ブンデスリーガ1部と2部に属する計13クラブが破産危機に直面しているようだ。ドイツ誌『kicker』が3日に報じた。
新型コロナウイルス感染拡大の影響を受けて、ブンデスリーガ1部および2部は少なくとも4月30日まで中断することが決まった。
これによりテレビ放映権やチケットなどによる収入が得られないため、1部と2部の計36クラブのうち、13クラブが危機的状況に陥っているようだ。
5月中にリーグが再開されず、同月はじめに受け取る予定だった残りの放映権料が入らなければ、1部の1クラブと2部の7クラブに破産を申請する可能性がある模様。
さらに6月にリーグ再開や放映権収入がなければ、1部の3クラブと2部の2クラブが破産手続きを行う事態になるという。
ブンデスリーガでは、クラブの経済的影響を受けて、ボルシアMG、バイエルン、ドルトムント、ウニオン・ベルリンなどの選手や首脳陣が給与返上で支援を示している。
また、今シーズンのチャンピオンズリーグに出場しているバイエルン、ドルトムント、レヴァークーゼン、ライプツィヒの4クラブは財政難に陥る他クラブを支援するために合計2000万ユーロ(約23億4000万円)を提供することを発表していた。
https://www.soccer-king.jp/news/world/ger/20200405/1053481.html