといけない」と新たな自分発掘の必要性を痛感した。
そんな“模索”の中で迎えた今作品。作曲は初のコラボレーションとなる円広志だ。城之内にとって「永遠の憧れ」という森昌子を手掛けた相手に「記念になる曲」と曲を受け取った瞬間に確信した。
ロックテイストで裏腹な女の恋心を歌う「恋衣」と、パートナーやファンへの感謝の気持ちをストレートに伝えた「あなたで良かった」。「どちらの曲も聞く人がいるからこそ、歌える。歌えるまで歌いたい。そのために行き着くところまで行きたい」と今年は紅白出場を目標に掲げている。
城之内は11日12時からイオン尼崎(尼崎市)と16時からイオンスタイル新茨木(茨木市)で、12日14時からおおとりウイングス(堺市西区)で店頭キャンペーンをそれぞれ行う。
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2020年2月10日 14時59分 日刊スポーツ
あじさい橋 城之内早苗