4月12日(日)、イギリス出身の元レーシングドライバーであるスターリング・モスが逝去したことが明らかになった。享年90。
『Formula1.com』によると、モスはF1において1951年から1961年にかけて66レースに出場し、16勝を挙げた。バンウォール、マセラティ、
メルセデスなどをドライブしたモスだったが、ドライバーズ選手権における最高位は2位。一度もタイトルを獲得できなかったことから、
“無冠の帝王”と呼ばれている。
F1以外にもスポーツカーで活躍したモスは、1955年にミッレミリアでメルセデスのマニュファクチャラーズタイトル獲得に貢献した。
1962年に大きなクラッシュを喫してレースからの引退を余儀なくされたモスは、現役引退を決意。その後1980年に復帰を果たしたが、
2011年に正式にレースから引退することを自身のウェブサイト上で公表し、2018年には公の場からの引退した。
またモスは、モータースポーツへの貢献が認められ、2000年にナイトの称号を授与されている。
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200412-00579755-rcg-moto