[ 2020年7月3日 16:42 ]
女子ゴルフの渋野日向子(21=サントリー)が3日、今週開催される予定だった資生堂アネッサ・レディースのディフェンディング・チャンピオンとしてリモート会見し「昨年は全英(出場)が決まったあとの試合で、気持ち的には前向きに臨んでいたかな。追いつくと思ってなかったので、プレーオフになった瞬間は負ける気がしなかった」と振り返った。
先週行われた国内ツアーの今季初戦、アース・モンダミン・カップは予選落ちした。「ショックもあったけど、(初日の)2打罰の悔しさより、(2日目の)パー5での4オーバーがつらくて…。後から何とかならなかったかなと思いました。でも、寝たら直りました」とおなじみの「しぶこ節」を爆発させた。
大会後は関東に滞在して練習やラウンドをこなしてきたという。「ずっとゴルフしてきた。(予選落ちした翌日の)土曜日は寝ようかなと思ったけど、朝起きたら練習したかったので行きました。練習好きなんですね」と笑った。
7月は国内ツアーが1大会も行われないこともあり「今やってきていることを、これからも続けていけたら。青木コーチにも特に怒られることなく、前向きなこと言ってくれたので、心改めて頑張ろうかなと思います」とさらなる精進を誓った。
来月には日本人選手として42年ぶりの海外メジャー制覇を果たした全英女子オープン(20日開幕、スコットランド)が予定されている。現時点で開催の有無に関して正式な発表はないが「全英はやってほしいし、やる前提で気持ちは前に向いています。連覇できるのは私しかいないので。かなり楽しみにしています」。さらに、前週に行われるスコットランド女子オープン(13日開幕)に関しても「推薦をもらえるなら出たい」と出場の可能性も示唆した。
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