映画『ミスミソウ』『ライチ☆光クラブ』の内藤瑛亮監督が、実際に起きたいじめ事件から着想を得た映画『許された子どもたち』の予告編が公開された。いじめで同級生を殺しながらも無罪になった子供たちをめぐる、衝撃的な問いかけが収められている。
本作の舞台は、日本のとある地方都市。中学1年生で不良少年グループのリーダー市川絆星(いちかわ・きら)は、同級生の倉持樹(いつき)を、いじめの果てに殺してしまう。当初は犯行を認めたが、息子の無罪を信じる母親の説得で否認に転じた絆星は、少年審判で無罪に相当する「不処分」の決定を得る。自由となった絆星に、世間から激しいバッシングが巻き起こるなか、樹の家族は民事訴訟により、絆星ら不良少年グループの罪を問うことを決意する。
「山形マット死事件」「大津市中2いじめ自殺事件」「川崎市中1男子生徒殺害事件」「東松山都幾川河川敷少年殺害事件」など、内藤監督が実際の死亡事件から着想を得た本作。構想に8年を費やし、長編デビュー作『先生を流産させる会』(2012)と同じ自主制作に踏み切った。
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シネマトゥデイ 2020年2月20日 10時00分
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