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2020-04-16
高橋みなみがパーソナリティをつとめるTOKYO FMの番組「高橋みなみの『これから、何する?』」。毎週水曜日は、音楽ジャーナリストの高橋芳朗さんとお届け。4月15日(水)の放送では“日本×海外アーティストコラボ傑作選”をお送りしました。
この日は「日本×海外アーティストコラボ傑作選」を紹介。特集では「シティポップ編」として、1980年代に海外アーティスト&プロデューサーを起用した日本人女性シンガーの曲をピックアップしました。
◆EPO「雨のケンネル通り」
「オレたちひょうきん族」のエンディングテーマや資生堂のCMソングなどで知られるEPOさん。この曲は、1980年発表のアルバム『GOODIES』に収録。ロサンゼルスとニューヨークで録音された曲が収められるなか、「雨のケンネル通り」は当時現地のジャズシーンで活躍していたミュージシャンが参加。豪華なバックを引き連れていたにも関わらず、EPOさんは当時20歳で、これには思わずたかみなもビックリ。堂々としたパフォーマンスもさることながら作詞・作曲も手掛けるなど、芳朗さんいわく、EPOさんは「ド天才」。この曲も「非常に爽やかなグルーヴが心地よいシティポップの代名詞的な曲」と評します。
◆竹内まりや「Morning Glory」
これは1980年リリース。ロサンゼルスと東京で録音されたアルバム『Miss M』収録曲で、作詞・作曲は旦那様の山下達郎さんです。制作にはAORサウンドの代名詞的存在、デイヴィッド・フォスターとジェイ・グレイドンが参加し、なおかつ演奏は80年代のアメリカン・ロックを代表するTOTOという豪華布陣で、芳朗さんは「80年代AORの旨味を凝縮したような傑作」と絶賛。
◆尾崎亜美「Angela」
ソングライターとして杏里さんの「オリビアを聴きながら」などを手掛けた尾崎さんの「Angela」。この曲が収録されたアルバム『HOT BABY』は、竹内さんの『Miss M』と同じくデイヴィッド・フォスターとジェイ・グレイドン、TOTOが参加。芳朗さんによると、当時はこのメンバーを起用するのがちょっとしたトレンドになっていたそうです。
そうしてできあがった「Angela」は、とにかくスケールが大きいTOTOサウンドに歌謡曲的な情緒のメロディが加味され、「尾崎さんのキュートなボーカルとのマッチング具合が絶妙で80年代っぽい」と芳朗さん。
◆吉田美奈子「頬に夜の灯」
日本シティポップ界のシンボル的存在、吉田さん。東京とニューヨークでレコーディングされ、ブレッカー・ブラザーズやデヴィッド・サンボーンなどジャズ界のビッグネームが参加したアルバム『LIGHT'N UP』に収録されたこの曲は、現在、住友不動産のCMに起用されています。そして、「メロウソウルの傑作」と崇める芳朗さんの聴きどころは、デヴィッド・サンボーンの絶品アルトサックスソロだとか。
◆大橋純子「SUGAO NO MAMADE」
この曲が収録されたアルバム『POINT ZERO』はニューヨークで録音され、参加しているのは前述のデヴィッド・サンボーンをはじめ、EPOさんの『GOODIES』にも参加していた猛者ばかり。芳朗さんが「この曲もただただ最高……メロウなイントロから徐々にファンキーな演奏に展開していく流れがめちゃくちゃカッコイイ!」とベタ褒めすると、たかみなも「今日の天気にピッタリの気持ちよさで、声の伸びがたまりませんね!」とうっとりしていました。
2020-04-16
高橋みなみがパーソナリティをつとめるTOKYO FMの番組「高橋みなみの『これから、何する?』」。毎週水曜日は、音楽ジャーナリストの高橋芳朗さんとお届け。4月15日(水)の放送では“日本×海外アーティストコラボ傑作選”をお送りしました。
この日は「日本×海外アーティストコラボ傑作選」を紹介。特集では「シティポップ編」として、1980年代に海外アーティスト&プロデューサーを起用した日本人女性シンガーの曲をピックアップしました。
◆EPO「雨のケンネル通り」
「オレたちひょうきん族」のエンディングテーマや資生堂のCMソングなどで知られるEPOさん。この曲は、1980年発表のアルバム『GOODIES』に収録。ロサンゼルスとニューヨークで録音された曲が収められるなか、「雨のケンネル通り」は当時現地のジャズシーンで活躍していたミュージシャンが参加。豪華なバックを引き連れていたにも関わらず、EPOさんは当時20歳で、これには思わずたかみなもビックリ。堂々としたパフォーマンスもさることながら作詞・作曲も手掛けるなど、芳朗さんいわく、EPOさんは「ド天才」。この曲も「非常に爽やかなグルーヴが心地よいシティポップの代名詞的な曲」と評します。
◆竹内まりや「Morning Glory」
これは1980年リリース。ロサンゼルスと東京で録音されたアルバム『Miss M』収録曲で、作詞・作曲は旦那様の山下達郎さんです。制作にはAORサウンドの代名詞的存在、デイヴィッド・フォスターとジェイ・グレイドンが参加し、なおかつ演奏は80年代のアメリカン・ロックを代表するTOTOという豪華布陣で、芳朗さんは「80年代AORの旨味を凝縮したような傑作」と絶賛。
◆尾崎亜美「Angela」
ソングライターとして杏里さんの「オリビアを聴きながら」などを手掛けた尾崎さんの「Angela」。この曲が収録されたアルバム『HOT BABY』は、竹内さんの『Miss M』と同じくデイヴィッド・フォスターとジェイ・グレイドン、TOTOが参加。芳朗さんによると、当時はこのメンバーを起用するのがちょっとしたトレンドになっていたそうです。
そうしてできあがった「Angela」は、とにかくスケールが大きいTOTOサウンドに歌謡曲的な情緒のメロディが加味され、「尾崎さんのキュートなボーカルとのマッチング具合が絶妙で80年代っぽい」と芳朗さん。
◆吉田美奈子「頬に夜の灯」
日本シティポップ界のシンボル的存在、吉田さん。東京とニューヨークでレコーディングされ、ブレッカー・ブラザーズやデヴィッド・サンボーンなどジャズ界のビッグネームが参加したアルバム『LIGHT'N UP』に収録されたこの曲は、現在、住友不動産のCMに起用されています。そして、「メロウソウルの傑作」と崇める芳朗さんの聴きどころは、デヴィッド・サンボーンの絶品アルトサックスソロだとか。
◆大橋純子「SUGAO NO MAMADE」
この曲が収録されたアルバム『POINT ZERO』はニューヨークで録音され、参加しているのは前述のデヴィッド・サンボーンをはじめ、EPOさんの『GOODIES』にも参加していた猛者ばかり。芳朗さんが「この曲もただただ最高……メロウなイントロから徐々にファンキーな演奏に展開していく流れがめちゃくちゃカッコイイ!」とベタ褒めすると、たかみなも「今日の天気にピッタリの気持ちよさで、声の伸びがたまりませんね!」とうっとりしていました。