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2020/06/29(月) 13:47:38.15ID:sog5+jIQ92020年6月29日 6時0分
俳優の山崎賢人(25)が映画「夏への扉」(来年公開、三木孝浩監督)に主演し、ロボット科学者役を演じることが28日、分かった。
米作家ロバート・A・ハインラインが1956年に発表し、「伝説のタイムトラベル小説」と名高い同名SF小説が原作。今作では、95年の東京を舞台に再構築。人生の全てを奪われたロボット科学者・宗一郎(山崎)が2025年に時空を超え、未来を取り戻す冒険物語として描く。
信頼していた共同経営者と婚約者の裏切りに遭い、開発途中のロボット、プラズマ蓄電池、自身の会社まで奪われる宗一郎。未来に行ける特別な装置に入れられ、30年後に目覚めると、現実は悲惨なことに。愛猫や亡き父の親友の娘の死を知り、変えられた運命を取り戻すことを誓う―。
撮影はコロナ禍前の今年初めに行われた。SF好きという山崎は「非現実的な世界観の中で宗一郎や周りの登場人物が見せる、あきらめの悪さを描いた人間臭い物語です」と語る。
当時の小道具を集めたり、新しく作ったりして95年の世界観を詳細に再現。「レトロでチャーミングなセットやSF要素全開のセット、90年代の衣装に近未来的な衣装…毎日ワクワクしながら現場を過ごしました。各部署がこだわり抜いて作った世界がどのように形になっているか、今から楽しみ」と期待感でいっぱい。「映画ならではの設定も加わり、ステキな映画になっている。愛(いと)おしくてワクワクする、そんな映画をお届けできる日を楽しみにしています」とコメントした。
メガホンを執った三木監督は「幼き頃に見て心躍らせた80年代ハリウッドSF映画は、原作のように荒唐無稽だけど、どこかファニーでドキドキするアトラクションのような作品ばかり。日本で実写化するチャレンジャーとして任命されたことを光栄に思います」と名作を映画化した喜びを語った。
小川真司プロデューサーは「映画化はずっとずっと個人的な夢だった」という。「ピュアさ、誠実さの表現は当代随一の山崎賢人さんを主演に迎えることができました。どん底からの逆転とタイムトラベルをミックスしたストーリーの面白さを入れこんだ本作、未来が不明瞭な今だからこそ、早くお届けしたいと思っています」と話した。